森の番人が「大晦日どうする?」と訊いてきたのが2ヶ月ほど前。 みんなで山小屋借りて、スキーやって夜はキャンプファイヤー&ウォッカでお祝いしよう!ってのが森の番人のリクエストだったんだけど、スロバキアとか行くと車で片道8時間とかかかるから、だったらもうちょっと近場のキェルツェでやろう!って話になった。
ところがキェルツェのペンションは大晦日お休みのところが殆どで、やっと見つけた営業してるホテルはフォーマルパーティお1人様250ズロチ(約8千円、体感金額2万5千円)のチケットを強制的に買わされる。そんなの行きたくないし買いたくない。
で、ゲラ夫がフランスかオーストリア行きの格安スキーツアーを探して参加者を募る。 そんな中、森の番人とポゴが2人でタイに旅行に行くとか言い出す。 ポゴは転職を考えてるんだけど、今の職場だと格安チケットが手に入るので、今のうちに旅行に行っておきたいとの事。むぅ。
格安スキーツアーが日に日に値上がりしてたんで、みんなで大晦日にスキー!ってのは諦めて、ワルシャワに残ってるメンバーで小さいパーティでもやるか、って方向でゲラ夫と話し合ってたら。 今度は森の番人が大晦日に、仕事でもう1人の友達と南米に行く事になった。 ポゴは1人でタイに行くとの事。 ワルシャワに残ってるメンバーってすごい少ないかも?なんてちょっと心配しながら、まぁ誰も居なかったらヴィオラ(ゲラ夫妹)とその友達とDVDでもレンタルしてワインでも飲みながらまったり大晦日を過ごそうと言う事になり。
そしたら先週辺り、森の番人の仕事がキャンセルになったと電話が来た。同行する予定だった友達もワルシャワに残るとの事。じゃあみんなでパーティしましょと思ってたら、今度はポゴから電話があり、タイ行きは予算の関係でキャンセルしたとの事。
何だかんだ言って結局いつものメンバーで大晦日パーティ。 みんなから「何か持って行くよ〜」の電話がひっきりなしにかかってくる。 パーティメニューはサラダ4種、ハムソーセージ、コロッケ2種、ケーキ2種、フルーツ。アルコールはもちろんウォッカ。ビールはちょっと。 バルシチ(具ナシのボルシチ、赤カブのスープ)と、ビスコッティを友達が作って持ってきてくれるのと、ニシンやらピクルスやらみんなが持ち寄るので大量の食料。(クリスマスが終わったばっかりなのにねぇ。) 参加者は20名弱。 楽しいパーティになりそう♪
皆様も良いお年を。
あ、新年の更新は10日ごろになります。BBSのレスもできませんのでご了承ください〜。
今年のポーはものすごい暖冬。日中の気温が氷点下だった日はそれ程多くないし、何と言ってもクリスマスに雨が降ったのがかなり衝撃的だった。クリスマスに雨のポーなんてありえない!! 毎年マイナス15度とかなのにー! 東京ですら雪が降ったらしいし、北海道はマイナス27度とかなのに、相変わらず暖かいポー。 日中の気温が3度くらいの日が続くとみんな「典型的な秋の気候だよねぇ」なんて言ってますが。3度は秋じゃないだろうと思う。
さていよいよ年末ですね。 ポーでは大晦日も休みではなく、営業時間が通常よりやや短いだけで平日扱い。よって当然28,29,30日は平常どおり。大晦日にみんなパーティ行って元旦が休み、2日からはまた通常営業。 なので日本みたいな「年末」の慌しさはあんまり無い。 日本の年末の慌しさは、ポーではクリスマス前にもうやってるしね。
我が家では大晦日にパーティをやる事になったので、その準備(主に掃除)でなかなか忙しいんだけど。 クリスマス前にやったわたし的「大掃除」はゲラ夫的には「ただの掃除」だった事が判明して、ゲラ夫がアクセク真の大掃除をする日々。
つーかね、年に5回も家の中のドア(部屋と部屋の間の)磨く? タイルを洗うった後、磨き上げる? 洗濯機動かしてまで家中すみずみまで掃除機かける? ま、全部ゲラ夫がやるから別に文句はないんだけどさ。私はその間ケーキや至りコロッケ作ったり。最近こればっかな気がするけど、コロッケって材料費は安いし(手間がかかるけど)ポー人にも食べやすいし、ポーのコロッケはまたちょっと別ものだし、パーティ向けなんだよね。
31日に慌しくなくて済むように計画的に2人で作業分担して進行してたのに、昨日の夜友達から「踊りに行こ〜」とのお誘いにのってしまい、今日の午前は丸潰れ。午後も集中力ナシ。 結局明日は慌しくなるのかな。なりそうだな。
ポークリスマスに関しては後日テキストとして書くとして、とりあえず今年のクリスマスの報告。ちなみにテキストは早くとも1月半ばくらいになりそうだし、面倒になったらまた来年まで持ち越すかもしれません。
12月25日 正午 ゲラ夫実家着。 チキンとパイナップルのサラダとポテトサラダを食べる。 ついでにシューケーキとチーズケーキも。
2時半 オビアッド(一日のメインの食事)。 ポークカツレツとジャガイモ、赤カブのサラダ。
4時 ゲラ夫パパ実家へ。 自家製ハム(ローストビーフみたい!!)、ソーセージ(発色剤ゼロ)、パテ、ベーコンを頂く。モチロンどれも化学調味料や保存料一切ナシ。ポテトサラダ、ゆで卵サラダ、ケーキ7種類。
7時 ゲラ夫実家に戻り、ゲラ夫の叔父さん一家を迎える。 ゲラ夫ママとゲラ夫叔母さんの用意した食事をみんなで。 ハムやソーセージが2キロほど、肉のゼリー寄せをスライスしたのとサラダ3種、ケーキ8種。バルシチ(赤カブのスープ、具ナシ)と自家製ビスコッティ。私が持参したコロッケ2種。ロールキャベツ。 イトコちゃん達とゲームを楽しむ。ゲラ夫は叔父さんと飲む。
12時 イトコちゃんと叔母さんが帰る。叔父さんとゲラ夫はまだ飲んでる。 ゲラ夫家族との会話を楽しみながら延々と食べ続ける私。
3時 ゲラ夫が叔父さんを家まで送る。(徒歩。近所に住んでるから)
4時 ゲラ夫戻らず。いい加減食べる事もできず、先に寝る事にする。
12月26日 13時起床。 14時 オビアッド。ソーセージと茹で卵入りのジュレックとピロギ。 15時半 ゲラ夫叔母さん(ゲラ夫ママ妹)宅へ。ハム、ソーセージ、以下略。
ゲラ夫がアルコールを飲まなかった点以外は25日と同じ。 27日も親戚のメンバーは違うけど、やってる事は同じ。
27日にゲラ夫おじいちゃんの家に行ったんだけど、普段無愛想なおじいちゃんが珍しくいろいろ話しかけてきた。おばあちゃんを座らせたまま自分でお茶やらハムやらの用意してるし(私達の分)。 どうしたのかと思いきや、教会のミサで神父さんが「クリスマスなのに客をもてなさない傲慢な人」を糾弾したらしい。モチロン人物を特定したわけじゃないんだけど、おじいちゃんは身に覚えがあったようで。 ゲラ夫弟曰く、「おじいちゃん明日死ぬかも。」そして誰も否定しない。
ゲラ夫実家の前の通りに3年前に街灯ができたんだけど、通常は12時半で消灯。但しクリスマス期間中は朝まで電気がついたまま。ゲラ夫みたいな酔っ払いの帰り道を灯しているのでしょう。つーか街灯ナシだと真っ暗だしね。
今年は酔っ払った親戚同士の言い争いも少なく、比較的穏やかなクリスマスでした。
2004年12月24日(金) |
間違いだらけのクリスマスイブ |
日本ではクリスマスと言えばチキンとケーキ。 アメリカならターキーか巨大ローストハムとパイ。 昨日も書いたけど、ポーのクリスマスイブは肉無しで料理12皿。 鯉、鰊、ウシカ(ラビオリの小さい奴)入りスープ、ピロギ(ポー版ラビオリ)、サラダ、ケシの実とナッツで和えたパスタ、ケーキ等など。
今までゲラ夫と過ごしたイブは、12皿の簡略バージョンだったんだけど。 最初の年に12皿作ったら3日くらい経っても完食できなかったから、4皿くらいで止めておく事にしたの。 で、今年も簡略バージョンでサラダ、ピロギ、インスタントスープくらいにしておこうかな、と思いきや。
ゲラ夫とヴィオラ(ワルシャワ在住のゲラ夫妹)からのリクエストがTofu料理。 硬めの中国豆腐2丁に小麦粉付けて多めの油で6面焼いた厚揚げ、大根おろし&ショウガ醤油で。人参のゴママヨ和え、アボガドの刺身、紅白なます、白菜の味噌汁。 肉を使ってないという点以外、全てが間違ってるクリスマスイブ。 イブのディナーの前には薄いウェハースみたいのを2人で割って、お互いの幸運を祈るんだけど、今日は誰も教会行かなかったのでウェハース無し。(店で売ってないのですよ。)
ゲラ夫実家に持って行く予定の紅茶シフォンのケーキも既にナイフ入れちゃって一部欠けてるし。ま、明日以降正しいクリスマスを過ごすから良いか。 モチロン正しいクリスマスとは「吐くまで食べる日々」って事なんだけど。 では、28か29日まで更新ありませんのでヨロシク〜。
2004年12月23日(木) |
クリスマス準備でござる。 |
ポーのクリスマスは24日の午後から。 当たり前じゃんって感じだけど、24日の午前中はみんな普通に仕事してるのですよ。24日って祝日だと思ってたから最初はビックリした〜。
24日の夜は肉なし料理なんだけど、鯉やら鰊やらピロギ(ラビオリみたいなやつ)やら12種類の料理を食べる。25日は親戚の家に行ったり親戚が来たり。26日も同じ。基本的に食べて飲む。日本の正月と同じですな。 だから23日、24日は24〜26(か27)日までの大量の料理の下ごしらえ。 大量の肉、魚はモチロンのこと、ケーキだって何種類も焼かなきゃいけないし、サラダだって必要。ポーのサラダはマヨネーズベースのが多いから、大量のマヨ、マスタード、ホースラディッシュ、キュウリやマッシュルームのピクルスが必要。
で、何が困るって買い物行くと帰りが重いんだよね〜。マヨもマスタードもピクルスもみんなポーでは瓶詰めだから、1人で買い物なんか行ったら悲惨。ケーキ用の小麦粉は1キロだし、砂糖も1キロ買いでしょ。 アップルパイ用にリンゴを4キロ買ったんだけど、バザールのおじさん「すごい量だね〜」なんて声すらかけてくれない。みんな同じように大量の食料買い込むからねぇ。
今日は1日クリームコロッケとジャガイモコロッケを計80個くらい作った。今日のご飯とクリスマスの手土産。明日焼くタルトタタンのリンゴの下ごしらえ。明日はタルトタタンとシフォンケーキを焼いて、ピロギを作る。
ゲラ夫の実家には25日から29日くらいまで行く予定。普通みんな24日に帰省するんだけど、渋滞嫌いのゲラ夫はイブのトラディッショナルディナーはパスに決定。私も今年は12種類も作らないぞ。 それにしても私はカトリックじゃないし、ゲラ夫も「一応」カトリックなだけなのに、何でこんなに忙しいんだ!
スキーに行って来た。ポー南部で限りなくスロバキアに近いスキーリゾート。 ガソリン代、ホテル代、食費&スキーパス、全部あわせて2人で3万弱。3泊4日。
実は私スキーは全然ヘタなんだけど、雪の状態が良かったのとクリスマス前で人が少なかったのとでスキー満喫♪ つーか普通はね、クリスマス前って大掃除もあるし、おせちバリに色んな料理も作んなきゃいけないし、ケーキも何種類も焼くし、連休前だから仕事も忙しいし請求書なんかも全部払っておかなきゃいけないし、ちょっとした買い物だってどの店も混んでて大変な中、スキーになんて行かないわけですよ。私は行くけど。ビバ、非カトリック生活。
ゲレンデでもホテルやレストランでも、モチロン私が唯一のアジア人だったので、どこ行っても注目の的。そんな中でゲレンデから逸れて森に突っ込んだり、リフト脇のランプに激突したりと話題を振りまくサービス精神に欠かない私。
休憩中にはザウアークラウトのスープ。発酵キャベツと数種類の肉(キジやら鹿やらも入ってる)とジャガイモのスープで酸味があり、脂もスゴイ。でもスキーで冷え切ってる体には最高でござる。きっとワルシャワで食べてもあそこまで堪能できないだろうなぁ。作り方も知らないし。
残念だったのはホットワインが飲めなかった事。周りはみんなホットワイン(オレンジとクローブを入れた温かい赤ワイン)飲んでるのに、私がそんなの飲んだらゲレンデを降りれなくなっちゃうからね。一口もらっただけでそれ以上は我慢我慢。
スキーの後はサウナ。1時間600円で小さなサウナ貸し切り。ジャクジー付き♪ 4人でのびのび寝転んでも大丈夫な広さのサウナ。ゲラ夫の同僚アダムさんと奥さんと4人で満喫。アダムさんの奥さんが「全員裸になろう!」って小さな声で提案してたんだけど(私は聞こえてなかった)、ゲラ夫が慎んでお断り申し上げた模様。
ワルシャワへの帰り道が絶景だった。 山と湖。湖畔には雪が残り、ポーのくすんだ青空、白い月。 何でカメラ持って行かないんでしょうねぇ、私。
結婚記念日はお芝居観に行く予定だったけど、スキーにして正解でした。
昨日、日本学科の学生のバースデーパーティに行った。 初めて行く学生寮、狭い部屋&大量の学生&大量のアルコール。 部屋に入りきれなくて廊下にも沢山座ってる学生たち。 全員が日本学科の生徒ではなかったんで、英語、日本語、ポー語の混ざった妖しげな会話。 でも楽しかった〜。
1人、P君という日本学科の学生ともの凄く意気投合して気付いたら2人で2時半まで話し込んでた。周りはもうとっくにみんな帰ってるし。 P君はカナダでも生活してた事があるんで、1時ごろから会話は全部英語。英語に切り替えてからはどんどん深い話ができて楽しかった。 パレスチナの女性の話、ボリビアのインディオの話、海外で幼児期を過ごすと言う事、音楽の話も日本文化(日本人のSuperficialityとDouble Standardについて)も話題盛りだくさん。 音楽の趣味が合ったってのが一番大きいかな。音楽に対する姿勢も。
さて、P君とまだ日本語で話してたときに私が「もう、衝撃的。」って表現を使った。 P君「衝撃的って何?」 私「ショッキングって事。」 P君「漢字でどう書くの?」 私「ゲキは攻撃の撃。」 P君「それは分かる。ショウは?」 私「わからん。」
それこそが衝撃的、とP君に言われる。 PC使ってるから漢字忘れちゃうのですよ。読めるけど書けないってやつだ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 水曜か木曜までワルシャワを離れます。 日記更新&BBSのレスはありませんのでご了承ください〜。
2004年12月17日(金) |
アダムさんの笑えない笑い話 |
昨日8時過ぎに帰ってきたらゲラ夫が、ゲッソリした顔つきだったので踊りに行くのは無理でした。 クライアント用のフライト手配に走り回ったんだけど、クライアント4人の意見が合わずに何度も変更させられた挙句、1人が携帯失くしたとかで今まで辿った道をすべて逆行したらしい。しかもドイツ経由で帰ってくる便がまたもやエンジントラブルでもとの空港に戻り、フライトが更に遅れる。ホントついてないねぇ。
で、踊りに行くのは無理なのでアダムさんと3人で飲みに行った。 そこでアダムさんがしてくれた本当にあった笑える話。
ある日、アダムさんの友人Aさんが、大嫌いなBさんに言われました。 「お前の彼女、お前が思ってるほどキチンとした奴じゃないぞ。ベッドでも乱れて乱れて大変だったんだから。」 血が沸騰するほど憤るAさん。その場では何も言わず心密かにBさんへの復讐を誓います。
後日Aさんが訪ねたのは、刑務所で合計10年は過ごしたと言うチンピラ氏。 密輸ウォッカ20本で相談に乗ってくれるとの事。 Aさんの要求は復讐。取りあえずBさんをボコボコにして欲しいと依頼。 が、チンピラ氏が聞き入れない。 「殴ったところで、顔見られたら裁判所で証言されて終わりだし、殴られた痛みなんて大した事ない。だったら奴が泣き寝入りするような復讐を考えなきゃ。」 チンピラ氏の要求は密輸ウォッカ20本プラス200ズロチ(7000円弱)。
で、チンピラ氏の提案する「泣き寝入りするような復讐」とは、強姦。 ここで確認しときますけど、彼女への復讐じゃないよ。Bさんへの復讐。 小さい村での出来事だし、警察に通報しようものなら村中に噂が広まるのは必至。プライドの高いBさんなら絶対泣き寝入りに違いない!との結論で、チンピラ氏とAさん合意。
後日、チンピラ氏は夜道Bさんを犯し、 「人の彼女には手ぇ出すな」と捨て台詞を吐いて消えたそうです。
ははは、笑えるっしょ?と話してくれたアダムさん。硬直する私とゲラ夫。 思い切って口を開いたゲラ夫、開口一番 「何でチンピラ氏は”密輸”ウォッカ指定だったんだろう。」 ツッコミどころはそこかい。
せっかく夜遊び週間なるかと思いきや、しょっぱなからキャンセルでした。 ゲラ夫の乗った飛行機がトラブって、そのまま空港に戻り一泊足止め。モチロン飲み会はキャンセル。来週のクリスマス直前クソ忙しい時期に飲むのか、そのままお流れなのかはまだわからず。 飲み会(クリスマスパーティだってば)楽しみにしてたのにーと言いたいところだけど、ゲラ夫の無事を喜ぶのが先ですな。
今晩踊りに行く予定だった友達は、歯の治療した所が悪化して発熱してしまいました。ついてないなぁ。ゲラ夫が帰ってきたら踊りに誘ってみるか。でも激疲れて帰って来そう。
今日は明日誕生日の友達用にプレゼントを買いに行った。 私がプレゼントしようと思ってた本、同じ作家の別の作品の倍の値段! うー、安い方にするか・・・迷ったけど最終的に高い方(でも確実に面白い方)にした。これで「もうこの本読んだ」とか言われたら困るなぁ。そしたらゲラ夫妹にあげて、別の本を後日購入だな。
さて、私今まで12月生まれの友達って居なかったから知らなかったんだけど、この時期の誕生日プレゼント購入って結構大変かも? どの店もクリスマスセールで大変な事になってるのはまぁしょうがないとして。 でもカードも包装紙もクリスマシーなやつしか無いじゃないですか!! 包装紙はどうせ使いきれないから、無難なオールシーズンのを買いたいのに無い無い無い無い。全然無い。
日本だったらシックなラッピングが主流だから無地の包装紙とかもカンタンに見つかるんだろうなぁ。明日文房具やを廻ってみなきゃ。
2004年12月15日(水) |
ポーで背が低いと言う事 |
ちょっとサバを読んでも身長154センチの私。 日本でも低い方だけど、ポーだと確実にチビですな。
ポーに来たばっかりの時に連れてってもらったポーバンドのメタルコンサート(!)では、周りがみんな私より30センチほど背が高くて、何も見えなかった。 ちなみにポー人は踊り方も日本やアメリカのロックな方々と違うので、私の踊り方は他の人の波に乗れず、しょっちゅうぶつかっていい迷惑←私が。
店で高い所に置いてある物が取れない時は、バリバリに可愛い子ぶって「取ってください〜」とか言ってるので特に困らないかな。 でも地下鉄でつり革に届かないのは辛い。 厳密にはポーの地下鉄ってつり革じゃなくて、鉄のパイプが渡してあるんだけど、冬はそこに手が届かない。夏は薄着だから何とか届くんだけど、冬はモッソリ厚着だし、肩の辺りがモコモコしてるので腕が上がらないの。そうなると混んでる出入り口付近にしか立てなくて辛い。 ポー人って何で電車に乗っても奥に詰めないんでしょうね。ドア付近に固まってて「てめえら手が届くんだから奥に行けよ」と心の中で罵声を飛ばす日々。
それからガソリンスタンドやパブのトイレに時々ある、10センチ×5センチくらいの手鏡みたいな大きさの鏡。壁にかけてあるんだけど、当然の如く私の頭上数10センチなので、ジャンプしても見えない。全然見えない。 そういや、母が泊まったワルシャワのホテルはドアののぞき穴が170センチくらいの所にあって、全然のぞき穴の役割を果たしてなかったな。>私と母にとっては。
で、今日新たな苦難。 プールに行ったら、シャワーが随分高い所に設置してある。シャワーヘッドは取り付けてあるタイプで取り外せない。そして水は拡散。私の頭に届く頃には水量が全然足りない。脚洗っても全然石鹸流れ無いし。
ちなみにポーに来てから私、(ポー人にしては)背の低い男性にモテモテです。
2004年12月14日(火) |
夜遊びの日々、なるか? |
ポーには忘年会はないけど、クリスマスパーティという名の忘年会もどきがある。 クリスマスパーティって言うと、カクテルドレスにシャンパングラスみたいな印象があるけど、みんながみんなそういうワケでもない。日本の忘年会と同じく、会社の気の置けない同僚(&その配偶者)と飲みに行ったり、友達同士で集まったり。
明日はゲラ夫の会社のクリスマスパーティ。オフィシャルなパーティは2週間前にやってるんだけど、ゲラ夫が出張中で欠席だったので、もう一度アンオフィシャルなのをやるらしい。 実はみんな、ゲラ夫の上司を呼びたくないが為にゲラ夫&上司が出張中にパーティを企画。明日のパーティは会社絡みだけど、内輪のパーティ。 会社のオフィシャル、アンオフィシャル、親会社のクリスマスパーティと3回もクリスマスパーティをやる会社。 しかも全員すごい飲むから明日は朝までの覚悟必至。
木曜は友達と踊りに行く予定。3時か4時には引き揚げるかな? 金曜は日本学科の学生の誕生日パーティ。おとなし目に12時ごろお開きになるのか、勢いつけてクラブに流れたりするのか、初めて行くので見当つかず。
土曜は日本人会の忘年会&その後ゲラ夫友達と飲み会。 専業主婦、遊びすぎ。楽しいからいいけど。
2004年12月13日(月) |
さすがはモスクワの忘年会 |
ゲラ夫の会社がクリスマスパーティに招待された。 ゲラ夫会社の親会社が主催で、今年はモスクワにて開催。 3年前はパートナー同伴だったのに、今年は厳選された社員のみ招待。新入社員やセクレタリーは一切お声がかからなかったそうで。 私だって行きたかったのになー。むぅ。
でも今年は事業拡大に伴い、カナダ、イギリス、スペイン、オランダ、キプロス、ハンガリー、旧ユーゴ、ポー、ロシア、中国、ニュージーランドから社員が集まったとか。各国から100人弱来てるんだから、結構な数で。確かに全員がパートナー同伴だったらとんでもない巨大なパーティですな。
言葉の壁を考慮して、催し物はマジックショーの後生バンドが演奏のダンスパーティ。 ゲラ夫は大ボスお抱えの運転手たちと同じテーブルになったらしく、ずっとSubaru談義を楽しんだとか。私、同行しなくて良かったかも?
今回のパーティはモスクワだったので、ゲラ夫にウォッカ購入を頼んでおいた私。 いや、モスクワで買って来いってんじゃなくて、ワルシャワの免税店で買ってきてって話。EU圏外に出るときにはできるだけ酒を買ってもらうのじゃ。 クリスマスで親戚周りする時の手土産にもできるし、大晦日にパーティするかもしれないし、ポー人の友達でアルコールはウォッカしか飲まない女の子を(しかも22歳ですぜ!)家に呼びたいのもあるし。酒はいくらあっても困りません。
と思ってたらゲラ夫がクリスマスパーティでウォッカお土産に貰ってきた。 全員に配られたカバンには0.5リットルのウォッカが3本と、ショットグラスが4つ。ホテルの部屋にはもう1本ウェルカムウォッカ0.5リットルが置いてあり。大ボスからは個人的に「ロシアスダンダード、プラチナ」なるウォッカ1リットルを貰う。大ボス曰く、最高級ウォッカなんだそうで。
で、ゲラ夫はモスクワ入りの直前に免税店で2リットル分ウォッカを購入してる。 酒はいくらあっても困らない・・とも限らない、と思い始めてる。
家事をやらない専業主婦って肩書きなのに、既に大掃除なんて始めて大丈夫なのか、私。 ポーでは年に2回、クリスマスとイースターの前に大掃除をするんだけど、ちゃんとノルマまでこなしてるじゃないか。私、どうしんたんでしょう。
2月に引っ越してきた時点で台所の棚全体を掃除&荷解き。 8月に棚の中の物も全部取り出して、棚掃除。 今日、今年3度目の棚掃除。 イースター前の大掃除はやってないのに「ノルマこなしてる」なんて言い切ってますが、私。
大掃除といえば換気扇、ガスレンジ、窓拭き。あとお風呂、トイレ掃除か。 最近揚げ物を良く作ってるから、換気扇は結構大変かも。換気扇専用洗剤とかも見かけないし。 ガスレンジは簡単。私が使う度にゲラ夫がキレイにしてるから。ゲラ夫留守の時以外は、我が家のキッチンってかなりスッキリ&清潔。
バスルームと窓掃除はゲラ夫がやるだろうから、私はあとは換気扇だけで免除かな。 やっぱ私がTV観てるときゲラ夫が1人で掃除してたりすると、ちょっと罪悪感があるからね。私だってちょっとは掃除手伝うのです。 でもゲラ夫と同じペースで掃除するのは無理。本人も認めてる通り、ちょっと潔癖症すぎなので。
でもこのペースで掃除したら、大晦日までに絶対部屋が汚れる。 大晦日前にもう一度掃除だなぁ。でも我が家でパーティやったら、お正月早々飲みかけビール捨てたりする作業から始まるんだろうなぁ。 そんな正月、初めてかも。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 我が家にある1回使用分ごとに小分けしてあるきな粉、どうやら賞味期限が切れてるっぽい。 どうやらってのは、元々の大きい袋を捨てちゃってるから賞味期限がわからないからなんだけど、今日食べてみたらきな粉が苦い。 速攻で全部捨てたけど。せっかくお餅焼いてお湯も沸かして「あべかわ餅〜♪」モードだったのでがっくり。 お汁粉も無いし、お餅は焼けてるし、どうしても甘いのが食べたいし・・・と思って昔読んだ「お餅に醤油&砂糖をつけて食べる」ってのをやってみた。
読んだ当時は「気持ち悪〜い」とか思ってたんだけど、どうしても甘い餅が食べたくてちょっとトライ。そしたらスゴイ美味しい。 要するにみたらし団子をお餅でやったような味。熱いお餅を砂糖醤油に浸けると砂糖が溶けていい感じ。 また今度やってみよ〜っと。
3年前の今日、ゲラ夫と結婚しました。 何度か日記にも書いてるけど、ホントは8日の予定だったのにゲラ夫に仕事が入って2日延ばした結婚。親がチケット取った後だったのに! あの時に親の迅速な対応が無かったら私達は結婚してなかったでしょう。私もかなりブチ切れてたしね。
で、これも何度か書いてるけど、1年目も2年目も私1人で留守番の結婚記念日。そして2度あることは3度ある。3度目の正直、ならず。 ま、今回は前もって分かってたんだけどね。なので後日お祝いする事にした。
私のリクエストでお芝居を観に行くのと、その後レストランで食事。 でも実はゲラ夫がレストラン嫌いなのでちょっと可哀想かなと思い、ゲラ夫にリクエストを募ったら「Subaruが欲しい」と言われた。中古で250万。調子に乗るな。
なので後日、お芝居の後はパブに行く事になった。パブはしょっちゅう行ってるじゃん、とも思うけどまぁいいや。特にプレゼント交換とかもしないし「特別」な行事っぽくないけど It's a thought that counts.
とか言って。ついさっきゲラ夫ママから電話がかかってきて初めて今日が結婚記念日だって思い出したんだけど。 その前にゲラ夫と電話で話したのに2人とも忘れてるし(^^;。 ダメじゃんねぇ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇ おせち料理の海外発送なんてやってるらしい。 やっぱお正月はおせち食べたくなるけど、買ってきたおせちって食べた事無いんだよね。しかもおせちメニューって微妙だから、100ユーロも払ってまで食べたいかと言うと更に微妙。 お重に入ってるわけでもなく、小分けされた黒豆とかだしねぇ。
今年は2日から家を空けることも考えると、食料が家にいっぱい残っても困るし。どうやらおせち無しの正月を迎えそうな予感。 お雑煮さえあればいいか。 でもゲラ夫がお雑煮嫌いなんだよな〜。 ちなみに今までで一番評価の低かったお正月料理は錦タマゴ。ま、特に美味しいってもんでも無いしね。
イギリス人とポー人のカップルとお喋り。 2人の共通言語は英語なんだけど。イギリス人夫曰く、彼女はメチャメチャ英語できるけど、やっぱり細かいニュアンスまでは伝わらないらしい。彼女もスラングとかイディオムの使用度が低くて、「なんでこの言い回しを使わないんだろう」とイギリス人夫が不思議に思う事もしばしばなんだって。
母語vs非母語の会話だとそういう印象になるのかなぁ。 お互い背負ってる文化背景は全然違うけど、一方の母語を使うって事はそちらの文化の枠組みの中での思考表現だしね。
私とゲラ夫の場合共通言語は英語だけど、英語はどっちにとっても非母語。 で、私らの場合、これが結構上手くいってる秘訣のような気もしてきた。
私が間違った単語を使ってる場合もある。 私が意図した意味と、実際単語が持ってる意味が違ってる時。 それから、私が意図した意味と実際の単語の意味が一致しても、ゲラ夫の解釈が間違ってる場合もある。 お互い意図した意味が一致しても、(だから会話としては成り立ってても)本来の単語の意味は違ってて、2人一緒に勘違いしてる時もある。
もちろん文化的背景の違いだって。 ゲラ夫のポー文化的思考を英語で表現したのと、私の日本的(まぁまぁツッコミはいいから)思考を英語で表現したのと、同じ単語を使ってても意味が全然変わってきちゃったりする。
要するに私達の場合、誤解する可能性が同じ母語同士のカップルに比べると100倍くらい高いと思うんだよね。 が、私らの場合の良い点はお互いに誤解の可能性を充分理解してるって事。
発された言葉を額面どおり受け取らず、「それってどういう意味? わたし的にはあなたは○○って言ってるように聞こえるけど、そういう意図なの?」というのを、日常的に確認してる。お互いにね。 言葉のあやに対してぶち切れる時もあるけど(これは大抵私)、発された言葉よりも「意図」に重きを置く事に慣れてる&「意図」の説明(というか釈明)をお互いいちいちしてるから、大きな誤解が生じにくい。と、思う。今のところ。
今まで生まれ育った環境がお互い違いすぎるから、「察してくれ」みたいのが通用しないし。で、日本で「察する事」が苦手だった私としては、「察してくれ」と要求されないのはすごくラク。 欲しかったら言え。 要らなかったら言え。 明言したからと言って私がそのまま従うわけじゃないけど(ははは)その要求に対する私の思いもちゃんと言うから。
言い過ぎて喧嘩になったりしないの?なんてよく聞かれるけど。 するに決まってんじゃね。しょっちゅうしてるよ、喧嘩。普通の日本人カップル(日本人同士ってだけじゃなくて、国際結婚カップルで片方が日本人とかも含む)に比べたら喧嘩の回数絶対多いよ、我が家。 お互いへの不満が原因の時より、どちらかのムシの居所が悪い時だけの方が圧倒的に多いけどね。
ま、4年も一緒に住んでるから流石に最近お互いを察する事も出来るようになったけど。やっぱりいちいち確認してしまう。 「言わなくてもわかってるくれる」って美意識はちと過大評価されてると思うんだよね。会話って大事ー。
今学期最後のポー語授業。月曜担当の先生と水曜担当の先生とクラスメートで飲みに行く。 月曜担当の先生は今学期で辞めちゃうんで、みんなでカードを送る。 チョコレートと花は、両方に送った。今学期ありがとう、ってのとクリスマスプレゼントを兼ねて。
一緒に行ったメンバーがワイン好きだったので、ボトルで頼んで。 普段パブに行ったらみんなビール飲むんだけど、ポー語クラスメートはワインが多い。どっちにしろちょっとしか飲めない私なんだけど。
で、ワインと食べ物頼んでからも、アイルランド人はメニューを一枚手元に置いておく。ま、追加オーダーもあるかもしれないしね、と思ってたら別の思惑があったようで。
というのも、ワインが来てボトルを開けてもらう前にアイルランド人がメニューを指してミスを指摘したから。 ウェイトレスが持ってきたワインは、私達が頼んだのより安いやつ。 「こうやって安いワインを持ってきておいて、ちゃんと高い方のワインの金額で請求するからさ。」 と、涼しい顔で仰る。
彼曰く、このレストランで間違ったワインを持って来られたのは何と3度目。どうやらこの店の戦略らしい。頼んだワインと実際に運ばれてくるワインが全く同じかなんて、細かくチェックしない人が多いからね。(同じメーカーの違うワインだったりするから、ぱっと見じゃわかんない。)
このトリックは、実はどの店でも結構使ってるらしいんだけど。 「よっぽど高級なレストランで無い限り、このトリックはポーランド以外でもポピュラーだよ。」との事。
で、高級レストランではオーダー通りのワインを持ってくるんだけど、製造年が違ったりするらしい。年によってワインの値段&味って随分違うからね。さすがはワイン通。そんな細かいところまで注意払って無かったよいままで。
結局ウェイトレスが確認しに行って「このワインしか在庫がありません」と言う事で値段を確認してから(モチロン味も確認して)そのワインでOKと言う事にした。 まぁ、いろいろ勉強になりますわね。
昨日の日記に書いた友達から「今晩電話する。T」という非常に短いメールが来た。 せめて何時ごろに電話くれるのかかいてくれればいいのに。職場からの電話だから、時間が読めないのも分かるけどさ〜。 と、思ってたら電話が来なかった。
可能性としては 1.私が地下鉄乗ってる間に電話くれた。 2.仕事がメチャメチャ忙しかった。 3.単にそういう奴だった。
どうだろう。忙しかったってのは可能性ありだけど、だったらメール1通送ってくれても良さそうなもんだ。 このところ奴とは電話で話して無かったからすっかり忘れてたけど、実は以前も何度か「今日電話する」って言っておいて数日後に電話くれたりしたんだよね。仕事が忙しかったってのはわかるんだけど。
うー、なんか大好きな友達のこういう面って見たくないと思う反面、もしかしたら私が過剰に反応してるだけのような気もする。 でもズルズル我慢するなんて私にはできないし、必ずやこの不満を奴にぶつける事でしょう。この時のぶつけ方で、私の大人度合いが分かるというもの。 ああ大人になるって難しい。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇ Air Poloniaが倒産した。日曜の朝のこと。 ポーランド初の格安航空会社。2年ほど前から貨物運輸の航空会社として始まり、EU加盟に先駆けてポー最初の格安航空会社になったんだけど。
もう倒産かぁ。確かに(今思えば)前兆はいろいろあったけど。 ロンドン、パリ、バルセロナ行きの便とか言ってたのにパリ行き開始が随分遅れて、更にバルセロナ行き開始も遅れて、しかも既にバルセロナ行きは廃止だし。 でもそんなのポーではよくある事だから、大して気にも留めて無かったよ。 会社の状況はそんなに悪かったのかぁ。
ちなみにAir Polonia倒産!と聞いて思い浮かぶ顔が1つ、2つ、3つ・・。 実は知り合いがAir Poloniaで5人くらい働いてる。 パイロットとして飛んでる人、今年Air Poloniaに転職した整備士、オペレーションで働いてる人・・・。
一番大変そうなのはオペレーションのメンバー。 航空大学でパイロットとしての訓練を受けて、卒業の時点で既に25,6歳。ポーで大卒って言うと普通修士まで取るからね。 で、ポーで数少ない航空会社に就職はできたんだけど、パイロットのポジションは空いてない。なのでオペレーションで働きながら、ポジションが空くのを待ってた人達。
既にパイロットとして働いてた人達は転職にも有利だけど、オペレーションのメンバーは飛行時間も殆ど無いし、パイロットとしての転職はもの凄く難しい。 しかもみんな20代後半から30代前半だから結婚してるのが殆どだし、モチロン子どもが居る人だっている。 どうするんだ・・・。
Sky Europeっていうスロバキア系格安航空会社はAir Poloniaと同じタイプの旅客機飛んでるから、そのまま社員ごとAir Polonia吸収するかと思いきや、その辺は否定してるし。 うー、誰でもいいから何とかしてくれー!!!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇ テキストを読んだ方から 「ポーのミコワイは何故ライオンに乗ってるんですか?」 との質問を受けました。 別にポーのミコワイはライオンに乗ってません。適当に探した画像がたまたまこんなだっただけです。
2004年12月06日(月) |
サンタ / 話がしたい |
サンタクロースに関するテキストを書きました。最新テキストからどうぞ。読んでいただけると嬉しいです。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 5年くらい会ってない友達が、ワルシャワに来たいとメールしてきた。 奴が遊びに来たいと言う場合、我が家滞在&私のフルアテンドが期待されてる。(ま、私が忙しければ1人で買い物やレストランくらいは行けるだろうけど。)とっても仲良くしてた友達だし、ここなら泊まってもらっても大丈夫なので、すぐさまOKした。日本だと泊まってもらう部屋が無いので無理なの。
「大晦日から新年にかけて行きたいんだけど。ワルシャワのパーティってすごいんでしょ? 盛り上がるらしいね!」の言葉にちょっと凹む。 「パーティ行くよね? それとも旦那と2人で暖炉の前に仲良く座ってるだけのニューイヤーズイブ?」との質問に更に凹む。
私に会いたいんじゃなかったのかよー。 確かに昔からパーティ大好きな人だったけど、それが目的なのかよー。 ちょっとムッとしながら返事を書いた。 「パーティはするけど、あなた好みのパーティじゃない。」 考えれば考えるほど腹が立ってきた。あんなに仲良くしてたのに、結局エキゾチックな国でのクレイジーパーティがしたかっただけかい。
こんなメール見たらきっと奴も来ないだろう。ヨーロッパでは1月2日から10日間ほど、飛行機チケット&ホテルが激安なので(みんな大晦日にかけて出かけるため、2日以降出発は安い)2日から私とゲラ夫でどっかにスキーに行く事にする。どうせみんな2日から仕事だし、スキーリゾートも空いてる事でしょう。
そしたら今日、友達からメールが来た。30日から3日まで来てもいいかって。今週中にチケット取らなきゃいけないから、無理なら教えて欲しいと言われた。 「あなた好みのパーティは用意できない。大晦日は居るけど、2日以降ワルシャワを離れる予定。」これだけ書いたメールじゃあまりにつっけんどん過ぎるかな、とちょっと書き足す。 「それでも良ければ喜んでお迎えします。もし良かったら電話ちょうだい。」これだけ書いて送信。
奴のメールはいつももの凄く短くて、長くても2行くらい。最低限必要事項しか書いてない。なので私の返事も短くなる。でもホントはもっと言葉を紡ぎたい。いっぱい話がしたい。奴のメールが短いのは、いろいろ書かなくても私は理解するだろうとの奴の勝手な思い込みによるのかもしれないし、単にそういうスタイルのメールしか送らない人なのかもしれないけど。
そしたら実は先週、奴からメールが来てたことに今更気付いた。 「まだどうするか決めてないけど、久しぶりだしできれば会いたい。一緒に楽しい時間を過ごしたいだけだよー」とのメール。
つっけんどんな返事を送っちゃって後悔。でも2日以降ワルシャワを離れるのはもうほぼ確実だし。でも実はもの凄く会いたい。だって5年も会って無いし。 電話くれるといいなぁ。話がしたい。
今晩から明日の朝にかけて、ポーではサンタクロースが来る。 この事についてちゃんと書こうと思ったら長くなったので、近いうちにテキストとしてアップしよう。 なんかクリスマスネタとかもちゃんと書き始めてて、ここもちゃんとしたポー関連サイトっぽくなってきたぞ。うしし。 ちなみにイースターについては結局書かなかったんだよね、今年。 クリスマスは頑張る・・・かな? 微妙。
で、このサンタの日は小さいプレゼントを交換するんだけど、ゲラ夫と私は誕生日にしかプレゼント交換をしないので、あんま関係ない。語学学校で英語教えてた時は学校側から生徒にチョコのプレゼントがあったんだけど。 サンタ型のチョコ。激ウマで、私も何個も貰って授業の合間に食べてた。(お腹すくんだよね、授業中。)
数年前はゲラ夫もサンタの格好して、上司宅を訪れて子どもたちにプレゼントとかあげたんだけど、(しかも後日その話を別の子どもが居る所でしちゃって焦った。こっちの子どもってサンタを信じてる年齢が日本より高いからね〜)今年はそんな役割をおおせつかりもせず。
おとなしく何のイベントもない。ちょっとつまんない。
2004年12月04日(土) |
影響力 / 直球で頼む |
昨晩MTV2(イギリスのMTVで、インディーズ系ロック中心の音楽番組)で、「最も影響力のあるバンドTOP20」をやってた。 夜中だったんだけど、へ〜どんなだろ〜と思って途中から観る。 MTVはUKモノ中心だから、きっとキュアとかスミスとか80年代のが多いんだろうな、と予想してみる。(Cureはちゃんと今でも現役、とかいうツッコミは無しで。)
9位、メタリカ。う〜ん、アメリカの番組だったらもっと上位だろうな。 7位、ジェフバックリー。知名度で言ったらメタリカの方が全然上なのに・・。 6位、ツェッペリン。妥当だね。 4位、ニルヴァーナ。アメリカの番組じゃないからしょうがないか。 3位、キュア。予想通り。やっぱ上位入り。 2位、スミス。予想通り。でもそうなると1位は誰だろ???
と、楽しみに待ってたところ・・・ 1位、Pixies。どビックリ。最も影響力のあるバンド1位がピクシーズってどうよ? とか言いながら、実はトップ10のバンド内で一番好きなのはピクシーズだったりする私。かかってたビデオクリップは全部ちゃんと歌いながら躍らせてもらいました。
夜中だってのに近所迷惑。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 最近日本人に会う機会が多い。 年末だからいろいろ行事があるのと、たまたま知り合った人と飲みに行ったら他の日本人が居たり、みたいな偶然も重なって。
私の場合ワルシャワの日本人に面も割れてるし、別にこのサイトをやってる事自体は内緒にしてるわけじゃないんだけど。(サイトを通じて知り合った日本人も居るし。)
でも最近知り合った日本人の人達、一部がどうやら「もしかしてこの人、ゲラッチ?」と思ってるみたいで。 微妙な引っ掛け問題みたいな質問をしてくる。 私だってそのまま「もしかしてゲラッチさんですか?」とか言われれば 「そうなんです〜えへへ〜」とか言うのに、ストレートに質問してくれないから自分から言うのもヘンだし、居心地悪い。
特別隠してるワケでもないのに〜。
アンジェイキのテキストアップしました。最新テキストからどうぞ。読んでいただけると嬉しいです。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇ サバイバル和食もワンパターン化しつつある中、最近ちょっと新しいのを開発中。 とか言って、最初に作ったのがクリームコロッケだったりして微妙に和食じゃないんだけど。 クリームコロッケって衣付けるのが大変そうだし面倒で今まで自分で作った事無かったんだけど、実際やってみたら全然簡単だし材料費は安いしだし、おまけにゲラ夫はかなり気に入ってるしで今後の定番になりそう。 チキンカツ少量とクリームコロッケを作ったんだけど、チキンの衣付け終わった時点で残りの小麦粉とタマゴと水でホットケーキミックスくらいの濃度の液を作って、丸めたクリームをそれにくぐらせてから細かめのパン粉をつける。1個も爆発しなかったぞ♪ ちなみに具はタマネギのみ。フランスではクリームだけのもあるし、タマネギだけでも充分美味しいのだ。 先日は皮付き鱈(ポーのは大抵皮なし)をグリルして大根おろしと。さっぱり系の食卓だったので、ふんわり系炒りタマゴとレタスのマヨネーズ炒めでボリュームを出す。マヨ控えめでお酢を足して上品な仕上がり。レタスは殆ど加熱せず。 もう1つ最近はまってるのが、人参のきんぴら。 7ミリ以上と結構太めに切ったきんぴらなら、ついちょっと長めに加熱しちゃっても歯ごたえが残る。バリバリ食べれるし冬のポーは人参豊富&安いので助かるのだ〜。今までは人参ゴママヨ和えくらいしか人参メインの和食メニューって無かったんだけど、一品増えた♪ で、今日は更に豪華。ゲラ夫が昨日スイスから帰ってきて、ケータリングの海の幸冷菜盛り合わせを持って帰って来てくれた。 普段はシーフードってクリームソースかトマトソースに入れてパスタと和えるんだけど、今回の海の幸はレベルが違う。 ムール貝とかイカが無い。 ボイルしたブラックタイガー(巨大エビ)の殻なし、カニ爪、ボイルした手長エビ(殻つき)、半生ボイルのホタテ、それにロブスターの輪切り(モチロン殻なし)。 せっかくだからチビチビもったいぶって食べたいんだけど、悲しいかなケータリング、日持ちしないので全部今日の夕食に使う。 カニ爪はほぐして酢の物に。 ホタテとロブスターは豆腐と白菜と一緒に炒めて中華だしの素&水溶き片栗粉。汁気が大目の中華炒め、大好き。 ブラックタイガーと手長エビはスクランブルエッグとレタスとマヨ炒め。 ああ豪華な食卓。何もかもが美味しい。 しかもこれらのシーフードが全部タダってのも素晴らしい調味料。うしし。 そして今日のデザートはポーで初めて作ったシュークリーム@ゲラ夫リクエスト。 明日はタルトタタンに初挑戦を狙っています。 美味しい毎日♪
どうもポーに来てからの私って「いい人」な気がする。 誰かが愚痴っててもウンウンと聞いてあげて、比較的愚痴ってる人が耳にしたいような言葉を吐く。 1年半くらい前に自分自身がかなり凹んでたので、その時に耳にした言葉で心に残った言葉を、他の人にも言ってる。
でも私、別にいい人じゃないんだよねぇ。 毒舌系だしさ。でもやっぱり毒舌トークには、それなりの相手が必要。 誰かれ構わず毒舌トークを繰り広げるほどの勇気は無いのです。
ポーでできた友達の1人がこの1年で15キロのダイエットに成功して、ベジタリアンとなり牛乳すら飲まなくなった。(豆乳を代わりに飲む。) それ自体は別に構わないんだけど、自分がどんなに肉が嫌いかとか不健康な食生活すると目眩がするとか不眠になるとか、そんな話を延々とされる。はっきり言ってうざい。
いや、彼女自身悪い人じゃないし、私が困ってた時は親身にいろいろ助けてくれる人なので決して嫌いでは無いんだけど、やっぱうざい時がある。 で、そんな彼女の口癖は 「私なんて太ってるし。」 クラブやパブ行っても声掛けてくる男がみんなヘンなのばっかで、その理由は太ってるからとか言ってる。
彼女は私より全然痩せてるし、でも私にあてつけみたいな発言をするほど「低い」人ではないので、悪意無く言ってるんだろうけど。そんなに太ってる太ってる言われると、もしかして肥満に対する強迫観念があるのかも、とも思う。 が、言ってみたい。 「あなたがもてないのは太ってるからじゃなくて、可愛くないからだよ。」
ま、実のところ彼女はもてないワケでもないし、ブスでもないんだけどね。あんまり太ってる太ってる言うからつい言ってやりたくなるの。絶対言えないけど。
ああ毒が吐きたい。本音トークがしたい。 ま、私の「いい人」加減ってのは当社比なので、傍から見れば常に毒吐いてるように見えるかもしれないけどさ。
アンジェイキ(11月30日)に関しては一両日中にテキストアップの予定なので、そちらを読んでください。 で、ようするにアンジェイキはポー人が飲みに出かける日なんだけど(もの凄い端折り方だ・・・)、ゲラ夫が今朝6時半出動予定だったので結局何もせず。 ま、どこのパブ行っても混んでるし、私はカトリックじゃないから関係ないんだけどさ。アンジェイキにかこつけて単に夜遊びしたかっただけの私。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ゲラ夫にアレルギー発覚。 夏辺りからたまに突然ものすごい鼻水が出るの。そして鼻の穴の内側が猛烈にかゆいらしい。目のかゆみとか、喉が荒れるとか、他の症状は一切無し。鼻水だけ。
原因はわからないまま、とりあえず鼻水押さえるアレルギー用の薬をたまに飲んで医者に行ったんだけど、本格的な検査をしない事には原因究明できず。本格的な検査をするには数週間アレルギーの薬は禁止。なのでなかなか検査に踏み切れず。
それでも何となく原因らしきものが分かってきた。 とにかく湿度が高い方が症状は酷い。だから花粉とかでは無さそう。 ビールが原因?と思った時期もあるんだけど、これはどうやら違うっぽい。 多分何かの繊維とか、建築に使う塗料とか、その辺も関係してくると思うんだけど、家に居ても常にアレルギーが出るわけじゃないので良く分からない。 そして決定的なアレルゲンを1つ見つけた。
それはナッツ類。多分チョコレートもダメ。(ま、殆どのチョコにはナッツ入ってるけどさ。) 超、超甘党のゲラ夫の為にクッキーやチョコ買い置きしておいたんだけど、この2週間ほど殆ど手を付けず。あのゲラ夫が家にあるお菓子を開封しないなんて、アレルギーってすごい!! なんつって実は先週我慢できなくてナッツペースト挟んだクッキーを食べたらしいんだけど、朝起きてすぐに半リットルくらいの鼻水をかんだそうで(汚くてゴメン)もうコリゴリだそうな。 つーかクッキーぐらい我慢して欲しいよね、30過ぎた男なんだしさ。
でもナッツがダメって事はゴマもダメなのかなぁ。ゴマを使った料理大好きなんだけど。
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