グミ夢日記
グミ



 手に開いた穴

新任の教師になっていた。
同じく新任の女性の教師と一緒に
夕方まで残業していた。
その日は土曜日。

少し遅い昼食を買いに校舎から出ようとすると
出口が全部閉まっている。
困ったな、と思っていると
その同僚が裏口を案内してくれた。
半地下に降りて、廊下を進む。

途中の部屋で手のひらに
500円玉大の穴を開けられた。
痛みは全くなかった。

その先に階段がある。
少し上の方から外の光が漏れていた。
やっと外に出られる、と階段を登りかけた所で
頭上のシャッターが閉まった。
ちょうど階段の最上段の位置に蓋をしたように。

気が付くと周りに私達と同じように外に出られなくて
困っている人々が集まっていた。
どうやって外に出るかを話し合う。

ふと上を見るとシャッターに穴が開いており、
そこからさっきまで一緒にいた同僚が顔を覗かせている。
どうやって出たのだろう。
同僚は外に出るにはどうしたらいいか知っているようで
一生懸命それを私達に伝えようとするのだが
なぜか声が届かない。

穴から差し込んでくる外の光が眩しくて
私はつい手で自分の目元を覆った。
視界の中で手に開いた穴と
シャッターの穴とが重なり
気が付くと外に出られていた。

私はまだ中にいる人のために
外への脱出方法を伝えようとするのだが
なぜか声が届かない。
彼らと私達の距離は1mもないと言うのに。

  ■■■

夢というのは不思議なもので
自分が体験した事のない事は
思い描けないようだ。
校舎から外への瞬間移動の場面では
視点が自分から少し上・背後からの
第3者の視点に変わっていた。

この少し上から見下ろす視点は固定のようで、
下から自分を見上げたり、自分の前方からという
視点は覚えがない。


2003年04月29日(火)



 ウンコを掴む

買い物の途中、道路で白黒ぶちの猫が立ち往生している。
バスにひかれそうになったので助ける。
だっこして近くで見る猫の顔は美人。
ふさふさしていて気持ちがいい。

近くの小屋にたくさんの猫がいたので
そこにその子も連れていった。
床に降ろすと、周りの猫達が集まってくる。
10匹程の猫の集団を良く見ると
みんな同じぶち模様で、一緒にいた友と激しく笑っていた。

そこにいた猫達は助けた猫も含めて
みんな額に黒く丸いぶちがあった。

しばらく遊んでいると、壁に手で擦り付けたような
手形のウンコがべっちゃりと付いていた。
私は友がやったものだと直感し、彼女に怒鳴り付けた。
すると友は「ちゃんと(壁で)拭いたから大丈夫」
などと言い出すので私は更に激怒して
「ウンコは一度どこかに付着したら匂いが取れないんだよ!」
「なんでウンコなんて掴むの?バカじゃないの!?」
「あんたはウンコそのものだからいいかも知れないけど
普通の人はウンコの匂いは嫌いなんだよ!」
と、かなり酷い事をマシンガンのように叫んでいた。

  ■■■

この夢を友に話し、
「あんた私の夢の中でウンコ掴んでたよ」と言うと
ウンコくらいなら平気で掴めると返された。
彼女の話し方は要領を得ない事が時々あり、イライラする事がある。
日本人のくせに受け答えが英語式のYES/NOだったり、
(日本語だと意味が逆になってしまう)
なんでもない事なのに本題に入るまでの話が長かったり。
そのせいで見た夢なのかはわからないが
なにもウンコを掴む事はないだろうと思った。


2003年04月28日(月)



 小池栄子と病院と、もう会う事はない人々

総合病院の中に歯科があって
私は診察椅子の上に座っていた。
看護婦の小池栄子が私の歯茎に麻酔注射をする。
ぐりぐりと針をねじ込まれて痛かった。

しばらくすると医者が来た。
その医者は私が通っている耳鼻科の先生だった。
他の看護婦が「先生は○○町で耳鼻科もやっていて…」
と説明をしはじめる。

治療の途中で先生は医者のストライキがあると言って
いなくなってしまった。
私は、これどうするんだろう…と思っていた。

10分程待たされた後、若い医者がやってきた。
ストライキのせいで人手が足りなくなり、
治療を頼まれ内線電話がたくさんかかってきたが
歯科だけ要請がなかったのでこちらから優先的にきたそうだ。

治療が終わって病院からの帰り、コンビニによった。
コンビニの前には昔の友人Aがいた。
Aはコンビニの中の牛乳を勝手に飲んでいた。
が、彼女は
店内の牛乳をコップに注いで外で飲んでいるのだから
万引きではないと言った。
私は犯罪だと思った。

レジの前は長蛇の列。
床から一段高くなっている畳敷きのスペースで
みんな寝転がって順番を待っている。

私の後ろに高校時代の後輩Yがいた。
Yは巨人の野球選手を経て、コーチになっていた。
まだ若いのに偉いなぁと思う気持ちと
まだ若いのにもう現役じゃないんだ、という気持ちが
入り交じっていた。

Yのかわいい仕種は健在だった。

  ■■■

コンビニで買ったのはグリコのカルシウムの多い牛乳と
クリームあんぱん。
小池栄子はかわいくて優しかったが、
注射が痛かった。

2003年04月21日(月)



 猫を抱えて

家で法事が行われている。
誰の何回忌なのかはわからない。
玄関や窓をお客のために開放してあるので
私は室内飼いの飼い猫が外に飛び出すんじゃないかと
ハラハラしている。

どこへ行っても窓が開いているので
私は猫を抱えたまま方々をさまよっている。

そのうちタイムスリップして高校の時の部室に迷い込んだ。
飼い猫も当時の頃の大きさに縮んでいた。
とりあえずここに、と猫を放すと
親猫が私の飼い猫を見つけて威嚇してきた。
危ないかも知れない、と思い近寄ると
親猫は子猫が自分の子供だとわかったのか
耳の後ろ辺りを毛繕いしはじめた。

母親の愛は偉大だなぁと思っていた。

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前日の朝にカーテンを開けたら窓が全開(網戸あり)していたので
見たのであろう夢。


2003年04月20日(日)



 修学旅行

小学校の修学旅行にきている。
しかしメンツは皆高校の時のクラスの人々。
丁度お風呂の時間で
私は自分の洗い場をさがしてウロウロしている。
なんのためか、教師が窓や扉を全部閉め切ってしまったので
湯気で1mほど先しか見えない。

洗い場の前に座る。
隣はあまり話した事のないある人だった。
彼女とはそれをきっかけに仲良くなり、
修学旅行が終わってもずっと話していた。

  ■■■

どこかで読んだのだが
夢で風呂桶に入る=棺桶に入る で縁起が悪いらしい。
そういやお風呂に入る夢を見た事はあっても
バスタブの中には入らず、シャワーばかりの夢しか見た事がない。

2003年04月19日(土)



 見なれた風景

外国にいる。
その場所は英語圏のようだ。
ホームステイしているらしく、
私はホストマザーに挨拶をして外にでかける。

図書館にきた。
図書館と言っても立派な建物ではなく
町の小さな木造家屋。
青い屋根に白い板壁。

しかし中に入るとかなり広く立派。
なぜか壁床全面大理石作り。
ホームステイ中の日本人の小中学生がたくさんいる。

外に出る。
芝生が気持ちよい。
夏っぽい感覚がした。
屋根の上では赤い風見鶏が回っていた。

帰り道でふとこの風景はいつも夢に見る風景と同じだと気が付く。
そこはいつもの夢では日本国内の場所なのだが。
突然世界が大きく揺れた。

  ■■■

夢の中で夢の事を思い起こせた。
明晰夢まで後一歩か。

今朝(ていうか昼)は地震で目覚めた。


2003年04月12日(土)



 父の夢

私は時々亡くなった父親の夢を見る。
今まで見た父の夢を思い起こして書いてみる。

  ■■■

父が旅行にでもいくのか、荷造りをしている。
トランクにぐちゃぐちゃに詰め込もうとしているので
中々うまく納まらなくてイライラしているようだ。
私は荷造りを手伝い、きちんとトランクの鍵を閉めた。
「どこにいくの?」と聞くと「フランス」と。
私は玄関先で父を送りだし、自分の旅行の準備を始めた。

  ■■■

私がリビングでテレビを見ていると
庭から母に呼ばれる。
行ってみると洗濯機に全裸の父の死体が
足を抱えるような体勢で入っている。
私は「母が殺したのだ」と直感する。
そして二人てこの死体をどうするかを話はじめる。
私はこんなことで母親が罪に問われるのは腑に落ちないと悶々とする。
警察はそこまで来ている。急がなければ。

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他にも見たが思い出せない。
印象に残っているのはこのふたつだった。



2003年04月11日(金)



 父親と料理

亡くなったはずの父親が食卓にいる。
私はいつも通り母と弟の食事を用意している。
父親の分の料理がない。
私は自分の皿から料理を分ける。

食べる分が少なくなっちゃうなぁ…と思っている。
父は無言。

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父はなぜ度々夢の中に姿を見せるのだろう。
父が出てくる夢は優しくない夢ばかりで辛い。


2003年04月10日(木)



 女郎蜘蛛

近所の街路樹全てにでっかいクモ。
クモの尻から糸が大量にぶら下がっている。
髪の毛みたいだな、と思って良く見ると
モノクロの女の顔が現れた。

気持ち悪い。
急いで通り抜けようとすると
交差点の脇の木にぶら下がっているクモが
(というか女の顔が)
にょーんとこちらに飛んできて
私の肩口に止まる。
女は「おまえの腕を貰うよ」と言いながら笑っていた。
どうやらクモは顔しか作れず、
女は体を欲しがっているようだ。

  ■■■

悪夢。
怖かった。
寝る前に女郎蜘蛛を食べたサイトを
読んだからかも知れない。
味はエビの薄味だそうです。


2003年04月04日(金)



 ウタダヒカル

「光」をカラオケで熱唱。
ここはこんな感じで歌ったほうがいい
とか
この音は元よりもう少し下げた方がいい
とか研究していた。

  ■■■

これだけの夢。
ちなみに私は宇多田ヒカルの歌はほとんど知らない。
テレビで流れているのを聞くだけ。


2003年04月01日(火)
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