「何か買ってやるから、オレのボーナスからいくらかおくれ。」

「うーむ。なんか全然嬉しさを感じないなぁ・・・」

　「会社の飲み会で蟹が出てさ、『殻をむくのがめんどくさいから
　　要らない』って言ったら、○○さんが『しょうがないね』って
　　むいてくれた。」

「家では絶対やってもらえないからって、
外で試しに甘えてみない！！」

　（夫が私の知らない隙に、アイスを食べた形跡があったので）


　「いつ食べたの？知らなかったよ。その時、私、何してた？」

「ボサっとしてた。」

　（ファミレスから夫が電話にて指示）


　「ちょっと寒いからさ、あの上着を持ってきてくれないかな。

　　ほら、あのＹシャツの台所にかかってる・・・」

「指している場所はわかるが、

『台所』という言い間違いはありえない。」

　（どうにも眠くて寝ようとしている時、夫が布団をかけてくれて、
　　全くの無意識に口をついて出た言葉が）


　「・・・ありがとう。ウルトラマン・・・」

「・・・今、ウルトラマンって言った。」

　「うん、そうそう。・・・・・えっ？」

「Ｙｏｕは今、何にうなずいたの？

ホントにテキトーに相槌を打つ能力に長けていますね。」

　（某消費者金融のＣＭ。清水章吾氏がうっかり寝ちゃって、体の半分だけ日焼けしたというオチになって）


　「そんなアホな！クスクスクス。」

「誰もがそう思っても言わないのに・・・

全く、製作者の思うツボの人だな。」

　（夫が、見たことも無いような恐ろしい形相をしているので）


　「どうしたの？『キレたビーバー』みたいな顔して・・・」

「つらさと闘ってるんだ。」

　（愛知万博。リニモに乗るに行列、会場に入るに行列、パビリオンに行列、レストランに入るに行列。午後１時頃、大きな池の前で一息ついていたところ）


　「オレ、後はここで鯉（コイ）見てる。」

「えええーっ。せっかくだから、もうちょっと頑張ろうよ！」

　（早朝、タイトスカートをはいた通勤風の女性が自転車で目の前を通り過ぎ）


　「あれ、ＯＬ？」

「ＯＬって・・・なんちゅう質問や！」

　（朝、夫の方が先に起きて、ブーブーあちこちでおならしまくってたのが、
　　しばらくして静かになった。もういいかなと私も起きていく。）


　「放屁（ホウヒ）・・・」（とつぶやきながらトイレの戸を開けたところ）

「あわあわ。入っとる。」（戸を閉めようと手を伸ばしながら）

　「もうすぐチャコちゃん（※）に会える。わくわく。」


　※bloodthirsty butchersの田渕ひさ子のこと。

「オイオイ、ちょっと待って。そのライブの前に

昼間行く予定の愛知万博は？全然楽しみじゃないの？」

　「Ｙｏｕが買ってきてくれたこのプリン、賞味期限が切れてるよ。」

「キョウミ期限が切れちゃってるのか。」

※言い間違えたことに気付きながら、平然と言い切る。

　（ＴＶを見ていて）


　「ねぇ、『アキバ系』って何？ねぇ、ねぇ。オレはアキバ系？」

「青少年に、また一つしょーもない言葉を教えなければならぬのか・・・」

　（事前報告ありで、今日が何の日か承知で飲みに行って帰ってきた夫に）


　「今日は誕生日だったけど、一人でインスタントラーメンを食べた。」

「・・・！ごめんよ。今度お祝いしてあげるからさ。」

↑妻の心情「今度なんて要らん！」

　「じゃ、行ってきま〜す。」

「なんでそのポールスミスのカバンが、

Ｙｏｕが提げると金八先生のカバンに見えるんだろ・・・？」

　（もったいないので、私が使い終わった顔のパックを夫の顔に乗せて
　　隣の部屋に行ったところ）


　「オレを一人にするな。」


　（パックで顔面を覆われたまま、メガネをかけフラフラと登場。）

「キャーッ！」

　（夕食は要らないと言っていた夫が早く帰宅したので、理由を尋ねると）


　「後輩に、忙しいからって断られた。」

「ぬわにぃ〜！！あのやろう。何様のつもりじゃ。
許せん。ちょっと私が行って文句言ってきてやる・・・」

夕飯を作るハメになりメーワクな人↑

　（夫と向かい合って座っている時に、無言で夫の動きの真似を始めたら、
　　夫も変な動きをしたり。延々５分ぐらい続け）


　「いいかげんやめろっ！」

「もっと早く止めてくれよ！」