遠くにみえるあの花火に
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2005年05月31日(火) 名古屋土産

名古屋のお土産を持って実家に帰る。
ものは「味噌煮込みうどん」で、山本屋総本家のもの。
有名なのかな?
夫が味噌煮込みといえば山本屋だというので、
その言葉にしたがって購入。

家にいくと父だけがいて、茄子の炒め煮トマト風味をつくっていた。
味見させてもらう。
おいしい。
「料理のレパートリー増えたね」というと、
「増えてへん。毎日困ってる。」という。
主夫も大変だね。


味噌煮込みの替わりではないけれど、いかなごのくぎにをもらって帰った。





自分たちへの名古屋のお土産は、
本当は美濃忠の上がり羊羹にするつもりだったけれど、
あいにく5月25日までで販売がいったん終了し、
つぎは10月頃からの販売ということだった。

しょうがなく、別の和菓子屋さんの水羊羹を買って帰る。
これはこれで絶品。


名古屋といえば「ひつまぶし」だよねぇと思うので、
次にいくときはぜひ、ひつまぶしを食べようと思う。



2005年05月28日(土) 愛知万博へゆく

気付いたら、もう水曜日だし6月だし、えー!という感じです。

先週の土日(28日、29日)は、愛知万博に行ってきました。
以前にぶつぶつ言っていましたが、本当に行くことになり、
夫と、その両親と4人で行ってきました。

旅行のお膳立ては全てお義父さんお義母さんがしてくださり、
私はただ、のこのことついていくだけという状態でした。
まったくいつも申し訳ないなぁと思いつつ、
夫の「いいんじゃない?」という言葉につられて
「まあいいか。」と甘えてしまいました。

それで万博はどうだったかというと、
やっぱりディズニーほどの開放的なウキウキがあるわけではなく、
どちらかと言えば「学ぶ」姿勢や、「好奇心」を持って臨むことが重要で、
こちらの姿勢一つで面白くもつまらなくもなるところでした。

とはいえ、私たちの一番の目的は各国の料理だったので、
それはそれなりに楽しめたのでした。

いろいろな国の料理を、ちょっとずつテイクアウトして食べました。
まー、見た目は悪いけれどそれなりにおいしい、というものが多かったです。






個人的には、フランス館の中の、天井や壁一面がスクリーンになった部屋で見た、
あの映像のことが忘れられなかったりします。

他にもアフリカ館に売っていた、らくだの骨のフォークとか、きりんの置物とか、
見所はそれなりに、いろいろあったのです。。。


そういうわけで、
かわいいキッコロちゃんを、家に連れて帰ってきてしまいました。


2005年05月25日(水) しあわせケーキ

お洗濯びよりの水曜日。
一日中家にいて、洗濯と掃除をする。
前々からやりたかったことのひとつの「鍋をみがく」。

キッチンっていつのまにか目に見えない油が飛んでいて、
そこらじゅうべたべたしてしまう。
やかんや鍋はそれがひどくて、毎日使っているといつのまにか油じみている。

炊飯器なんかも白いはずなのに薄汚れているし、
流しのしたの扉の把手や、電子レンジの扉なんかにも油がついている。

時間ができたらやろう、といつも思いながら、
なかなか掃除できないところ。



日記でしょっちゅう掃除のことを書いているけれど、
それは掃除が「日常」ではないからで、
本当はいつもちゃんとやってれば、わざわざまとめて掃除しなくてもいいし、
日記に書かなくてもいいんだろうな。





あんまりいい天気だったので、素足にサンダルで買い物に出た。
足の甲に太陽のあたる感じが、なんだか久しぶりで心地よかった。

平日の午後3時の、やけに静かな住宅街を通り抜けて、
自転車に乗ったおばさんたちの行き交う駅前へ向かう。


買い物を終えてふらふらと歩いていると、
真昼の街を行き交う人たちの存在が、なんだか奇妙なものに思えて、
じっとその背中を見つめてしまう。

この人の生活はどういったものなんだろう?
仕事はしているのだろうか?
専業主婦で、毎日この時間帯に買い物をしているんだろうか?
あのおじいさんは?
あの若者は?

私はいったいどんなふうに見えているんだろう?

ほんのわずかな時間ではあるけれど、
そんなことを考えているうちに、ふいに暗い気持ちになる。
ばかげたことではあるけれど、
なぜか暗い気持ちがよぎる。
暗いというのか、さびしいというのか。







夫が、私のお気に入りのケーキ屋さんでチーズケーキを買って帰ってきた。
仕事が早く終わったらしくご機嫌で、うれしげにお土産を手にしている。

「しあわせ野チーズケーキ」という名にふさわしく、
白くてふわっとしていて、それでいてチーズの香りがしっかりとしていて。

「う〜ん、まさしくしあわせの味だねー」
「今まで食べたスフレチーズケーキの中で一番おいしいわ」

このお店、本当にはずれがない。
あれもこれも、それも、おいしい。




2005年05月22日(日) くしゃみでぎっくり腰?


うってかわって雨の日曜日。
結婚式の二次会で、飲んで帰って疲れた翌朝ではあるけれど、
早起きをして出かける仕度をする。

パステル画教室へ行かなくてはいけない。
最初は「2週間にいっぺんだしー」と思っていたけれど、
あんがい2週間なんてあっというまでびっくりする。

果物の仕上げ。
前の週の休みに、自宅で少し手をいれていたけれど、
結局やはり2時間いっぱいいっぱい使っても、まだ納得の完成とまではいかない。
とりあえず完成。といったところ。

そのあと両親と昼食を共にし、急いで帰宅。
実は出かける前に夫が、軽いぎっくり腰をやらかしていた。
くしゃみをしたら、その拍子に背中から腰にかけて電気が走った、という。
立ったり歩いたりはできるというので、
家にひとりで残してきたけれど、離れているとどんどん心配になってくる。

ようやくたどりついたら、夫は平気そうにソファに座っていた。
お昼ごはんは食べた?と尋ねると、
コンビニで買ってきて食べたという。

なんだ、コンビニにいけてしまう程度だったのか、
と安心して、でもなんだか拍子抜けしてしまう。
取り越し苦労。。。



気をとりなおして、午後から洗濯。
両親から聞かされた身内話や、兄の新築お祝い会がいついつになった、
ということを夫に報告しながらうろうろと家事をする。

兄の新築祝いは何がいいかという話になり、
生ゴミ処理機はどうだろう?という案が出る。

ついこのあいだ夫のご両親が購入し、
私たちも欲しいねと話していたもの。
今度電話して聞いてみよう、ということになる。

生ゴミ処理機ってあると便利でいいだろうな、と思うけど、
なかなか自分で買おうとは思わないものじゃないかな。
まだまだ値の張るものだし。

と、いうわけで、今度お姉さんに電話しなくちゃ。


2005年05月21日(土) 歌のちからにいつもやられる

日記が書きたいなぁと思いつつ、気がついたらもう月曜日です。
土曜日のことを、少し書いておこうと思います。

この日はまさしく結婚式日和の、とてもきらきらした一日。
ハウスウエディングのような面持ちのアットホームな雰囲気。
花々が咲き乱れ、笑顔に満ちた人々。
おしゃれなグラスに注がれた、涼しげな色のカクテル。
お料理もおいしくて、おめかしして集まった人たちが華やかで、
神父さまの仰った「祝福され、見守られますように」という言葉が、
じんわりと広がっていくような気がした。

過去に、まだたった3度しか結婚式に出たことがなくて、
一度目は女友達の、2度目は私自身の、
3度目が今日のこの日の男友達の結婚式だったのだけど、
3度とも、賛美歌312番を歌うと、じーんとしてしまった。
歌の力はすごいなぁと思うのだけど、
あれを歌い、歌詞の意味を追い、またメロディに心を戻し、
そしてまた歌詞をなぞり、としていくうちに、
ぶわっと涙が溢れてくる。

312番をはじめて聞いたのが大学の入学式で、
それ以来、なんとなくこの歌は好きだなぁといつも思う。

披露宴の出し物で、女の子たちがコブクロの「永遠(とわ)にともに」を歌っていて、
それにもまた、やられてしまい、
新婦から両親への手紙とあわせて、3度も泣いてしまいました。
いい式でした。


2005年05月20日(金) それは読んでみなくちゃ。

伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」読了。

ああ、世の中にはたくさん面白い物語があるものですね。
このお話は、なんだか漫画みたいに面白かった。
わくわくどきどきして、次々にページを繰った。
それでいて尚且つ漫画よりもすぐれているところは、
そのひとつひとつが言葉におきかえられている、ということで、
言葉なのに、絵をみているみたいに、ありありと浮かぶ。

誰かが面白い、というからには、
またその誰かが信用のおける人であったりしたなら、
やっぱりそれは読んでみなくちゃ。と思うのです。

あれもこれも、メモしなきゃ。

伊坂幸太郎さんも、「いい」という方がいて、
それで手にとってみました。
読書教化月間はもう少し、続く予定です。





6月の間、4回だけ、ヨガ教室に行くことになりました。

お友達を増やしに、行って来ます。





山崎ナオコーラさんのエッセイを読みました。
「すばる」に載っている、「スケートリンク」というエッセイです。

それはエッセイというよりも、物語のようで、
どうして「スケートリンク」というタイトルを選んだのだろう?
とも思ったのですが、
後になって、そのすーっとひんやりした、
あたたかい季節に思い出すスケートリンクの涼やかな感じは、
このエッセイにぴったりかもしれない、と思ったのでした。






新婚旅行で行ったタヒチの写真を、
今ごろになってパソコンに落としました。
明日は知人の結婚式なので、デジカメを、
久しぶりに活躍させる予定なのです。



2005年05月15日(日) 葵祭りにはいきませんでした

朝6時起床。

洗濯物を乾して、朝ごはんをつくる。
今朝はいただきもののさぬきうどん。

9時に予約した美容院に間に合うように、8時には家を出る。

私の通う美容院は丸太町にある。
やけに電車の中にハイキング姿のようなおじさんおばさんが多いなぁと思ったら、
今日は葵祭りの日なのでした。

カットを終えて店を出た頃には御所周辺はすごい人人人。
地下鉄に乗るのもやっとという感じで、夫との待ち合わせ場所までいく。

そういえば父も葵祭りを観に行くと言っていた。
無事に観られたのかしらん。





食器を探しに、デパートや雑貨屋をまわる。
四角くて白い、洋食器が欲しかったのだけど、探している時にかぎってみつからない。
代わりに、買う予定ではなかった丸い和食器(うすいグリーンのよもぎ餅みたいなお皿)を買う。


お昼ごはんは「Tanto Tanto」でパスタランチ。






夕方から夫は昼寝。
私は洗濯物をたたんで掃除機をかけ、お風呂を沸かす。


夕方に入るお風呂は好きだ。
とてもぜいたくな感じがする。


夫を起こして、お風呂にいれ、晩ご飯のしたくをする。
昨日の残り物と、タコと水菜の酢の物をつくる。
それからお風呂からあがった夫が、おそばをゆでてくれた。

あたたかい食卓。
おいしい夕飯。



2005年05月14日(土) 白ワインを飲んだ日


朝から早起きをしてジムへ行く。
バスタオルやらジャージやら、靴やらをカバンいっぱいに詰め込んでいく。

はりきって自転車をこぎはじめたのに、
あっというまに貧血におそわれてしまい、
結局10分くらいしかこげなかった。

貧血。
学生の頃、朝ごはんを食べずに電車に飛び乗ったりすると
よく引き起こしていた。

久しぶりに、世界から音が遠のいていく感じを味わう。
へんな汗が出て、耳がふさがれ、力が入らない。

しょうがないからベンチでぼんやりする。

ジムには比較的おじさんやおばさんが多くて、でも元気一杯体を動かしている。
ここにはヨガやバレエもあるらしく、バレエシューズを履いた人もいる。
機械を使って筋力トレーニングをしている人、
インストラクターの動きに合わせて軽快にステップを踏む人たち、
Tシャツの襟元にぐっしょりと汗をかいて走っている太ったおじさん。

見ていて飽きないなぁと思う。

ひとしきりぼんやりしてから、お風呂に入りに行く。
運動をしている時間より、お風呂に入っている時間の方が長いというのもどうだろう?
と思いつつ、じっくり入る。





午後はゆっくり料理。
ラタトゥイユをつくる。
なすとピーマン、セロリに玉ねぎ、それからトマトを、
にんにく入りのオリーブオイルで炒めて、塩をふって蒸し煮にする。
トマトは生のトマトがなかったから、缶詰で代用。
まぁなんとなくそれらしいものができる。
おいしい。
さらに、揚げた鶏肉に白ネギをたっぷりまぜた酢醤油のソースをかけて食べる。

夫が上機嫌で白ワインを開けた。



2005年05月13日(金) あかるい夕暮れ

もう5時半だというのに、外は明々として、
まるで真夏の午後3時のようです。

季節も気温もないような、外気からの影響を全く受けない室内にこもっていると、
その明るさばかりが際立って、
本当に、真夏の午後3時のようです。


ぽんぽんと肩をたたかれて顔をあげると、
一瞬自分がどこにいるのか、判然とせずにぼんやりしてしまうような、
それと似ています。





美容院の予約をしなくては、と思うのに、
なかなか電話をかけることができません。
電話というのは、便利なのか不便なのか、
妙にそれに頼ってしまったり、
ものすごく怖いもののように思ってしまったり。





川上弘美さんの「古道具 中野商店」読了しました。
この方の描く主人公の「はぁ」という相槌が、とても好きです。






夕暮れについて考えていると、「落下する夕方」が読みたくなってきました。
そろそろそういう季節ですね。






夫と待ち合わせをして買い物をし、家でお好み焼きを焼いて食べました。
中華そばも合わせて、モダン焼き。



2005年05月11日(水) 母の目じり

この間ひさしぶりに母とふたりだけでお茶をしました。
仕事の話を楽しそうにする母の、目じりに刻まれたいくつもの深いしわばかりを眺めていました。
母と向かい合って話をしているのに、
私は母の向こう側ばかりを見つめているような感覚がずっとしていて、
年齢のせいですこし濁った瞳をみることができずに、目じりのしわばかりを見ていたのかもしれません。

少し前の母にくらべて、ずいぶん優しい目をしていました。

私は自分がどういう表情をしているのか、あるいはしたらいいのかわからず、
ずいぶん戸惑ってしまいました。
泣いているのかしら?とふと思ってしまって
泣きそうなのは自分だということに気づいたのでした。


2005年05月10日(火) 5月って結婚式をするのにいいころですね

大きな四角い窓から、京都の山々が見えています。
あれは東山でしょうか。
黄葉かしら?と思うような鮮やかな黄色が、
山のあちこちから萌え出ています。

新緑のまだ黄緑色のつややかな葉っぱが、
山を黄色く見せているのかもしれない。
なんだかのんびりとした気分で、あくびが、少し出ました。



眠っても眠っても、眠り足りないようで、
少しでもエネルギーを使うようなこと
たとえば、ごはんを食べる、とか、お風呂に入る、とか、
家から駅まで歩く、とか、をしただけで、
たちまち眠気が襲ってくる。





もう5月なんだな。
5月は風がさわやかで、晴れの日が多くて、
ついでにお休みも多くて、
いい月だなと思う。




去年の5月は何をしていただろう?
さっぱり思い出せないけれど、たぶん、
結婚式の準備で衣装屋をまわったりしていたと思う。

このあいだ、同い年の男の子が忙しげに駅へゆくところに出くわしたので
最近どう?と声をかけたら、
親に挨拶に行ったりしてて忙しい、という返事だった。

来年の春くらいに結婚するらしい。


へー。
みんな大人になってゆくんだねぇ。と思う。

男の人が結婚すると聞くと、そんな風に思う。
女の子だと、そうは思わないのに。







母から、友人の披露宴のときにつけるアクセサリーを借りました。
パール。

ひとつも持っていないので、ひとつくらい、
自分で買ってもいいかもしれない。


2005年05月08日(日) 感傷的になることなんて何もない


パステル画教室の日。あるいは母の日。

絵を描いている間は無心になれる。
無心で腕と指先と目を動かして、
はっと息をつぐように時計を見ると、もう一時間がたっている。
それが2度続いたら、もう2時間の教室が終わってしまう。

今日は静物画でした。
パイナップルと、りんごとオレンジ、それからレモン。

「もっとトロピカルなフルーツにしようかと思ったんですけどね。」
「マンゴーとか。描いても何かわからないでしょ(笑)」
と、ひとり笑いながら先生が仰った。

若い先生だ。
こんな、ど素人にアドバイスするのは難しいだろうな、と思う。

マンゴーの、アーモンドのような細長い楕円と黄色いような緑色を思い出しながら、
またすぐに絵の中に戻っていった。
確かに、マンゴーを描いたとしても見る人にわかってもらえないかもしれないな。




パステル画教室のあと、実家へ寄る。
あいかわらず我が家はにぎやかで、父と兄がやいのやいのとしゃべっていた。
母は仕事が趣味という人なので、こちらもあいかわらず仕事にでかけていた。
母が帰ってくるまでコーヒーを飲んで待つ。

あいまに、父がブログのトラックバックについてあれこれ訊いてくる。
一緒にネットで調べたりしている間に、母が帰ってきた。


帰ってきた母に「母の日の贈り物」を渡して帰る。
「娘っていいわね〜」というお言葉をいただく。

親も子も、少し離れているくらいがちょうどよく仲良くできる。
相手にやさしくなれる。
メールだと、普段言わない言葉も添えたりできる。
リップサービスのような。。。




帰ったら、あいかわらず優しい夫が出迎えてくれ、
おいしい「かつおのハンバーグ」を作ってくれた。

「これは日記に書いとかないとね!」という夫おすすめの(自画自賛)絶品料理。

そもそも「かつおのユッケ」のようなものを昨晩の晩ご飯に夫が作ってくれ、
それを今夜、丸めて焼いただけの「かつおのハンバーグ」なのですが、
たしかに絶品。おいしかった。

というか、まぁ、かつおのユッケが絶品だったわけですが、
詳しい作り方は「クッキングパパ59巻」を読んでいただければと思います。


「クッキングパパ」を侮ってはいけなくて、
意外とおいしい料理がてんこもりなのです。





2005年05月07日(土) ゴールデンウィークって誰が名づけたんでしょう?

私の人生には、「車で移動」というものがこれまであまりなかったのですが、
夫と共に行動するようになって、それが急速に増えてきました。

ゴールデンウィーク中に、夫の母方の実家がある岡山まで車で行ってきました。
お義父さんと夫がそれぞれ交代で運転し、私は後部座席でずっと眠っていました。
車とか電車での眠りというのは、おそろしく深くて、
あっというまに山深い田園風景の中に連れて行かれていました。

山のあちこちに、木々に巻きついててっぺんから顔を出している藤の花の薄い紫が
あざやかな黄緑や緑の間からのぞいているのが、美しかった。
野生の藤の花ってたくましいのに、尚、たおやかでした。




この休みの間に、
あと二週間もすれば知人の結婚式があるのでドレスを購入しました。
つやのある、ベージュに近いゴールドのドレスです。
10月にも友人の式があるので、どちらでも着られるものにしました。

普段は着ることのないドレスを着ると、身も心も引き締る感じ。
なんとなくいい女になったような気分なのです。







恩田陸さんの「夜のピクニック」読了しました。
そのタイトルから、秘密めいた事件性のある話を想像していたのですが、
これはそうではなく、
もっと爽やかな、若者の心の交流、青春の1ページなのでした。

今は伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」と、
川上弘美さんの「古道具 中野商店」を読んでいます。
めずらしく夫が川上弘美さんの本には興味をしめしていて、
私のあとを追って読んでいるので、
めっきり「グラスホッパー」ばかり読むはめになっています。







そんなわけで、ゴールデンウィークももうおしまいです。
今日はのんびりすごして、明日は母の日なので、実家に行く予定です。

私の日々は、相変わらず平平凡凡で、毎日のらりくらりと過ごしています。


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