スイス日記
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オリンピック、終わっちゃいましたね。
で、今日のランチの会話。
知ってる?フランスは9個も金メダルをとったのよ。と、フランス人のジニーちゃん。
で、私。 日本は16個もとったもーん。
ジニー、しばし無言。
と、フレッドにふる。←2個しかとってないことを知っててきいてる。
で、フレッド、すかさず、
むむむー、とジニーちゃん。 人口とかそういうの私よく知らないのよー。だって。
そこで、私、 知ってる?大阪なんか、大阪だけで4個もメダルとったんだよー。と茶々をいれてみました。←こういうのダイスキ。
そしたら、大阪だけで、スイスとかオーストリアとかぐらいの人口いるでしょ!とフレッド。
みんな、負けず嫌いですねー。おもしろい!
って、あんた、何年いきとんねん!
カフェ(社員食堂)のレジ係のおばちゃん、 日本人が20人ぐらいいることをいいことに、来る人来る人、これは日本語でなんて言うの?って聞いて回って、日本語覚えちゃったんですよ。
でも、フランス語で言うフレーズを日本語に直してるだけなんで、これ、かなりおもしろいの。←毎日、楽しんでます。
ではでは、彼女との毎日の会話:
おばちゃん:こんにちは。 私:こんにちは。 おばちゃん:元気? 私:元気元気。 おばちゃん:今日はいい天気ですね!(今日は雨ですね。バージョンもあり。) 私:そうですね。 おばちゃん:ソーセージ、ブロッコリー、じゃがいも←私がとったものを日本語で言う。特に、じゃがいもの響きが好きみたい。 お金を渡すと、 おばちゃん:ありがとう。召し上がれ。 私:頂きます。 おばちゃん:またねー。
食後、コーヒーを入れにいって、 私:コーヒーひとつとチョコふたつ。 おばちゃん:コーヒー、いとつとチョコふたつ。(フランス語ってハ行がないので、ひがいになっちゃうみたい。) おばちゃん:ありがとう、また明日。よい一日を。
なんか、日本語会話の教科書みたいでしょ。これ。 かなり、楽しいです。
でも、このおばちゃんの日本語とっても役に立つんです。 この前、何の肉かわからない肉のステーキ(こっちって肉の種類がめちゃめちゃ多いので、知らない単語がよくでてくるんです。)を注文しようとしてると、
って、一生懸命、訴えてるんですよ。 あ、そうなの?やばいやばい食べるところだった・・・。
熊本でなら、OKなんですけど、さすがに、スイスのはね。ちょっとね。 おばちゃんに、おばちゃんは食べるの?ってきくと、
って、有閑マダムだったのねー。おばちゃん。
2004年08月29日(日) |
クスクスパーティーのてんまつ |
ちょっと、補填作業。
クスクス、よかったですうー。至福の時でした。 ああーおいしかった。
家庭のクスクスって、炊きたてのごはんみたいに甘いんですよ。で、ソースも野菜の甘みたっぷり。やさしい、お母さんの味って感じでした。
ちなみに、クスクスのスの母音ウを発音すると通じないみたいで、クthクthって感じが本当の発音のようです。
パーティーのメンバーは、ロシア人のカップル、韓国人の女の子、で、ホストのモロッコ人のお母さん、で、うちら。 全然ヨーロッパ人がいない(ロシアってヨーロッパ?)変なメンツでした。 私はロシア人カップルとはほとんど話すのが初めてで、でも、すっごい楽しかった。
で、ロシア人が持って来てくれたものを見た瞬間、 相方さんが、あ、イクラって叫ぶと、 ロシア人、びっくり!!
ちなみに、
知らなかった。
途中、なんか、ロシア人の女の子の方が、日本に近い島に行ったことあるって話をふって、ずーっとその島がどの島なのかわかんなかったんですが、
彼ら、行ったことあるんだって。観光に。 なーんにもない、ただの野原で、熊がでるんだって。しらんかった・・・。
でも、そこって、なんか、もめてるでしょ、日本とロシアでとふると、 ロシア人二人、 全然。あそこは100%ロシアのものだよ、だって。
でも、昔は日本人が住んでたんだよーと私。
ちがうよ、住んでたのは、原住民。アイヌ人だよーと彼等。
アイヌ人は日本人だよーと私。
それは、日本が征服したからだよーと彼等。 征服して征服されてっていう歴史の島なんだから、最後に征服したロシアのものなんだって。
で、そこで相方さん、 ところで、竹島は?と韓国人にふる。←君、また火に油を注いでないかい?
で、すかさず、韓国人の女の子。 あそこも疑いもなく韓国のものだよ。だって。 ちなみに、竹島は、韓国語では、トクトウって言うんだって。なんか、それっぽいですね。
うーん、もうちょっと歴史の背景を知らないと反論できないぞ。 それにしても、日本人もあそこは100%日本のものだよ、ぐらい根拠がなくたって言わないと、日本の外では生き残れないですね。
でも、全然けんかとかしたわけでもなく、楽しかったですけどね。 ロシアのイクラも最高においしかったし!!
2004年08月28日(土) |
きゃークスクスよー!! |
今日は、相方さんところのモロッコ人の秘書さんのところにおよばれなんです。
で、モロッコ人ってことはクスクスかなー?(ドキドキ)と、私。 そんな、モロッコ人やからクスクスっていうのはいいすぎやろーと彼。
でも、でも、クスクスなんだって!今日のメニュー。ああ楽しみ〜。
クスクスって、モロッコなどのアフリカ料理で、でも、ヨーロッパでは、日本のカレーみたいな感じですっごいポピュラーandおいしい料理なんです。職場でしかクスクスを食べたことのなかった私は、クスクス?あのぱさぱさしたつぶつぶ?(ちなみにクスクスはなんかの穀物でカレーで言うとライスにあたります。何でできてるのかはしりません。)って感じだったのですが、モロッコ人の友達推薦のお店(しかも職場の向かい)で食べてから、もう大ファン!!ピーク時には1週間に1回は食べてました。
野菜カレーとかチキンカレーとかって言う感じで、クスクスもいくつかソースがあって、そこのお店では、野菜か、チキンか、子羊か、ミートボールが選べるんですけど、常連の私たちは何にも言わなくても、全種類を少しずつ食べれるようにマスターがしてくれます。
もう、アニョー(子羊)が最高なんです!!ここにいると牛肉=まずい肉、羊=最高になります。ほんとにほんとに。ああー書いてるだけで、お腹がすいてきたわ。
そうそう、今日は、本場、家庭のクスクス。 レストランとはまた違った味だと思います。ほんと楽しみ〜。
2004年08月26日(木) |
超簡単・あやしいフランス語講座〜サバイバル編〜 |
ほんとは、フランス語会話、習いに行きたかったんですよー。 例のミグロの学校に。 でも、ボンジュールしか言えない超初心者は水曜の4時からっていうコースしかなくて、うちのボスの許可が得られなかったんです・・・他のボスのところの日本人はみーんな通ってるのに!!
大体、ボス自体、スイス人のくせにフランス語あんまりしゃべれないんですよ。 まあ、彼、何語しゃべっても言ってることわからないんですが。
いっつも突然、突拍子もないことをいってきて、しかも、あのあのあれどうなった?みたいな話し方なんですよ!! あれって何?って感じですよ。こっちとしては。
でも、もしそこで私が、え?あれって何?みたいに聞き返すと、彼は必ず、お前はまだ英語も理解できないのかー!!ってすっごい嫌な顔するんですよ。
ところが、これをフランス語で若い秘書さんとかにやると、 は?あなたのフランス語全然理解できないわ。 と、一瞬のうちに撃退(笑) そしたら、すごすご、なんか言い方変えてるの。笑えるー。
と、残念ながら、ここに1年以上住んでいながら、私はぜーんぜんフランス語が話せません。で、困るのが、職場のカフェ(社員食堂)なんです。
シェフにこれとこれとこれちょうだい(メイン1品と付け合わせ2品)って注文して、お皿に入れてもらうっていう方式なんですよ。ところが、もちろんメニューはフランス語、みーんな英語を話せない、大体、フランス料理、肉の種類がめちゃめちゃ多いので、一体何食べさせられるのか全然わからない。
そうです、そうやって、食べ物の名前だけ覚えた人がここにいるわけです。
もう、今では注文はばっちり!フランス語。
ある時なんか、注文を滞りなく終えた後、シェフがなんかべらべらべらってフランス語でしゃべってきたんですよ。 でも、全然わからない。 そしたら、フレッドがそれをみて大笑い。 なんか、フランス語、もう、しゃべれるね!みたいなこと言われてたようです。 ごめんよー、食べ物しかわかんないんだよー。
では、フランス語でのレストランの注文の仕方行きましょう! まずは、とりあえずボンジュールって笑顔で。
もし、 サバ?ってきかれたら、サバサバサバビアンっていいましょう。 サバ?って元気?っていう意味です。で、うん、元気元気超元気っていう感じですね。 そう、ここではみんなサバサバ言ってます。
その後、いよいよ注文です。 大事な言葉は、シルブプレです。これ、プリーズのことです。(書く時は、SVPって書くんですよ。ASAPみたいでちょっとかっこいいです。)
ブーフ シルブプレ←牛肉ちょうだい ポーク シルブプレ←豚ちょうだい プレ シルブプレ←鶏ちょうだい カナード シルブプレ←七面鳥ちょうだい ポワッソン シルブプレ←魚ちょうだい アニョー シルブプレ←子羊ちょうだい
リ シルブプレ←ごはんちょうだい パ シルブプレ←パスタちょうだい
レギューム シルブプレ←野菜のゆでたやつちょうだい ラタトウーユ シルブプレ←野菜のトマト煮ちょうだい エピナ シルブプレ←ほうれん草ちょうだい ポムフリ シルブプレ←フライドポテトちょうだい
おわかりですね! そうです、料理名とか全然わからないので、材料だけをひたすら言うんです。 これこそ、サバイバル!!
で、最後は、シェフがボナペティー って言ってくれるので、メッシー、にこ!でおわり。
この、ボナペティーってボンとアペタイト(食欲)がくっついた言葉で、よい食欲をという意味です。これ、ご飯食べようとしている人に掛ける言葉なんです。(たまに、日本語でなんて言うの?ってきかれて、めちゃめちゃ困るんですけど・・・。日本では食べる人が自分でいただきますって言うのとかって説明してます。)
で、ここまで読んだ人はもうおわかりですね!
フレッドが帰ってきました。
もう、フレッド、キターーーーーー!って感じです。
朝、ちょっと彼が遅れて来たんですよ。 で、私、 You've got back! (帰って来たの。)っていったんですよ。
これ、ERとかで、例えば、カーターがバケーションから帰って来て、初日とかにグリーン先生とかがよく言う台詞なんですよ。で、使ってみたかったんです。ここだ、ここで、使うんだよー、頑張れー私。って感じです。
で、ERだと、 Yep.とかって答えて、その後、バケーションはどうだった?とかっていう話になるわけです。
なのにーなのにー、さすが、フレッド。
I'm here. Apparently.だって。 俺は今ここにいるんだから、当たり前じゃん!って感じ。
ふふふー、これでこそ、フレッド。
こんなえらそうなこと言ってて、その日一日忙しくて、フレッドから飛んでくる、 ねえねえ僕としゃべって〜。しゃべって〜。光線をずーっと無視してたわけですよー。←彼、機嫌のいい時はめっちゃひととしゃべりたい人なんですよー。でも、今、彼の話し相手にまともにつき合ってあげるのは言葉が不自由な!私しかいなくて、ちょっと寂しい想いをしてるみたいです。←キャロとは合わないからね。彼。頭いい人どおし、難しいようです。キャロにすると、若造のくせに、えらそうにみたいな感じかな?(あ、日本人じゃないから、若造うんぬんはないかな?)
って、怒ってます。 この単語よく知らなかったんですけど、noseの形容詞で、どこにでも鼻を突っ込む人、つまり、噂好きとかそんな意味のようです。
私はフレッド、いじめるとおもしろいので、遊んでますけど。 ずーっと一日無視してたら、
なんか、すごい複雑な作業してるね!間違ったらダメだよ。
って、茶々いれにくるし。ふふふ、かわいいー。
って断言されちゃったのかしら・・・?
2004年08月23日(月) |
プチ”男女7人秋物語”ごっこ |
日曜は一日中、英語の書き物。 英語で1万字書くというのは私にとってほんとにほんとに大変なんです。
一人でお家にこもって、オリンピックをちらちらチェックしながら、おしごとおしごと。 と、こうなると、突然わき上がってくる、
私、スイスに来る時に、婚約者を日本においてきたまま、こっちに来ました。彼、本当に私にとっては白馬の王子様。理想の彼氏でした。 でも、彼は長男。いずれ、田舎に帰って、両親と一緒に暮らすというのが彼の夢でした。 で、ようやく夢かなって、今年、田舎で就職した彼。
でも、私、それに愕然となってしまいました。 離れて暮らして、ほんとにほんとに一緒に暮らしたいと思うようになっていたんです。なのに、彼は田舎暮し。私がもし日本に帰っても、就職できるのは東京とか大阪とか都市部に限られています。もし、私が仕事を続けるなら、ずーっと別居結婚。もうダメでした。
仕事、1年以内ぐらいでやめられるか?
そればっかり考えました。 ほんとにやめられる?
彼と一緒の田舎暮し。のんびり塾講なんかのバイトしながら、専業主婦。彼の子供を産んで。ほんとにほんとに幸せな生活です。こんな幸せありません。のどから手が出るほど手に入れたい生活。
でも、できませんでした。
選択、多分間違っていたと思います。 でも、だからといって、正しい選択をする勇気が今の私にあるか?
やっぱりないです。
もう、今は、お互い、新しい彼氏と彼女持ち。
で、しょうがないので、プチ”男女7人秋物語”ごっこ。
けんちゃん、ごめん、私、やっぱりいくわー。←もちろん、私が桃子ね。 もう、遅いんや。by さんま
って、感じ。ふるっ。
仕事をやめて飛び出すこともできない私。 けんちゃん(=ギバちゃん)をおいてけない私。
岩崎宏美(役名忘れた。)をふれない今井。
これではドラマにならないけど、実生活では、これでいいんだと思います。 ああーでもせつないなあ。
2004年08月22日(日) |
ヨーロッパで一人暮らし?私には不可能・・・。 |
相方さんのチャリが盗まれちゃったんです。 ちゃんと自転車置き場があるのに、彼はそこに入れずに、外に置いておいたんですよね。 いくらここがスイスとは言え、やっぱりそれはダメです。
私のママチャリプジョーはぜーんぜん盗まれないけどねー!! 最初、すごい、プジョーだプジョーだって自慢してたんだけど、ここではただのママチャリ。しかも、プジョー、あんまり性能良くないです。価格10分の1の無印チャリの方が性能良かったです。
で、相方さん、カッコわる!とかいいながら、プジョーに乗って、でかけたわけです。で、全ての力加減ができないこの男。私のプジョーのブレーキをひきちぎって帰ってきました。ほんと、どうやったら、ブレーキのワイヤーなんか切れるんや!
ブレーキかけすぎたー。ってあんた。あんたの手は一体どうなってるんだ。
でも、彼はここヨーロッパ暮らしになれてるのか、またどこからともなくワイヤーを買ってきて、見事に今日、ブレーキを直してくれました。←これってすごいと思うんだけど。
そう、ここでは全て自分でしないといけないんです。
ジニーちゃんなんか、まだ20代後半の女の子だけど、自分の車のタイヤのパンク、自分で直しちゃうからね。 キャロに言わせると、私はいっつも弱さをアピールしてることになるらしいし。←これって、かわいこぶりっこしてるって言われてるんです。
なんですよー。そら、キャロにしたら、軽いのかもしれないけど・・・。 ウエイトリフティングの選手じゃないんだから!とオリンピックにかけて、私は言いたい!
思えば、ここにきた当初はかなり大変でした。
普通、安いので(ほんとは全然安くないけど。日本人の感覚からすると。)、IKEAっていう北欧の家具屋さんの家具をみんな買うんですけど、
家具って言うより、部品?
日本の組み立て式のなんとかみたいに、ほんとにだれでも簡単に組み立てられるっていうようなものじゃないんですよー。
しかも、説明書に絶対一人では組み立てないで下さいって書いてあるし。
そら、あんた、クローゼットを一人で組み立てられるわけありませんわ。板一枚だって、私よりでかいのに。
しかも、平行に保たないと途中で組み立て不可能になっちゃったりするし、釘うちは60か所とか打たないといけないし、釘もなんかややこしいしくみので、どうやってやったらいいのか最初全然わかんないものとかいっぱいあるんですよ。
おばちゃんの時代には、女子は家庭科だったんだから!ほんと。
しょうがないので、フレッドにお家にきてもらって、3時間とか、二人で闘いましたよ。ほんと。おかげで、いろいろ学んで、次の3段引き出しは一人で組み立てたけどね。丸一日かかったけどね。もう、これ組み立てられないならそれでもいい!って思ったけどね。途中で。
ベッドになるソファも一人で組み立てたけど、これは乗った瞬間に、メインの棒が折れてしまって、一瞬にして大破しちゃったけどね。←これ、絶対不良品だった!ってクレームつけて、新しいのをちゃんとゲットしました。
私の組み立て方が悪かったっていう説もあるんですけど・・・まあ、もう過去の話だし。
ほんと、ここに女一人で住むと、絶対、なんだってできるようになっちゃいますよ。 私は、もう相方さんまかせでダメダメですけど・・・・。
職場には、アトリエっていう部署があります。 おっちゃん4人が、いろーんな機械に囲まれて、のんびーりした時間を過ごしている部署です。
ここ、仕事でいうとショムニみたいな感じなのかなー?
なんせ、ヨーロッパは新しい機械を全然買わないので、すごーい、これ、もしかして私よりも古いんじゃない?というような機械がごろごろ。 で、動かなくなると、すぐにアトリエ行き。 なんでも、とりあえず、これ直せる?ってアトリエに持ってくと、大体おっちゃんが直してくれます。(かなりのプロです。)
あと、パソコンのIPの管理なんかもするし、電球が切れたから変えてーというのもアトリエの仕事です。
おっちゃん4人すごーくいい人たちだし、仕事もきっちりしてるし、すごく好きなんですけど、一つだけ大問題が・・・。
彼等、全然働く気がないんですよー。だから、仕事が異様に遅い!!
金曜日、私がよく使う部屋の電球4本のうち3本が急に切れちゃったんですよー。 暗い!! で、気付いたのが午後3時。 うーん、かなり微妙な時間。もう、アトリエに行ってもだあれもいないかもしれない。 と、おもいつつ、アトリエに行くと、まだ二人はおっちゃんがいました。 で、電球が切れたの、変えてーと私。 じゃあ、確認するからと、部屋まできたおっちゃん。
で、その後。 確認して、今週のお仕事は終わり!だったみたいです。
はあ〜。 今週末は仕事で使うので、できたら変えてほしかったんだけどね。 電球なんかすぐ変えられるやん! 新しい電球くれるなら、私自分で変えるのにー。 おかげで、さっき(って夜中の12時かいっ)、暗い中、作業してきたよー。
この前なんか、0.5mmずつの大きさに鉄のチューブを100個切ってもらうという仕事をお願いしたわけです。 で、案の定、2週間かかるとのお返事。 まあ、それは予想してたから、2週間待ちました。
で、2週間後、今日できてるはずだけどー?ってアトリエに行ってみると、
あの、なんて呼ぶのかわからないんですが、 でっかいコンピューターで制御されたすごそうな機械ですよ。 一本棒がぐるぐる回るようになってて、その先にドリルとかくっつけると鉄板に穴をあけれるとかそういう機械ですよ。 ちゃんと棒は箱の中に入っていて、温度も一定に保てるし、条件さえコンピューターに入れてやると自分は何にもしなくても機械が勝手に操作してくれるようなすごいやつですよ。
おっちゃんたち、ワイン片手に、結構細かい作業だから、設定するのが大変だったよ。 見てみて、この薄さ!こんなに薄く削れるんだよ!
すごいー、こんな柔らかいものでもこんな正確に削れるんですね!って感心してる場合か。 確かに、鉄とかを削るわけではないので、条件つくるのすごーく大変だったようです。
で、私の注文。注文。
いやあー、今、仕事がありすぎて、やる暇がなかったんだよー。
って、あんた、チーズ削ってるやん。そのエネルギーを仕事に費やしたらどうなのか。
私もこんなことでは引き下がらないわよ! 2週間前に注文して、今日、できるってきいてたから。明日には絶対に必要なんです!! と、訴える。
で、おっちゃん、じゃあ、明日の朝一にはできてるようにするから。 ということなので、一旦は引き下がりました。
で、一時間後。 100個の鉄のチューブでつくったネックレスが私のところに届きました。
って、あんた、一時間でできるんかい!!
今日は、本当は書くぞ!って昨日思ってたネタがあったんですけど・・・
あまりにも萎えてしまったので、萎え萎えモードで、だらだらと。
さっき、ちょっと相方さんと旅行保険の話になったんですよ。 で、今、私たちがスイスで入ってる保険というのは、世界中どこででのケガも病気もカバーされる保険なんです。だから、私、旅行とか日本に帰るぐらいで新たに旅行保険に入ったりしてなかったんです。
だって、子供がいるわけじゃないし、私の乗った飛行機が落ちて、私がこの世から消えてなくなったとしても、親と数人?の男が悲しむだけで、別に金銭的に困る人がいるわけでもないし。病気とケガさえカバーされてれば別に問題ないと思うんです。
なのに、相方さん、いっつも最高の旅行保険に入るんだって!
これって、萎えません??
って思いません?
なんか、ちょっと前に、最近の独身中年(30〜40代←私のことね。)は親孝行意識が希薄だとかなんだとかっていう記事がでてませんでしたっけ?
もし、これを親孝行と呼ぶなら、日本の教育は絶対に間違っています!!←勝手に強く断言します。
それにしても、萎えたー。
まだ30代ぐらいだと親とセットなんですかねー。長男だから、家から出ることなくて、ずうーっとセットって感じなのかなあ。実際にめっちゃ離れて暮らしてたとしても・・・。
日本の少子化の原因って、こういう親とセット男がいっぱいいるのも一因なんじゃないでしょーか? 20代30代の若い女性が贅沢し過ぎだからとかって言う前に、こういうセット男をなんとかした方がいいのではないでしょーか?>偉いおじさん方。<だって、こういうセット男は多分、結婚とかしたいと思ってますよ。ただ、精神的に自立してないから、結婚できないだけで・・・。
自立しようよ。もうちょっと。いい歳なんだから。
2004年08月19日(木) |
フランス人話&追悼フランシス・クリック博士 |
みいーんなバケーションで、しかもネタの宝庫のフレッドもいないので最近ネタ不足。。。 そうそう、最近、ランキング200位とか300位とかに入れてもらえるようになって、めっちゃ嬉しいです!!ボタンを押して下さっているみなさん、ありがとうございます。
フレッドにも、あんたのおかげでランキングされるようになったよー、ネタをありがとうって言っときました。渋い顔をしてました・・・。
オリンピックもみんなあんまり興味無さげなんですよー。 まあ、スイス、弱いですからねー。全てに。テニスのフェデラーぐらいしかいないし。 フランス人とかドイツ人もぜーんぜん、興味がないようで、みなさん、オリンピックをテレビで見るより、自分でどうやって山を登るかとかそんなことばっかり考えてます。
今日のランチのネタもGPS付きのパームを持ってると、初めての山でも迷わずに登れるよーみたいな話だし・・・。
まあ、外人さんは他人のことは興味がないんですよ。基本的に。 それが、オリンピックだろうがなんだろうが。
オリンピックやってるから、バケーションでギリシャに行けないよーとかそんな程度です。彼等の興味は。
で、しょうがないので、台湾系スイス人の男の子と二人でオリンピック話。 なんてたって、野球ですよ。野球。 彼も、こっちで野球の試合を見れないので、ネットのライブ中継をずーっとチェックしてるみたい。
で、うちら二人がオリンピック話で盛り上がってると、
と、すかさず、フランスの自慢!! でも、今回は日本も結構すごいのよー、とかいうと、 あら、そう? でも、フランスはね。 って、またフランスの話。
いや、全部が全部、こういう人ばっかりじゃないですけど・・・
まあ、ほとんど全員の人が、フランス語のような世界で一番美しい言語があるのに、なんで、君は英語を話すのか?
と思ってるような人たちなので(汗)
って、答える人たちなので。 TGV(新幹線みたいなん)で3時間もかかるがな!
でも、確かに、南仏の方はちょっと方言みたいなので響きが違うんですけど(関西弁みたいなもん?)、普通のフランス語をしゃべる若い男の子(限定!もちろん!)の話をきいてると、ほんとに歌のようです。すごおーくキレイ。(まあ、女には感じないけどね。)
だから、許す!(ただし、若い男限定)
そう、忘れてました。 F・クリック博士、まあ長生きした後の大往生だけど、お亡くなりになりました。 彼は、ワトソン博士と二人でDNAが遺伝子であるという証明をした人なんですが、ワトソンが書いた2重らせんっていう本を読むと、ほんとに彼がどれだけすごかったかっていうのがよくわかります。ワトソンの方は、テニスをしたり、女の子を追いかけたり(まあ、その時まだ、彼は26歳だったので。)、決定的な証拠を持ってる女性研究者のデータをどうやって盗み見るか考えたりと、まあ、どっちかといえば、マネージャーのような役割??(何もしていないという説も。)。で、クリックがひたすら論理的に考える考える。すごい人です。ほんとに。 で、たしか10年ぐらい前に、もう大分年を取ってからのクリックが書いた本を読んだのですが(もう、題名も思い出せないのですが、彼は長いこと脳の研究をしたので、脳関連の本だったと思います。)、その中に、生命の起原をずーっと考えていくと、こんなにもすごいものがどうやって地球で生み出されたのか理解できない、生命というのは、どこか宇宙でできて、そのあと地球に運ばれたのじゃないか?みたいなことを書いているんです。 この記述、宇宙のどっかでできたとしてもそれがどうやってできたか考えるのが多分科学者の務めなので、科学者の発言としてはXだと思うんですけど、でも、すごーく人間っぽくって、私、好きなんです。 起原について、天才の頭でめっちゃ考えたよー、でも、生命、すごすぎて、ほんとにこんなものどうやってうまれたのかわかんないよー。って、ことです。 もちろん、これを書いたのは彼がだいぶん年をとってからなので、もうろくしたとかそういう風にとっちゃう人もいるんでしょうけど、私はこの記述を読んで、なんかこんなすごい天才がすごく身近になった気がして、ちょっと嬉しかったですね。 ご冥福を。
2004年08月18日(水) |
体操、すごかった〜!! |
体操、今、中継を見てたんですが、すごかったですね〜。 いや〜ドキドキしちゃった。
大技もばしばし決めて、しかも安定感のあるルーマニアと大技決めるけど、たまにちょっとミスするアメリカに挟まれて。でも、1位のルーマニアとはすごーく差があって、3位のアメリカとはちょっとの差。
日本は全然大技がないんですよ。安定感は抜群なんですけど、大技無しで、みんな無難な仕上がり。いっつも9.5〜9.7。ルーマニアとかアメリカとかは9.8とかたまにだすんですよ。
もう、どうすんのよっ、これっ。どうやって、逆転すんのよ。
でも、でも、最後の鉄棒。すごかったです。 アメリカは一人がちょっとミスって9.4とかだったんだけど、まあ無難な仕上がり。 一方、ルーマニアは、最初の人がミスって(いや、素人目には何がミスなのかさっぱりなんですが。)たしか9.2とかそんなもん。
で、8.9とか。
もう、日本、こここそ、無難に決めてくれー。みんな、9.5とか9.6だったら金メダルだから!!お願い、落ちないで〜。 って叫んでました。
もう、文句無しの金メダルですよー。すごすぎ。 後で、記事読むと、日本は鉄棒が一番得意だったようですね。 それにしても、すごかったです。よかったー。
って、ここまでは、昨日テレビの中継を見終わって、興奮して書きました。 でも、日本ではもうがんがんに画像が流れてて、みなさん、きっと見飽きてることでしょう。
私はまだ仕事中です(泣) でも、今日は午前中頑張って、まだまだ下書きって感じだけど英語書きましたー。今、とりあえず、英語のわかる人に見てもらってるので、ちょっと余裕な今。 って、ここで余裕かますから、またあとで泣きが入るんですけどね・・・。
ところで、「クロベエ」、40歳の若さで亡くなっちゃいましたね。私的には、まだ40歳だったんだー、私と歳が**歳しか違わないんだーってちょっと不思議な感じです。 「クロベエ」と言えば、小学生の頃、好きな男の子の名前教えてくれたら、私の好きな子の名前も教えるとかっていって、みんなの好きな男の子の名前を聞いて、自分は、「クロベエ」の本名を言うだけっていう女の子がいたなあって思い出しました。本名とかってあんまりみんな知らなくて、え〜だれそれ〜??どこのクラスの子?どこの小学校の子?とかって真剣に聞き返してたなあ。懐かしい記憶です。
土日にさぼってしまったので・・・(っていうか、水泳見ながらやっぱ仕事はできませんなー。北島君おめでとう〜!!彼の嬉しそうな顔、最高でしたね。)、今、大変なことになっております。
英語で書類を書かないといけないんですわ。 全部で2万文字ぐらい。 きゃー、海外の大学とかに留学している方に、それぐらいで何言ってるんだーとか言われそう・・・。
ここにもう1年以上、住んでるわけですが、別に英語の勉強をしているわけでもなく、仕事で特別英語を使うわけでもなく(←ほんとはいるんですけどね。できないだけで・・・。)、結局、中学英語がしゃべれるようになったぐらいで、英語力は全く進歩せず。中高生のみなさん、頑張って、文法たっぷりやって、いっぱい英語読みましょう!そういうの、海外にきてもぜーんぜん進歩しないですからね。
今、もしかしたら、英語ができない病、第2期かも。 最初は、普通の生活をする英語力がなく、もちろん仕事もできず、ボスとも話せず、で、しょうがないので、家庭教師を雇って、一生懸命、せめて生活ができる程度にを目標にやってました。 で、今、もちろん、生活はできるけど、わーって盛り上がる友達の輪には入れない、仕事してるけど、もちろんビジネスレベルの英語力はない、でも、いる。どうしようーどうしようーの第2期ですね。
はーこんなことぐだぐだ書いてるより、英語かかなきゃ。進まない。
それにしても、このレベルの英語の勉強ってどうしたらいいでしょうか?だれか教えてくれ〜。もちろん、大学とかに入ればすごーくいいんでしょうけど、時間ないし。前に習ってた家庭教師の先生は国連の英会話学校でも先生やってたんですけど、彼女曰く、もし学校に入ったら、私は学校の中で一番英語が話せる人レベルになっちゃうらしいし(←多分、ここ、フランス語圏だから。)。このレベルでですよー。キャロに毎日、英会話習いに行ったら?って言われるのに・・・。
海外駐在員の人とかもこつこつ英語勉強されてるのかなあ?仕事してるうちにどんどん上達してますか?相方さんなんかは、結構こまめに英語きいたりしてるんですよ。しかも、ここにくる前にかなり英語の学校とかに通ったらしいし。私は・・・いったらなんとかなるとか思っちゃって、ほんとになあーんにもせずにきちゃったんですよね。 最初きた時に、ボスに How was your trip?って言われたのも理解できなかったし・・・。
2004年08月16日(月) |
オリンピックみたい〜 |
オリンピック、いろいろテレビでチェックしようとしてるんですけどね〜 チャンネルが40ぐらいあるわけです。スポーツ専門チャンネルも5つぐらいあるし、ほかのチャンネルでもオリンピックの中継やってます。やってますよー。
全然、見るものがありません。 全然日本人がでてきそうな競技がありません。
しょうがないので、ネットでチェックしながら、オリンピックみてる気分。
あ、でも、野村さんだけは、3連覇がやっぱすごいのかダイジェスト版で何回も何回も放送されてましたよー。彼、柔ちゃんばっかで全然自分が取り上げられないとかって前は言ってたそうですけど、こっちでは、柔ちゃんなんか一度も取り上げられず、野村さんばっかです。よかったですねー!!
今回のオリンピックって、日本は時間的にすごくいいんじゃないですか?だって、こっちだと昼間働いてる時にやってるけど、日本だと仕事終わって、夜、ちょうど中継見れますよね。いいなー、去年の阪神優勝とか、オリンピックとか、いろんなものを見逃してますよ。阪神優勝なんて、もう、私の生きてる間にないかもしれないのに(爆)
唯一、昨日、松田君の泳ぎは見れたんですけど、(決勝までのこって、でも結局8位でした。)
久々に水泳選手の腹を見ましたよ。 他の人はみいーんな鮫肌でしょ。なんで、彼、着ないの?ポリシー?それとも、スポンサーが付かなかったの?
嫌いなのかなあ?でも、ちょっとでも速くなるんだから、着ればいいのにって思うのは素人考え?
2004年08月15日(日) |
柔ちゃんおめでとう!!でも、ちょっと複雑。 |
すごかったですねー、谷亮子さん。 あんなに直前にけがしたのに、危なげもなく、またしもて金メダル。 すごい、すごすぎる〜。
でも、ちょっと、複雑。 だって、これは凡人のひがみなのかもしれないけど、あんまり結婚して名前が変わったから、変わった方でも金メダルを取ったよー!ってやってほしくないんです。
仕事してて、ずっとやってると、名前変わっちゃうのめっちゃ大変なんです。もちろん、不可能じゃないですよ。それぐらいの苦労、して当然だろうって言われるとそうなのかなあと思ってしまうこともあるし。でも、これ、私がさあ結婚届だそうかーってなった時に、いっつも考えてしまうすごーく高いハードルなんです。だって、名前変わっちゃうんだもん。大変だよ。まじで。
谷さんの場合、例えば、井上選手が谷選手について語っているインタビューのページを読んだのですが、井上選手が間違って田村さんはってずーっと言ってても、インタビューを記事にする段階で、(谷)って訂正してもらえるわけです。田村さんって言ってるけど、谷さんのことですよーって。 しかも、結婚披露宴とかもすごーく派手にテレビでやったわけでしょ?(日本にいなかったので、サブちゃんのまつりも噂だけなんですが。) みいーんな、田村=谷ってわかってるんだもん。
そういうシチュエーションが凡人にもつくれるんだったら、全然名前変わっても問題ないんですけど、そういうわけにいかないからなあ。名前変わっちゃったら、あんただれ?だよ、まじで。
2004年08月14日(土) |
ベルン&オリンピック開会式。 |
ベルンよかったです!! 町並みもきれいだし、さすがドイツ語圏らしくゴミ一つ道に落ちてないし。 街もとってもちっちゃいけれど、もしかしたら、ジュネーブよりも開けてるかも。 お店の品揃えも良くて、ジュネーブではサイズが見つからなくて買えなかったパンツも2着も買っちゃいました。
夜は、スイスのおばあちゃんの家庭料理が食べられるというレストランへ。メニュー、ドイツ語だし、なんか見なれないメニューばっかりで、どうしようか迷った末、グラタンとマカロニというのがわかったので、それを注文しました。
グラタンはほうれん草グラタン、文句無しにおいしかったです。 で、マカロニ。ただマカロニをゆでたものの上に、ミンチのお肉、で、アサツキ。
これにはびっくりしました。 しかも、リンゴのすりおろしまでついてきて、もしかして、これって、大根おろしのようにかけるの?とかって思ったけど、さすがに、リンゴは別で食べるようでした。 それにしても、かなり、懐かしい味。ちょっと嬉しかったです。
家に帰ってくると、 あ、オリンピック。そうだ、忘れてた。 いそいでテレビをつけたのですが、もう開会式は始まっていました。 で、かなーり、2時間ぐらい?ずっともしかしたら日本はまだ出てないかもって思いながら、最後まで見たんですが、結局日本は終わった後だったようで、見れませんでした。残念。 それにしても、あの衣装・・・、女子選手はちょっとかわいそう。 今の若い女子バレー選手なんて、絶対すごいスタイルいいはずでしょ?なのに、あの衣装きても全然かっこ良く見えなくて、幼稚園の子みたいにみえちゃうのは・・・。
でも、開会式、結構楽しめました。 アテネ市長のあのしわのばし手術したよーといわんばかりの、びたーってのびたおでこも、聖火が聖火台に届く前に聖火台の中から発火したのもお愛嬌。 長かったけど、あんなにちゃんと開会式見たの生まれて初めてでした。
2004年08月13日(金) |
首都ベルンに行ってきます。 |
今日は、夕方少し早く帰って、7時頃の電車にのって、首都ベルンに行ってきまーす。
相方さんが、ベルンで手続きをしないといけないので、じゃあ、私もせっかくだしついてくーということになりました。今日は、晩ご飯をどこかレストランで食べて、一泊して、明日は一日観光します。
ベルンって、超マイナーだけど、一応首都なんです。ジュネーブよりも人口も少ないんですけど。でも、スイスで一番中世の町並みが残っているところらしく、世界遺産にも指定されているようです。
ガイドブックにも”ヨーロッパ一美しい緑と花の都”ベルンって書いてあるし、いいところっぽいです。楽しみー。
アインシュタインが相対性理論を思い付いた?時に住んでた家もあるみたいです。ぜひ見なければ。
ベルンの旗って熊のマークなんですけど、ベルンってベアからきてるそうです。この前のリヨンの旗はライオンだったので、もしかして、リヨンはライオンなのかなあ・・・。
楽しみですなあ。何食べよっかなー。
これまで家事に関して、自分がやったらやっただけ、どんどんダンナはやらなくなっていって、そうやってるうちにぜーんぶ自分の仕事になってしまうって思ってました。 だから、スキを見ては、これやってあれやってとお願いしてました。
でも、相方さんの場合、どうやらちょっと違ったようです。
「もうちょっと家事をやってくれー。」と、彼がキレてから、2週間ぐらい。 (詳しくは、7月27日の日記をよんでね。)
以前とほとんど変わらず、買い物は基本的に二人で(なぜかフランスに。)、掃除、洗濯は90%ぐらい私。夕食づくりは、彼がやってくれる時は大体私が手伝って(or 他の家事をして)、私が作ってる時は私一人でつくってというのが大体交互か、私、三分の二、彼、三分の一といった感じ。
でも、相方さん、今は、にこにこ半分ずつ家事してるって思えるんだって!(←半分ずつかよ!というつっこみはさておき。)
変えたこと: 少し早く帰れたときは、トマトを切ったり、マリネをつくったり、酢の物をつくったり、ちょっとしたおつまみを用意して、テーブルに置いておく。
彼が料理をつくってくれたときは、おいしいねーおいしいねーってめちゃめちゃいいまくる。(←みそ汁、私がつくったのよりおいしいよね、いっつも。って言ったら、それから、みそ汁はずっと作ってくれてます。)
なにかしてくれたら、何度も何度もありがとうねーっていいまくる。
あれやってとかこれやってとか何も言わずに、忙しそうに動く。そうすると、気を使って、手伝ってくれたり、次の時に何かやってお返しをしてくれる。
結局、 ほめまくることと無言で動くこと。 そうすると、気分良く、手伝ってやるかと思うみたいです。
まあ、単純なこと。 若い時はなんで私がそこまで気を使わなあかんの!!自然に半分やって当然やん!と思ってましたが、三十路をすぎると人間こうまで丸くなるもんなんですねー。 だって、おんなじぐらい知恵があるものと思って行動すると、たいてい痛い目にあっちゃいますからねー。相手は、超単純な生き物なんですから。
それにしても、なんて寛大なのかしらん。
2004年08月11日(水) |
Life is so difficult. |
みいーんな、バケーションです!!
うちのグループからは、ジニーちゃんとフレッド。 二人いる秘書さんのうちの一人。 しかも、うちらの業務をアシストする部署がなんと1週間お休み。もちろん、みんな個人で3週間とかバケーションを別に取るんですよ。それ以外に、部署ごとお休み。
ほんま、いいかげんにしてくれー。仕事すんなーいってんのかー?って感じです。
なのに、なのに、ボスは超元気。一人ではりきっています。 今日は私はターゲットではなかったからよかったけど、今日のターゲットのマネージャーさんはずーっと一日中くっつかれて、ずーっとどなられてました・・・おお、かわいそうに。明日は我が身だ。
で、最近、仕事が忙しいのと、いろいろ選択をせまられてるのとで、いっぱいいっぱいだったんですが、今日、スペインに飛びこんで生活している人のホームページ読んでて、は、そうだった!と大事なことを思い出しました。
そのひと曰く、 なんで、リッチな日本からスペインなんかに来たの?ってよくきかれるそうです。
もちろん、本当はもっといろいろな想いがからんでのスペイン行きだったんでしょうけど、この一言、今の私にとって一番必要な言葉だと思いました。
そう、仕事大事なんだけど、仕事のために生きてちゃダメですよねー。ほんと。 ちょっと、ここ2、3日、精神的にも参っていて、 もう死にたい!! とかって、思ったこともあったので、でも、仕事のことなんかで死んでちゃ、本末転倒ですよ。人間。
今は、絶対にあとで考えると、私の節目になる時期だと思うんですけど、仕事もちろん頑張るけど、ああーもう死んでしまいたい!って思うほども仕事にのめり込む必要はきっとないんですよ。ずーっと仕事100%で選択してきて、それだけではだんだん自分の生活が立ち行かなくなってきて、多分、60とか70%とかに落として選択をしないと行けない時期なんです。
仕事100%でない選択をしたら、後悔するんじゃないか?それが、今一番の懸念です。でも、でも、ずーっと100%にしてたら、私の人生、仕事しかなくなっちゃう。
でも、後悔するかも・・・。 ああーまた巡ってしまった。やめやめ。 人生、なかなかに難しいですね。でも、多分、これが生きてるってことなんですね。きっと。
2004年08月09日(月) |
リヨンに行ってきました。 |
レンタカー1日借りたはずなのに、なぜか、2日になっていて、今日も車あり。 もったいないので、早起きして、リヨンまで行ってきました。
もう、あの山登りの後ですよ。しんどいしんどい。 おきれない。ほんとにしんどかった。
で、リヨンですが、フランス第3の都市らしく、ジュネーブから一番近いフランスの都会です。ジュネーブから140kmなのですが、車で1時間半ぐらいで行けちゃいます。
高速道路、めちゃめちゃ快適ですよー。 途中、少し有料の区間があったのですが、原則、3000円ぐらいで一年間フリーパスが買えるので、料金もすごい安いし、もちろん、全然混まないし。
しかも、制限速度が130kmなんですよ! これ、すごいですよ。 だって、日本だと、80kmとか100kmが制限速度で、まあ、みんな120kmとかで走るでしょ。(走らない??) でも、制限速度が130kmだとみんな160kmぐらいで走ってるわけですよ。
途中、180kmとかもちらっと見えたんですが、さすがに恐くて、スピードを落としてもらいました。 でも、みんなが160で走ってると、160が80ぐらいに思えますよ。実際。
それにしても、ジャン・アレジさんは、この道路でどうやってスピード違反でつかまったんだ?とちょっと謎でした。多分、200kmとかだしてたんでしょーね。
リヨンはすごく大きくてきれいな街でした。屋根は赤一色に統一されてるし、でもパリ見たいにごみごみしてなくて、ビルもあまりないから景色もきれいだし。
リヨンはフランスの食の都らしいので、ちょっとよさげなレストランで、魚料理と子羊の料理を食べてみました。いかにもフランス料理っていう感じのこってりさだったけど、おいしかったです。
また行きたいな。
土曜日は、相方さんがレンタカーを借りてくれたので、先週挫折した山登りリベンジ。 目標は、ジュラ山脈の中のクレ=デラ=ネージュという山。
相方さんの友達のロシア人曰く、車で頂上のすぐ近くまで登れるし、登っても1時間ぐらい。あんなのサンダルでも登れるよー。
というラクラク登山になる予定でした・・・。
車で上がれるところまで上がると、ちゃんとした登山のstart pointになっていて、ちゃんとハイキングコースのように地図も設置されてるし、ああ、全然大丈夫そう!
きのせいきのせい。 見なかったことにしよう・・・。
こういう性格は必ず後で痛い目に遭いますね。
もう、ずうーっと、すごい登りなんです。
大学の時に実習で1週間、毎日1100メートルの山に登らないといけないことがあったのですが(なんの実習してるねん!って感じですが。)、ああいうのを思ってたわけですよ。ゆるーい登りの迂回路みたいなのを登って行く感じ。まあ、たまーにすごい急なところがあったとしても、ずっと続くわけではなくて、また緩やかな登りになる感じ。
もう、最初から最後まですっごい登りなんですよ!! 山から下りてくる人は、みんな小走り。 おじいちゃんもこどもも小走り。 だって、止まれないほど急だから。
なのに、相方さん、 みてみ、あんなおじいちゃんでも走って降りれるぐらいの山やねんで。 もっと、がんばれよー。 って、私を励ますんです。
その励まし方おかしい。 だって、彼等は止まれないだけなんだもん!!
もうぜーぜーはーはーいいながら、またまた修行のように2時間半登りました。 外人さんの足で2時間半と書いてあるところを、私が同じ時間で登ったというのは、かなりの健闘でしょう。よくやった。(誰もほめてくれないので。)
帰り、すごーい急な下りに、やはり止まっていられず、小走りになる私たち。
だって。気付けよ!!
仕事ばっかでネタ切れだー。 しかも暑いし。外は涼しいのに、窓を閉め切って、エアコンなし状態だと、3時4時頃がどおしてもすごーく暑いんですよ。
って、やっちゃった。
って、昨日、言われたとこでした・・・>図星です、フレッド様
気を取り直して、今日のテーマ、 アジア人って一般的にすっごーく若く見えるんですよ。 でも、私はちびっこなので、hyper若いようです。
28歳ぐらいの時に仕事でアメリカに2週間ほど行ったんですが、空港のパスポートを見せる窓口で、私と9歳しか違わない同僚の先輩(男)は、次の女の子は娘か?ときかれたそうです。ごめんね。ちっちゃくて。
で、その時にお世話になった、イギリス人の女性。 すごーくすごーくききにくそうに、 「こんなプライベートなことをきくのは本当によいことではないんだけど・・・」とかいいながら、相当気になったのでしょう。 「あなたは一体何歳なの?高校生にしか見えないんだけど。」
ありがとうございます(ぺこり)って感じでした。
で、今、ここ。 三十路もとおに過ぎた私。
イタリアンレストランに行って、パスタを注文する度に、
ってきかれちゃうんです。
普通、デザートを食べる以外で、大人はスプーンを使うことはありません。カレーもフォークで食べます。
まあ、日本人だから、気を使ってくれてるのかなあ?と思ってました。 でも、日本人何人かで行っても、きかれるの私だけなんですよー・・・。
で、この前、フランスの結構よさげなレストランでランチを食べました。 ワインはよくわからないので、ビールを頼んだ私たち。
そのあとちょっとして、別のウエイトレスさんが近付いてきて、
・・・。親切でいってくれてるんです。わかってるんだけど。 16歳以上がお酒を飲めるこのへんで、お酒を頼めない私って、一体何歳??
で、キャロちゃんに、 ねえねえ、私って実際のところ何歳に見えるの?遠慮せずにいってみてよ。
と、いったところ、 Well......と口ごもる彼女。
いいからいいから、言ってみて。
だって。トホホホホ・・・。
2004年08月06日(金) |
エジプト人のおっちゃん |
あ〜とおっても忙しいです。 ボスがプッシュプッシュしています。 一日13〜14時間、働いています。(←まるでサラリーマンのおやじ。) 人間の生活じゃない、全く。
職場でそんなに働いてる人は、相方さん以外いないと思います。 やっぱり日本人だから?ってちょっとこういうときひがんでしまいます・・・。
昔、友達に、ヨーロッパ人はアジア人のことを自分達のために働いてくれる小間使いみたいに考えてるらしいよー。って言われたことがありました。
そおーんなわけないやん! ってその時は思ったけど、今、ちょっと、当たってるかもと思ってしまってます。←相当きていますね。
ところで、職場に夜長ーいこといると、大体8時とか9時頃に掃除のおっちゃんおばちゃんがやってきます。彼等は別会社に雇われた人たちで、どうやら不法滞在している人を安く雇っているようで、いろーんな国籍の人がやってきます。
で、私のデスクが置いてある部屋担当のおっちゃんはエジプト人。(おっちゃんっていっても、もしかしたら実年齢は私より若いかも?でも、ひげ生えてるし。)
彼、すごいんですよー。エジプト語、アラブ語はもちろん、英語も私よりしゃべれるし、それなのに、英語が彼の中では一番へたらしくて、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語はもっとしゃべれるそうです。(私には確認のしようがないけど・・・)
もう、すっかり彼とは仲良し。
こんばんわーを教えてあげたので、いっつも、こんばんわーっていいながら、部屋に入ってきます。
で、そんなにたくさんの言葉をどうやって覚えたの?ってきいてみました。
だって。ショック。そんなこと、人生に一度でいいから言ってみたいもんです。
エジプト人と知り合いになるなんて、もう一生ないかもしれないので、いろいろ話して楽しんでいます。
彼曰く、スイスはみんながせかせかしてて生きにくいんだって! 日本人から見ると、やる気ある?って思うぐらい、みんなのんびーりしてるのに、エジプト人からみるとせかせかって面白いですよね。日本に来たら、彼はどうなることかしら。
で、私の名前をきかれた時に、
って言われました。 ねえねえ、これってくどき文句だと思いません? Positiveすぎ?
ちびっこで、思い出したんですけど、
5月の終わりに両親がスイスに遊びにきたんです。 で、お父さんお母さんに会ってどうだった?ってフレッドにきかれたんです。
で、私、 すごく小さくてびっくりした!って答えたんですね。 周りが大きいから、すごーく小さく見えたんですよ。
そしたら、みんな大爆笑。
な、なんで? うちの家族はみんなちびっ子なんですよ。 弟ですら165cmぐらいしかないし、父なんて、私とほぼ同じ身長(自称155cm)なので、髪の毛ある分、私の方が大きく見えるし。母は私より5cmも小さいし。
みんなが言うには、 私より小さい生き物がこの世に存在するのか? と、いうことだったらしいです。
ひ、ひどい・・・。 日本ではそこまで珍獣ではなかったよ。
140cmぐらいしかないように見える、すごーくちっちゃくてきれいなスイス人の女の子がいるんですけど、私、その子よりは絶対に背が高いと思うんですよ!!絶対そうだ。
なのに、 でも、私、アニエス(その小さい女の子の名前)よりは大きいよ。
ってみんなに言うと、 それ、アニエスには言わない方がいいよー。
って、どういうことよ、これ。 やっぱ、私、アニエスよりもちっちゃいのかなあ・・・。 顔がでかいから、ちっちゃく見えるのかなあ・・・。
2004年08月03日(火) |
下腹の分は一体どこから?? |
今日は苦行のような一日でした。
仕事は一応、お休み。 予定では、フランスのジュラ山脈の中の一番高い山(といっても、2000mぐらい。)に登るつもりでした。
でも、でもね、自転車ずきの相方さん。
まず、山の近くまで自転車で行って、山の途中のハイキングコースまでそのまま自転車でのぼって、その後、歩いて1時間ぐらいで頂上だから
って、ちょっと待った! 自転車に何時間ぐらい乗るのよ?
2時間ぐらいじゃない?っていうお答え・・・。
いやー無理だと思うよ。 2時間自転車、山登り1時間、で、またかえってくるわけでしょ?
無理だったら途中でやめればいいから ということで、しぶしぶ行ってみました。
という予想どおりの事態に。 だって、3時間半がんばってがんばって自転車こいで、あ!山見えた!なんだもん。 ふもとまでまだまだ。
相方さん曰く、 こんなにも遅いと思わなかったですって・・・。頑張ったのに。
結局、山登りはギブアップしましたが、それでも大体6時間、自転車を漕いでました。
で、驚いたことに、
びっくり!! だって、ここずっと、まあ50kgをこえることはなくても、45kgを下回ることなんて、何年ぶり?15年ぶり?って感じですよー。(って、別にやせているわけではありません。まるまるしてます。だって、ちびっこなので。)
すごいですよー。みなさん。自転車こぎ&ジョギング効果ありですよー。
でも、不思議なのが、この下腹。15年前に同じ体重だった時には、こんな下腹なかったぞ。全然減ってないこの下腹分、一体どこから移ってきたの??
乳に関しても、超貧乳→微乳にランクアップしている私。
一体どこが軽くなったんだあ???
2004年08月02日(月) |
「バカの壁」を読んで、一言書きたくなっちゃいました・・・。 |
実は3連休なんです。
今日(8月1日)はスイスの建国記念日。だから、明日は振り替え休日。 至る所でお祭りみたいなのをやってるし、花火も、金曜、今日(日曜)、来週の土曜と行われます。
なのに〜なぜ〜、
私は今12時間おきに職場に必ずいかなければいけないという仕事の真っ最中です。 つまり・・・、どこにも行けないんです。かなしー。今日も昼に行って、また夜、行ってきます。
なので、今日の昼間は、湖のほとりにでかけて、またいつものようにでっかいタオルの上に寝そべって、だらだら。お祭りなので、湖にそって、いっぱい露店がでていて、インド料理、メキシカン、スペイン料理、アフリカ料理なんでもあります。ビールを買って、おつまみかって、タオルの上でだらだら。
日本だと考えられないですけど、今日のように暑い日でも木陰にいるだけで、外はすごーく涼しいんです。(アパートの部屋は昼間はめちゃめちゃ暑いんですけど。多分、冬寒くないようにいろーんな工夫がされているのが裏目に出てる気がする。)そういえば、インドネシアに行った時も、日向はめっちゃ暑いのに、カフェの中でエアコンなしでOKみたいなことがよくありました。やっぱ、湿度の違いでしょーか。
で、だらだらしながら、本を読もう!と、今さら、「バカの壁」に挑戦。 これ、大分前に買ってあったんですけど、最初の2、3ページで挫折して、その後、葬り去られていました。で、再度挑戦。今日は半分ぐらいまで読めました。(って、ほとんど昼寝してたもので・・・)
養老先生、実は前のボスの友達で、何度かお会いしたことが有るんです(←ちょっと自慢!!)。たばこばっかりもくもく吸ってて、お茶目な先生です。講義も面白いです。かなり。
でも、本は・・・。 ちょっと、おじいちゃんが最近の若者は!っていってる感じですね。おじいちゃんが今の若者(多分、先生にとっては東大の学生)がよくわからない。勉強もしない。なんでだー、何が昔と違うんだー。そうだ、今の若者は、自分のことを不変だと思ってるんじゃないか。というようなお話です。
でも、自分が全然変化しないものだととらえている人間なんて本当にこの世にいるんでしょーか。自分だけが唯一、自分を変えられる、だから、自分をできるだけ自分の好きな自分に変えられるように生きて行こうっていうのが生きて行くモチベーションのはずです。もちろん、子供の頃からそういうことを自然に親から学べる人もいれば、自分が苦労して苦労して、なんでこんなに生きにくいんだろう?と考えた末に、そういうことがわかってくるという人もいると思います(私は間違いなく後者です。)。でも、遅い早いの違いはあっても、みんなそうやって徐々に(年を取って行くうちに)、人間は変われるものだと気付いて行くのだと思います。
ただ、昔と今の違い(今といっても、私たちの年代のことですが。10数年前?の大学生。)は、そういうことを親から自然に学べる人がすごーく少なくて、大学生あたりではまだほとんどの人がそういうことに気付いてなかったというだけのことではないかと思うのです。
小倉千加子さんが書いた「結婚の条件」という本が有ります。彼女も大学の先生ですが、彼女は今の少子化の原因は太平洋戦争にあると断言しています。私、この意見、すごく肌でわかります。
私の母は、戦時中に生まれて、生まれてからあまり動かず、泣かずの赤ちゃんだったそうです。しかも、長男を切望する明治生まれの両親のなんと6番目の女の子。男の子が欲しくて欲しくて、子供をえんえん作っているのに、生まれてくるのは女ばっかり。しかも、母は6番目。しかも、母が生まれた1年後には待望の長男が生まれているわけです。
母は、一度竹やぶに捨て去られて、でも、一生懸命その時泣いて、結局保護されたという経験も持っています。小学生時代は家の外では一言も口をきかない子供だったそうです。
こういう人間が大人になって、子供を持つとどういう結果になるか?初めての、自分だけが思いどおりになる、自分だけが独占して愛情を注げる赤ちゃん、それが私です。母の独占欲・・・本当に言葉では言い表せません。
で、思うに、戦中戦後、母のような人たちがたくさんたくさんいたはずです。で、その子供が私たち。家族に何か期待できますか?結婚して、いいことが想像できますか?
で、私たちが少子化をつくってるわけです。 で、私たちが、まともに人間の生き方(親の世代は子供時代を人間のように生きてないわけですから。)を親から習わなかった世代なわけです。
一般的な傾向として、戦争時代を子供時代として過ごした人たちというのは、戦争がその後に与えている影響をあまりにも過小評価している気がします。もう少し、分別がつく年代で戦争時代を過ごしている世代というのはもっと戦争を重大なこととしてとらえていますが、小学校低学年ぐらいだと、その時の教育の刷り込みがすごく大きいし、それこそ無意識にそうなってしまっているのだとは思いますが。
最近の子供たちの、キレ方、前頭葉が弱くなってる云々の話はまた別の原因があるのでしょう。でも、少なくとも、養老先生が教えてた頃の東大生の頭の悪さ、幼稚さというのは、その親の世代の悲惨な子供時代に大部分起因するのでは?と思います。
あー、ゆったりした休日話だったのに、本を読んで、ちょっと言いたくなってしまいました。こんな性格、直したーい。
2004年08月01日(日) |
やっちまいました・・・。 |
昨日の夜。
金曜の夜だし、いつものバーでみんな飲んでるだろうし、10時半から花火もあるからそれ見に行ってもいいし、12時からはライブハウスで知り合いのDJがでるから、そこにいってもいいしー。いつでもいいからおいでよー。というキャロちゃんのお誘い。
外人さんはなにも食べずに飲むので、お家に一旦帰って、しっかりご飯を食べて、9時頃バーに行ってみました。9人集まってて、もう結構みんないい感じ。
ご飯も食べてきたし、体調もいいし、ここは飛ばして追い付かねば!!という意気込みがまずかったですねー、きっと。
最初は軽く小さいビールを飲んでました。
なのになのに、一人アメリカ人の女の子がいて、アメリカ人にありがちな、めちゃめちゃテキーラずきなんですよー彼女。
で、9人しかいないのに、彼女はいっつもテキーラ12杯ずつ頼むの。1ダース?
もう、強制飲みですよ。テキーラってレモンを手に少し塗って、そこに塩をふって、みんなでいっせいに、塩をなめて、一気に飲むっていうのを繰り返すの。
Are you ready? Go!! の繰り返しです。
で、テキーラって見た目アルコール臭そうだし、今まで飲んだことなかったんです。で、初めて、一気飲みして、あー全然臭みとか何も感じない!っていうか、これ、全然酔わない〜となぜか勘違いしてしまったんですねー。
ああ、ご飯を食べてきたからだわ。全然大丈夫だわ。今日は飲めるわ。
なんて、なぜ思ってしまったんでしょう・・・。自分よ。
断片的な記憶はあるんです。
少なくとも5回は道ばたに吐きました。 フォー二ーにIt's OK, OK.ってかなり慰められていました。相当ひどい状態だったんでしょう。 誰かになぜか自分のパスポートを渡しました。でも、だれだか覚えてない。 イケメンマーカスにずっともたれかかって抱きついてました(ちょっと役得。)。 気付いたら、車の中でした。
ほんと、みなさん、すみませーん。
で、今日朝起きたら(まだよっぱらってたんですけど。)、手や腰にいっぱいハートマークが・・・。キャロからきいたところによると、
私はよっぱらってるのーとかってずっと叫んでたらしい。 キャロとダンスを踊ったらしい。 ジニーの髪の毛をひっぱって振り回したらしい。
ほんと、みなさん、すみませーん。
でも、ちょっと自分的に嬉しいことが。 人に会う度会う度、うちの相方、ひどいのよお〜、マッチョ(亭主関白)なのよお〜、こんなこと私に向かって言うのよ!とかさんざん言いふらしたおかげで、
私、もちろん!!ほんと、たいへんなのよー。(お好み焼き用のきゃべつのみじん切りをしておいてあげました。勝手に焼いて食べろってことで。)と、にっこり。
で、今日の朝、キャロやフォーニーに電話して
ふふふ、あんたのイメージ定着してきてるよー。
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