僕と君と世界の距離を

2006年03月23日(木) 姪っ子ちゃん攻撃☆

いやーすごい。

あのエネルギーはなんなんでしょう。
とりあえず図書館に避難している私ですが
(避難ついでにネットができるみたいなのでやっていますが)
(でも三十分しか出来ない)
遊んで遊んで大好き好き好き〜攻撃のかわいらしさに
うれし泣きしながら死にそうです。
こどもと同じテンションで遊んだらいけんのはわかっている。
しかしあんなかわいいのに他にどう接すれば。



というわけで実家に二週間ほど帰ってきました。
今まで8時間はパソコンの前に座る生活をしていた私としては
まったく電脳のでの字もない生活にびびっています。

でもけっこう快適(所詮野生児)

田舎ってすげえ。
空気はおいしいしご飯はおいしいし
テレビも見ちゃうし(やることないから)
散歩も出来ちゃうよ。うーん。東京に帰りたくなくなるぜ。

東京はいいとこやけどね。やっぱり田舎がいいんだね。
とにかくご飯がおいしいんだよね。
ファーストフード食べれないんだよね(だってお店が無いから)
どんどん太りそうだ。だめだだめだ。

気をつけます。


あ、そして
王ジャパンおめでとう!!!



2006年03月01日(水) 活字バトン

藤岡たかせちゃんからまわっている活字バトンの回答です。
遅くなりましたが。


Q1 : 持っている本の冊数

実家の本も合わせると100〜200冊くらいではないかと…。
引っ越しをする前に漫画共々けっこう処分しました。
しかしこういうのって聞かれて初めて考えるね。

Q2 : 今読みかけの本 or 読もうと思っている本

「ラッシュライフ」伊坂幸太郎
「東京タワー」リリーフランキー
「花の下にて春死なむ」北森鴻

未読の本はたくさんあれどこの3つを。
何故なら三冊とも借り物だからだー!爆。
伊坂幸太郎の本なんて借りてもうすぐ一年だ。
あわわ…。こわい。こわくて言い出せない。
0点の答案を隠すノビタの気持ちがわかる(違うから)
注:結局伊坂さんの本は途中まで読んで返しましたが
  自分のために文庫買いました…。
  借りた当初は文庫も出ていなかったよ。せつない!


Q3 : 最後に買った本(既読、未読問わず)

「あの人の閾」保坂和志
「ボーダーライン〜青少年の心の病い」町沢静夫

ここのところはさぼっているのですが、
ついこないだまで一駅前で降りて歩いて帰るようにしていました。
体力作りとダイエットも兼ねて。駅から家まで30分くらいかな〜。
その途中にブックオフがあって、必ず寄ってしまっていました。
文庫だと100円くらいで買えてしまうし重くないしでつい買ってしまう。
(ちなみに漫画だと立ち読んで帰れてしまうのでほとんど買わない)

保坂和志はすごく読みやすくて(人としての)バランスが良くていい。
豊かなコトバ、豊かな日常を持っている人だな、と思います。素晴らしい。
町沢さんのは役に立ってます。

つーか買わんでいいから未読の本を読め。


Q4 : 特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)

小説は意外と思い入れも何もなくその時々の気持ちに合うものを
つるり、と読んでいる気がします。
漫画や映画と違って
「この人が絶対好き!」という人は特にいない気がする。
不思議だ。なんでだろ。


「なんて素敵にジャパネスク」 氷室冴子

中高生の時に一番読んだのがジャパネスクシリーズです。
何度読み返しても高彬が大好き。良い男だなあ。17歳だよ、あの子。
歳をとってからは守弥もかわいくみえてきました。
ダメダメなんだよな、あの人。23歳(たしか)だよ、あの人。
あとやっぱり氷室冴子の書く女の子は
正直で、潔くて、凛としていて、心意気が美しく、擦れてないなあと思う。
男の子は少し頼りがなく優柔不断で
いつも女の子に振り回されてばかりいるのだけれど
いざというとき、女の子をちゃんと守れる素敵な男の子だったりするのだ。
これでこそですよ!

「十二国記」シリーズ 小野不由美

十二国記シリーズも中高生の時に読み始め、
よく読み返している本です。
小野不由美は十二国記シリーズ以外だと
暗い気持ちになってしまうのですが
このシリーズはもうちょっと明るい。
元々がティーンズハートだからかもしれない。
意図的にそうしているのだろうな、と思う。
小野さんは構成の人だ、と常々。
続編が出るまでのスパンが長いので有名ですが(笑)
最悪な事態でなかったら(書くの途中でやめちゃったりとか)
それで良いです、私。


「哀しい予感」 吉本ばなな

吉本ばなな1冊目。
「キッチン」とかそういうのから入ればいいのに〜。微妙。
中学一年の時にこれで読書感想文書こうとしてました。
難しいじゃないか!とキイキイしていましたが自業自得だよ?
自分でハードルあげとる。
(三年の時は三島由紀夫の何かで書いた…それも難しかった)
吉本ばななさんの書かれるご飯が大好きです。
お洒落要素的に書かれるご飯描写とはっきりと一線違うと思う。
私はご飯がおいしそうな本は無条件で手に取りたくなります。
だってご飯大好きだもん!お洒落ごはんもいいけど
ジャンクフードもそば屋の定食もデパートの玩具みたいなご飯も好きだ。


「これが私の優しさです」 谷川俊太郎

詩を読むのが実は好きです。
詩にはその人の一番大切な想いが
濃縮してぎゅっと詰まっている気がする。
好きな詩人はたくさんいますが敢えて谷川氏を。
トークショーで散々泣かされてしまったからです。
生きている!動いている!
と、それだけで涙がポロポロ出ました。
谷川俊太郎氏は本当に清濁みだれ歪み真っすぐです。
言葉の美しさ。孤独。哀しさ。みたいなもの。冷たいけど、明るいもの。

実際の谷川さんは
好々爺のようにみせかけて目が非常に冷たくするどかった。
なのにすごく優しい静かな声で詩を朗読しました。
声と言葉とリズムに違和感が無く、
ああ、あのコトバたちは間違いなく
この人の身の内から発せられたものなのだなあ…と思いました。


「フライ・ダティ・フライ」 金城一紀

最後の一冊は何にしようか迷ったのですがコレで!
後々に映画化されましたが、実はそっちは見れてません。
前売り券買っていたのにな…ふふふ(遠い目)
それはともかく、なんてキラキラの小説なんだろうなあ!
と思って胸を熱くして読んだ一冊です。もう全員愛しい!(敵以外)
ベッタベタな展開と言われればそうなのですがいいじゃん!?
私は胸を張って大声で言いたい。ベタ大好き!!
ひねってくだらん展開にされて気分悪くされるくらいなら
ベタベタな展開だろうがキラキラな気持ちにさせてくれる小説の方が
何倍も豊かで美しくて上等だと思う。
金城さんの書く男の子は「こうあって欲しい」と望む男の子たちで
金城さんの書く女の子は「こうなりたい」と望む女の子です。
あとね、修業とかに弱いの。プルプルするの(ジャンプ黄金期世代なもので)
わけもなく走り出したくなりました。


Q5 : 次にまわす人5人まで

まわさない!
(まわせない、の間違いでは…)


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