うわの空日記


ワルシャワに暮らす主婦ゲラッチの日常です。

2005年03月30日(水) 海外で革命

こちらのブログを読んでふむむとうなる。
海外で突然モテ始めちゃって暴走する勘違い日本人女性の話なんだけど。
今日の日記はこの現象について。

まず、「日本女性は海外に出た途端すごいモテる。」という神話がある。
高校生でアメリカ生活を始めた私もこの神話を固く信じて鼻の穴を膨らませてた。
が、悲しいかな、アメリカではこの神話が通用しない。上記のブログでアメリカ留学してる日本人が「国は変わっても美の感覚は変わらない」と言ってるのはすごく良く分かる。
だってアメリカに居た時全然モテなかったもん、私。
ま、私はしょうがないとしても、周りの日本人の女の子も「日本人だから」という理由で重宝がられては居なかったと思う。
美人はモテる。ブスはモテない。日本人でもそうでなくても。
アメリカはブスに冷たい国ですな。

それがヨーロッパに来たら事情が違った。
モテるよ、私。アメリカ生活を始める前に信じてた神話がヨーロッパでよみがえる。ビックリ。
ヨーロッパ人の方が「日本人だから」という理由でもてはやしてくれる人が多い。(と、言い切れるほどヨーロッパ全土を廻ったわけじゃないけどさ。)
しかもね、何故かヨーロッパの男性(中東と南米もそうなのかもしれない)の間では不思議な神話があって。
「日本(もしくはアジア全般)の女性はベッドの中で白人には考えも及ばないような秘技を発揮してくれる」ってやつ。
日本人が「ガイジンのアレはスゴイ」って言ってるのと似たようなもんかな。

だからヨーロッパでモテても「1発お願いしたい相手」としか見られてない事は当時から重々承知してるんだけど。
でもさ、1度くらい言ってみたかったんだよね。「もうナンパうざくて〜」とかさ。だって日本じゃ絶対言う機会無かったんだもん、ナンパされないし。
それがナンパされてるのが私だけじゃないとか、この国では声掛けられない女なんて居ないとか、そういう要素は省いてとりあえず言ってみたかったの、「ナンパうざ〜い」って。

私だって日本で言うところの「一二三ちゃん(一重、二重アゴ、三段腹)」なんだけどさ、勘違いさせてくれよ一度くらい。
あ、ちなみにポーではそれ程モテませんよ、私。ポーでは背の低い人か酔っ払いにしか声をかけられません。

あと、日本で美人とされる人より日本じゃ見向きもされなかった人の方が海外でモテたり、そのお蔭で暴走しちゃったりってのもわかる。
ま、日本でモテなかったんだから海外で暴走しちゃうのは(私もそうだったから)わかるんだけど。
日本で美人な人が海外で受けがイマイチなのもよくある現象。

やっぱね、日本人の求める美人ってヨーロッパの美人と違うんだよね。(アメリカとは近いのかもしれないけど。)
日本では何だかんだ言っても「可愛い」人がモテるじゃん。素直で可愛くて、ちょっとロリっぽいの。
ヨーロッパでは幼稚に見える事は決してプラスじゃないからねぇ。
顔の造形自体(美人かどうか)よりも表情とか個性を重視するし。

私の勝手な理論で言うと、日本でモテなかった人ほど「可愛くあろう」とする努力を捨てちゃってるから、ヨーロッパ基準では「普通」扱いされやすいんだと思う。ケタ外れにガキっぽくないし、歯茎むき出しで笑うし、親しみやすいと言うか。
おまけに東洋人だし秘技も気になるし・・・ってんで声を掛けられるんではないかと>日本ではモテなかった女性たち。

あ、でも笑う時に口を隠すような奥ゆかしい日本女性を好きなヨーロッパ男も居るな。そういう人は私とはあまり仲良くならないので(笑)その辺の心理状況とかよくわからないんだけど。

ちなみにゲラ夫が好きな女優さんはこの人。モチロン私とは似ても似つかないんだけど、ストライクゾーンの広さを感じさせますね。


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2005年03月29日(火) サマータイム

今年はイースターサンデーがサマータイム開始日だった。
2,3年前もイースターとサマータイム開始が同じ日だったんだけど、ゲラ夫の仕事の都合でイースター当日にゲラ夫実家に行ったら、1時間間違っててビックリした記憶が。
当時はポー語のニュースなんかも観てなかったしゲラ夫は仕事でずっと家空けてたしで2人して忘れてたのでした。

今回は数日前から会う人会う人口を揃えて「今週末は時間変更だね」とか言い合ってたし、TVでも何度もやってたから大丈夫だったけど。
それでも忘れてて飛行機乗り遅れる人とか多いらしいね。

サマータイムが始まると日没時間が1時間遅れるから、突然夕方6時でもまだ明るかったりして嬉しい。
突然春が来た感じ。気温は低いけど日は差してる日が続いてるし。

ゲラ夫イトコちゃん達は1日中「新しい時間では○時だけど、ホントは×時。でもサマータイムは法律で決まってるからホントのホントと言えば○時」とか言ってた。イチイチ長いっちゅーの。

イースター終わって我が家に帰ってくると時計がバラバラ。PCとゲラ夫の携帯は自動更新なんだけど、キッチンのオーブンやステレオ、腕時計なんかは手動で1時間ずらさなきゃいけない。
まぁそれは良い。
でもTVの時間(番組中画面に表示されるやつじゃなくて、プログラム画面にした時表示される時間)はTV局発信の時間なんだけど、それがもう何日も間違ったままで、しかも「あ、やっと夏時間表示になった」と思ったら数時間後にはまた1時間戻ってたりして非常に鬱陶しい。
何とかしてくれ。

街の時計も既に殆ど夏時間なんだけど、たまにまだ変えてないのがあって紛らわしいったらありゃしない。
日本でサマータイム導入したら大騒ぎだろうけどちゃんとみんな全ての時計を一斉にずらしそうだなぁ。その辺日本人はちゃんとしてるもんね。
つーかポー人がいい加減すぎるような気もするけど。


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2005年03月28日(月) 聞いちゃいないし

いや〜よく来たよく来た。いつ着いたんだ? 昨日? 長旅だったから疲れただろう。まぁとにかく座って座って。いや、そこじゃない、こっちに座りなさい。ほら、おばあちゃん椅子が足りないじゃないか。今自分が持ってくるから。

で、何飲むんだ? ビール? ウォッカ? なに、今日もうワルシャワに戻るのか。じゃあ酒はダメだな、イースター中の飲酒取り締まりはこの数年すごいからなぁ。昨日もニュースで・・・(この先昨日のニュースの話に続き、最近の政界の様子などの話になって私理解できず。)

何だ、なんでまだ飲み物が出てないんだ。せっかくのお客なのに飲み物すら出さないで。
で、何飲むんだ? ビール? ウォッカ? ああ今日運転しなきゃいけないのか。
お母さん、何でまだ立ってるんだ? え? まだ椅子が足りないのか? ああチビ(ゲラ夫のイトコちゃん)が来たからか。もう1つ椅子持ってくるから。

で、何飲むんだ? さっきから何度も訊いてるのに誰も答えないじゃないか。
ビールはどうだ? ああ運転するのか。でもちょっとなら飲めるだろう。イヤのか。じゃあ紅茶でいいか? 紅茶でいいな? じゃ、今いれてくるから。

ソーセージあるぞ、食べないか? え? 要らない? ウチで出されるもんなんて食べられないってか。昼飯食べたばっかり? そうか、じゃあ仕方ないな。でもケーキくらい食べられるだろう。ケーキも要らない? 何言ってるんだイースターなのに。せっかく来たのに何も食べないバカがあるか。
少しでいいって? そりゃそうだ、昼飯食ったばっかりだもんな、ははは、沢山出したって食べられるわけない。(と言って皿山盛りに5種類ほどのケーキを切り分ける。)

さ、紅茶入ったぞ。砂糖は何杯入れる? え? 砂糖は入れない? 紅茶を砂糖なしで飲むやつがおるか。何杯入れるんだ? 1杯? そんなちょっとでいいのか? ホントに? ま、いいや、苦いと困るから2杯入れといたぞ。

ほらほら、ケーキ食べてないじゃないか。昼飯食ったばっかり? ケーキくらい入るだろう。もう食べたなんて言ってケーキ一切れしか食べてないじゃないか。
ん? そうだろうそうだろう。旨いだろう? こっちがおばあちゃんが焼いたやつで、こっちはご近所のパニ・バシャが焼いたやつだ。そう、昔ながらのケーキってのはホントに旨いだろう? 今の若い人はケーキすらロクに焼けないからな。いや、材料が昔ほど味のよいものが揃って無いせいもあるな。昔の玉子はどんなに美味しかったか!

ソーセージも食べるか? 親戚のパトリツィア一家が自分の家で作った自家製ソーセージだぞ。保存料も発色剤も入ってないぞ。何、朝からずっと食べ通しだって? そりゃそうだ、イースターなんだから! で、ソーセージは食べないのか? ケーキも食べてないじゃないか。え? 食べた? 一切れしか食べてないじゃないか。
ホントに紅茶だけでいいのか? ビールは? ウォッカは? ああ今日運転するんだったな。

ほら、ソーセージ切ってきたから。食べてみろ。旨いから。昔ながらの味だぞ。店でなんか買えないようなシロモノだ。(以下、昔のソーセージがどんなに美味しかったか、今のソーセージが不味いか、そして政界の批判へ続く。)

なんだ、ソーセージも食べてないじゃないか。え? 食べた? でもパンも出てないじゃないか。ソーセージを食べる時パンを食べないやつがあるか! 今パン切ってくるからちょっと待ってなさい。
飲み物は足りてるか? 紅茶もう1杯いれようじゃないか。砂糖はみんな2杯ずつだったな。ほらほらどんどん食べて!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ゲラ夫のおじいちゃんは今までずっとつっけんどんだったのに、前回のクリスマス前に神父さんにお説教されてから心を入れ替えて、ゴシチンネ(客を温かく迎え入れる人)になった。嬉しいけど大変。

ゲラ夫実家のイースターバスケットには類稀なるブッサイクな羊の砂糖菓子が入ってたんだけど、土曜に教会でバスケットのお祓いしてもらう直前にゲラ夫弟がチョコレート版の羊を食べちゃって、ゲラ夫ママがミサ直前に最後の売れ残りの羊砂糖菓子を買ったんだそうで。
ちなみにイトコちゃん達の家でも羊の砂糖菓子は何度も買いなおされたらしい。
ゲラ夫おばあちゃんは教会で売ってる縁起物羊の砂糖菓子を私とゲラ夫に買ってきておいてくれてて、嬉しい。

相変わらずゲラ夫親戚の喧嘩が勃発してたりしたけど、自分の親戚じゃない分私は距離を置いて見てられる。ゲラ夫は自分の親戚なのにいたって冷静。他人事。2人とも巻き込まれる心配は無いからね。
わぁわぁ大騒ぎで、楽しいイースターでした。


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2005年03月26日(土) イースター前

昨日も書いたけど、今週の日記は日付がづれてるのでこの日記を書いてる現在は金曜日です。内容も金曜の話。多分来週からちゃんとなる事でしょう。

さてイースター前。
イースター準備といえば買出し&大掃除。
クリスマス前にも大掃除したのに、ポー人は年に2回もやるなんて偉いね〜。
ちなみに大掃除はクリスマス前とイースター前、家の修理やペンキ塗りは夏の仕事です。

今日はカーペットを外でバンバン叩いてる音が響き渡る。
どの家もベランダで窓拭き。
天気もいいし気温も15度以上だし、大掃除日和だもんね〜。
良い天気なんで珍しく私も大掃除参加。窓拭きなんて何年ぶりでしょ。

我が家の窓はクリスマス前にも無視されてたんでかなり汚れてる。
窓拭いたらキレイすぎて「窓の外は別世界!」だろうな〜と思ってたのに、実際やってみると磨き残しみたいのがあらゆる所にあって、かえってイライラする。明日もう一度窓拭きしようかな。

今週はハイパーマーケットが殺人的な混みようだったけど、多分今日はピーク。(モチロン私は行ってない。イースター準備はしないからね。)
近所の小売店に行ったけど、そこももの凄く混んでた。みんな大量のハム買い込み。ケーキとサラダの材料も。

ポー人は若者でも金曜に肉を食べない人が多い。(キリスト受難マックスの日だから。)
同じカトリックの国スペインでは、みんな毎週金曜でも普通に肉食べてるけど、このGood Fridayだけは肉を食べない。
なのに今日の我が家は肉じゃが。なめてんのか。


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2005年03月25日(金) Good Friday

今日はGood Friday、キリストが死んだ日ですね。
いや、厳密にはあの時のキリストは「死んだ」ワケじゃないらしいけど、まぁ詳しい事はよう知らんので。
しかも書いてる現在はまだ木曜日。日記書こうと思って日付をみて初めて気付いたんだけど。
今週は風邪で寝込んだお蔭で1日ずれて書いてたよ。ははは。

ポーはカトリック大国だけど、クリスマスやらイースターの休日が少ない。
共産時代は国民の祝日が沢山あったらしいんだけど、民主化&資本主義になってから「効率性」を求めて国民の祝日を思いっきり減らしたんだって。
祝日減らした所で効率は全然あがってませんがな。

ちなみにカトリック大国スペインは聖週間とか言って今週は1週間まるまる休み。ポーなんて来週の月曜だけだよ、イースターの休み。アメリカより少ないじゃんか。

なーんて文句言ってみたけど、ゲラ夫は国民の祝日関係ない仕事だし、私は専業主婦だし、実はなんも影響なかったりする。
明日(金曜)も普通にお店営業してるんだからかえって良かったかも!?

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

懲りずに今日もスコーンを焼く。
スコーンって生地ボロボロのまま何とかひとまとめにして焼くもんだと思ってたんだけど、練った方がベーキングパウダーの力が発揮されると聞いてちょと練ってみる。
確かにスムースな生地になる。しかもさくさくホロホロ。
もうバターが残ってないので、明日は生クリーム使用のレシピにしよう。
(また明日も作るんか。)

ゲラ夫のお弁当作りを考えてたはずなのに、スコーン作りやら手作りアンチョビやら美味しいかき揚げの作り方やらのサイトにたどり着いてしまい、いろいろ研究。
アンチョビは大好きだけど手間が面倒すぎるのと(臭そうだし)、第一イワシが手に入るかどうか不明なので手作りは断念。

スコーンで調子に乗ってイングリッシュマフィンも焼こうかと思ったけど、2回も発酵行程があるので面倒で止める。
ポーではイングリッシュマフィンって見かけないから、自分で作るのも良いかも〜と思ったけど、もうすぐ帰国だしそこまで執着する食べ物でも無いし。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ゲラ夫のお弁当は早くても6月からなんで、まだまだ研究の時間はある。
それより転職だよ。
今日書留で契約書が届いたけど、契約書の宛名はゲラ夫になってるのに、署名欄の名前が別の人になってた。
どんな会社だ。

研修も4月11日からイギリスであるのに、滞在ホテルもイギリスへ行く便もまだ手配されて無いし。

それでもゲラ夫上司の転職先よりマシ。
ゲラ夫上司の研修は今月15日に始まると連絡があった後、「延期になりました」と言って来て以来音沙汰なし。15日からの研修にあわせて退職した人はどうなるんだよ〜〜〜!

と、思ったら転職候補者たち誰も退職して無いし。みんなそんな事態を見越してたのか。すごいな、さすがポー人。

ちなみにゲラ夫も11日からの研修なのに、まだ会社退職してない。退職願も出してない。
責任者に「近々転職を考えてる」とは言ってあるけどね。
ポーってホントに不思議な国だ。

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2005年03月24日(木) チャレンジャー

昨日お弁当サイトを巡ってたら何故かイングリッシュスコーンのサイトにたどり着き(ネットってホント不思議ね〜)夜中にスコーン食べたくて大変だった。
ので、今日は朝から材料買い込んでスコーンを焼く。スコーンってすっごい早くできていいね。

2種類のレシピをトライしたんで、6個ずつのスコーンが2種類。バター入りのと生クリーム入りの。バター入りの方がふんわりしてて原価も安い。ポーの小麦粉やベーキングパウダーは日本のと違うから、今後レシピに改善の余地アリだけど、次回からはバター入りのにしよう。

ゲラ夫は焼きたてスコーンが大層お気に召したようで、朝からスコーン6個。私は病み上がりで胃がまだ本調子じゃないのに3個。どっちがチャレンジャーかな。

ちなみに2人とも腹が膨れすぎて(しかも腹痛)夕方過ぎてもオビアッドが食べれなかった。結局オビアッドもサラダで済ませてるし。
(残りのスコーンは夜2人で完食。バカすぎ。)

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

今日の日中の気温は15度を越えてたんで春用のジャケットに着替えて散歩に。
思い切ってパンツのしたのスパッツも履かずに出かけたんだけど大正解。暑くてセーター着てたの後悔しちゃうくらいだったよ。
ポー人は春の装いになるのが遅く(いつ気温がガクンと下がるか分からないからね。特に日が陰っちゃうと。)まだ冬用ジャケットの人も沢山。

そんな中、半袖の男性を2人見かけた。おおチャレンジャー。
いくらなんでも15度で半袖はキミ、寒いんじゃないですか?

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

昨日に引き続き、お弁当について考える。
ホントにゲラ夫がお弁当持って行くことになるかは、まだ決まってないけどこの際置いておく。

掲示板の方でいろいろお知恵拝借したんで、私もいろいろと。
白菜は塩揉みして水気をきっちり切ればOKだよな。ショウガなりユカリなりオカカなりで和えれるし。
人参もいいな。ゲラ夫が加熱した人参が好きじゃないのが難点だから、塩揉み系。ちなみにゲラ夫は加熱人参でもゴママヨ和えならOKなんだけど、ゴマは多分アレルギーなんで最近は避けてるの。

さてここで調子に乗ってチャレンジャー募集。非常に応募数が少ないであろうと懸念はするけどあえて書いてみますね。

ポーの冬でも安価で手に入る根菜類を使ったお弁当のおかず募集。
具体的にはセロリの根、パセリの根、ビート(赤カブ)など。
締切は無いです。何ヵ月後でも構いません。メールでも掲示板でもお気軽にお願いします。
つかマジ、お願いします!!!

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2005年03月23日(水) ポーでお弁当

ゲラ夫の転職が決まって職場がワルシャワになった場合、お弁当持参になる。
ポー人のお弁当と言えばサンドイッチ。まるパンにチーズ、又はハムのみ。
ピクルスかレタスをはさんでもいいけど、挟まなくてもOK。超簡単。

が、ゲラ夫が日本風のお弁当リクエスト。モチロン毎日作る気なんてサラサラ無いけど、週に数回なら楽しそうだし、作ってもいいかな〜なんて思ってお弁当サイト巡り。

むぅ。ポーでお弁当って難しいかも。
まず、お弁当箱が無い。料理の残り物を入れておくようなタッパーならあるけど、これじゃあ汁物は洩れちゃうし。ま、近く帰国するのでお弁当箱は日本で調達すればいいけど。

冷凍食品が無い。唐揚げ、フライ、春巻きetc... 全部一から自分で作らなきゃいけないとなると面倒ですなぁ。レトルトのミートボールも無いし。

漬物が無い。Qちゃんタイプなら賞味期限長いから船便で送ってもOKとは言え、毎日の事となると消費量多すぎ。ワルシャワのアジアンフードで一袋700円(体感金額2000円)の沢庵買うか。

副菜に使えそうなヒジキ、切干大根は乾物だから船便で送っても送料かからないし日持ちするし良いけど、油揚げが無いんだよな〜。油揚げの入ってないヒジキってイマイチっぽい。

竹輪やはんぺんも無い。揚げたり挟んだり炒めたり、いろいろ用途はあるのにねぇ。安いし場所も取るしお弁当には良い材料なのに。

ポーは野菜が少ないからそれも辛い。
水菜や三つ葉、紫蘇はまず無理。ほうれん草やインゲンは季節によって・・って感じだから冷凍保存か。でもいくら冷凍しても長い長いポーの冬は持たないよなぁ。半年前の冷凍ほうれん草とか、私ならイヤだし。ちなみにアスパラは季節でも高すぎて手が出ない。
冬でも手に入る野菜といえば白菜と人参。でも白菜ってお弁当向きじゃないよね。
エノキとかシメジとかの安くて美味しいキノコ類も無いし。彩り用プチトマトも無いし。

肉巻き作ろうと思ったらブロック肉を冷凍する所から始めなきゃいけない。肉巻き用となると一枚一枚ある程度の大きさがなきゃダメだろうなぁ。(しかも巻くのは人参くらいしか無い。)

魚の粕漬けとか西京漬けとかも一から作らなきゃいけないしねぇ。しかもこっちの人は魚の匂いに敏感だから、お弁当開けた瞬間一斉に注目浴びちゃいそう。ってことで却下。

ま、お弁当箱開けた瞬間にどっちにしろ注目の的になりそうな気がしなくもないけど。とりあえず日本で調達するのはお弁当箱、お弁当袋、小さいソース系を入れる入れ物、お箸くらいかなぁ。アルミカップはポーにもあると思うんだけど、帰る前に確認しなきゃ。

ちなみにゲラ夫曰くお弁当はゲラ夫リクエストじゃなくて私から申し出た事らしい。今、日記の内容話したらクレームが来たので訂正。


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2005年03月22日(火) ケバブ食べたい

我が家のマンションの裏のマンション(同じ敷地内)が完成した。
1階には子供用の靴屋とかと並んで「ケバブ・ピザ」の店がある。宅配もしてくれる。
前回ケバブを食べたのはもう半年くらい前で、しかも夜遊びした明け方食べたんで胃がもたれちゃって気持ち悪くなった記憶あり。
しばらく食べてなかったんだけど、食べたいな〜。

で、食べたいと思ったらもうケバブ以外何も食べたくない!ってくらいの思い込みなんだけど、実は私、昨日風邪でちと倒れてしまって。
今年の風邪は胃に来るみたいで、明け方から夜まで一日中吐きっぱなし。夜になってやっと吐き気が治まったと思ったら今度は発熱。39度行きましたよ〜。

今朝起きたらもう熱も下がってるし吐き気もない。
胃が痛いのは昨日のせいだろうし。とにかく腹減った〜。
でも食べ物を目の前にすると食欲なし。ケバブもすごく食べたいけど、まだまだ無理だろうなぁ。

とりあえず風邪はもう大丈夫だけど、体力消耗しちゃっててまだフラフラっぽい。久しぶりの大病だし、ゲラ夫は家に居るし、いい機会なのでしばらく女王様な生活を満喫する予定。

実はイースター前に大掃除しなきゃいけないんだけど、病人だから&カトリックじゃないからってんで、免除。ゲラ夫頑張れ。


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2005年03月19日(土) ポー語の外来語

ホントはこのネタ、テキストに仕上げてアップしようと思ってたんだけど面倒なので日記に書くことにした。
この調子でテキストアップからどんどん遠ざかるのでしょうね・・。

さて、ポー語の外来語。
internetとかvideo(ポー語ではwideo)とか、まぁその辺の想像の範囲だけど。
本来の意味とちとズレた遣いかたの外来語も幾つかあるんで、思いつくままに。

drink(ドリンク。複数形はドリンキ。)
 ・アルコールとジュースなどを混ぜたもの。日本語で言うカクテル。ビールはジュースと混ざって無いし、コーラはアルコールなしなので、drinkではない。

koktajl(コクタイル。カクテルのポー語読み)
 ・フルーツと牛乳、ヨーグルトなどを混ぜたもの。日本語で言うシェイクみたいなやつ。アルコールは入ってない(のもある)。

dres(ドレス)
 ・ジャージの事。dresarz(ドレサージ)と言うとドレスを着た人=ジャージ着たネオナチ風の不良、の意。スキンヘッドでゴールドチェーンしてジャージ着てるのが特徴。

adidas(アディダス、複数形でアディダスィ)
 ・運動靴一般。ナイキでもプーマでもアディダス。「ナイキのアディダス買ったんだ〜」などという会話も成り立つ。

あれ? テキストにしようと思ってた時は他にもいろいろあったはずなんだけど、いざ書き出してみると思い出せないなぁ。なので今後また追加するかも。(で、沢山思い出せたらテキストにまとめればいいのか。)

ちなみにコクタイルは元々ポー語なのか外来語なのかまだ調べてない。(ダメじゃんね。)
では、これにて今日の役に立たないポー語講座でした〜。


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2005年03月18日(金) 狙い撃ち

ゲラ夫がナンパされたそうで。
昼休みに公園でボーっとしてたら、ちょうど目の合った女の子にウィンクされたんだって。その女の子、リンゴかじりながらアゴをくいっとあげて、アメリカ映画で飲み屋の常連たちが挨拶する時のようなしぐさだったそうです。

ちなみに女の子はその後もずっとゲラ夫の方を見つめながら、ウィンクし続けてゲラ夫がその子の方へ話しかけに行くのを待ってた模様。

その後、ゲラ夫曰くではあるけど、ゲラ夫はその子を無視してその場を立ち去ったそうな。だからその後の面白い展開は(ゲラ夫曰く)全くなし。

ゲラ夫を狙ってた女の子は推定5歳。幼稚園のお散歩中だったそうです。
幼児と老人に大人気のゲラ夫。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

横浜ベイスターズを希望して自由契約になり、渡米したデニー。
ボストンレッドソックスの開幕メジャー入りを目指してたんだけど、どうやらだめだったみたい。
開幕メジャーは無理でも、シーズン中上がれるよう頑張って・・!と思いつつ、防御率10点台はきついなぁ、などと洩らしてしまう。
木田の方が更にボロボロなのが救いだけどね。(ま、チーム違うけどさ。)


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2005年03月17日(木) フラフラ

先日産婦人科に行って、いろいろ検査するように指示が出たんで今日は血液検査に行って来た。
私の場合血管が細い上に脂肪で埋まってるし、更に低血圧なんで看護婦さん大苦戦。毎回そうなんだけどさ〜、やっぱり今日ももの凄く痛かった・・。

たいした量の採血でもないのにフラフラ。
朝ごはん食べなかったせいなのか、今日は低気圧なのか、やっぱり採血のせいか、頭痛いし気分もすぐれない。

が、日本帰る前にどうしてもチェックしておきたい店があったので行ってみた。
日本に帰るの随分先なんだから何もこの体調押してまで行く必要ないのに・・と思いつつ、しかも道に迷いつつ、今日は気温が低くなかったから冬用コートの下で大汗かきつつ、行った店はクリフってショッピングセンター内の高級スーパー。

ポー人の友達が何人も「あの店の品揃えは必見」と言ってたんで1度見ておこうと思って。
海苔とかワサビとか、日本の麺類とかワカメも売ってる。
でもアジアンフードの店の方が品揃えはいいかも。ポー人はパッケージが日本語だと読めないから、こういう店で買うほうがいいのかもね。
私はうどんも蕎麦もお気に入りのメーカーがあるからなぁ。

が、美味しそうなアンチョビを見つけたのでそれは一瓶買って。
オリーブの芯の部分にアーモンド(ローストしてない)を詰めたのも美味しいんだけど高かったので買わず。

ポーでアンチョビ買ったの初めてなんで、何年かぶりにアンチョビとキャベツのパスタを作って。どうせなら〜とスペインワインも開けて。(ボトルを「開けた」だけでモチロン「空けた」わけではない。下戸だし。)
お蔭でヘロヘロ。普通に酔っ払いです。
家で良かった。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

REM名古屋ライブのセットリストも確認した。
武道館も名古屋もプラハと大差なくて安心。やっぱり行かなくて良かった。
マイケルが武道館で「See you just soon!」って言ってたらしいけど、それワルシャワでも言ってましたから。しかも翌年ポーだけを丁寧に回避してワールドツアー組んでるし。

なんつって、サマーフェスで日本に来るかもしれないらしいけど。
年に2度も来たらすごいね、REM。10年に一度の来日のはずなのに。
(そういや初来日は84年じゃない?)
その時はさすがにセットリスト全然違うんだろうな〜。だったら行きたいな〜。
絶対無理だけど。

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2005年03月16日(水) 気になる / なじんで

今日はREMの武道館ライブざます。
セットリストが気になって気になって、いろいろ検索してるんだけどまだアップされてるサイトを見つけられずにいる。
ちなみに今年のREMライブのセットリスト一覧はこちら。
なんかね、この数日間でREMで検索してこの日記にたどり着いてる人が結構いるので、セットリスト探してるなら上記サイトに行ってください。
現時点では武道館のセットリストまだアップしてないんだけどね。

Life and How to Live itって曲が好きなんだけど、これはワルシャワライブでもプラハでもやってないんだよね。数日前に南アではやってるからもしかしたら武道館で演奏したかも・・? だったら悔しいなぁ。
でもその1曲のためだけに
1.帰国の日程を変更して
2.高い料金払って
3.大嫌いな武道館で
REM観るかって言われたら微妙だけどね。
ま、微妙って言うか、100%この曲やるってわかってたらあっさり上記の難関クリアしちゃうんだけど。100%演奏する保証なんて無いからねぇ。

う〜気になる。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

今日、友達を見送りにワルシャワのオケンチェ空港に行った。
相変わらずロクにお茶する所も無く、チェックインカウンターの周りは混沌としてて(特にアメリカ行きの便)落ち着かない。

友達を見送ってから下の階の到着ロビーを通ってバスターミナルへ行ったんだけど、今日は白タクのおっさんに一度も声を掛けられなかった。
いつもなら鬱陶しいほどに群がってくるのに。

手提げカバンに1輪のチューリップ突き刺して(貰ったの)、防寒バッチシで歩いてたからかな。
でも今までだって手ぶらで歩いててもほっといて貰えなかったのに〜。
いよいよ地元人っぽくなってきたのかな。なじんでる証拠だよね。

やっぱね〜、防寒対策の仕方で(北国から以外の)観光客と差が出るんだよね。
寒さに慣れてない人達は耳とか首とかに隙を見せるから。コートや帽子だけ分厚くてもダメなんだよね〜。厚さより、どれだけ隙間風を防ぐかが重要ですから!
防寒対策の甲斐あって、白タクにすら地元人として認めてもらえたのね〜。

って、全然嬉しくないな。

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2005年03月15日(火) クレイマークレイマー

ポー語のレッスンで観たビデオ。2つしか無い地上波ポー民放の番組で、消費者が企業の対応に文句言ってるコーナー。

339ズロチ(日本円で1万、体感金額3万円)のハイヒールを買った女性が翌日にヒール折れちゃったんで店に行ったら店員に「購入時点で商品に欠陥があったわけでは無いから」との理由の元、返品も返金もナシ。
怒った女性は文書で本部に抗議したところ、欠陥商品を分析する専門家より手紙が届く。
「この商品は、肥満女性を対象としたものではありません。」

すごいよね、「あんたがデブだから靴が壊れたんですよ」って手紙を送ってくる企業。ちょっとあっぱれ。
で、番組側がこの専門家にコンタクトを取るんだけど・・。
モチロンこの専門家、当の女性を見た事なんて無い。ただ、靴の壊れ方からして体重が多すぎたんだろうと判断したんだって。
「靴に以上は無いのに壊れたんだから、女性の肥満が原因だろう」
って、ホントに専門家が口にすべき事なんか?

ま、種明かししちゃえばこの専門家、企業お抱えなんで企業に不利な発言すると職を失っちゃうからね。しょうがないとは言え。
番組側の「もしあなたの靴が壊れて、それがあなたの肥満のせいだと言われたらどうしますか?」って質問に対して専門家、

「嬉しくは無いけど、彼女のように逆恨みもしないわ。太ってると指摘してくれた事に感謝してジム通いを始めます。」

と答えてた。ウソつけ。

被害に遭った女性は消費者センターに駆け込んだんだけど、消費者センターは分析してくれる専門家(企業の息のかかってないやつ)を斡旋するのを法律で禁じられてるそうな。
で、この女性が取れる手段としては、企業お抱えの専門家を「プロとしての仕事をこなして無い」との理由で労働法に沿って訴える事らしい。
へ〜、ハイヒールが折れた件は企業じゃなくてその分析専門化がターゲットになるのか〜。
やっぱり不思議の国だ、ポーランド。

ちなみに私のポー語の先生は冬用ブーツの中にいつも水が浸透してくるから店に文句言ったら
「通気性を考慮してそういった構造になってるんです。水が入ってくるのは当たり前です。」
と言われたらしい。だから先生、労働法に則って訴える事すらできない負け組。


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2005年03月14日(月) 静かだよね〜

最近ワルシャワ中心街のビルが巨大広告に覆われてるのを良く目にする。
街の景観という点ではあんまり良くないんだけどね、巨大広告。
数年前にワルシャワ旧市街の城(?)の修復があったんだけど、その時も工事の足場の部分はリプトンの黄色い広告で覆われてた。せっかくヨーロッパの旧市街なのに、台無し。

でもね、ワルシャワの方が東京より数倍マシ。
だって全然静かだもん。
まず、ハイビジョン(ってゆーの?)を駆使した1分ごとに繰り返される鬱陶しいCMが無い。
店でかけてる音楽が路上に聞こえてくる事は殆ど無い。
ディスカウントショップや八百屋の「やーすいよ安いよ〜!!!」のがなり声が無い。
そういやメチャメチャ混んでるバザール行っても声張り上げてる売り子さんってあんまり居ないモンね、ポー。静かだ。

ところで、今日静かな通りを歩いていたら、喫茶店の中でかかってる曲がふと耳に入った。(誰かがドア開けたんでしょう。)REMのLeaving New Yorkって曲。
実はまた最近REMの新しいアルバムを聴いてて。プラハのライブは大した事無かったんだけどねぇ。やっぱり聴いちゃうんだよねぇ。
とっさに喫茶店入りたい衝動にかられたけど、ポー語レッスン行く途中だったので断念。

そういや明日だか明後日だかにREMのライブが東京であるね。
ま、私が観たワルシャワライブ以上に素晴らしいって事はありえないけど、行く人達は楽しんでくだされ。
つーかちと羨ましかったりして。私ももう一回観に行ってもいいかな〜なんて思ってるんだけど、夏のイタリアやドイツのライブは金がかかりすぎるからな〜。残念。


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2005年03月12日(土) スタイル

日本語弁論大会なるものを観に行った。
ポー人の日本学科の学生たちがポズナンやクラクフからやって来ての弁論大会。大雪の中12時から始まるのを1時過ぎから観る。(はは、1時間も遅刻して行っちゃった。)

ポーランドの大学の日本語教育って世界的にももの凄くレベルが高いらしくて、弁論大会に参加してるのは2年生か3年生が大半だったけど、みんなすごく日本語が上手かった。
ま、イントネーションはみんなおかしいんだけどね。
ちなみにポー人と日本語で長時間喋ってるとヘンなイントネーションがうつっちゃって、私ったらかなり怪しい人になります。

弁論大会、なかなか面白かったのが大学ごとの違い。
とある学校は、なめらかなスピーチもさることながら、全員どっしり構えてて姿勢や目線、ちょっとしたゼスチャーに細かい気配りが感じられる。
「何度も何度も練習したんだろうな〜」って印象。姿勢や目線に関しては、日本人のインストラクターがかなり指導してるだろうな、って感じ。
何て言うかね、みんな爽やか好青年、日本人好みの態度なのですよ。

スピーチの内容は学校を問わず面白いのも面白くないのも(失礼)いろいろあったんだけど、スピーチに挑む態度は学校の差が顕著に出てるな〜と思いきや。
ワルシャワ大学の学生はスピーチ自体の指導は受けてないらしい。(スピーチの文章に関しては多少指導を受けてるみたいだけど。)
弁論大会に出るとなったら学校を挙げての指導&スパルタ練習を想像してた私はビックリ。

この弁論大会、100点満点中態度が20点で最後の質疑応答が10点。
質疑応答の比重がやたら少ないのが気になるけど、確実に点を取りに行こうと思ったら「態度」の部分なんて練習でカバーできるんだからその辺頑張ればいいのに、とワルシャワ大学の学生に言ったら
「そういうところが日本人なんだよー!」
と言われた。

彼ら的には丸暗記でスラスラスピーチしてるくせに質疑応答では質問の答えになってなかったり、とっさに答える日本語の文法がボロボロに間違ってたりするのは「日本語」の能力が高くない証拠なんだから、その中でポズナンの生徒の点数が高かったのは納得できない、との事。

いやいや、点数の配分は最初からわかってるんだから合理的に点数を稼げる戦略を練るのは決して悪いことじゃないでしょう。と、答える私に「そもそも配分がおかしい」と納得いかない皆様。

配分に納得いかないのは分かるけど、私が配分設定したわけじゃないし、みんな同じルールの中で競争するんだからもっと「態度」に関して研究してもいいんじゃないの、せっかくスピーチ内容なんかは面白いんだからもったい無いじゃん、と反論してみたけど
「そんな事するのは自分のスタイルじゃない」
と一蹴されてしまった。
「日本語能力」という一点で真っ向から勝負したいんだってさ。セコイ手を使わずに。

ポズナンの学生の堂々としたスピーチは人工的な感じがする、と感想を述べてた日本人も居たので、ワルシャワ大学の学生が言う事も一理あるのかもしれないけど。

ちなみに私の友達は今回の弁論大会で2位だった。自分のスタイルを貫いて2位なんだからなかなか立派なもんですな。おめでとう。


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2005年03月10日(木) アレルギーにも負けず

このタイミングでアレルギー話なんて書くと花粉症の話かな?と思うでしょ?
いえいえ、今日のポーは大雪ですから。まだ全然花粉の季節じゃないですから。

ゲラ夫がこの半年くらいでアレルギーに悩んでるんだけど。
どうやらチョコレートとナッツ類は確実。蜂蜜も多分ビンゴ。でもその他に何か塗料だかホコリだか生地だか、食べ物以外にもアレルギーがある。が、アレルゲン不明。だって病院行かないんだもん、ゲラ夫。

そして私もとうとうアレルギー発覚。
しかもあなた、チョコレートですよ。どうすんの、私。こんな甘党なのに。
寒いポーで夜喫茶店入ったら温かくてカフェイン無しのココア飲みたいに決まってんのに。ココアとカモミールなら、同じカフェイン抜き飲料とは言え満足感が違うじゃないですか。値段は大して変わらないのに@ポー。

私のアレルギーの症状としては、かゆみ。発疹も出る。
一晩で消えるんだけどね。必ず顔が痒くなって、背中か腕に発疹が。
食べて割りとすぐ症状が出るからわかりやすい。

じゃあ食べなきゃいいじゃんとも思うんだけど、どうしてもチョコが食べたい時があるのですよ。我慢できる時は避けるんだけどねぇ。

と、こんな文章書きつつ実はついさっきチョコレートとココナッツのコーティングのクッキーを3つ食べてしまった。せめて1つにしておけば良かったと思いつつ、どうせアレルギー出るなら沢山食べちゃえ!と。。。

顔かゆい〜。


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2005年03月09日(水) デートしたい!!!

とある日本の漫画を読んで、デートしたくなった。
中学生の男女が初めて学校の外で会って、私服姿にドキドキしたり、会話が途切れて気まずい沈黙が流れたり。
う〜楽しそう。

以前ネットで読んだ日記に、30代の女性が同年代の男性と初デートで2人で歩きながらシュークリームを半分こしたエピソードを読んで、素敵なデート(シュークリーム付き)をしたくなって。

ゲラ夫に言ってみる。
「ねぇねぇ、デートしたい。」
そしたらゲラ夫の返事
「いいよ行って来て。」
は?
「でもハメを外し過ぎないように!」との注意までしてくれたのはいいけど。

ゲラ夫さん、一体私が誰とデートするつもりだと思ってるんでしょうか。
よその男と「ハメを外さなければ」デートしてもいいんか。

とりあえず私がやってみたいのは
1.デートの前に服選びでドキドキする
2.待ち合わせ場所でドキドキする
3.手ぇ繋ごうか迷ったりしながらドキドキする
4.シュークリームが美味しい
5.家の近く(または駅)まで送ってもらう。
こんな感じ?

私がやってみたいのは、ときめき☆な日曜の午後を過ごすって設定なんだけど。
実際ゲラ夫相手にデートとなると、外で待ち合わせってのはどうなの?
一応私が「行ってきま〜す」とか言って先に家を出て、待ち合わせ場所で待機?
デート終わったら一緒に帰ってくるの? それとも電車1本ずらして帰る?
帰宅すると同じ顔が待ってるわけだけど。

難しそうだなぁ。とりあえず美味しいシュークリーム(日本風)は自分で焼くしかなさそうだしな。


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2005年03月08日(火) 懐かし〜♪と言えない

ここ数年、懐かしいものに出会うと締め付けられるように苦しくなる。
小学生の頃読んでた漫画とか、中学の頃流行ってた曲が、今の生活に突然入り込んでくると、自分でもバカみたいと自覚できるくらいに焦る。

それが大抵私が大大大好きでハマってたものではなくて、好きだったけど一番好きって程ではなかったものたち。
日常生活ではすっかり忘れ去ってる漫画なんかが、何かの拍子に話題に上ったりネットで目にしたりして、途端に鮮明な記憶がよみがえる。

懐かし〜♪なんて思えないよ。
もうその漫画なり本なりが読めない事とか音楽が聴けない事に対する禁断症状というか焦燥感みたいのに襲われちゃって。

ちょっと気になる懐かしの漫画を読みたいと思ったところで海外生活じゃそう簡単に手に入らないし。送料込みで一冊何千円も払ってまで読みたい? シリーズ全巻揃えて? しかも大大大好きだったわけでもないのに?
読み直すってオプションに現実味がないのも焦燥感の理由のひとつなのかな。

ちなみにこの焦燥感、日本に帰ってるときの方がひどい。
「今は読めるけど、ポーに戻ったらずっと読めないな」とか思っちゃって。
逆にポーに戻ってくると日常生活を邪魔してくる懐かしのものって少ないから、割と平穏だったりして。

実はポーの方が生活しやすいのか?私。
もう5年目だモンねぇ。日本よりポーの方が居心地良くなっても不思議では無いかも。


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2005年03月07日(月)

踊りに行ってから2日経ったのに筋肉痛が来ない。
実は激しく踊ったと思ってたのは気のせいで、踊り始めてすぐ息が上がっちゃってただけだったのかな。何にせよ、歳ですな。

我が家のウォーキンクローゼットに入ると、時々壁の向こうから鳩の鳴き声がする。特に朝。
お隣さん、鳩飼ってるんだ〜とずっと思ってたら。

今日ゲラ夫に壁の向こうはエレベータだと言われる。
朝聞こえてくる鳩の鳴き声は、エレベータの上に勝手に住み着いてる鳩のだと判明。エレベータの上なんて暗そうだし恐いんですけど。
きっと通気孔から入ってきたんだろうとの事。

ウォーキンクロゼットの壁の上の方にも通気孔がある。
収納場所は通気性が大切だからね、ポーの家は大抵そういう造りになってはいるんだけど。
この通気孔にはただのプラスチックがはめ込んであるだけなんで、この向こうには暗闇の中の鳩が居るのかよ〜とか、プラスチック壊れたら鳩侵入してくるのかも〜とか、いろいろ想像して1人で震える。
恐いよー。


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2005年03月06日(日) ちびくろサンボ

この数日間で、私が巡回してるウェブ日記でちびくろサンボの復刊に関して触れてるのがいくつかある。

実は私、去年の5月にすでにちびくろサンボについて日記に書いてるんで、先取り感を満喫したりして。
それにしても去年の5月の時点で復刊の話はかなり進んでたはずなのに、結構時間かかるもんなんだねー。

ただ日記をいくつか読んで気になったのが、何人かの書き手さんが「ちびくろ」に問題があると思っているらしい事。
いやいや、問題は「サンボ」なんだけどねー。あと、黒人の子どもの描写か。

とは言え。差別用語ってのは難しいモンですな。
「言葉だけ変えても差別はなくならない」って考え方も「言葉が思想を作る」って考え方もどっちも正しい気がしちゃう。言ってることは180度正反対なのに。

しかも差別について考える場合、被差別者の言い分が100%正しいかと言うと、そんなことは無い。長年の被差別経験のせいで感情的になりすぎてる人だっているだろうし。というか、そもそもこれは正しいとか間違ってるとか、そういう問題なのか?ってな気もするし。
かといって被差別の経験って第三者が客観的に判断できるもんでもないし。

更に複雑なのが、差別用語を自己解放に遣う人達。これは発想の転換としてはすごく意味のある事だと思うんだけど。
例えばゲイの人達。
ナチスドイツが強制収容所でゲイを振り分ける時に使ったピンクの三角印ってのがあって、これはゲイの目印として使われてたんだけど。
このピンクの三角を自ら身に付けて
「私はゲイです。文句ある?」
って開き直り。いつまでも被差別者ヅラしてないで、差別の象徴として遣われてたものを自己解放=被差別者からの脱出として遣う。
少なくともアメリカでは今、ピンクの三角形って差別アイテムでは無い事を考えると、これは成功例だと思う。

そこで困るのが、被差別者の間でもコンセンサスがしっかりしてない時。
困ると言うか、問題を複雑化させてるって意味ね。
被差別者が全員「逆にこれを遣って被差別意識の脱却を図ろう!」って言ってくれればいいけど、そう簡単に事は進まない。

アメリカで言ったら「ニガー」って単語がそれにあてはまるかな。
自らを「ニガー」と言い放って自己解放の道を探る人達と、「ニガー」という言葉(=意識)と戦ってきた自分たちの同胞(というか、先代)を思う人達。
確かに自分の両親や親戚が過去何十年にも渡って「ニガー」って言葉を遣わせないようにありとあらゆる努力をしてきて、やっと勝ち取ったと思いきや、別の黒人が自らを「ニガー」って呼んでるのは複雑な気分だろうしね。

それを考えると、
「黒人がTVでサンボについて○○だと思うって言ってた!」
てな意見は全然参考にならない。
差別問題に関して被差別者の発言が絶対的なものなのか。
その黒人の発言は他の被差別者のコンセンサスを代表してるのか。

と、言うわけで結論。
差別問題は難しい。私の日記でまとまる程度の問題ではないって事だ。


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2005年03月05日(土) 踊ってきました。

ワルシャワ北部のとあるクラブを訪れて。
地図で下見して行ったんだけど、近くに倉庫とかあって夜はちと恐い雰囲気のエリア。しかもクラブの看板出て無いし。
若者風な人達がわさわさ入って行ってるの見て私とゲラ夫も後に続いたんだけど、入り口にも看板がなくてちと焦る。
入場料払う時点で「ここって○○ですか?」って訊くのもバカっぽいし。

入り口でお金払ってコート預けて、3階まで上り。普通のパブでビックリ。
これじゃあ踊れないじゃんか。しかも激マズビールだし。
トイレで知り合ったお姉さんにここは踊れる店なのか確認、ダンスフロアが10時半から開くという情報ゲット。
早く着きすぎただけだった模様。

が、ダンスフロアの音量がでかすぎてゲラ夫耐えられず。
元々耳があんまり良くないのと、耳に支障があると仕事上のライセンス剥奪されちゃうんで、無理は禁物。
ゲラ夫だけ3回のパブでビールを飲み(2回目からは生ビールじゃなくて瓶ビール)私だけ踊る。

まだフロアがガラガラな状態の時から激しく踊り始める私。
ゲラ夫が地下鉄に間に合う時間に帰りたいと言うので、短期集中で踊らねば!と思って。
ま、結局ゲラ夫だけ先に帰って私は1人で残って踊り狂ってたんだけどね。ははは。

何だかんだと結構人は入ってたし、ワルシャワでも案外UKインディー好きな若者多いみたい。大声で歌いまくってる輩もいたし。(モチロン私も。)
学生風の若者ばっかなのに、何故か全員Smith とNew Order とCure に激しく反応してて驚く。
みんなリアルタイムで聴いてないでしょ? つーか私だってリアルタイムで聴いてないのに。(これは私の年齢の問題と言うよりも、昔は狭く深くしか音楽を聴いてなかったせい。)
私がドアーズやジミヘンを聴くように、今の若者はNew Order やSmith を聴くのかね。不思議。

選曲としては、東京のイベントSnoozerと似てるかな。でもUKインディーの中でもかなりメジャーな曲が多かった。
映像もなかなか凝ってたし、DJはMobyみたいな冴えないお兄さんでこれまたよし。
好きな曲は激しく、どうでもいい曲は思いっきりダラダラと過ごし、3時過ぎまで楽しんだ。
経費削減の為、夜バスで帰ろうと思ってたんだけど、エリアがエリアなんでタクシーで帰る。思ったより安かったからいいんだけど。

さて、2日後にやってくるであろう筋肉痛が心配。


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2005年03月04日(金) 悪くないけど私が悪うございました。

タイトルとは関係ないけど、この1年で私の周りで出産した人達がたくさん。
で、3人くらいが定期的に子どもの写真を大量にメールしてくる。
10枚ちょいを圧縮も何もせず送ってくる。
つーかね、私は君らの子どもの写真(しかも大量)なんか見たって嬉しくも何ともないのだよ。つーか迷惑なんだよね、重いし。
と、いつ言おうかと思いつつ時間が過ぎる。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ゲラ夫の同僚オスカルさんがディナーに来た。
奥さんのカヤと、息子ミウオシュ(6ヶ月)と一緒に。でもこの夫婦は別にメールで写真なんか送ってきません。

カヤは研究生として京大に2年留学の予定だったのを1ヵ月で引き揚げてきたツワモノ。なんか日本では散々な目に遭ってる模様。
日本文化云々じゃなくて、研究生受け入れ側との連絡がちゃんと取れてなかったらしく、余りにお互いのexpectationが違いすぎて話にならなかったそうです。

チキンカツと、ベジタリアンのカヤの為にチーズ入りコロッケと豆腐のフライ。豆腐のフライがメチャメチャ美味しくて自分でもビックリ。

オスカルさんはポーの市役所や官庁などの公共機関での心得を教えてくれる。
例えそれが担当者の仕事であっても、私達が払う税金で彼らの給料が賄われてるにしても、基本的にポーの公共機関で何かをやって欲しい時は
「全て私が悪いのです」
な態度で挑むべきなんだそうで。

これが「これがお前の仕事だろ」的な態度で臨むと、担当者の神経逆撫でしちゃうらしく。
神経逆撫ですると、担当者は仕事そっちのけで全力を尽くして妨害してきて、洒落にならんそうな。
「まぁ困ったさんだこと♪」
とか言ってられないくらい執念深く妨害してくるので、作戦としては「担当者の印象に残らないように行動する」というのもアリだそうです。

オスカルさんの戦法はいたって簡単。
とにかく謝る。
「お忙しいところ、お邪魔しちゃって申し訳ありません」(担当者の就業時間内、コーヒー飲みながら新聞読んでる担当者に向かって)
「お忙しいようなら出直しましょうか?」(担当者の就業時間内、休憩時間でもないのにサンドイッチ食べてる担当者に向かって)
「必要書類は○○と××と聞いていて、それらは全て整ってるんですが、何でもご存知のあなた様に確認していただきたくて・・・自分じゃわからないものですから。バカですみません」

わざとらしいくらい腰を低くするのがポイントだそうで。
そこまであからさまだとかえってイヤミじゃないの?とも思うけど、ポーのお役所ではその心配はいらないんだって。
オスカルさんはお役所行く前に自宅で20分ほど座禅&瞑想してから挑むそうな。
切れたら負けだ!!!というのを徹底するのがポイント。


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2005年03月03日(木) 盛りだくさん

先週末に行ったライブはアングラなジャズのイベントだったそうで。
あれはアングラジャズと言うのタイプの音楽だったのか。

で、ライブハウスで見たポスターによると、来週末にはパンクなライブがあり。35zl(体感金額3500円)だから微妙ではあるんだけど、私が好きなポーのおっさんバンドの元メンバーらしく、それならいいかも、と思いつつある。

そんな話をポー語の先生にしたら、
「今週末、CDQでパンクのイベントがあるよ」
と教えてくれた。
「独身男性の夜」って言葉をモジッて「独身パンクの夜」ってタイトルのイベント。出演するメンバーはモチロン私が知らないのばっかだけど、面白そうかも!?と思ってHPをチェックしてたら土曜にUKインディーズナイトがある事を発見。
これは行かねば!

パンクイベントとUKインディーと来週のライブじゃあちと出費がきつすぎるなぁ。先週は金土とライブ行ってるし実は昨日も飲みに行ってるし。
今日の夜はもう1つロックなライブがあるんだけど、35zlだからやめておこう。
それにしてもなんでこのタイミングで(ゲラ夫の転職前&確定申告が迫ってる時)面白いイベントがいっぱいなんだ。
ワルシャワに住んで5年目だけど、UKインディーのイベントなんて1回しか無かったじゃないか。

つーかね、こんな面白いイベントばっかだったら日本に帰る必要ないかも、私。だって帰りたい最大の理由は(あ、最大の理由は食べ物だ。だから2番目の最大の理由は)夜遊びだもん。
モチロン家族や友達に会いたいのもあるけどさ。←フォロー。

それにしても、やっぱポー語できるようになると情報量が全然違うね。
ポー語頑張らねば。


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2005年03月02日(水) どうなる転職

A社の面接に行ったのは去年の10月だったかな。
ゲラ夫上司2人と転職の面接に行って、ゲラ夫だけ受かっちゃった会社。
うしし、と喜んでたんだけど、その後全く進展無く。
と思いきや今年に入ってから待遇を改悪して仕事のオファーが来た。

研修費用は半分自己負担(利息ナシで3年返済)、研修期間中は無給。
4月半ばから研修開始だけど、参加しますか?とのメール。
その研修をゲラ夫が確実に受けれるという証明の手紙を発行してもらい。
(研修がドタキャンなんてよくある話。ゲラ夫は退職して研修@無給に挑むので、せめて研修くらいは保証してもらわないと。その後の資格修得はゲラ夫にかかってくるけどね。)

さーて、どのタイミングで退職するかね。
残ってる有休も思いっきり使わせてもらってできるだけ給料もらわないと。(退職金は無いし。ちなみに契約書も無いから即日退職もできる。)
さてさて・・・
と、思ってたら、ゲラ夫上司2人も転職の可能性大。
ゲラ夫上司2人が辞めたらゲラ夫のセクションは機能しないので、不可抗力で退職、って形で辞められる。いいねぇいいねぇ。

と、思ったらゲラ夫上司の転職先B社は、研修が来週からだそうで。
早すぎ。今週転職の面接で来週から研修開始って、どんなメンバーが面接受けてるんだろう。そんなすぐやめられる会社に勤めてる人ばっかなの?
来週で退職されちゃうとゲラ夫が4月の給料貰えないかも・・困るし。

しかもここに来て、B社からも仕事のオファー。手取りはA社の5割増し。
ゲラ夫の今の会社の関係者からはスイスでの仕事のオファー。(でも住むのはドイツ。)給料は今より全然いいけど、物価が高いのと勤務形態が今と変わらないんで、これは速攻断ったけど。

手取り5割増しのB社、悩むでしょ? 
ただ、B社がこんな短時間で面接→研修って流れになってるのも理由があって。
人事担当がコネ重視で採用した人達が、実は尽く資格持ってない人達だったの。(人事担当者が必要資格を認識してなかった。)研修にすら参加資格の無い人達ばっか採用しちゃって、研修直前にそれが発覚したの。すごい会社でしょ?

とは言えA社は数ヶ月で待遇をすごい改悪してるし、1年以内に倒産すると言われてるし。
ま、倒産してもゲラ夫の研修が終わってれば良いんだけどね。この研修で資格取っておけば次の仕事見つけるのはそれ程大変じゃないし。(というか、A社より全然良い待遇が多い。A社の魅力は資格を取らせてくれるってだけなんで。)

B社はポーの大手企業の子会社なんだけど、ポーの大手って共産時代からのだから体制は古臭いし、「効率」って言葉とは無縁だし、まぁイライラする会社なんだよね。
が、A社はハンガリーの会社だからやっぱり旧共産な雰囲気が凄いし。
どっちもいつ倒産してもおかしくないってのがまた・・・。

ま、わたし的にはゲラ夫の好きな方を選んでくれればどっちでも良いんだけどね。給料が低ければ低いで何とかするし。運命主義(そんな言葉ある?)だからどっちを選んでも私は後悔しないだろうし。

「B社が倒産したらうちにおいでよ」と言ってくれてる人がシンガポールに居て、それも面白そうかも、と思ってる自分も居る。


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2005年03月01日(火) パン・タデウシュ

アンジェイワイダの映画で日本でもかなり有名になったポーランドの文学作品パンタデウシュ。
ナポレオン戦争期のリトアニアを舞台にした作品で、ポー人の民族としてのアイデンティティーを探る上でもとっても重要なものだそうです。

ポー人は小学校と中学校で課題図書になってるんで、一応みんな読んでるはず。
ちなみに私は読んでません。

映画版のDVDも我が家にあるんだけどねぇ。
映画観ただけじゃあ時代背景とかがわかんないから、誰かに解説してもらいながらじゃなきゃいけないし、重そうな映画だから(ワイダだし)未だに観てない。

と、ポー人の友達に言ったら
「あ〜、私も〜。学校で映画観させられたけど、意味わかんなくて寝ちゃったし」
とか言ってる。だって学校で読まされたんでしょ?
「あ〜、読まなかったんだよね〜私。試験もカンニングで乗り切ったし。」
なんか頭の悪そうな発言ですな、私の友達。

今日、ヴィオラ(ゲラ夫妹)が遊びに来た際、ゲラ夫の研修用テキストを見て
「何このパン・タデウシュ!」
と叫んでた。何故ここでパン・タデウシュ?と思いきや
「分厚くてつまんない本の事をパン・タデウシュと呼ぶ」
んだそうです、最近のポー語では。

パン・タデウシュ、あがめられてるんだかあざけられてるんだか、微妙な作品のようですな。


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