LOTUS BLOOM 通信(英語・翻訳学習編)<2007年4月6日〜>
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2005年02月28日(月) やりたいことがたくさん

木曜・金曜と、「腸炎」でダウン。 熱がそれほど高くなかったワリには頭痛がひどかったのにはまいった。結果として4連休でゆっくり休めたので、今日はすっかり元気。

入社3ヶ月を前にして、なんだかんだと言いながら、仕事の内容にもペースにもだいぶ慣れてきた。会社とウチの往復だけでは物足りなくなってきた。

英会話、前回のレッスンから3ヶ月以上間隔が空いてしまったということで、日曜日に再度のレベルチェックを受けた。一応、同じレベルに留まれる、という結果にホッ。いつまた突然仕事で話さなきゃいけない機会が訪れるかもしれないし、当分の間は毎週水曜日通院のために会社を早く出ることにしてもらっているので、診察の後の時間にレッスンを入れることに決定。とりあえずは週1回で、上達しなくても現状維持を目指そう。

テニスは週1回のスクール+月1−2回のサークル。これはこの調子で続けたい。

だんだん日が長くなり、夜明けも早くなってきた。朝のジョギング、再開したいなあ。フルマラソンへの挑戦は諦めてない。再度チャレンジ開始したい。そのためにはジムでトレーニングする時間も欲しい。

土曜と日曜で、本を衝動的に買い込んでしまった。ハードカバーのものが4冊と、文庫本が5冊。これらも読みたい。仕事のための勉強もそこそこはしたい。

これだけ意欲がわくというのは、スタミナもついてきた証拠かな? でも、「睡眠時間は削っちゃいけませんよ」って先生からきつく言われてる。さて、時間とエネルギーをどう配分しようか? 

何もする気になれなかった一年前と比べると、すごくぜいたくな悩みに思える。


2005年02月21日(月) お役に立ててます!?

ウチの会社では、パネルとして登録してもらっている医師にインターネットでアンケート調査を実施している。回答していただいた先生方にはボリュームに応じて些少ながら謝礼をお送りしているが、希望者には差し支えのない範囲で、調査結果のサマリーもお知らせしている。結構内容が濃くて、時間を要するものも少なくないので、忙しい中、それでも時間をかけて協力してくださる方々には、本当に感謝の気持ちで一杯。

アンケートに対する反応はすべてウチの部員全員に連絡がくるようになっていて、「内容が複雑すぎる」「答えにくい」などのクレームを受けることもあるけれど、先日、上司が主として担当してたアンケートに関してもらったメールの内容にはびっくり。

> 「○○に関するアンケート」 御中
>私は○○医大××科助教授の△△と申します。
>日本◆◆学会の評議員で、◇◇の部会長をしております。
>今回のアンケートは日本の実態(生の声)を反映した非常に意義深いデータであると思います。
>このデータを学会の資料として使用させていただくことは可能でしょうか。
>ご連絡をお待ち申し上げます。

「こんなリアクションが来るなんて、すごいですね。」
「うん。結構エライ人みたいだね。そういう風に受け取ってもらえるなんて、うれしいよね。たまにでもこんなことがあると、元気が出るよね。」

いつにも増して、にこやかな表情の上司。結局はスポンサーさんの許可がおりず、結果を使って頂くことがかなわなかったのが残念。だけど、私たちの仕事って、本当に医療界にインパクトを与えることがありうるんだなあ、とやりがいを改めて実感。

今日、集計結果を報告したクライアントさんにこの話をしたところ、直接生死に関わる疾病の薬ということもあり、もし問い合わせがあればぜひ使って欲しいと、前向きの様子だった。自分が関わった調査の結果が学会で利用されて、その病気の治療に関する認識が拡がって、それで適切な治療を受けられる患者さんが1人でも増えれば……本当にそんな風に役立ててもらえれば、リサーチャー冥利につきます。


2005年02月18日(金) 気持ちの余裕とスタミナ

2月5日の土曜日、テニスサークルの仲間と一緒に東レパンパシフィックの準決勝を観戦。場内に響く甲高い掛け声と共に繰り出される力強いストロークと、ミスしても、相手に決められても、ひたすら強気に攻め抜くマリア・シャラポワのプレーにすっかり魅せられた。

沖縄での合宿を通して、どそろそろ面が小さめで重さのあるラケットがほしいな、と思いはじめ、月曜日に会社帰りにスポーツ店に立ち寄り。そこで真っ先に魅かれたのは、きれいなブルーのシャラポワ使用モデル。
「これからストロークを強化したいと思っているのなら、これはいいですよ」
とい店員さんの勧めに押されて、お買い上げ。

昨日、ガットの張りあがったラケットを手にしたら、どうしても使ってみたくなって、一旦、帰宅した後、テニススクールへ。ストロークもボレーも、予想以上に感触が良くて、満足。

それで気持ちが軽くなったから、ってわけでもないのだけれど、今日は帰りに美容院に寄って、髪をカット。10センチ以上切って、見た目も心もスッキリ。

ワリと落ち着いていた1週間で早く会社を出られる日が多く、気持ちに余裕が持てたせいか、以前は会社を出たらまっすぐにウチへ帰ってすぐにでもベッドに横になりたいくらいに疲労感が強かったのが、寄り道をするだけの元気とスタミナがついてきたみたい。これもまた、完全復活へ向けてのうれしい一歩。


2005年02月15日(火) 守ってくれる人々

沖縄は思ったより寒かった。2日目に行った水族館が混んでいて、人に酔って疲れが出てしまったのは想定外だったけど、1日目、3日目のテニスはギリギリ雨に降られることなく、楽しんできました。沖縄料理、特にフーチバジューシー(よもぎ入り雑炊)、おいしかった〜っ。

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同じグループのHさんと一緒にランチ。先週の状態と、木曜日に休んでしまったことを話したら、いろいろアドバイスをくれた。

「ちょうど正社員になったりして、知らず知らずのうちに緊張してたのよ。
前にSさん(上司)と話してたんだけど、どんなに優秀で能力のある人を採用したとしても、その人がその会社で根付くまでは最低1年はかかるのよ。Sさんもそういう考えでいるはずだから、たぁさんもそのくらいの気持ちでいればいいのよ。焦らなくていいの。自然と徐々にできるようになることもたくさんあるんだから。

「クライアントのところに行くときに、『準備しなきゃ』なんて考えちゃダメ。そういう時は、クライアントが何を質問して、上司がどう答えているかとか、そういうやり取りを学ぶ場だと思えばいいんだから。内容も何もかも一気に理解しようとしちゃダメよ。」

夕方、産業医との面談。
「『通常勤務可能』と言っても、産業医が考えるものと会社が期待するものとには差があることが多いですからね。そのギャップが生じないように、会社の方には伝えておきますね。何かあったら、主治医の先生と連絡をとったうえで対処していきますから。」

その後、面談に同行してくれた人事マネージャーの女性と一緒にお食事。
「先週の木曜日、お休みしたんだよね?でも、そうやって自分で調整してくれてるのは私も安心できるからうれしい。たぁさんにはぜひ長く働いて欲しし、今のままでも十分たぁさんの上司は助かっているはずだから、焦る必要はないからね。たぁさんのフロアーにいる人はみんなプロで、教えるの大好きな人ばっかりだから、まずはその人たちに甘えることを覚えたらいいんじゃないかな。」

この前、いっぱいいっぱいになって思わず上司の前で涙をこぼしてしまったとき、上司も「今のペースの半分でも十分だから。くれぐれも頑張りすぎないでね。」と別室で声をかけてくれた。

みんな、目先のことにとらわれず、長い目で見守ろうとしてくれている。その気遣いに、感謝の気持ちで一杯。会社生活の中で、こんなにありがたく感じたことは初めて。本当に良い環境で仕事させてもらってる。目頭が熱い。


2005年02月11日(金) いざ、沖縄合宿へ

今日から2泊3日で、テニスサークルの沖縄合宿。総勢12名が参加するとのこと。気心知れたメンバーばかりだし、リフレッシュするのにちょうど良い機会。メンバーの1人に沖縄の大学出身の人がいて、「裏観光」にも連れて行ってくれるというから楽しみ。

暖かいところで、クールダウン(?)してきます。(余計にヒートアップしてたりして……)

ちょっと天気が心配だけど。


2005年02月09日(水) オーバーヒート

エンジンがまだ小さいのに、ちょっと飛ばしすぎた。スピードが出すぎてる自覚はあったのに、周りの大きいクルマのペースにムリにあわせすぎてしまってた。

先生から
「まわりはまわりとして、自分のペースを守るんですよ。何度も言ってるけど、割りきりが大事ですからね。このままだと、言葉はキツイかもしれませんけど、前と同じことを繰り返すことになってしまいますからね。でも、そうなってしまった、って、自分を攻めないでね。」

看護婦さんから
「飛ばしちゃだめよ、って言ってたでしょ。周りの人を思いやるには、まだ早すぎるのよ。薬を飲んでるうちはもっと利己的でいなきゃ。薬が切れて、調子悪いときに飲む、ってくらいになってたらいいけどね。」

「もっと頑張りたい自分」と「もうムリって言ってる自分」、うまくバランスをとっていかないと。先はまだまだまだまだ長いんだから。


2005年02月04日(金) Good Communication

今回のセミナーには、パートナー企業からも6名が参加していた。いつも集計や解析を担当してもらっている女性もそのうちの1人。昨日は話す機会が持てなかったので、今日声をかけた。

「この前は急にグラフの修正をお願いして、ごめんなさいね。」
「いえいえ。でも、棒グラフしかできなかったの。」
「それで十分。ホント、いつも急ぎのことばっかりで、すみません。」
「こっちこそ先に確認してからやればよかったんだけど。ごめんね。」

お互いに「ごめんなさい」って気持ちがあれば、いさかいにはならない。これってコミュニケーションに重要なことですね。


2005年02月03日(木) プロマネごっこ

今日・明日は、先週のマーケティングセミナーの続き。やはり朝8時半から夜8時半まで、スケジュールがびっしり。といっても、グループワークが中心なので、決して退屈したり眠くなったりはしない。むしろ、3時間という時間を与えられていても、足りなくなって、お願いして延長してもらうくらい。

今回のテーマは「プロモーション・ミックス」。ある会社からその領域では後発品となる新薬が上市されると仮定して、3つのグループごとに、プロダクトマネージャーになったつもりでマーケティング・プランを作成するというもの。
「ターゲットとなる医師は病院?診療所?標榜科は?」
「どんな手法で、何をアピールする?どんなディテーリングストーリーにする?」
「どのプロモーションにどのくらいの金額をかける?」
アイディアを出して話し合えば話し合うほど、深みにはまって時間が足りなくなる。

まったく同じ条件で、同じ資料を基に取り組んでいるのに、3つのグループからまったく異なるプランが出てくるのがおもしろい。

元製薬メーカーのプロジェクトマネージャーだった講師の
「プロマネって、日々こういうことやってるんだよ。『戦略をたてる』って、実際にやってみると大変でしょ?」
という言葉には、ものすごい重みと説得力がある。

「経営会議の日は決まってて、それを過ぎるとどんなに良いプランでも0点だからね。中途半端でも出しておけば5点にはなるかもしれないよ」
と言われ、何とか時間内で整理できたものをプレゼンテーション。一応ストーリーになっているということで、評価はしてもらえたみたい。

やってみると難しくて大変だけど、おもしろい。せっかくなら、もう少し時間をかけて情報を集め、もうちょっとマトモなものを作ってみたくなる。

クライアントさんのプロマネさんたちが「この情報がほしい、あの数字がほしい」と言っている気持ち、よーくわかりました。

今日のテーマはあくまでも仮定の話だったけど、もし何らかの形でこのクスリが世に出て、適正に処方される機会が増えれば、それで健やかにすごせるようになる人が確実に増えるはず。疾患領域は違うけど、良い先生とめぐりあえたことと効うつ剤というクスリのおかげでこうして社会復帰できた私にはまるっきり他人事とは思えず、なんか研修ながらも使命感を感じてしまった。

今日はいくつか質問もできたし、この分野にもなじんできたというか、コツをつかめてきた感じ。明日は計4日間のセミナーの集大成。最後まで良いプランニングができるといいのだけど。

疲れはしたけど、こういう疲労感は心地良い。


2005年02月02日(水) 「読んではいけません」

昨日、新しい案件の打ち合わせに行ったら、流れで別の疾患領域の製品の話になり、クライアントさんはそちらにもかなりの関心がありそうだった。

今朝のチームミーティングで、今週新しく入ってきた案件の担当者を協議。
「たぁさん、まだこの領域の経験ないでしょ?ひとつはやっておいた方がいいよ。」と上司に言われ、引き受けることに。

現在手持ちの案件は10個くらいだけど、すべて疾患領域がバラバラ。対象となる医薬品もほとんど重なりがないため、疾患の基礎知識と抑えておくべき製品を把握するだけで精一杯。

今日は比較的余裕のある一日だったので、その中の一つ、「乳がん」の化学療法とホルモン療法について集中的にお勉強。いくつもの薬剤を組みあわせた「療法」ってのがあるから、ややこしい。一般名と製品名が、もうごちゃごちゃ。

主要な薬品が疾患別に整理されて記載されている『今日の治療薬2004』が会社の備品としてあるけれど、必要なページをいちいちコピーを取るのも手間だし、ちょうど1月に2005年版が発売になったし、自分用に購入した。税込4830円は、自分への投資としては悪くない。

帰り道、週に1回の診察のため、クリニックに立ち寄り。先生は私の状態もそうだけど、仕事の内容そのものにも関心を持って聞いてきてくれる。
「最近は仕事のほうはどうですか?順調ですか?」
「はい。どんどん関わる領域が広くなってきてるので、思い切って『今日の治療薬』買っちゃいました。」
「あー、新しいのが出たんですね。ウチには2003年版しか持ってないんですよネエ。その本は、読もうと思っちゃいけませんよ。辞書みたいに、わからないときに調べる、という使い方をしてくださいよ。」
「はい、それはもちろんそうします。さすがに先生だって、全部は覚えてないでしょ?それはムリでしょ?」
「そりゃそうですよ。クスリなんて何万もあるわけですし、医師の世界も細分化されてますから、すべてをわかる人はいないと思いますよ。」

そんなのわかってますってばぁ。1000ページ分もあるのに、頭ごなしに読むほど勉強熱心に見えますか?

これから勉強しなきゃいけない領域は、悪性腫瘍(ガン)、高血圧、不整脈、アレルギー、肝炎、血液疾患、下垂体機能障害……頭がパンクしそう。


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