SAKURA'S STUDY DIARY

さくらのきままな毎日

一日一読一書

A reading and a writing for a day

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今年の反省その3――英語 2004年12月31日(金)
年末らしさ、お正月らしさなど微塵も感じていないのだけど、やっぱり新年は心地よく迎えたいので今日は大掃除。というより、洗濯デー(苦笑)。朝から洗濯機と乾燥機がまわりっぱなし。もうちょっと計画的に洗濯しておくんだった。

さて、日程の都合で今日が最後な今年の反省。
それは、英語。

せっかく共通言語が英語の国に来たのに、はっきりいって英語への取り組みは地の国よりも劣る。ブリカンがやってなかったというのもあるけど、家での勉強はほとんどしてないし、外で話すのも面倒がってる。

別に、自分が必要と無いと思ってるなら、今の英語力でもいいと思う。海外旅行でも困る訳じゃないし。
でも、UK好きとしては、もう一歩先の世界に入ってみたいのよね。古典と一緒で、好きなものを、他者の介在無しに理解してみたいという気持ち。
そのためには、テレビ見てるばっかりじゃなくて、もうちょっと文法とかボキャブラリーとか何とかしなくちゃなので……。砂の国にいたときと比べて語学の環境は好転したのに、英語力は横這いというか。ああ、さぼりすぎだなぁ、と思う。

と言うわけで、来年は、英語勉強も日常生活の中にきちんと根ざさせたい。

ただ、ちょっとブリカンの雲行きが怪しいんだけどねー。
米英は敵だというテロリストがこの国にもいるとかいないとかで。危ないかも知れないところに、自分だけは大丈夫だと思って行くのが一番危険ということはよくわかっているのだけど、でも、この国で外国人として暮らす以上、スーパーやショッピングモールに買い物に行くのだってリスクな訳なので。そのリスクを、どこまで犯すべきなのかというのが今の悩みの種なのね。

だからなおさら、学校がなくても勉強を継続できる意思が必要になるのだけどさ(苦笑)。

そんな訳で、1年を振り返ってみて。
反省材料は色々あったけど、それなりに充実していた1年でした。特に、形としてに見えないところで(苦笑)。
来年は、是非ともきちんとした形に何かしら残したいと思います。もちろん、プライベートもWEBの上でも。

こんなWEBの辺鄙な所までわざわざ足をお運びいただいた全ての皆様に。
感謝の気持ちをお届けして、2004年の日記を閉じたいと思います。

勝手気ままに書いている日記ですが、読んでくれて本当ににありがとう。
来年もまた、懲りずに遊びに来てください。

それでは皆様、良いお年を。

 



今年の反省その2――年初の目標 2004年12月30日(木)
年の初めに掲げ、忘れちゃ困るからとこの日記のタイトル下にも書き込んである『一日一読一書』
大まかに分類すれば何とか達成しているけど、それでは私が意味していたのとはだいぶ、かなり、とても違う。

本(物語)を読んで、文章を手で書くのが目標だったのに。結果的には看板に偽り有りになってしまった。

だから、来年もこの目標は下ろさない。
っていうか、古典のことを考えたら「一訳」を追加したいくらい。

そんなわけで、年が改まっても目標が変わらないじゃん、相変わらずお気楽やねぇ、とは思わんといてください(笑)。

 



現代人じゃないかも……。 2004年12月29日(水)
どうせ、私の知識など千年前ですという話。

秋篠宮家の娘さん達って、女王じゃなくて内親王だったのね。
知らなかったよ、現代では皇孫まで親王及び内親王なのね。

思わず宮内庁のHPにまでいって確かめちゃった私。
いやだって、天皇制ばりばりの平安はさ、子が親王及び内親王で、孫は王と女王だもん。それだから、現代もそうだと思ってたんだけど。

愛子様のほうは、皇太子の娘だから内親王かと思っていたんだけど。
べつにそうではなくて、皇孫だからだったのね。
(昔は皇太子が即位したら、その子供は王から親王宣下で親王になるのですわ。確か)

ちなみに、内親王が結婚したら内親王でなくなるってのもちょっと納得いかないのよねー。平安人の感覚としては(←こういう分野に関してはねー)。
だって、お嫁に行ったって天皇の子っていう事実が消える訳じゃないし。

……それにしても。
皇孫まで内親王だったとは。
ひとつ賢くなったけど、何か複雑な気分(苦笑)

 



今年の反省その1――古典 2004年12月28日(火)
年末になって、もう1年も終わりだな、と思うと。
心の奥底から、ゆっくりと首をもたげてくる「今年の反省」な気持ち。後悔にも似たその気持ちは、吐き出さねばすっきりしないし、本人のためにもならないので、急遽、今年の反省シリーズ(とはいえ、来年も同じことを書いている可能性は高いよな……)。

その1、古典サイト。
今年は全然更新できなかった。更新したとしても、現代語訳はまだいいとしても、用語集や本文中に出てくる地名などの解説はかなりいい加減な仕上がりになってしまった。

実は最近、とあるサイトさんからリンクしましたのお知らせを受けて、そこで恥ずかしいくらいの紹介文を書いていただいて、考えてしまったのだ。
今の別邸サイトの状態は、胸張ってリンクしてもらえる物ではないよな、と。

じゃあ本邸の方はどうやねん? と言われると苦笑するしかないのだけど。
私の本邸と別邸の捉え方というのは全然違う。
本邸はまさに本邸で、あるだけで意味がある。あそこは私のWEBでの居場所だから、例え数ヶ月凍ったままでも、なくては困るのだ(だからといって放っている訳じゃないのだけどさ……)。私がインターネットと縁を切らない限り、形を変えたり、住所を変えたりすることはあっても、本邸は存在するだろう。

でも、別邸は違う。
別邸は「古典を訳す、用語集をつける」という目的のためのサイトなので、それが出来なければ存在する意味はあんまりない。ゴールが設定されており、それに向かって邁進するサイト。言い換えれば、ゴールするまでは地道な作業が必要で、ゴールしてしまえばそれ以降は放置できるサイトなのだ。

でも、そのゴールに向かって歩みが今年は全く出来なかった。
とうことは、別邸の存在意義がかなりないがしろにされていたという訳で。
これは、本当にまずかった今年の最大の反省点。

何でそうなってしまったかと言えば、言い訳になるのだけど、これはひとつに、今年が「お引っ越しイヤー」だったせいがある。今年は5ヶ月地の国、2ヶ月日本、5ヶ月油の国と渡り歩いた。
生活環境が変われば生活習慣も変わるもので、せっかく「日常的に作業する」という領域に達していた古典の作業が、日課から脱落してしまってそのまんま。時折気がついたように作業をするのだけど、だからあんな内容に(涙)。

と言うわけで、来年は揺るぎない日課にしようと思う。
月一で枕と大鏡の交互更新というペースは自分にとってやりやすかったので、せめてそのペースには戻したい。

 



津波はTsunami 2004年12月27日(月)
BBC WORLD のキャスターが「Tsunami」と言うたびに。
日本は、地震国なのだと思う。

それでも私は山育ちだし、地震発生=津波警戒という思考回路にはなってないんだけど。
映像を見て、海が沸き返ることってあるんだ、と思ったら、津波は本当に恐ろしいと思った。

言葉を知っていても、今更津波の発生メカニズムの解説がいらなくても、これだけ恐ろしいのだから、津波の知識も何にもなくて波に飲まれてしまったタイの外国人観光客や、インドやスリランカの人達はどれだけ恐ろしかったろうと思うと、いたたまれない。

地球のエネルギーに人が太刀打ちできないのは当然だけど。
でも、日本は過去に地震の経験もあるし、大きな犠牲も払っているのだから。
そういうことを世界のために役立てて、次はこんな大きな被害が出ないようにと切に願う。

 



スウィート・スウィート 2004年12月26日(日)
今年のケーキは直前までやる気がなかった割には、一番よくふくらんだ。でも、生クリームは分離しなかったけど、デコレーションは改善の余地有りかなぁ。

チョコレート生クリームにしたのだけど、溶かしたチョコがそこらのだったせいか、いまいち風味がよくなかった。私が一番気に入ってる溶かし込むチョコは、ロッテのガーナチョコなんだけど。入手はもちろん不可。今度は、きちんと製菓用のチョコレートを買ってみよう。500グラムとか、巨大なのが難点。
ま、クリスマスしかケーキを焼かないさくらさんの場合は、成果が見られるのは来年なんだけどねー。

今日はその残ったチョコレート生クリームを、秘蔵のチェリースコーン(UKで買って冷凍保存)に塗ってお茶。組み合わせはとんでもなさそうに聞こえるけど、おいしかった。やっぱ、スコーンにはバターじゃ物足りない。出来ればクロテッドクリーム、それがなければ生クリームよね。

しかし、作ったケーキは半分残っている。
ついでに、冷蔵庫の中にはトライフル(イギリス風のデザート。スポンジケーキとクリームとフルーツが段々になって器に入ってる)も残っている。
クリスマス仕様(サンタとか樅の木の形)のスコティッシュクッキーも、まだたくさん。

しばらくお茶に困らないのはいいけど、ちょっとカロリーが怖いかも。
誰か遊びに来て消化してくれないかな……。

 



Do it yourself. 2004年12月25日(土)
ここ数年のわが家のクリスマス標語(苦笑)。
クリスマスを味わいたければ、己で働かねばならぬ。
この国は欧米人も多いから、各家庭ではクリスマスっぽいんだけど。ラマダンですら盛り上がりに欠けたこの国のそこら辺は、クリスマスだからといって何かが変わる訳でもないし。

ツリーとリースは数日前に出してみた。
でも、元々殺風景な部屋にちっこいのを出してみても、なんか淋しいの。

ケーキもこれから焼かなくちゃだし。
おっと、チキンはいまだ冷凍庫で凍ってるわ。

……ちょっと面倒かも(苦笑)。

でも、クリスマスが全然ないのは悲しいので、がんばる。
あ、あとは英国時間15時からの女王陛下のスピーチを忘れずにね!

 



観光旅行で揉めるなよ 2004年12月21日(火)
例え、昔の経歴がどうあれ。
いい歳のおじーちゃんが、家族揃って年末年始の旅行で日本に行きたい、と思うのは別に悪いことでも何でもないと思うのよ。

それくらいでぎゃーぎゃー騒ぐとは、心が狭いって言うか、余裕がないって言うか。騒げば騒ぐだけ、おじーちゃんの価値が上がっちゃうって、どうして気がつかないのかな。一週間の観光旅行中、陰でこっそり誰かと会ったくらいで体制が揺らぐくらいだったら、そっちの方が問題だと思うけど。

そんな我らこそ世界の真ん中思想な国の最近の行動を見るにつけ、さくらさんの対感情は世間並みに悪化の一途。

「あんたなんか嫌いよ!」と言われ、自宅の庭を無言で通り過ぎていき、畑の境界にある柿の木の実をこちら側まで狙われ、尋ねてくるお客をそいつはダメだ、入れるなと言われれりゃね。それでもあなたが好きなの、とはなかなか言えませんわ。普通の人は。

ま、うちもお馬鹿さんなトップがわざわざ相手に突っ込まれるカードを与えているので何とも言えませんが。
お互い、上に抱く人がろくでもないと、一般庶民は不幸よね。

 



クリスマスの計画 2004年12月20日(月)
今年のクリスマスの計画は、何一つ立っていない。
大体イスラム圏にいれば、そもそもクリスマスなどとは無縁の生活なのだけど、さくらさんは自宅ではそれなりに頑張った。クリスマスツリーやリースだって持っているし、CDだってある。当日には自助努力でケーキだって焼いた。

けど。
今年は未だツリーもリースも飾られてないし、CDなぞどこにあるか状態。
世界中、今週末に向かって盛り上がっているだろうに、わが家の中にはクリスマスのクの字もない。

何でそうなってしまったかと言えば、理由は簡単。
12月になったことすら何となく実感がなかった上に、周囲にクリスマスを意識させる物が何にもないので、そのまま日は流れ、本日カレンダーをまじまじとみて、え、今週末がクリスマス? と気がついた次第(日記の背景はさっさと変えたくせにねぇ)。

今更、ツリーを出してもな。みたいな、冷めた気持ちもある。
でもその一方で、仏教徒で片足クリスチャンに足を突っ込んだような私としては、やっぱりクリスマスがないってのはちと淋しい。

やっぱり、明日飾り付けするか。
あとは、ケーキくらいは焼こうかなぁ。

 



寒いのよぅ。 2004年12月19日(日)
砂漠地帯は結構寒くなると知っていたはずなのに。
油の国は予想以上に寒い。

お友達曰わく「去年はこんなに寒くなかった」とのことなので、並み以上には寒いのだろうけど。それにしたって、曇りだったら昼間でも外気温が10℃って、 立派に冬やん

家にはエアコンが付いているけど、それだけでは薄ら寒い。床はタイルで絨毯をひいてないし、北向きな上に夏の暑さを避けるために設計されている家だから、日溜まりなんて家のどこにも出来ない。それでも、他に暖房器具を買おうか迷っていた。一日だけ異様に寒いだけで、買った途端に暖かくなったりしたら勿体ない。このまま冬が越せるなら、それが一番いいし。

……と考えながら薄ら寒い一週間過ごしたら、一昨日辺りから方の辺りに寒気がまとわりついて、全然体が暖まらなくなった。電熱なお湯タンクも私のシャワー時間を賄えるだけの温かいお湯が出ない。もちろん、お風呂にするには足りなすぎる。鍋焼きうどんを作っても(土鍋買ったのvv 日本の鍋なの。200円なの)、その時だけで長続きしない。
とうとう風邪ひき一歩手前って感じになったので、シロクマ君に即刻オイルヒーター購入指令を出した。

下見に行った電気屋さんの在庫が既に切れていた(考えることは皆一緒)というトラブルもあったが、無事オイルヒーターを一万円で入手。

やっぱり、空調じゃなくて熱を出す物体が一番。
そういうわけで、オイルヒーターに張り付き中(笑)

 



砂漠で雷雨 2004年12月15日(水)
砂場地帯で長く生活していると、砂漠というのは想像していたよりも雨が降るものだとは思うけど、昨日の夜から今朝にかけての雷雨はすごかった。

ばりばりピカピカいいながら、砂まじりの雨が降る(→おかげで窓がエライ汚い)。しかも短時間じゃなくて、数時間続いた。朝方起きて(7時だ。今日はその後二度寝した)、窓の外を見るとどんより暗くて視界も悪く、いつも見えるビルも見えないくらい。

こういう雷雨が砂漠で洪水になるのねぇ。

ちなみに、今までの国別の雨量と回数は。
一番多いのが地の国、かなり量は減るけど次が油の国、一番少ないのが砂の国 という感じ。
以外にも砂の国より油の国の方が雨が降るのね。今年だけかも知れないけど。

砂の国では長時間の雨とか雷雨とかは経験しなかった。たまに降った雨で町中は洪水状態だったけどね(排水設備なし)。あ、でも、私はオアシスに行ったときに、十何年ぶり?とかいう、砂漠での雨に遭遇したっけ。

まあ、降ると入っても日本のようではにから、それなりに珍しくて何となく嬉しくて、思わず窓に張り付いて雨が降るのを眺めちゃう。
今日の砂漠は、雨模様なのぅ。

 



早起きは三文の得? 2004年12月14日(火)
昨日疲れていたので早寝をしたら、今朝は7時に目が覚めた。
世間一般の皆様方には申し訳ないが、お気楽生活中な上に超低血圧なさくらさんが、7時に目覚ましなしで起こされもせずに起きるなんて奇跡に近い。早寝をしたらその分睡眠時間を積み増しするのが、いつものこと。飛行機に乗る予定でもなければ、7時起床なんて絶対有り得ない。

それなのに、7時にお目めぱっちり。
二度寝も出来そうにないくらい快適な目覚めだったので、「早起きは三文の得ぅ」とこれまた滅多なことでは口に出来ない諺など口にして、午前中は夏物衣類の整理に費やし(仕上がりが恐怖なのでクリーニングは利用できない。キャミとかカーデとか残っていたのを洗いに洗った)、午後はまったりと読書などして過ごした。日本時間の10時のニュースを見た後、さあ、ネットをぱぱっとしてご飯の用意して、と思ってPCに向かったところ。

……眠い。
頭はあんまり眠いと思ってないんだけど、目が眠いという。
画面を見ても、右から左。あれー。お昼寝しなくても大丈夫だと思ったのに、なんか、もう、ダメ?

そういうわけで、ご飯にする前に一眠りしよう。
早起きの意味があったのかは謎やね(苦笑)。

 



片づける用事リスト 2004年12月13日(月)
○モップがいい加減汚い→替えのモップが必要。いつものスーパーじゃないとこ。
○加湿器を探す。たぶん、モップと一緒のお店にある。
○食器用洗剤が切れそう→某日系格安ショップにいくべし(こっちのは手荒れがひどいので)
○インフルエンザのワクチン接種(早くしないと風邪の季節が終わってしまう)
○スポーツマット購入(床でストレッチは痛い)
○バーゲン開始→品物チェックに行く。
○その前にお金を下ろす。

おかしいなー。
こんな何にもない国なのに、行かねばならないとこありすぎー。
しかも、見事に目的地がばらばらってのが(苦笑)。一日じゃ終わらんわー。

 



引越完了 2004年12月12日(日)
メモラの閉鎖に始まって(いや、その前に地の国から油の国か)、ジオの統合へと続いた引越騒動も、別邸『さくらのそうし』の引越作業を本日終了したことにより、ようやく完了。

一応それなりにスムーズだったのだけど、ひとつだけ新URLでつまづいた。
別邸のURL候補は、早いとこニックネームで「sakuranosoushi」を確保していたはずなのに、それがないのよ。ニックネームは使用中ってなってるのだけど、私のニックネームではないの。おかしいなぁ。URLは問題ないや、と思っていたから引越も放置して置いた(をい)のに。

そんなわけで、新URLからは「no」が消えた。
微妙にややこしくなっている気もするけど、まあURLを直接入力する人もいないだろうし、ということで。

っていうか、現実世界は年末行事目白押しで、こんな日に引越を敢行する必要があったかどうかは、かなり謎ですがね(苦笑)。

 



忘れていた! BBC JAPAN 2004年12月08日(水)
すっかり忘れていたけど、12月1日からBBC JAPANが放送開始なのです。
いや、忘れてたというより、勝手に私が12月7日開局だと思っていただけなんだけどさ(苦笑)。

未だこちらでBBC Primeの契約をすませてない(余計なチャンネルがついて月5000円もするし……)さくらさんは、BBC JAPANのサイトを見に行って、もう日本に帰りたくなったよ(涙)。チェンジングルームもグラウンドホースもやってるし。っていうか、基本的なラインナップはBBC Primeとほぼ一緒。っていうか、再放送の回数が多いからその分番組数は少ないのだけど、そりゃ大元が一緒だもん、同じ番組が流れるよねぇ。

住を重視するイギリスらしい模様替え番組、イギリス人の庭にかける意気込みが分かる造園番組、ブラックユーモアばりばりのブリティッシュコメディ、イギリス料理番組すら放映するのよぅ。
あとは、サスペンスも日本の刑事ドラマとは違った味で面白いし、コスチュームプレイと呼ばれる時代劇もしっかりとした作りでお勧め。

ああ、一時帰国で日本に帰っても、スカパーと契約しそう……。
しかも、月々750円!(スカパー本体は除く) これを見ずして何を見るのだ。

さあ、詳しいことをBBC JAPANのサイトで確認しよう! もちろん日本語で!
こちらから→http://www.bbc-japan.com

日本の唯一がっくりな点が、なくなっちゃったんだもん。
ホントに私、海外にいる意味ないなぁ(苦笑)。

*注 べつにさくらさんは、BBC JAPANの工作員でも、スカパーの回し者でもありませんので、念のため。




読解力だ。 2004年12月07日(火)
日本の子供達の読解力が落ちているそうで。
国語はとても大事なのに、今までみんな軽視してたもんなぁ。当然と言えば、当然の結果かも。

と言うわけで、昨今の英語重視傾向に警鐘をならすべく、海外在住元英語コンプレックス持ち、さらに今も言うほど英語が出来ないさくらが、如何に日本語が大事かと一節論じようかと思いましたが。

あれこれ書いても全然まとまらない(大体私の話は長くなる)上、何が言いたいか分からなくなってきたので、とにかく、何よりも日本語は大事だ! と強調して終わりにします。

身近な教訓。
こういう人がどんなに英語をやったところで、説得力のある英文が書けるようになる訳がない。

 



豪華鍋 2004年12月06日(月)
白菜、千円。
鮭4切れ、千円。
ポン酢及びマロニー、日本から持参。

メインの具は鳥団子だけど。
予算上そうそう食べられない、豪華鍋が今晩の献立。
(ちなみに、たらは鮭の半分の切り身が千円だったので論外で却下)

でも、地の国では白菜もネギもなかったから。
鍋が出来るだけでも、幸せなのぅ(しみじみ)。

 



Princess Mononoke 2004年12月05日(日)
衛星テレビでやっていたので、思わず英語で見てしまった『もののけ姫』
英語だったらどんな感じになるんだろう、と主要人物の初登場だけ確認してみようと思ったのに、気がついたら最後まで見てました。

うーん。
早口で長台詞をまくし立てられると、何言っているか分かんなかったけど、それでも分かる範囲内でね。

全体的に英語になったら重さがないというか。
英語という言語の響きもあるのかもしれないけど。軽いのね。日本語のように簡潔に表現できないせいとか、早口になるとけたたましく感じられるのか。言葉や声の調子が変わっただけで、すごい印象が変わる。

全体的に声域が高音域に移っている感じなので。
女性陣はみんな可愛らしい感じ。特にモロからは凄みが消え、高貴なお年寄りって感じで淋しかったわ。逆に、乙事主は聞きやすかったけど(苦笑)
後は、あのもののけ姫の歌から怪しさが消え、完全に清く美しい歌に。やっぱ、あの歌も怪しくないとダメなのねー。

映画を日本語に訳すにしろ、英語にしろ、どうしても「翻訳」の作業の部分で削られる言葉、補われる言葉があって。文章と違って、字幕映画の場合は表示できる文字数に制限があるから、削られる言葉も多い。だから最近は、吹き替え版の方が言葉の量が多い分、中味がもっとよく伝わるかしら、と思っていたけど。

今回、何度も見た日本語の映画を英語で初めて見て。
日本語吹き替えの映画を見ると、ネイティブはこんな感じの違和感を持つのかしらと思ったら。
映画全体の雰囲気を味わいたなら、言葉の量が多くて分かりやすいとかよりも、やっぱりオリジナルの音で見る方がいいのかもね。

 
 



寒くなって 2004年12月04日(土)
暴走族とまではいかないが、この国のやんちゃな若者たちは三輪バギー(砂漠用)とかバイクでこの人工都市のホットなスポットを結ぶ幹線道路をぐるぐる回遊している。そのルートがちょうどさくらさん家の近くを通っていて、夜中遅くまでうるさいこともあって、週末とかは迷惑だったのだけど。

寒くなってから。
夜中の走行はピタリと止まった。恐ろしいほど静か。
そうかー。寒い中走り回る根性はないねんな(笑)。

やれやれ、これで次の夏までは静かねー、と思っていたら。
ヤツら、昼間に走り始めた。

……この暇人め。

やんちゃなことは、真っ昼間からするもんじゃない。
走り回りたかったら、防寒着着て夜走れ!(あれ?)

 



スカーフをするのもしないのも。 2004年12月03日(金)
フランスで、「宗教的なシンボルを公立学校に持ち込まない」という法律が施行されたのは今年の9月から。それを3日のニュース10でスカーフ(正式にはヘジャッブと言う)を取るのを拒否して退学になった生徒を取材していたのを見て、その放送の仕方を何かなーと思ったので。

このニュースを見るたび、私は思うんだ。
じゃあ、イスラム教徒以外がイスラム国家で生活するとき、スカーフをしないって主張したらどうなるんだろって。

私が今いる国は、スカーフはしなくてもいいけど。
国によっては、外国人だろうがなんだろうが町中でスカーフをしないと連れて行かれちゃう国もある。

スカーフに限らず、私達はイスラム教徒でないのに豚肉は食べられないは、お酒はおおっぴらに飲めないわ、かわいいキャミソールワンピは着られないは。
法律で決められていることもそうでないこともあるけれど、イスラム国家で生活すると、そちらのルールに従わざるを得ないのだけど。

そういうことは、あんまりニュースにはならないのよね。
スカーフをする権利があるなら、スカーフをしない権利はどうなるのだろう?

私が言いたいのは、私達の権利を認めろというのではない。
そんなことをしていたら、こういうぐろーばるな時代は対立するだけ。行った先の習慣に従うので丸く収まるなら、お邪魔している方が相手の文化を尊重するって事は大切だと思う。

他人の国には、他人の国のやり方がある。
それを認めずに一方的に権利を主張するなら、まずは自分の宗教の下で異教徒がどう扱われているかをじっくり見ていただきたい、ということ。


読了:『半落ち』 横山秀夫
泣けると話題の本たが、泣けず。逆に拍子抜け。高村薫のような骨太のミステリを期待したのがよくなかったのか、それとも私が冷たいのか。「半落ち」である理由が弱いと思うんですけど。別に、隠すような理由ではないような。少なくとも、全然ミステリではないよね。これは。

……書評はしないつもりだったのに、どうにもこうにも(苦笑)。


 



電球一個とつけっばなしのエネルギー 2004年12月01日(水)
昨日寝る前、ベッドに入ってからエアコンのスイッチを切り忘れたのに気付き、廊下の電気をつけた。

ぱちん、と電球一個お亡くなり。

まったく、配線の仕方に問題あるんじゃないの?
電気のスイッチを入れる度に、電球が切れるリスクを負うのは堪らない。もう、一度つけた電気はずっとつけっぱなしにしておくことにした。自分が払う訳じゃないけど、電球一個の値段と、つけっぱなしの電気の値段を比べたら、あながち馬鹿にならない気がするもん。

ま、この国は油ががさがさ出るから、省エネという概念とは無縁なんだけど。
でも、油を売ったお金で働きもせずに豪遊して、世界中のありとあらゆるものを輸入するだけで何一つ生産せず、実質この国の労働力である出稼ぎ外国人を見下して一月10万円以下の給与でこきつかってるのを見ていると、日本に帰ったら出来るだけ石油エネルギーを使わない生活をしてやるって思っちゃう。ここの人達が遊び回るためお金の足しになるなんて、考えただけでむかつくもん。

逆に、ここにいる間は無駄にしてやろうって思っちゃうけど(苦笑)。
どうせ、タダで使わせていただけるんだし。
石油なんて早くなくなっちゃえっ、労働の大切さを学んでよねー、と切実に思うのでした。

 


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