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2004年08月30日(月) typhoon

やられた。
仕事なのに。仕事なのに、台風で足止め。しかも途中。
史上観測上2番目の台風よ。
そんな大事のときに、なんでまた、飛んで火にいる夏の虫、
みたいにわざわざ台風上陸するところへ飛んできちゃったんだろう・・・・
仕事なのでしょうがありませんが。

飛行機による足止めは3度目だろうか?
大学生の時、おじいちゃんがなくなった。
そのお通夜の日、東京では大雪が降った。
その頃私は、厚木の山奥に住んでいて、飛行場までへろへろになりながら出かけた。朝一番の小田急に乗って。
そしたら見事、欠航です。
結局、一番近い空港へはいけず、経由して実家まで行こうと
夜9時の便に乗ったのだった。
結局実家についたのは翌日だ。
朝いちから夜9時まで空港でじっとしてて、
いまか飛ぶかとずっと様子を見守っていたのだった。
そんなことも生きてりゃ何度かあるのね。

さて、今回は昨日の時点で明日の便は朝は欠航だろうと思い
じゃあ、行けるところまでできるだけ近くへ行った方がいいだろうと
可能性を信じて、20:00台の飛行機に乗った。
でも実は、途中までは明日朝旅立ってだめだったら
飛行機がとばなくってー、ですませようと思っていたのだ・・・
だいたい欠航になることが目に見えているのに・・・・

でも途中ではっと目が覚めた。

今回の依頼者は我々であり、
代理店の人はあくまでも代理をしているのみである。
我々が主体的に動かないと、指示ができなくて困るのだ。
誰が依頼しているんだ?ウチじゃん。
依頼者自身が動かないなんて主体者意識がなさすぎる。
恥ずかしさでからだが赤く染まるような気がした。

できる限りのことをやらなければ後悔する。
基本のことを忘れていた。
できるだけのことをやって後悔したほうがいい。
今日、きっと朝移動しようとしていたら後悔していたに違いない。
何の後悔か、主体性なく人まかせにしてしまった後悔である。
何の戦略もなく、のうのうと東京にいた自分を言い訳がましく
説明して後悔するだろう。
責任感のかけらもない行為をきっと今頃悔やんでいたに違いない。

それにしても、こういう時に
顧客本位かどうかがホームぺージに現れている気がする。
JAL/ANAのHPはすごく見やすい。
一応、更新されているのがわかる。
欠航かどうかがわかりやすく現れている。電話番号も明確。
JR九州のHPは申し訳ないけど、ちょっとわかりづらかった。
”一部の路線を除き”っていう表示はどうなんだろう。
自分の乗りたい電車がその一部に入ってるかもしれないじゃん、と思う。
電話して聞きたくても、その問い合わせ先は8時からじゃないとダメだし
駅の電話番号も探しづらい。
道路公団のHPも見づらいし、探しづらい。
最新状況がぜんぜん反映されていないし、検索しづらい・・・
企業の姿勢はこういうところに現れるのかもしれない、と思った。
お天気のことだから、状況が刻一刻と変わるのもわかるし、最低限
お客様を混乱させないようにしているのだろう、というのもわかるけど。
さすが、航空会社。

ということでJR九州の特急は全部見合わせ
飛行機も、福岡朝すんごい早い時間のいくつかをのぞいて、ほとんど欠航。
あとは神のみぞ知る。
ああお空の神様、許してくれないかなあ・・・


2004年08月29日(日) N響ほっとコンサート

NHKホール
N響ほっとコンサート〜オーケストラからの贈り物〜
C席1000円

司会に森公実子さんとNHKのアナウンサーさん
ボーカルのゲストが
本田美奈子さんと諌山実生さん

この様子はNHK教育のN響アワーにて9月26日放映

・火の鳥よりオープニング
・シシリエンヌ・フォーレ
・新世界
・トッカータとフーガニ短調


・愛のあいさつ:エルガー
・「惑星」より木星:ホルスト
・「カルメン」より前奏曲:ビゼー
・序曲1812年:チャイコフスキー

N響が皆さんTシャツを着て、カジュアルな雰囲気
「カルメン」では、
あの、ノリノリの旋律を会場の皆さんが手拍子でリズムをとり、
最後に「オーレ」で締めくくるという試み。
いつもは静かに司会もなくプログラムに沿って
すすめられるクラシックだけど
司会がいて、ちょっと解説をして、時には聴衆も参加する
という今日みたいなクラシック演奏会もいいなと思う。
何よりもクラシックが身近になる。
カルメンの時はそれまで寝ていたダンナが起きて
ちゃーんと手拍子をとって、叫んでたもん。


そして、嬉しかったのは、アンコール。
歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲/マスカーニ

最後森クミさんが泣いていた。
私も感動した。
こないだ、読売交響楽団で聞いてから大好きなのだ。

N響アワーの司会者の若村麻由美さんと池辺晋一郎(作曲家)さんが
コメントを会場の席から話していたけど、
3階席のC席じゃあ、どこに座ってんだかまったくわからんちん
ナマの声だけ聞かせて頂き、ここは東京だと妙に感慨深かった。

これは、9月26日(日)N響アワーで放映


2004年08月24日(火) みっともないこと

今日、仕事中に思ったこと。
関係企業が理不尽なことをいいだしたらしい
せっぱつまって悪あがきすればするほどみっともなくなる。

むかし、大好きだったヒトにふられるというかお別れする直前、
みっともない、のオンパレードだった。

留守なのに、何度も何度も電話したり(その頃、ヤツは浮気していた・・・のを知らなかった)
こっそり会いにいって、いなかったり・・・
手紙を隠し読んだり(これでお別れが決定的となった)
なんで●●してくれないの、と何度もしつこく言ってみたり・・・
今となっては思い出せないけど
もっともっと、みっともなかったはずだ

だから最後は悔しいから、あっさり別れてやったのだった。
ということにしている。
実際はフラレたのが正解だけど

当時はやっぱりかなり真剣にみっともない自分に酔っていた・・・
のだと思う。
で、みっともないことをしたのだから、見返りが必ずあるはずだ、
思いはかなう、と思っていたように思う。

なぜか自分なら絶対大丈夫、という妙な自信があった。
それは今まで、なんでもなんとなくうまくやってきたじゃないの、
という経験則からだろう。
でも、見返りなどなかった。
当然、思いもかなわなかった。

ヒトの心はそんなに簡単に動かないし
みっともなさと見返りは比例しないのだ。
どんなにみっともないことをしたところで、
相容れないもの、こじれてしまったものを元にもどそうとするのは容易ではない。

仕事も同じ。
あがけばあがくほど、みっともなさ度が増して、
信頼関係が薄れていく場合もある。

みっともない経験は、今思えば、精神的に
まだまだ途上の自分にも役立っているかもしれない。

やっぱり生きていくうえで、むだなことなんてないんだ。


2004年08月20日(金) パソコンと野村選手

会社パソコンが壊れる。
ちっ。
会社で舌打ちできないから、今、舌打ち。

野村選手
新聞の一面を飾ること、
だって。どの新聞を見てもヤワラちゃんが一面。
最初に金をとった時もヤワラちゃんが銀で、
自分はダークホースだったと。
で、その見出しが

田村、まさかの銀、
野村、まさかの金

軽量級だから、いつもヤワラちゃんとおんなじ日だから。

さっき谷亮子選手がさんまと対談していた
さんまは話がうまい、ちょっとうるさいけどね
うるさいけど、対談ではきちんと話をひきだしている
一般人がききたいのはこういうことじゃないのか

試合前から、
おめでとうとか
優勝おめでとう
とかそういう横断幕が用意されている、
それを知っているから
試合前からそっちのほうが心配だ、とも。
笑顔で語っていた。

でも、本当にいい育てられ方をして、
天真爛漫にそだってきたんだなあというカンジが思いっきり漂っていた。
育ちは選べない。


2004年08月19日(木) 竜馬がゆく

司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を電車のともにした1週間。これが面白い。
歴史小説って読んだことがなかったけれど「新撰組」の影響で
幕末を読んでみようという気になったのだ。
降りる駅を逃してしまうくらい面白いのだ。
え、もう東京駅なの?え?ここはどこ?
そういう1週間だった。

坂本竜馬の魅力の伝え方が非常に面白いし
イメージがわいてくるのだ
こんなヒトかな、あんなヒトかな、なんて
竜馬のだれかに流されない、そういう生き方に惹かれてしまう。

この1巻で桂小五郎と出会い、いい意味で影響を受け
今後の竜馬につながっていくようだが
この当時の20歳、というのはすごい。
自分を信じているし、あきらめていない。
竜馬はあまり熱くないのね。心に秘めたものがあるという印象。
そしてポリシーがあって、家族思い。
バイブルになりうる気がした。


2004年08月13日(金) 夏休み 実家3日目

実家3日目

ゴルフ

前半は大変だった
すごいスコアだった。
150は超えないけれど、
140をちょろちょろして130の壁を破れないのだ。
こんなの誰かにいえないよ(でも言っちゃうんですけどね)
こないだのショートコースは結構いい感じだったから
いい感じ、というのは、スコアというよりは
ショットした感覚がちゃんとあたっていた、ということ。
方向とか、距離とかはまあ、ともかくとして。

日焼けした。この年で・・・。
腕が真っ黒だ。ま、いいか。
ゴルフは楽しい。
ただし、その理由は家族でまわってるから誰にも気をつかわない
というのが大きなポイント。
これが他の人とだと気づかれしちゃうだろうから
(へたくそで)
もう少し、うまくなったら、行こうよと声でもかけられるのだろうけど、
なんつっても練習がきらいなのと
もともともって生まれた運動神経でしょう。
あきちゃうのだ。素振り・・・。
自分でできているんだかなんだかよくわからないから、適当になってしまう。

北海道はいいなあ
やっぱり時間の流れがゆったりしている気がする。

なぜ、うちの家族で私だけが違うところが多いのか?
疑問だったりする。

運動神経がないとか
私だけ視力が悪いとか
金使いが荒いとか

ろくでもない。


2004年08月09日(月) 夏休み 1日目

夏休み1日目

だんなを会社まで送っていって、
立川図書館と国立図書館に本を返しにいき、
朝ごはんを食べて満たされ、
洗濯をして
アイロンがけをしてすっきりし、
冬のソナタを13話〜15話までベタながらもみてしまい、
糸井重里の「野菜」をみて、小泉今日子はかわいいと思い
先週の「新撰組」をみて山南さんの心中にせつなくなり、
「classical ever!new world」
「ラフマニノフのピアノ協奏曲2番・3番」
をダビングして
愛する白くまアイスを食べ、
コーヒーを飲み、
図書館にいって本を借り
昼寝をして
晩御飯をつくって

ピアノをひく
次の曲は、シューベルト「楽興の時 第3番」にした。

♪=45くらいで、1時間くらいで
16小節目までは弾けるようになった。
こないだまで日テレでやっていたドラマ「子犬のワルツ」が頭をぐるんぐるんと回り、
安倍なつみの表情のない顔(だって彼女は目が見えないけど、天才的な音感をもつピアノ少女の役なのだよ)
が離れなかった。番組ではピアノの試練が毎回用意されていて
えんえんとおんなじ曲を引き続けるのだ。
あーコワイドラマだった。

ワルツの3拍子には飽きてしまったので
個人的にはドビュッシーとか弾いてみたいなと思ったりしていたが、
センセイいわく、
このままじゃ、腕だけでひいちゃうから体を使った強い曲にしないとね。
はあ・・・
ショパンのノクターンはやっぱり3拍子で、ずんちゃっちゃが同じなので、
さすがに半年おんなじのをやると飽きちゃうんですよ・・・センセイ・・・

でもすごく勉強になった。
感情のいれかたとか、音の強弱とか、
途中途中のフレーズの終わりのpoco a litteの遅く仕方とか。
何曲も適当にひいて自己満足するよりはずっといいと思った。

こないだの演奏会のテープを頂いたので聴いてみる。
もう終わって聴くだけなのに、すごい緊張した。
緊張が伝わる、というか本人だからわかる。
ともぞうが「恐くて聴いてられなかったといい」、どんなんじゃ、と思っていたら・・・・
3ページ目からがひどい。
音をはずし、ほかの音を弾いてしまい、テンポは遅くなるし、
あの、苦手なちゃっちゃーりら、ちゃっちゃーりら、ちゃっちゃーりら・・・ちゃんちゃーん、の部分です。
1オクターブが端っこでしか届かない私には、
こういうのつらくいんですよ
まあ、でも最後までなんとかがんばって弾いてました。涙ぐましいねえ。
次はもっとがんばろう。


2004年08月02日(月) だんな>あたまきた

もう、あたまきたぞ、だんなさんよ
なんで日曜日の後始末を私がやるんだよう
うちのグラスの半分以上を持っていって
ボウルからざるからおたまからバットから包丁からまな板まで
なんで私がしまわなくっちゃいけないのよ

まーったく
その上飲みにいくだと!怒り心頭。

お酒をもってって
そんなことはいいのだけど
腹立たしいのはきちんと片付けなくって
しかも
そのくせ掃除機はこれを買え、だと!
あったまくるのだ
掃除すんのは私じゃないかい
あったまくんなあ
よく使う人に選択権があるべきではないんかい
でなければ全額払うべきでしょう
それがいやなら掃除しろ

家事っていうのは気づいたもん負けだし
根負けしたほうがやるのだ
私もふつーの会社員なんだけどな
自分だけが、になっちゃうもんだ

私のストレス解消はスーパーだ
主婦っていうのは楽だね
スーパーでてっとり早くストレスが解消できる
安いもんだ

私なんぞ高いブランドものを買うわけでもないし、きらきら光るアクセサリーを求めてるわけでもないし。
ちょっと贅沢なのはアイスクリームくらいだもの。
ハーゲンダッツのアイスと白くま。

ちがう、私だけが安いんだ。
ビンボーくさい?

いつのまにかこうやって話が摩り替わっていって
怒ったことなんか忘れちゃうのがちょっと悔しい。


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