今日は、横浜に劇団四季の「ノートルダムの鐘」を観に行きました。
この作品は、久しぶりの再演だそうで、人気があり、
ログインに時間がかかり、なんとかとれたのは16列目だったそうです。
客席も見えにくい席を覗いて満員です。
それなのに期間限定。
8/７で千秋楽ですって。
地方公演をするとしたら、
もうすでにチケットの販売がされていると思うので、
これきりなのかもしれません。


私は目が悪いので、16列だと、ほとんど顔の表情が見えません。
残念です。
おまけに、線が歪んで見え、一部見えないところがある右目は、
ある一定の照明になると、
客席に向かって光の束が広がるように見えました。
まぶしくてたまりません。
(夫によるとそんなふうには見えないそうです。)
そしてちゃんとした人と影のような人が少しずれて重なって動いて見えるのです。
気がついて、右目だけで見ると、
ほとんど何も見えず、人が影のように動いて見えました。
(正直言って、右目が失明したのかと思って焦りました。)
その照明以外では、影のようには見えず、人として見ることができ、
2重に見えることもありません。
ひどく疲れてしまいました。

お芝居は素晴らしかったです。
全員、すごいと言える役を演じた経験のある、
がっつり歌える役者さん達ばかりでした。
よく見えなくても聞きごたえがありました。
でも、ストーリーは救いのない、
(私にとって)希望がないと感じたので、
心が重くなりました。
希望はあったのかしら。

カジモドが、自分の顔を「みにくい顔」と歌った時、
私は、私自身も病気で、顔がみにくく歪む時があるので、
あまりの悲しさに心が痛くなりました。
そういう辛さは、あまりわかってもらえないかもしれません。
先日、暑くて、マスクを外して歩いていたら、
若い男の学生さん達に笑われてしまいました。
悲しかったです。若いというのは残酷だと思いました。

みにくいことで虐げられたカジモドは私だと思いました。
親しく心を通わすことのできたお友達のエスメラルダと出会えて
本当によかったと思いました。
希望はあったのだなと思いました。
希望…ではなく、希望はなかったけど、
救いはあったのだと思います。
でも幸せにはなれなかったのだから、やっぱり悲しい。





お芝居のあと、中華街に行き、萬珍楼で晩御飯を食べました。
プロの作る中華料理は、どれもすばらしくて美味しかったです。

新しいライアーが届いています。
穏やかな、優しくて、それでいてキラキラした音です。
一枚板なので、音はうんと小さいです。
新しいので、すぐに調律が狂います。
弾いていると、そのうちに弦も音も安定するでしょう。
最終的にどんな音になるのか楽しみです。

フレームにへこみがありました。
そっと傾けて見ると、そのへこみは、木目に続いていて、
たぶん、木目に沿ってへこみがあったのを整えたのだと思います。
ぱっと見、すぐにわかるへこみなので、
へこみまで、削って平らにすると、
反対側のフレームもけずらなくてはいけなくなり、
ライアーの全体に影響がでるからそのままにしたのではと思いました。
ウルファさんに聞くと、木は平らに削るのがとてもたいへんなのだそうです。

このライアーは、
もうすでに名前をつけていたのですが、
ウルファさんが名前をつけてもいい？と言うのでまかせました。
ウルファさんは、新しいライアーに、
Iris(アイリス)という名前をつけてくれました。
ギリシャ語源で、本来の意味は[虹]だそうです。
素敵。
花言葉は「メッセージ」という意味があり、
音で気持ちを伝えられたらという思いを込めて選んでくれたそうです。
なんだか胸がいっぱいになりました。
なんて素敵なお名前なんでしょう。
うれしいです。
私もライアーも幸せものですね。


正式名称は、「Iris(アイリス)」で、
あだ名は「アヤメちゃん」だそうです。

かわいい。

毎朝、足が攣って目が覚めます。
いだだだだだだ〜！です。

月曜日、夫が、2駅先のお店に歩いていこうと言うので出かけました。
先だって、歩いた夫によると、近い、歩けるとというので。
私自身、1駅先のそばまで歩いたことがあるので、
その倍なら大丈夫と思いました。

前に歩いた道ではなく、日陰の道を選んだそうですが、
その道は、私の知っている道よりかなり遠く、
おまけに迷子になりました。

道を探してぐるぐる歩きました。
私は、だんだん具合が悪くなりました。
なんだかふわふわしてきます。
自販機を見つけて、お水を買ったら、
500ml全部飲んでしまいました。
こんなに飲むなんて、自分でびっくりしました。
夫はグーグルマップが嫌いなのか使おうとしません。
私は、駅に行くための目標だという大学をグーグルマップで探しました。
かなり離れていることがわかりましたが、
道を探してなんとかたどり着きました。
少し行くと、バス停があったので、そこからバスに乗ることにしました。
バスに乗ってよかったです。
大学からも、最終目標の駅は遠かったからです。
始めは、疲れて何も食べられないと思いましたが、
お店に入って、ご飯を食べたら、おみおつけがとても美味しく感じました。
これは熱中症にかかっていたんだということに
ようやく気がつき、スポーツドリンクを買いました。
こんなに飲めないと思いましたが、また一気に飲んでしまいました。

かなりやばい状態だったのだと思いました。
とても怖いと思いました。
夫は、水分は、食事の時のみです。
飲まなくても平気だそう。

これからは、うんと気をつけなくてはと思いました。
帰りは、電車に乗りました。
よたよた坂を上ってうちにたどり着きました。





水曜日は、最後のライアー教室でした。
前回は、駅まで夫が連れて行ってくれました。
その時はすごい速さで歩く夫についていくのがやっとでした。
今回は、私一人ですし、普通に歩くため早く家を出ました。
たどり着くまで2時間半かかりました。
グループレッスンなので、みんなで弾いて、
最後に1人1曲ずつ弾きます。
私は「月」を弾きました。
先生の編曲がそれは美しいのです。
でも、ぼろぼろのできでした。恥ずかしかったです。
みなさんにご挨拶をして帰りました。
始めは、1人で弾けるようになりたいと思ってお教室に通うようになりましたが、
ここのグループレッスンで、
アンサンブルの楽しさと音の美しさを知りました。
残念ですが、来月からは、渋谷のお教室に通うことにしました。
月に1度45分の個人レッスンです。
グループレッスンもあります。
両方の受講も可能とのことですが、
夫がどう思うか心配なのと、
渋谷のお教室はお高いので、
月に2回は無理かもと思って見送りました。
これからは、1人で、自宅でどれだけ練習できるかが大事になってくると思います。
レッスンで、時々、弾いていると、先生が歌ってくださって、
ああ、そうだ、あんなふうに歌うように弾きたいと強く思うの。
今、私は、弾けている…ようで、弾けてない。歌ってない。

美しい音をだせるよう、楽しみながら、
優しく歌うように弾きたいと思います。

ようやくようやくお引っ越ししました。
まだ段ボールの中で生活中。
手続きも、しなくてはいけないことがまだあります。
忘れてしまいそうで怖いです。

荷物の搬出と搬入が大変でした。
大変時間がかかりました。
疲れました。
やはり断捨離すべきでした。

夫が段ボールに詰めてくれた私の本は、
本棚に番号をふり、
どの段に入っているか箱に書いてくれていたのですが、
どうやら書き間違いが多数あったもよう。
私は整理しながら入れようと思いましたが、
とにかく段ボールを開けてしまいたい夫は、
入るところに入れるからと本棚に本を入れてました。
もうぐちゃぐちゃ。(笑)
でも私一人だと、荷造りも難しかったと思います。
指が痛くて、本は、少しずつしか持てません。
夫に感謝です。
落ち着いたら、全部出して、分類せねば。


ライアーのお教室に行きました。
駅からだと座れないと夫が言うのでびっくりしました。
始発まで戻ってからでかけました。
ライアーはレンタルしました。
レンタルしてよかったです。
新宿まで混んでいたので楽器は運べないことがわかりました。
お教室のある駅まで、2時間20分かかりました。
もう、ここに通うのは無理だとわかりました。
よくよくわかりました。
今月いっぱいは通いますが、
来月からは他のお教室に移るしかないと思います。


昨日は、眼科に行きました。
懐かしい、遠く離れた海から風が吹いて来る街です。
2時間かかりました。
こんなに時間がかかるとは思いませんでした。
でも、先生は、とても私の目の状態をよくわかっていらっしゃるので、
体力の続く限り通うつもりでいます。
いつまで通えるでしょうね。
視神経は変わらず。
眼圧が下がらないので、違う目薬になりました。

なんだか、そのうち、諦める日がくるのかもしれません。
新しい土地で、新しい関係を作る元気…パワーはないです。
ひどく疲れているのです。
なんでこんなに疲れているのか自分でもよくわかりません。



当初、収納がたくさんあると言っていた夫ですが、
(だから断捨離せず、全部持っていこうと言いました。)
奥行きを考えていなかったのか、
思うように入らず、
すぐにいっぱいになってしまうもよう。
そこで、ここは古くて汚くて使えないねと言っていた天袋にも荷物を入れ始めました。
天袋に、何を入れるかで、何を大事にして、何が大事でないかがよくわかります。(笑)
それをいれるなんて…と私はかなりショックだったりします。



こちらは、
物価は高め。
商品も少な目。
お店が少ない、店舗もそれぞれ離れているからかもしれません。
その代わり、近場は、電車賃がバスより安いのでびっくりしました。
賑やかな街までお買い物に行くのもいいかもしれません。

緑が多く、なんとうぐいすがすぐそばで鳴きます。
びっくりしました。
本物？と思いました。(笑)
そして、江東区ではあちこちで会えた、野良猫をまったく見かけません。
猫欠乏症。

なにより静かです。
怖いくらい。
前の住まいでは、何時になっても、車の音がして、人の気配がして、
マンションには灯りがいくつかついていましたが、
こちらは思っていたより早く、暗く、静かになります。