さんごのnewdays

2020年09月18日(金) HP終了のお知らせとコロナ禍のおはなし会

ウルファさんは、新しく予約した歯医者さんで、
無事、治療してもらえたそうです。
そして、メンタルクリニックで、
隣の市にある支援センターを紹介してもらって行ってみたそうです。
よいところだったみたい。
ウルファさんの住んでいる地域にも支援センターはありますが、
車がないと行きにくいらしくて、
クリニックのある隣の市の支援センターの方が通いやすいのだそうです。
隣の市ですが、ウルファさんも利用可能だそうです。
これでひとあんしん。ほんとよかったです。




長く、ホームページを持っていましたが、
そして稼働しているのは、ここと、
これもまた長く更新していないおはなし会の記録のみになっていましたが、
どうも来年の1月にso-netのサービスが終了するそうで、
ホームページがなくなってしまうみたいです。
残念。
最近は、みんなHPではなく、ブログやインスタやツイッターなのかしら。
知らない単語が多くて、使いこなすことも難しくて、
広いネットの海の中でやっていけるのか不安です。
それでも、こことおはなし会のブログとツイッターは続けていこうと思っています。(←ブログ、更新しなくては!)




図書館のおはなし会は、たしか7月から始まっていると思います。
(図書館は4月から民間に委託されています。)
コロナの自粛が終わってから、
おはなし会だけでなく、
いろいろなイベントが開催されているようです。
私は9月のおはなし会に語り手として参加しました。
おはなし会は本当に久しぶりでどきどきしました。

おはなし会が始まる前と終わってから、職員さんが消毒されます。
ソーシャルディスタンスで、椅子が置かれています。
聞き手の座る椅子の間隔は1メートルはあいていないと思います。
語り手とは1メートル離れていると思います。
そして語り手は、マスク、またはフェイスシールドまたはマウスシールドを使うように指定されています。
聞き手もマスク。

マスクで語りは難しいと思います。
表情って大事なんですね。
私達は、マウスシールドとフェイスシールドを各自買いました。
今回、おはなし担当のSさんはマウスシールドで、
パネルシアター担当の私はフェイスシールドを使いました。
マウスシールドは語りにくいそうです。
でもフェイスシールドも語りにくいです。
声が前にいかないのです。
子ども達に届かない感じ。
そして自分の声がシールドに響いて、子ども達の声が聞こえにくいです。
まだマウスシールドの方がいいのではと思いました。
ただ私は、マウスシールドとフェイスシールドはコロナに関して、
防御力がないと思っています。
合唱でうつったというのもニュースになっていましたし。
ちょっと不安です。

前半担当のSさんは、手遊びは子ども達が興奮しないような、
大声を出さないような手遊びにされたそうです。

私も、お互いに声を掛け合うような、
また歌うパネルではないものにしました。
参加型のパネルシアターを、参加型にならないようにテキストをかえて、
子ども達が盛り上がらないように気配りした言葉を選んで語りました。
言葉ひとつで、場をコントロールする。
今までとは、真逆の方向にコントロールする。
言葉ってすごいのね。
でも、なんだか変で。
そこまでしておはなし会をすることに対して違和感がありました。
今も、おはなし会を中止しているところは多いのです。
でも塾も習い事もお休みだからと来てくれた小学生がいて、
どういう形でも、行くところがない子がいて、
その子達のためにおはなし会を開くのも大切なのだと思いました。

でもやはり感染は嫌です。
お互いのため、うんと気をつけなくてはと思いました。


私が参加している、近くの集会所で開いているおはなし会は、
ずっとお休みが続いています。
こちらの選択の方が、正しいと私は思います。
コロナ怖いです。

難しい。



2020年09月04日(金) 歯医者

ウルファさんは引越しして、歯医者さんに通うことにしました。
どこがいいのか調べると、近くに歯医者さんが2軒ありました。
どちらもできたばかりでした。
そこで1軒の歯医者さんに予約を入れて行ったそうです。
すると、こんなにたくさんお薬を飲んでいる人はなにがあるかわからないから治療できないと言われて断られてしまったそうです。
ウルファさんから電話があって知りました。
今までも、普通の歯医者さんで治療してもらっていましたと言っても断られたそうです。
大学病院を紹介してもいいと言われたけど、土地勘がなく、
病院の住所を聞くと知らない地名だったので、
「じゃあいいです」と言って帰ってきたそうです。
もう1軒の歯医者さんに電話をして、
このやりとりを伝えて、診てていただけますかと聞いたら、
診てくれるとのことなので予約をしたそうです。

断った歯医者さんは、それは丁寧に優しくお話しされていたそうですが、
ようは診療拒否です。
「次に行くから!もう新しい歯医者さんは予約できたから」と明るく言っていたけど、
ウルファさん、声が震えて、泣いているのがわかりました。


引っ越す前にウルファさんに言いました。
東京は心の病気の人に対して、とても手厚いサポートをしていること。
理解者も多いし、理解しようと歩み寄ってくれる人も多いけど、
どこもそうではないこと。
差別する人、見下してくる人は、どこにでもいるけど、
地方より、東京はとても恵まれていると伝えていました。
いつかつらい目にあうかもしれないから、
その心の準備をしてもらいたいと思ったのです。
でもこれは早すぎます。
私も診療拒否されるとは思わなかったです。驚きました。
そして拒否されるのはかなりつらいことです。


厄介な病気ですが、ウルファさん自身は厄介な患者ではありません。
でも、病院側からするとそういうことはわからないので用心したのかもしれません。
開院してすぐのトラブルは避けたいのかもしれません。

話を聞いて、私も胸が痛かったです。
悲しくなりました。
次の歯医者さんがいいお医者さんでありますようにと思います。
でも私は思考がペシミストなので、
スタートでこけたことから悪いことを想像してしまいます。
次の歯医者さんでも、拒否されたらと思うと、気の毒すぎると思ったので、
新しく通い始めたメンタルの主治医に愚痴ること、
そしてどこかおすすめの歯医者さんを知らないか聞いてみたらと提案しました。
メンタルの病院は一駅隣で、そちらは、今住んでいるところより、
大きい町なので、そちらで探す方がいいのではと思ったのです。

また、今まで通っていた支援センターのようなサポートを受けられるところはないか聞いた方がいいと伝えました。
何故ならこういうことは、これからも、たくさんあると思ったからです。
愚痴るなら愚痴る人が多ければ多いほどいいです。
実家。
主治医。
支援センター。
そのくらいあれば立ち直れるのではと思います。
特に支援センターは、職員さんからのフォローもあるし、
自分と同じ利用者さん同士が話を聞いて慰めてくれたり、
一緒に怒ってくれたり、
自分が行っている歯医者さんを紹介してくれると思うからです。
それとも、こういうシステムは東京だけなのでしょうか。

ハンデのある人も、自尊心をもって、
自立して生活できるといいと心から願います。


 < 過去  INDEX  未来 >


さんご [HOMEPAGE]