三連休は寝て起きてGBAをやるだけのいきものと化していました。その頭のままで一週間を過ごしたわけですが、終章まで三つ(四つ?)残した時点で結論が出たと思います。断言します。
烈火が一番です。GBA三作合わせての話
封印は、実は途中で投げてしまったので結論は出せないかもしれないんですが、烈火と聖魔を比べたら明らかに聖魔が見劣りします。個人的な感想として。
一撃で決まるような決定的な理由ではないですが、「見切り」が発動するきっかけになったのは例のあれですね。
魔王が大ボスはないでしょう。
いえ、確かにその用語を避けてるだけで、どのゲームにも実は魔王は登場します。ラスボスとか竜王とかゼロムス(たとえがいちいち古い)とか、これ口に出さないだけで実態は皆魔王です。しかし、口に出さないのは出さないだけの理由があって、「魔王」というのは何々という名前じゃなく、一般名詞だからなんですよ。魔王的な役割をする何かを魔王と仮に呼んでいるだけのことで、実際に目の前で展開する物語の登場人物には、何かの名前をつけねばならないものです。
それが、聖魔の光石の魔王は、魔王。
また、どうでもいい細っかいことに拘ってるなあと思われるむきもおありでしょうが、これはあくまで象徴に過ぎないです。ゲーム全体から感じられる印象が、「安易」。まさにその一単語に尽きます。 ワールドマップ上をいくらでも移動できるため、武器の補給に制限がありません。エクストラマップかモンスターの出現マップが存在するため、経験値の入手に制限がありません。闘技場は任意に入れないので、現金の入手だけはかろうじて制限がかかっていますが、塔の宝箱を勘定に入れれば実態は限りなく無制限に近いものだと思います。(そもそも武器はグレードさえ落とせばいくらでも節約がきく)このでんでターン数も無制限に稼げますから、支援会話だって見放題です。
知恵を絞るべきところはどこに。
ファイアーエムブレムは昔から、「てごわいシュミレーション」で鳴らしたシリーズです。アカネイア大陸の時代なんぞ、丸一日かかったマップでカミュにオグマを串刺しにされた兄が、テレビにコントローラーを投げつけて泣きながらニューゲームを始めているのを見たことがあります。そこまでの極悪なバランスにしろとはいいませんが、これでは考える必要がまるでありません。経験値をかせぐ→戦闘する、以上でゲームは終りです。
だらだらやってたら、ストーリー展開まで安易でした。
世界を滅亡から救う聖石を守って、十何枚ものマップをクリアしてきた主人公一行。生き別れになった双子の片割れとも再会し、これから最後の戦いに向かおうかというところです。
魔王に体を乗っ取られた幼なじみの親友(この設定からしてアレですが)が主人公の前に姿を現して、哀れっぽく頼みます。 『その聖石があれば僕は元に戻れるんだ!だからちょうだい』 まさかと思いましたが、これで本当にこのキーアイテムを渡してしまいました。もちろんそのまま聖石はジ・エンドです。
お。 おまえ、それ、守るために……。 私がどれだけ苦労したと。
完璧プレイヤー感情入りました。何せ、いくら簡単とはいえプレイ時間はそれなりにかかってるもので………。
あんま文句オンリーだと嫌なので好きなところを探してみます。というか、途中まではそれなりに気に入っていたので。エフラムのアホっぽさと、フランツ&フォルデ兄弟、あとクーガー。いい加減現実から逃げるのはやめましょう。私には兄弟属性があります。なので、もう本筋からは完全に目をそらしてミクロな部分に集中します。
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