ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年10月31日(水) ほっと肩の荷を下ろして

曇り日。おひさまがかくれんぼをするとしゅんしゅんと肌寒い。

明日からもう11月なのだ。すぐに立冬がやってくる。


孫たちもカーディガンを羽織って保育園へ。

ふたりが仲良く車に乗ったかと思いきやすぐに喧嘩になり

めいちゃんが怒って車から降りる。「あやはきらい!」と。

4歳になってから急に自我が芽生えて来たようで

お口もなかなか達者。本気で喧嘩をする姿もまた微笑ましい光景。




月末の仕事、資金繰りが上手くいかずあたふたとしていたけれど

思いがけない収入があり助けられる。神さま仏さまに感謝である。

いつもいつも綱渡り。なんとしても渡り切ろうと精一杯だった。



ほっと肩の荷を下ろして帰宅すると、娘と孫たちもすぐに帰って来て

ハロウィンの衣装を着て大さわぎ。なんて可愛らしいドレスだこと。

毎年ご近所のお友達にお菓子を届けるのを楽しみにしている。

今年も喜んでもらえて良かったね。おばあちゃんもほっこり。





2018年10月30日(火) ほっと空を見あげていた

今朝も10℃を切っており暖房なしではいられない朝。

4時のアラームが鳴るなりじいちゃんがエアコンを点けてくれる。

まだまだこれからの寒さと思うと身体が慣れようとするのか

あまり苦にはならずそれなりに寒さ対策をして過ごす。



今朝はめいちゃんが早めに服を着てくれて準備おっけい。

久しぶりにあやちゃんと一緒に保育園へ。

今日はお芋掘りがあったので楽しみにしていたようだ。



仕事は午前中にほぼ片付きお昼に母に電話をしてみる。

昨夜も少し話したけれど出来るだけ毎日と思ったり。

穏やかに話せば穏やかな声が聴こえる。

私に怒られるからと居酒屋さんに行くのを諦めた様子。

タクシーで食料を買い出しに行って荷物を持てなかったらしく

運転手さんが助けてくれたとのこと。なんとありがたいこと。

一人でなんでも出来ると強がっていたけれどやはり無理な事もある。

この先の不安も募るけれど母の強い気力を信じたいと思う。



今日も穏やかな夕暮れ。ほっと空を見あげていた。




2018年10月29日(月) ありがたやありがたや

最低気温が10℃を切り、最高気温が20℃を越える。

晩秋らしい寒暖の差に少し戸惑う年寄りがいた。


めいちゃんは今朝もすっぽんぽんで朝ごはん。

記憶に残る限りほぼ365日毎朝の光景だった。

寝る時にはもうパジャマを脱いでいて

そうして体温調節をしているのかもしれない。

そのおかげなのか風邪を引くことも殆どなくなった。


そんなめいちゃんを置いといて「はやくいこうよ」とあやちゃん。

「はいはい」と気忙しく保育園に向かう朝。



山里へ向かえばあちらこちらにツワブキの花が可愛いく咲いている。

ちいさな向日葵のようでとても好きな花だった。

谷川の水が流れている岩場にもひっそりと咲いていて心が和む。



仕事は今週も忙しくスタート。なんだかやる気満々になる。

活気があって嬉しい。以前は憂鬱だった月曜日が嘘のよう。

柚子農家のお客さんから柚子をたくさん頂いた。

助手席に積み込んでとても良い香り。にこにこしながら帰る。


帰宅したらひと足先に帰っていた娘が洗濯物をたたんでくれていた。

今日は嬉しいことがいっぱいあった。ありがたやありがたや。



2018年10月28日(日) あたたかいものがきっとある

きりりっと今朝はいちだんと冷え込む。

夜明け前に見上げる月とオリオン座にこころが和む。


寒さにこだわってはいけない。あたたかいものがきっとある。



今日は地区の秋祭りがあったのだけれど

春に姑さんを亡くしているので

神事に関わってはいけないとじいちゃんからのお達し。

もう半年を過ぎているから良いのではと言えば叱られる。


午後、娘とめいちゃんが行きたがっていてやっとお許しを。

太刀踊りを見るだけなら良いだろうと言ってもらえて良かった。

三人で歩いて行く。真っ青な空に太鼓の音が耳に心地よい。

勇ましい太刀踊りに遠い昔の息子の姿が目に浮かんだ。



夜になりみんなでそわそわ。あやちゃんが帰って来るのを待ちかねる。

さきほど元気に帰って来てくれて思いっきりハグをしたところ。

いちばん喜んでいるのはやっぱりめいちゃん。

二人そろえば喧嘩もするけれどお姉ちゃんが大好きだった。

明日からまたおばあちゃんと保育園に行こうね。


笑顔いっぱいの穏やかな夜にほっこりとこれを記す。










2018年10月27日(土) じぶんらしさ

昨夜の雨がやんでいて思いがけずにぽっかりと浮かぶ月。

そんな夜明け前のひと時がとても好きだった。


某SNSで「じぶんらしさ」とはと深く考えさせられる出来事。

自分に誇りを持ち胸をはって堂々としていたいものだ。




昨夜息子からヘルプが来ており朝からけい君を預かることに。

めいちゃんも保育園をお休みして一緒にお迎えに行っていた。

ハイテンションのふたりにおばあちゃんのテンションもあがる。

遊び疲れたけれどとても楽しい一日だった。

会うたびに成長しているけい君。今日は自転車の練習もした。


夕方、仕事を終えた息子が迎えに来て機嫌よく帰ったけれど

めいちゃんは一緒にお風呂に入りたかったのだそう。

もう少し大きくなったらお泊りも出来るようになるかな。

お姉ちゃんがいなくて寂しかったけれどけい君と遊べて良かったね。



おひさまが大急ぎで沈んでいく。

窓から夕陽に手を合わせていた。優しいおひさまありがとう。









2018年10月26日(金) 好きなように咲けばよい

つかの間の青空。午後から曇ってぽつぽつと雨になる。

静かな雨だ。しっとりと潤って日が暮れていく。



あやちゃんが今日からプチ旅に。

下田のおばあちゃんと南国市まで行ったのだけれど

めいちゃんが今にも泣きだしそうで可哀想だった。

保育園を休んでまで行かなくてもと娘と話す。

娘はその一言がどうしても言えないのだそうだ。

二泊三日の予定。あやちゃんがいないと家族みんながさびしい。



今週の仕事をなんとか終えてほっと肩の荷がおりる。

明日の車検の予約も入っていたけれど同僚が大丈夫と言ってくれて

その言葉に甘えることにした。私がいなくてもなんとかなるものだ。

「整備士じゃないだろう」と同僚が笑う。ほんとにそのとおり。



近くの公園でリンドウが見頃だと聞いて帰りに立ち寄っていた。

花屋さんで見るような真っ直ぐなリンドウではない。

くねくねと曲がったり地面を這うように咲いていたり

それも自然のままの風情があって良いものだなと思う。

みんなそれぞれにありのままの姿で咲き誇っていた。


ふとひともそうであればと思う。好きなように咲けば良いのだ。

かたちにこだわらず、私ならば地を這って咲いてみたいものだ。





2018年10月25日(木) ひとつきりの月

夜明け前に見た綺麗な月が今夜は満月になり東の空に浮かんでいる。

ひとつきりの月。同じ月なのにとなんだか不思議に感じる。

地球もひとつ。自分もひとりきりなのだと感慨深く思ってみたり。



今朝はめいちゃんがお母さんと行くと言って

あやちゃんだけを保育園に送り届けて山里の職場へ向かう。

四万十大橋に差し掛かったところで友人の車とすれ違う。

子供みたいに手を振ったら友人も大きく手を振ってくれて嬉しかった。

そんなささやかことでほっこりと笑顔になれてありがたいこと。



国道から山道に入ると今朝はいつもよりお遍路さんが多く

ひとりひとりに会釈をしながらふと気づいたことがある。

鈴の音が聴こえない。殆どのお遍路さんが金剛杖を持っていないのだ。

代わりに山登りの時に使う金属製の杖?あれは何と呼ぶのか

それを両手に持って一歩一歩踏みしめるように歩いているのだった。

きっとそのほうが歩きやすいのだろう。これも時代の流れだろうか。


私もいつかきっと歩こう。ちりんちりんと鈴の音がやっぱり好きだ。



2018年10月24日(水) 笑顔で「またね」

夜明け前、思いがけないほどの月明かり。

窓を開けてみるとそれはそれは綺麗な月が浮かんでいた。

そんな月が暖めてくれたのか今朝はずいぶんと寒さが和らぐ。


日中もほぼ夏日になるほど気温があがる。

ぽかぽかを通り過ぎて薄っすらと汗ばむほどだった。



仕事を終えてから母を訪ねる。

傷害保険の手続きをするのに母の委任状が必要だった。

「世話をかけるねえ」と母。私もついつい優しい口調。

認知症の症状が出ているかと思えば今日はとてもしっかり。

字もとても達筆でさすが母だなと思う。


テーブルの上に先日届けた日記帳が置いてあった。

長いこと事務所の机の引き出しに置きっぱなしにしてあったのを

少しでも「書く」ことを思い出して欲しいと届けたのだった。

母にとっては退屈な毎日なのかもしれないけれど

「まだ死ぬものか!」と書いてあった最後のページを思い出す。


叱ることも怒ることも何もなく笑顔で「またね」と別れた。

もう限界だと思う時もあったけれど、やはり私は母の娘でありたい。



2018年10月23日(火) 母は生き仏さん

二十四節気の「霜降」朝の寒さは和らぎ久しぶりの雨となる。

進路のまだ定まらない台風も発生しておりどうなることやら。

季節は晩秋から初冬へとゆっくりと移り始めている。



孫たちを保育園に送る頃にはちょうど雨が小降りになっていた。

「かさはいらない」と走り出すふたりを追いかけて送り届ける。


山里へ向かえば雨遍路さんがふたり。今朝もそっと会釈を。

どうか大雨になりませんようにと旅の無事を祈る。



仕事は午前中に一段落して、午後は早めに帰らせてもらった。

今週は少し楽なのか。気忙しさもなくずいぶんと助かる。

臨機応変にと思う。少しでも肩の力を抜いて行こう。



帰宅してのんびり。じいちゃんと録画してあった「下町ロケット」を。

ドラマは殆ど見る事がないけれどこの秋はこのドラマにはまっている。




母からは何の連絡も無し。今夜も居酒屋さんに居るのだろうと思う。

八十歳になれば生き仏さんなのだそう。叱ったり怒ったりしては

いけないと某SNSで介護の仕事をしている方が発信していた。

その言葉を呪文のように自分に言い聞かす。

生んでくれてありがとうと心から手を合わせられる自分になりたい。




2018年10月22日(月) なんとほっとする夕陽だろうか

朝の寒さにも少しずつ慣れてくる。

まだまだこれからなのだと言い聞かせてみたり。


あやちゃんもめいちゃんも長袖を着て保育園へ。

車から降りるなり駆け出していくふたりを

ふうふう言いながら追い掛ける朝。

ふたりに元気をもらって私も山里の職場に向かう。


秋遍路さんが随分と多くなった。追い越しながら会釈を。

タイミングがうまくつかめず今朝も声をかけられず。

けれども颯爽と歩く姿にはいつも勇気づけられている。




仕事は午後から集金があって母の住む宿毛市まで。

アパートのすぐ近くなのでビールと食料を届けた。

昨夜も居酒屋さんに行っていた母が少しでもおとなしくと

心配しながら思うのだけれど、母にとってはよけいなお世話だとか。

あれこれと口を出せば大喧嘩になってしまうのでもう何も言わない。

余程のことがない限り母とは少し距離を置きたいとさえ思い始める。

薄情な娘と言われようが、今はもう精一杯で限界を感じている。



そんな複雑な葛藤もあったけれど、今日も穏やかに日が暮れる。

なんとほっとする夕陽だろうか。優しいひかりに包まれるように

しばし窓辺に佇んでいた。





2018年10月21日(日) きらきらのおひさま

今朝はこの秋いちばんの冷え込みになる。

まるで初冬を思わすような朝だった。


じいちゃんは「四万十川ウルトラマラソン」のボランティアで。

昨夜からあやちゃんが一緒に行きたがっていて

夜明け前に早起きをがんばって一緒に出掛ける。

興味を示す年頃になったのかと微笑ましく思う。

興奮して帰って来るかなと待っていたけれど

とにかく寒かったと。それも微笑ましいこと。



日中は「秋桜」の歌のように穏やかな小春日和。

夕方になっても暖かくみんなで夕散歩に出掛けていた。

土手の上で鬼ごっこをしたり影ふみをしたり楽しい。

保育園で昔懐かしい「UFO]を習っていて上手に踊ったり。


きらきらのおひさま。今日もありがとうございました。


今夜は一三夜の月。ほっこりと見上げながらこれを記す。





2018年10月20日(土) 厳しさと優しさと

今夜もふっくらの月がきれい。ほっこりと癒される。



任務なのか親孝行なのか予定通りに母の病院へ。

退院手続きを終えて無事にアパートへ送り届ける。

なんでも自分で出来ると強がっているのがわかり

後ろ髪を引かれるような思いになったけれど

後は母の気力に任せるしかないと早々と帰路に着いた。


娘として出来る事をやり遂げたのかと自問自答する。

答えはやはり中途半端。けれどもそんな自分を許してあげたい。




保育園のお迎えにぎりぎり間に合って孫たちの笑顔にほっとする。

そのまま買物に行って午後はのんびりと過ごす。

今日も「ドラえもん」厳しさがあってこそ優しさが伝わる。

ほんとうの優しさとはといつも考えさせられる。



娘とめいちゃんと一緒に夕飯のしたくが楽しかった。

めいちゃんがピーマンの種を上手に取ってくれてびっくり。

揚げ物にも初挑戦。長い菜箸を持っておそるおそる揚げてくれる。

「めいちゃんは使えるね」って娘と笑い合ったことだった。

危ないから駄目と言わずにこれからもどんどん手伝ってもらおう。



きれいな月を見あげながら穏やかな夜。

今夜もまったりとほろ酔ってこれを記す。



2018年10月19日(金) ほっこりさんまったりさん

昨夜よりも今夜と月はふっくらと輝く。

薄っすらと雲のベールに包まれた月も良いものだ。



今週の仕事を一段落させてほっと肩の荷を下ろす。

やれるだけの事をやり遂げた心地良い達成感があった。

これで明日は母を迎えに行ってあげられる。

どんなにか首を長くして待っている事だろう。



いつもより少し早めに帰宅出来たので

お散歩しながらお大師堂へ行こうと思うだけ思って

結局行けず横になってしまうと起き出すことが出来なかった。

以前は毎日の日課だったことが今は出来ない。

情けないけれどそんなありのままの自分を受け止めている。


ひと足先に帰っていた娘が洗濯物をたたんでくれていた。

夕飯の支度も手際よく手伝ってくれてほんとうにありがたい。


ご近所さんからさつま芋を頂いていたので娘が「芋てん」を揚げる。

私は秋刀魚を焼く。孫たちの分も6匹の秋刀魚が食卓に並ぶ。

秋らしい夕食にこころが和む。孫たちがご飯の「おかわり」も嬉しい。



地区の秋祭りが近づいていて太鼓の音が聴こえている夜。

ほっこりさんまったりさんとほろ酔ってこれを記す。



2018年10月18日(木) 苦を楽に変えて

今夜も月がとてもきれい。そっと寄り添っている星は火星だそう。



孫たちに「はやく、はやく」と急かされて保育園に向かう朝。

あやちゃんはカーディガンを羽織っていたけれど

めいちゃんはまだ半袖。「さむくないもん」と頼もしいこと。


けい君が保育園に行けるのか気になって息子に電話してみたら

「だいじょうぶ連れて行ける」と。ほっと胸を撫で下ろす。

病弱なお嫁さん。息子もずっと体調が悪かったけれど

今日から仕事に復帰するようだった。はらはらと気遣う。

心配し過ぎてもいけなくてただただ見守るきもちでいなければ。



山里へ向かえば秋遍路さんがふたり。また声を掛け損ねてしまう。

ゆっくりと追い越しながら会釈を。気づいてくれただろうか。


仕事は今日もてんこ盛りで、ひとつひとつクリアしていく。

午後から自動車保険の勉強会があって急いで駆けつけていた。

どんなに疲れていても疎かにできない仕事がある。

それを苦と思うよりありがたく受け止められる自分でありたい。


充実したとても「いい日」だった。

きれいな月をみあげながらほっこりとこれを記す。



2018年10月17日(水) お月さまがにっこり

にっこりと微笑んでいるような月。

まんまるではなくて半分なのになんてきれいなのだろう。



昨夜は少し弱音を吐いてしまったけれど

ぐっすりと眠って少し落ち着いたような気がした朝。

いっぱいいっぱいの気持ちは心の余裕をなくす。

なんだってかかってこいと胸を張っていたいものだ。



午後、緊急事態があって急きょけい君を預かっていた。

じいちゃんとめいちゃんと一緒にお風呂に入ったけい君の

なんと嬉しそうなこと。「きもちよかった〜」と大喜び。

晩ご飯もいっぱい食べてくれてとても楽しそうな笑顔だった。


息子達も大きな苦労を抱えていてほんとうに大変な日々だろうと思う。

親として出来ることは少しでも助けてあげたいとつくづく思った。


けい君をマンションへ送り届けながら小さな手をぎゅっとする。

幼心にとても不安な出来事だったことだろう。不憫でならないけれど

けい君はしっかりと受け止めながら日に日に成長している。


今日はほんとうにえらかったね。明日は元気に保育園に行こうね。



2018年10月16日(火) だいじょうぶきっと元気です

曇り時々の雨。気温も20℃を切るとさすがに肌寒い。



昨夜遅くに母から着信あり、今度は退院騒ぎとなる。

回診に来てくれた主治医の先生が許可をくれたのだそう。

なんとか週末まで待ってもらえないかと母に言うと

すごい剣幕で怒鳴り散らし大喧嘩となった。

「もういい勝手にする」と言うので「勝手にして!」と電話を切る。


今日は仕事をしながらその対応に追われていた。

病院の相談員さんに電話すると退院の許可は確かに下りたけれど

今日と決まったわけではないと。母が勝手に決めたらしい。

週末まで待ってほしい旨を伝えると快く了承してくれて

主治医の先生と一緒に母を説得してくれることに。

そうして土曜日の午前中に退院が決まりとりあえずはほっとする。


仕事も忙しくあれもこれも。なんだかすごく気疲れした一日だった。

血圧も少し高くなっていて今夜は早めに休もうと思っている。


疲れているせいか心に余裕がない。いっぱいいっぱいで

なんだか得体のしれないものが溢れ出して来そうでこわい。



少し弱音を吐いてしまいました。ごめんなさい。

明日はあしたの風が吹くでしょう。だいじょうぶきっと元気です。







2018年10月15日(月) こころのあさごはん

朝の肌寒さに慣れてきたのか

それともさほど冷え込んでいなかったのか。

ぽつんぽつんとかすかに雨だれの音が聴こえる夜明け前。


4時に目覚め5時までの一時間がとても大切に思える。

まるで「こころのあさごはん」の時間のようだった。

ひとくちひとくちゆっくりとことばをのみこんでいく。

それがそのままこころの栄養になっているようだ。



7時になれば孫たちも起きてそれは賑やかになる我が家。

8時になればさあ保育園さあお仕事と一気に慌ただしくなる。

今朝もあやちゃんと保育園へ。お昼寝布団もあって沢山の荷物。



仕事はお昼で終わらせてもらって午後から川仕事へ。

海苔網の種付けが例年よりも遅れていて少し気になっている。

なんとなるだろうといつも励ましてくれるじいちゃん。

海苔網が緑に染まるのをひたすら待つしかない。



午後から晴れてくれたおかげで眩しいほどの夕陽が見えた。

今日も穏やかに暮れていく。ほっと夕空を仰いだ。



2018年10月14日(日) 37年目の秋

お舅さん(義父)の37回忌。

もう最後の法要とすることになりお位牌を持ってお寺さんへ。

和尚さんが丁寧にお経を唱えて下さり無事に終る。


もう37年目なのか、ずいぶんと歳月が流れてしまった。

真っ青な空を見あげると姑さんと一緒に微笑んでいるような。




午後は母を迎えに行って先ほど病院へ送り届けて来た。

道中で大判焼きが食べたいと。車の中で美味しそうに食べる。

病院へ戻るのを嫌がらずにいてくれてほっと安堵する。

早く退院させてあげたいような。病院に居ると安心するような。

少し複雑な気分でいる。後は主治医の先生にお任せしよう。



今夜は身内が集まり法要後の宴会をすることになっている。

息子達も楽しみにしていたのに息子が風邪で熱が出ているとの事。

いちばんのおじいちゃん子だったから来させてあげたかった。

早く熱が下がって元気になりますように。



ひいおじいちゃんを知らない孫たちがはしゃいでいる。

みんなでにぎやかにしよう。天国へ声が届きますように。



2018年10月13日(土) いっしょうけんめいの一等賞

昨日よりも今日と朝の寒さの更新。

日に日に秋が深まりやがて冬の足音が聴こえてくるのだろう。


真っ青な空と優しい陽射しに恵まれ絶好の運動会日和。

孫たちはもちろんのことみんなそわそわと落ち着かない。

孫たちをひと足先に保育園へ送り届けてから

みんなでいそいそと応援に駆け付ける朝。


昨年までは小学校と合同の運動会だったけれど

今年から保育園のみで競技も多く応援にも熱が入る。

かけっこはふたりとも二番だった。

いちばんでなくても良い。いっしょうけんめいの一等賞だ。


障害物競争ではあやちゃんが逆上がりが出来ず苦戦。

「がんばれ」と観客から応援の声が響き感動的だった。

保育士さんに手伝ってもらってやっと出来る。嬉しそうな顔。


竹馬は年長組さんの恒例の競技で今年も90センチに挑戦。

あやちゃんから出来るようになったよと聞いてはいたけれど

はらはらドキドキしながら見守る。すごいよあやちゃん出来たね。

感動で胸が熱くなる。拍手をしながら涙が溢れそうだった。







あやちゃんにとっては保育園最後の運動会。

おとなになってもきっと憶えていることだろう。

おばあちゃんもおじいちゃんも忘れない。

ほんとに素晴らしい一等賞だった。



2018年10月12日(金) 心地良い達成感

今朝はこの秋いちばんの冷え込みとなる。

ついに暖房を。寒さを我慢する歳ではもうない。


孫達もさすがに半袖を寒がりお揃いのカーディガンを着て保育園。

明日は待ちに待った運動会。今日もかけっこの練習かしら。



今週の仕事がやっと一段落。なんと忙しかった事だろう。

疲れはあったけれどなんとも言えない達成感があった。

定時で終えられほっと帰路に着いていたら母から電話が。

開口一番に「昨日はありがとう」と言ってくれて嬉しかった。


なんと昨夜は行きつけの居酒屋さんに行ってビール三昧だったそう。

そうして今日はタクシーでファミレスへ行って1200円のランチ。

まったくもう呆れかえって言葉も出ない。けれど可笑しくて笑う。

長い入院生活でどんなにかストレスが溜まっていたことだろうか。

もうそろそろ退院させてあげても良いのではないかとふと思った。


日曜日の午後には病院へ戻らなくてはいけなくて

私が迎えに行く約束をして電話を切る。母はとても喜んでくれた。

独り暮らしが出来るかの試験。今のところ合格のように思える。


この先の不安や心配ばかりしていたらキリがなくて

何かあった時にはその時の事と気楽に構えていた方が良いのかも。




帰宅して家の前の路地で孫たちとしばらく遊ぶ。

けんけんぱあをしたり縄跳びをしたり童心に返り楽しかった。

夕飯は「すき焼き」あやちゃんがお肉を食べまくる姿は圧巻。






2018年10月11日(木) もう何も考えたくない

曇り日。気温が上がらずとても肌寒く感じる。


早朝、入院中の母から着信があり大騒ぎとなる。

昨夜外泊許可が下りたそうですぐにでも帰りたいと。

とっさに「急にそんなことを言われても困る」と言うと

声を荒げて怒る。もう手の付けようがないほど。


今週はずっと仕事が忙しく、今日も外せない大切な仕事があった。

とにかく午後まで待って欲しいと宥めるも機嫌の悪い母だった。


9時になり病院の相談員さんに電話してみたら

午後から介護認定の面接があってそれが済まなければ帰れないとの事。

母にもそのことを伝えて納得してくれていると聞きほっとする。


外泊許可が下りてよほど嬉しかったのだろう。母の気持ちもわかる。

とにかく急ぎの仕事をひとつひとつ片付けて病院へ向かう午後。

介護認定の面接にも立ち会うことが出来て良かった。


今回の外泊許可は独り暮らしが出来るのかの試験的なものらしい。

絶対出来るもう大丈夫と胸を張って自信満々の母だった。

じゃあ列車に乗る練習をしてみようと中村駅まで送って行く。

親切な駅員さんがしっかりと手助けをしてくれるとのこと。

おかげで安心して母を駅に置き去りにして帰路に着く。


なんと目まぐるしい一日だったことだろう。

母は無事にアパートに帰り着いたのか、何の連絡も無しだった。



今夜はもう何も考えたくない。

孫たちのはしゃぎ声を聴きながらほっと微笑みこれを記す。



2018年10月10日(水) ごめんなさいとごめんなさい

雨の音で目覚める午前三時。もう少しとウトウトしていたら

けたたましくアラームが鳴り響く午前四時だった。


某SNSのことまた書かせてください。

土足で人の心に踏み込んでこないでください。

茶化したり突っ込みを入れたりしないでください。

今朝はひどく落ち込んでしまってとても辛かった。


そうしてとても大人げない返信を返してしまって

一瞬すっきりしたけれどなんと後味の悪いことか。


やはり元を正せば自分に原因があるのだと気づく。

どうしてもっと広い心で受け止める事が出来ないのだろう。

相手の優しさを踏みにじっているのは自分ではないのかと。

自分が傷ついたと嘆くより相手を傷つけたことを嘆くべきだ。


ごめんなさいとこころから詫びる。

ごめんなさいと返信が返って来る。


雨のち晴れて今日が暮れていった。



2018年10月09日(火) めいちゃんがラブレターをもらった日

昨日「寒露」だったけれどまだ夏の名残が漂う。

明日は雨の予報で肌寒くなるのだろうか。

急激な気温の差についていけない年齢になった。


そう私はもうすぐ62歳。

ひとから心配されるような歳でもなく

日々の事にあれこれ口を挟まれる歳でもない。

そっとささやかに静かなつながりを願わずにいられない。

某SNSで痛く感じていることをここに記しておく。

年相応の貫禄が足らない私の不甲斐なさも添えて。

おかげでもっともっと成長して精進しようと思えること。



火曜日からの仕事と気楽には構えていられなくて

目まぐるしいほどの忙しさが待っていた。

残業になりどっと疲れを引き摺りながら病院へ走る。

今朝でお薬を切らしてしまって無いとやっぱり不安で。

待ち時間を覚悟で行ったけれど思いがけずに早く呼ばれる。

次回からは予め電話をしておくと処方箋を用意してくれるとのこと。

それはほんとうに助かる。ひとつ肩の荷を下ろしたような気分。



帰宅すると先に帰っていた娘が洗濯物をたたんでくれていた。

台所もきれいに片づけてくれていてまさに「夢に餅」のありがたさ。


ふたりで肩を並べて夕飯の支度をするのも楽しかった。



めいちゃんが保育園で大好きな男の子からラブレターを貰ったそう。

それはそれは嬉しそうにちょっと照れくさそうに見せてくれた。

「めいちゃんだいすき」って書いてあるのだそう。

そう言われてみればそうも読める。なんとも微笑ましい手紙だった。


笑顔いっぱいで日が暮れる。今日も「いい日」ありがとうございます。





2018年10月08日(月) ラーメン日和

さほど肌寒くもない朝。爽やかな青空が広がっていた。


体育の日で祭日。娘夫婦は仕事だったけれど

孫たちは下田のおばあちゃんが預かってくれるそうで助かる。

じいちゃんと朝ごはんを食べながら顔を見合わせて

ぶらりとどこかへドライブへ行こうと意気投合する。


西か東か。今日は東に行く事に決めて四万十川の源流を目指す。

大野見という小さな町。四万十川は川幅が狭く激しい流れだった。

この川の水が河口まで流れ着いているのかと感動する。

小さな舟を浮かべて流してみたいような子供心も芽生えた。


大野見から津野町へ。須崎市経由で帰って来る。

いつものことながら何処にも長居をしないのがじいちゃん流だった。

ゆっくりと散策をしたり写真を撮っている暇がないのも愉快。

外食も嫌いでいつも道の駅で買っては車中で昼食なのだけれど

今日は私のリクエストに応えてくれてラーメン屋さんに行ってくれた。

四万十町の小さな食堂だったけれどラーメンがとても美味しい。

薄っすらと汗を流しながらスープも飲み干しお腹を撫でるふたり。


まるでラーメンを食べに行ったようなドライブだったけれど

とても楽しい一日だった。今度は紅葉だなと言ってくれて嬉しい。


ふたりいつまで長生きができるやら。

行けるうちにいろんなところに行こうなとじいちゃんの横顔がきらり。






2018年10月07日(日) いちばんじゃなくてもいい

朝からの青空にほっとしていたけれど気温があがり

10月とは思えないほどの真夏日となる。


娘むこは早朝より柏島へ釣りに出掛けて

娘たちと一緒にけい君の運動会を見に行っていた。

息子夫婦、お嫁さんのご両親とみんなで歓声をあげながらの応援。

けい君が昨日、「かけっこいちばんじゃなくてもいいよね」と

言っていたそうで三番だったけど一生懸命に走ってくれる。

2月生まれで他のお友達より少し小さいけれど

三番が一番に思えるほどに感動的なかけっこだった。

ダンスも女の子みたいに上手でとても可愛らしかった。

笑顔いっぱいになりながら胸に熱いものが込み上げてくる。

来年はもう年長さん。また一段と成長してくれることだろう。



帰宅したら娘むこが大きなイカを釣って帰っていた。

今夜は鉄板焼きの予定だったので、お刺身とゲソは焼いていただく。

自慢げな娘むこの顔も楽しくみんなでわいわいと美味しかった。


笑顔いっぱいの日曜日でした。いい日をありがとうございます。





2018年10月06日(土) ちょこっとリフレッシュ

台風が日本海側に反れてくれたおかげで少しの雨で済む。

けい君の運動会は明日に延期になったと早朝息子からメール。

あやちゃんもめいちゃんも行きたがっていたので日曜日で良かった。



仕事は三連休をいただいていて今朝は珍しく寝過ごしてしまう。

私の身体はどうやら眠ることでリフレッシュしているようだ。

あれこれも眠ることでリセットされているように思う。

気分一新とはいかなくてもすっきりと心地よい気分だった。



「おばあちゃんはやく〜」とあやちゃんに急かされて保育園へ。

まだ朝ごはんを食べていためいちゃんが「まって〜」と叫ぶ。

「もうめいはおいていく」と怒るあやちゃんをなだめて

無事にふたりを保育園に送り届けた朝だった。


お昼前にはもうお迎え。土曜日の午前中はあっという間。

午後はアイスを食べたり、トランプ遊びをしたり。

例のごとくで「ドラえもん」を連続で見続ける。

やっぱりドラえもんは優しいなと思う。ほのぼのと心が温まる。


5時前に娘が帰宅。すぐに夕飯の仕度で娘は休む暇もない。

いつも手伝ってくれてほんとうにありがたいこと。


食後ひとやすみをしていたら暮れていく空がほっこりときれい。

明日は晴れそう。けい君の運動会をみんなで観に行こうね。




2018年10月05日(金) 今日の日はさようなら

台風の影響なのだろうか、激しい雨と風。

まるで嵐のようだった一日が暮れていく。


明日はけい君の運動会の予定なのだけれど

日曜日に延期になるかもしれないとのこと。

息子からの連絡を待っている。

今は雨がやんでいるので予定通りに出来るかもしれない。

明日になってみないとわからないことをついつい考えてしまう。



金曜日の仕事を無事に終えてありがたき三連休をいただいた。

肩の力が抜けてふにゃふにゃになっている。

今週は母の事もあってなんだかとても気疲れしてしまった。

「来なくてもいい」と母は言ったけれど行かないわけにはいかない。

私が笑顔で接したらきっと母も笑顔でいてくれるのだろう。


何事も自分次第なのだ。しっかりしなくてはと肝に命ずる。



夕食後、今日こそはと食器洗いをする。娘の機嫌がとても良い。

それからめいちゃんとお風呂と思っていたら

あやちゃんも一緒に入りたいと言ってくれて三人でにぎやか。

湯船に三人は狭すぎて「おばあちゃんは入ったらだめ」と。

それも愉快なことで湯船で遊ぶ二人を見ながら身体を洗う。

一緒にお風呂に入ってくれる。それだけでありがたいこと。


明日のことはまた明日とのほほんとほろ酔ってこれを記す。






2018年10月04日(木) のほほんと能天気に

ぽつぽつの雨。本降りにならないうちにどっぷりと日が暮れる。


今朝は夜明けを待って川仕事へ。

海苔の人工種付けが始まって、種の付着した網を川に張る作業。

まだほんの一部だけれどこれから少しずつ種付けが進んでいく。

畑に種を蒔いて芽が出るのを待つのと同じようなことで

順調に芽が出てくれるのをひたすら待つしかない。

毎年の事だけれど「どうかどうか」と手を合わすような気持ち。



作業は一時間程で終われて、いつものように孫たちと保育園へ。

ふたりともおばあちゃんと行きたかったそうで待っていてくれた。

今朝もウサギのように駆けて門をくぐるふたりに元気をもらう。



それなりに仕事を終えて今日は早めに帰宅出来る。

夕飯の支度までひさしぶりにのんびり出来て良かった。



あれこれと頭のなかは忙しいような。でもまあいいかと。

のほほんと能天気にしているのも良いのかもしれない。



今夜もめいちゃんと温泉ごっこ。

「ずいずいずっころばし」を三回も歌って「もういっかい」と。

さすがにのぼせたおばあちゃんはギブアップだった。

お風呂楽しかったね。またあしたも一緒に入ろうね。







2018年10月03日(水) ずいずいずっころばしごまみそずい

朝の肌寒さもつかの間。日中は優しい陽射しが降り注ぐ。

爽やかな秋晴れも今日までのよう。明日から雨の予報で

また台風の週末になりそうだ。どうにも出来ないこと。



午後から母の転院。なんとか素直に行ってくれてほっとする。

けれども暴言の嵐。荒々しい言葉はほんとうに悲しくなる。

私が心配するから行ってやるのだと言う。

言いたい放題の事を言ってぶつかってくる母がまた嫌いになる。


転院先のお医者様が宥めてくれて母はリハビリを頑張ると。

とにかく自分で身の回りの事が出来るようにならなくては

この先の独り暮らしはほんとうに無理だと思う。


入院手続きなどが長引きもう4時を過ぎていた。

「もう帰るよ」と母に告げると「もう来なくていい」と言う始末。

身体よりも心が疲れ果ててぐったりと帰宅した。


なるようになる。とにかくそう思ってこれからを見守ろうと思う。




今夜もめいちゃんと温泉ごっこ。湯船の中で「ずいずいずっころばし」

めいちゃんは初めてで目をくりくりさせて私の歌を聞いていた。

いどのうしろでおちゃわんかいだのだあれ。あっ!めいちゃんだ。



2018年10月02日(火) めいちゃんと温泉ごっこ

夜中に寒くて何度も目が覚める。

夏布団に蓑虫のようにくるまって朝を迎えた。

これから日に日に秋が深まって来るのだろう。

少しずつ身体も冬仕度をしなければいけない。



日中は気温が上がり爽やかな秋晴れとなる。

来客多く電話も多く忙しさに嬉しい悲鳴をあげていた。

定時では終われず少し残業になったけれど

「頑張ったな」と今日ほど心地よく感じたことはない。

心の片隅では引退を考えながら、やはり好きだなと思う仕事。



帰宅するとちょうど娘と孫たちも帰って来て笑顔の花が。

娘も疲れているだろうに洗濯物をたたんでくれて助かる。

おかげで5分だけ横になることが出来た。

しんどいとか疲れたとかじいちゃんに言ってはいけないのだけれど

ついつい言ってしまって心で詫びる事が多いこの頃。


夕食後、ちょっとひと休みしている間に娘が食器を洗ってくれる。

昨夜も洗わせてしまったので「代わろうか」と声をかけると

「お風呂に入ったや」と。めいちゃんが温泉ごっこをしたがっている。

夏の間お休みしていた入浴剤を買って来ていたのを見つけたようだ。

ふたりで温泉ごっこ。「おんせんきもちいいね〜」と喜ぶめいちゃん。

明日もおばあちゃんと入ると言ってくれてとても嬉しかった。



今日も穏やかに暮れる。疲れも何処へやら。ほろ酔ってこれを記す。







2018年10月01日(月) ひとは強い

台風一過の爽やかな秋晴れ。

ふりそそぐ陽射しのなんと優しいことだろう。


あやちゃんと保育園へ。砂場の上の日除けシートが破けてぼろぼろに。

保育士さんが台風の置き土産と格闘していた。


山里へ向かえば倒木もあって作業員の人達が片づけてくれていた。

おかげで通行止めにならず無事に職場へ着けてありがたいこと。


秋遍路さんが多い朝。昨日は足止めを余儀なくされた事だろう。

爽やかな朝風を浴びながら気持ちよさそうに歩いていた。


職場のまわりの秋桜も鶏頭も憐れな姿だったけれど

起き上がりこぶしのようにやがてすくっと立つことだろう。

嘆くよりもエールを送りたいそんな朝の風景だった。


今年ほど自然災害の多い年はないだろうと思う。

心痛むことがたくさんあったけれどとにかく前を向かなければ。

ひとは強い。失うことがたくさんあっても歩くことが出来る。



穏かな夕暮れだった。

一番星を見つけて思わず手を合わせていた。




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