ふつうのおんな

2005年12月31日(土) 泣いてばかりの一年が

終わろうとしてる

生きてきた中で一番泣いた年だった
一番つらく悲しい年だった

どうやっても二度と手にすることのできない時間が失われた年だった

友達のたくさんの言葉に励まされ
同僚の支えに背中を押され
いっぱい感謝の気持ちを持てた年だった

どうか来年は 母を思うとやさしい気持ちになれる年でありますよう

皆様の心と体の健康を ココロよりお祈り申し上げます

chick me

2005年12月27日(火) つんつるてん

通勤電車の中でおばあちゃんと孫が一緒にいた。
おばちゃんといっても多分50代後半で孫は5歳くらい。

「そのズボンちょっとつんつるてんねえ」と孫のズボンを見ながらおばあちゃんが言う。
「つんつるてんてなぁに?」

そうかー
5年くらいしか生きてないと「つんつるてん」を知らなかったりするのか。

「ズボンやスカートの丈、長さがちょっと短いことを言うのよ」
「ふーん」

世の中にはサブリナパンツや七部袖の服があったりするのだが、そういうのを着てる人がそばにいたら
「じゃああの人はつんつるてん?」
などと子供は迂闊なことを吐くのだろう。

そう思うとちょっとおかしかった。
そして私の母は自分の孫につんつるてんの意味は教えてなかったかもなあと ふいに悲しくなった。

chick me

2005年12月23日(金) イブイブ

夫が眠りについた後 なかなか寝付かれないとき 

このときに母のことを思い出してしまうと もうだめだ

夕べふたりでDVDを見た後 夫はころっと寝てしまったのだが 私は寝損ねた。
ここのところ 母の夢を見ても穏やかな母ばかりだったのに
クリスマスが近づいてきて 詳細に母の様子を思い出してしまい

泣けて泣けて どうしようもない。

明日仕事があるのに 目がはれちゃう
ダメだないちゃ
ないちゃだめだ

といくら言い聞かせても母のことを思うと だめだ

だから 母に会いに行こうと思う
そして母の前で思い切り泣いてこよう

chick me

2005年12月19日(月) おとりよせの

カニ。
たらばのトゲトゲで左の親指を切り 右手の親指の付け根表側を怪我しました。
どちらも大変痛いところです。
左手はストッキングを上げ下げするときに痛み(第一間接と第二間接の境目)
右手は肩にかけた鞄の中に手を出し入れするたびに擦ります。

ふぁっく

でもカニそのものはまーまーでした。
ただ1万円もするセットのカニだったと思うと 葛西のかに猿(ってお店があるの。ここのすき焼きはとろけます。)のほうが10倍おいしい。

でも夫が買ってくれたものなので二人で楽しく頂きました。


My追加

chick me

2005年12月17日(土) 最悪なおとり寄せ

皆さんはおとり寄せってします?

我が家は割としますよ。
この間取り寄せたラーメンはイマイチだったな・・・。

で まぁ夫もしたんですよ。
カニとイクラとウニとホッケのセット。

楽天ではなんかすごく売れてるサイトみたいで 画像も見るからにとってもおいしそうでね。
夫とわくわく待ったわけです。

まず ホッケがなかった。
夫が翌日問い合わせたら「来週送ります」とのこと。

イクラは ごはんにのせて食べないとちょっと甘い。単品だと夫はほとんど箸をつけませんでした。
ウニは 解凍したら殆どが溶けちゃいましたよ・・・。
わさび醤油をたらしてスプーンで食べました。
味はそう悪くなかった。

カニはタラバとズワイですが、それは今晩から解凍して明日の夜宴会で食べるつもりです。
宴会・・・おつまみ数品とビールを用意して二人でDVDとか見ながら部屋で一緒に晩御飯を食べること。

まあそれはおいといて。
ホッケ
今日の午前中くるはずでした。
来ませんでした。


↑押すとメッセージが変わります
My追加
マジですか?

っていうか、到着を夜にしてそれをおかずにしようとしてたら一体どうするつもり??

もう二度とそこでは買いません。

chick me

2005年12月14日(水) きて欲しくない クリスマス

クリスマスが近づいてきた。

夜 駅から家に帰る道すがら 飾り付けを見たりすると泣けてくる。

去年母は入院していた。
もしかしたらクリスマスは家に帰れるかも というので私はツリーを買っていたのだがなかなか容態が改善せず。
母に見せられないツリーなんて と仕舞っていたが、いきなり一時退院できることになったと25日の午前中に聞いた。

連絡を受けてうれしくてうれしくて、片道1時間ちょっとの道のり 私はツリーを抱えて電車で実家に行った。

母は昔から季節のものを部屋に飾るのが好きで、でもツリーはなかったから。
畳んでも高さが140センチくらいある箱を私は一生懸命持って行った。
母が病院から戻ってくる前に 急がなくちゃ 急がなくちゃ と何度も休憩しながら。

実家について 電気を暗くしてツリーだけをつけて 私はドキドキしながら妹と母が帰ってくるのを待った。

「お母さんお帰り!」

私は母がクリスマスを一緒に過ごせること お正月まで家にいることを心から感謝した。
ずっと実家に泊まりたいくらいだったが 父と妹夫婦と姪 に 母のいた日常をもう一度堪能して欲しかったのでやめておいた。

母はクリスマスの飾りつけも大好きだった。
おととしから実家はクリスマスが近づくと家の外側にぐるりと電飾を施す。
近所の家も何件か同じようにしているので 夜散歩がてら見に来る人がかなりいるくらい。
はっきり言ってちょっと恥ずかしい。
だけど 母はずっとこれがやりたかったのだ と思うと いくらでも飾ってくれって感じになる。
家を買う前まではマンションに住んでいたのだが、マンションの玄関の壁にハンガーを組み合わせて豆電球を巻きつけていた。
(しかもそれを母は一人でえんえん8mmビデオで撮影していたこともこの間わかった。)

姪が喜ぶから と言いながら一番ニコニコして見ていたのは母だ。

おととしの11月 二人で最初で最後の北海道旅行をしたときも 札幌のロフトで電飾のサンタとか物色に付き合った。

私と夫の部屋には母の写真が飾ってあるが このあいだ夫が母の写真たてにツリーのオーナメントをひっかけていた。
母が そういうの大好きだったから。
私は夫がそうしているのを見ながら 泣きじゃくりたいのを一生懸命堪えた。

母が好きだったクリスマス

今年は週末にぶつかってしまったので3連休だ。
大掃除でもして体を動かして 母のことを考えないようにしていないと つらい。

平日だったら仕事で気がまぎれたのに。

クリスマスなんて来なければいい。

chick me

2005年12月05日(月) 証拠

やったことのない事柄について「やっていない証拠」というのは本人にはなかなか証明できないものですね。

悪いことをしたときは
「何月何日 どこどこにいただろう!これをやっただろう」
といわれたときに
「別のところにいた」
という証明ができればいい。

でも本当にその場所にいて 違うことをしていたら。

解りやすく言えば皆で共通のIDを使ってとあるデータをいじっていたとする。
すると大事なデータがいきなり消えた。
ソレを知らず私がその直後に他のデータを消してしまって 自分で黙って復活させたとする。
そしてその痕跡は履歴に残っている。

となると、最初に消したのも私だと疑われますよね。

私じゃないといっても、共通のIDをつかってした操作だと証拠がない。
別のマシンからの操作ならIPが残るけど 一つのマシンにVNCとかでアクセスしてやった操作だとその証拠もない。

違う!と騒ぐよりも先にデータを復活させなくてはならない。
復活したあともそれらしい人が見当たらず名乗り出なければ「あいつがやったんだろ」ということになる。

こういうのってよほどネットワークに詳しい人じゃないと状況証拠から確定に持ち込めない。
つまり、そういう人が調べてくれない限り 私は犯人になるわけだ。

言い訳も 涙も 疑いを深めるだけだ。

だから 黙って真相が明らかになる日を待つしかない。

chick me

2005年12月03日(土) 一番なっちゃいけない酔っ払いのタイプ

昨日は23時少し前に会社を出た。

もうねぇ、なんていうの。
この時間の東西線(東京近郊の人じゃないと解らないですよね。都営地下鉄なんですが、東京から千葉のほうまでいく電車です)はうんざり。
朝のラッシュもピークのときは身動きできないしきついけど、それ以上に帰りは「だめな泥酔者」がいるんですよ。

だから仕事で疲れて帰るときは本当にいやなんですわ この電車。

他の地下鉄から乗り換えるためにエスカレーターをのぼっているとき、右側をふらふらとトレンチコートのおじさんが上っていった。
目が据わってていきなり「ぶしっ」とかいって吐きそうな感じで そうなったら逃げようと思って横目で通り過ぎるのをまった。
すると後ろから上ってきた紺色のスーツのサラリーマンがトレンチの腕を掴んだ。

多分エスカレーターに乗る前にぶつかって謝らなかったとかその程度だと思う。
すると紺スーツのおじをその連れが「すいません こいつ酔ってて」と抑えたんだけどトレンチはがっとその腕を振り払い殴りかかるのかと思ったらおじさん2人を押した。
紺スーツのおじは酔ってるから踏ん張りが利かず、その後ろの連れは二人ぶんの体重を支えきれずもちろん後ろに倒れた。
幸い後ろのおじが倒れる勢いを殺していたので ずりずりっと壁にもたれて倒れるような感じでいったのだが エスカレーターののぼるところでおじさん二人仰向け。

トレンチのおじはひっくり返った二人をチラッと見たあとずんずん東西線のホームに行ってしまった。

私は一瞬 横をのぼっていくトレンチのおじを捕まえようかと思った。

落ちたおじ二人が怪我してたら傷害でしょ?
酔ってるからって喧嘩になるのは良くあることだけど絡んできたおじの連れは止めようとしただけだし。

トレンチのおじを視界にロックオンしたまま、どうしよう と思い東西線の改札を通ろうとすると女の人が「どうしたの!」とエスカレーターのほうに人の流れと逆流して向かっていった。
あのおじ二人の連れなのだろう。
その女性を見ていたらトレンチのおじを見失ってしまった。

けど、ほんとに腹が立った。

以前ホームで学生が殴られて亡くなった事件があったよね。
ああいう事件はこうやって起きるんだと思ったらむかむかした。

だけど私は 酔っ払って力の制御が利かない男と喧嘩して勝てるほど強くはない。
揉め事を止めにはいって怪我してもいいと思えるほどのんきでもない。
第一この仕事の忙しい時に(これからさらに忙しくなるのに)怪我して入院でもしちゃった日には目も当てられない。

私の周りの人もきっとそういう気持ちがぐるぐるしたと思う。
だってトレンチおじのこと、もしものために こいつの顔を覚えてやるって感じで皆すごい見てたもん。

これから忘年会シーズンだからますますこの電車はうっとうしいヨッパライが増えるのね。
とほほ

chick me
 < Past  Index  Future >


etsu

My追加