さんごのnewdays

2019年11月18日(月) ラザニア

日曜日、ウルファさんが遊びに来てくれました。
リクエストがあったので、ラザニアを作りました。
ラザニアを作るのは、本当に久しぶりです。

前の日に、ミートソースとホワイトソースを作っておいたので、
当日は、のんびり仕込むことができました。
前日に仕込んでおくと、副菜も焦らず作れていいです。

大きな耐熱ガラスの容器いっぱいにラザニアを焼きました。

何度も作っていた料理も久しぶりだと、忘れてしまいます。
少し、ホワイトソースを固めに作ってしまったので、
ソースがとろりとしなかったのが惜しかったけど、
それでも美味しかったです。(自画自賛)

残ったラザニアは、ウルファさんが一食分持ち帰りました。
ウルファさんも、1人暮らしだから、ラザニアは作らないのだそうです。
喜んでもらえて、うれしかったです。
作ってよかったなあと思いました。

厳しい職場で、ウルファさんは働いていて、
どの分野を担当するかで、カーストがあり、
ウルファさん達のお仕事は、
パートさん達から見下されていると聞いて胸が痛くなりました。
私から見ると、みんな同じお仕事なんですけどね。
パートさんから、ウルファさん達が、
陰でなんて呼ばれているか聞いて驚きました。
(それを教えて来る人も同族だと思います。)
人のことを指す言葉で、私は、そんな言葉を使ったことがありません。
パートさんは、私と同じような年代なのです。

パートさん達の担当するお仕事も、頭を使うとウルファさんは言います。
でも、ウルファさんのお仕事も、頭を使うのです。
理系で、先を読みながら動かないとまわらないお仕事です。

ウルファさんは、もう、すっぱり、気持ちを切り替えて働いているそうです。
と、たぶん自分に言い聞かせているのかもしれません。
月曜日どうだろうかと、仕事のことを気にしていましたから。

自分は変えられるけど、人は変えられないのです。

今日は、月曜日です。
なんとか乗り越えて、
ラザニア食べて、元気出してほしいと思いました。



2019年11月16日(土) みやこ&くろぽち2人展 「やさしい時間と猫の国」

更年期が続いているので、
(ほんとに長い)
最近、私は、家の中で、
半袖のTシャツと長袖のTシャツとフリースのはおりものを、
体調に合わせて着替えています。
めんどくさいです。
汗が吹き出て暑くなると、半袖に着替える。
少しすると、寒くてたまらなくなるので、長袖に着替えて、
それでも寒いとフリースをはおります。
しょっちゅうお着換えしています。
外出して周りを見回すと、私は、人より、1枚少ないかも。
まだ暑いと思っていたけど、だいぶ、もう寒いのかなあ。


木曜日、神保町にある文房堂GalleryCafeで、ひらかれている、
みやこ&くろぽち2人展「やさしい時間と猫の国」に行ってきました。

文房堂ってどこ?…と思ったら、
よく知っているお店でした。
娘たちが、うちにいる頃、
11月になると、アドベントカレンダーを買っていました。
文房堂さんには、必ず、アドベントカレンダーがあるのです。

ずっと「アドベントカレンダーのお店」とか、
「三省堂の向かいのおしゃれなお店」と言っていました。
今回の展覧会で、ようやっと正式な店名を覚えました。

くろぽちさんは、あやねこやさんと2人で、よく展覧会をされています。
私は、あやねこやさんが在廊されている時に行くので、
お会いしたことがないのですが、
展覧会に行くたびに、絵を見て、絵本を買っているので、
なんだか、知り合いのような感じがします。←勝手な思い込み。(笑)

くろぽちさんの描かれた、
静かで透明感のある猫さんの絵からは、小さな物語が伝わってきます。
また、くろぽちさんの書かれるおはなしもいいのです。


みやこさんの絵は、初めて、見せていただきました。
美しい、テキスタイルのようなバックの上に描かれた猫は、
かわいいのに、どこか野性味をおびています。


何もないところから、
ひとつの世界を創り出す人たちは、本当にすごいと思いました。


GalleryCafeなので、お茶を飲むことができます。
たまたまなのか、わかりませんが、
その時は空いていて、のんびりお茶を飲むことができました。

紅茶はティーポットで供され、量もたっぷりです。
牛乳も温められてます。
も少し、紅茶が濃いとうれしいな。
ケーキも美味しいそうです。

なにより、静かなのが、とてもありがたいです。
(文房堂さんは、絵画教室などされているようなので、
もしかしたら、教室後は混むかもしれません。)
昔から、よく行く、ティーハウスが、最近はとても賑やかなのです。

神保町で、ちょっとひと休みしたい時にいい場所を見つけたと思いました。

ゆっくり絵を見て、お茶を飲んで帰りました。
眼福の一日でした。



2019年11月13日(水) 高知

夫が「高知に旅行に行こう」と言って、
三泊四日の旅に連れて行ってくれました。
夫が立てた旅行の日程が、
これはどこの運動部の合宿ですか?レベルでしたので、
疲れてふらふら、足が痛くて、何度か攣ってしまいました。

高知は、日差しが強くて、明るくて、暖かくて、
とても気持ちがよいところでした。
高知市内の観光は、時間があるとのことでしたから、
ぜび!バンブー茶館さんと土佐茶カフェに行きたいと頼みました。
バンブー茶館さんは、わたしのあこがれの中国茶屋さんです。
高知市に入る3日目、土佐茶カフェでお昼ご飯を食べて、
バンブー茶館でお茶をすることになりました。

飛行機で、高知へ行き、
その先の移動はレンタカーです。

1日目は
四万十川に行き遊覧船に乗りました。
四万十川、とても美しいです。
きらきらして、透き通っていて。

2日目は
足摺岬に行き、足摺海底館、グラスボート、
竜串、松尾のストーンサークル、足摺岬灯台に行きました。
見残しや白山洞門にも行く予定でしたが、
見残しは、台風の影響で波が高く、上陸できませんでした。
白山洞門は修繕工事中で、通行止めでした。
台風は、遠く離れていましたが、海は影響を受けるのですね。
波が高くて、グラスボートに乗っていたら酔ってしまいました。
でも、お魚はたくさん見ました。
暖かい海なのでしょう。
鮮やかな色のお魚がたくさんいました。
グラスボートのチケット売り場には、
人懐っこい猫ちゃんがいて、
撫でさせてもらえて、とてもうれしかったです。
やっぱり猫はかわいい。

竜串海岸奇岩群は、
さまざまな岩の上を海岸線にそって歩いていきます。
ところどころコンクリでつないであるので、
ルートがわかります。
でも、本当にここを通るの?と思うような
(私にとって)難しい岩が、いくつもありました。
あまりの怖さに、半べそをかきながら歩く私。
どうにも一歩を踏み出せないところがあって、
夫に「じゃ引き返すか?」と聞かれました。
でも、それまで歩いたところも、
怖いところがたくさんありました。
あそこをまた行くと思うと、それも怖くてたまりません。
この先、もしかしたら楽になるかもしれません。
私は、斜めの岩の上を四つん這いで這って、
なんとか通り抜けました。
ああ、人がいなくて本当によかった。
こんなすごいとこ、
みんなすいすい通っているのでしょうか。
ちょっと滑りやすい靴を履いていたのも怖く思う原因のひとつでした。

美しいけど、よれよれの一日でした。

3日目は
桂浜に行きました。
きれいですが、波が荒い海です。

高知市に戻って、お昼ごはんとお茶です。
でも、予定通りにはいきませんでした。
遅くなったので、お昼ごはんは高知に入る前に食べました。
高知市では、まず土佐茶カフェに行きお茶とパフェをいただきました。
いろいろな高知のお茶が飲めるカフェです。
高知はお茶の産地です。
伝統的な発酵茶もあれば、日本茶も紅茶もあります。

それから、高知城に行きました。
「チームラボ 高知城 光のフェスタ」がひらかれているのです。
これは美しくて、幻想的で、参加型なので楽しいものでした。
色が変わるバルーンと、そして人が黒いシルエットで、
参加する人も、作品のひとつなのだと思いました。

それからバンブー茶館さんに行きました。
ええと。もう時間的に閉店なのですが、連れて行ってもらえました。
「ほら。ここがバンブー茶館だよ」と夫に言われて、
ああ、ここが来たかったお店だ…と思いました。
閉まっているけどな。
夫は、「明日、時間があれば来よう」と言いましたが、
たぶん、私は、もうこのお店でお茶はできないのだろうと思いました。

4日目は、
龍河洞に行きました。
夫は洞窟が大好きです。
龍河洞もおもしろかったです。
プロジェクションマッピングもあって、
音が高知城のフェスタみたいと思いました。
たぶんチームラボの監修なのではと思います。
これからクリスマスや年末年始に、
チームラボによる、
大掛かりな催しが予定されているようです。

それから「香美市立やなせたかし記念館の詩とメルヘン絵本館」に行きました。
詩とメルヘン大好きでした。
「第1回やなせたかし文化賞受賞者展」がひらかれていて、
石津ちひろさんの特集でした。
絵本「あのねこは」の原画の展示があり、
私は、宇野亞喜良さんの絵が好きだったので、
まさか宇野亞喜良さんの絵が見られるなんて思ってもいなかったので、
とてもうれしかったです。

お昼ごはんを食べて高知市内に戻りましたが、
お土産を買ったら、もう時間がないとのことで、
バンブー茶館には行けませんでした。

本当に行きたいところは自分1人で行くのがいいと思っているし、
行くつもりだけど、
高知はさすがに、1人で行くのは無理だなぁと思いました。

高知は美しくて、暖かくて、
ご飯がとても美味しかったです。
(お安くて、ポーションが大きい!)
連れてきていただけて、大変ありがたいと思いました。

空港に行き、レンタカーを返して、
飛行機で帰りました。
偏西風に乗って、1時間で到着。
東京は寒いです。



2019年11月05日(火) 「やなぎみわ展 神話機械 」

急に寒くなりました。

昨日は、神奈川県民ホールで開かれている、
「やなぎみわ展 神話機械 」を見に行きました。
この展覧会は、だいぶ前に日曜美術館で放送され、
なんかおもしろそ〜と思いました。
その時は、遠方での開催でしたが、
巡回予定が番組で紹介され、一番近いのが横浜だったので、
カレンダーに書きこんでいたのです。

横浜は、お隣の県ですから、少し時間がかかります。
でも、夫も見に行きたいと言うので出かけることにしました。
夫がたてた予定は、展覧会を午前中に見て、
お昼ご飯を中華街で食べるというものです。

展覧会は、とても不思議で、美しかったです。
くらくらしました。
現代美術に最近惹かれます。
そういう自分に私自身が驚いています。
ただ、4台のマシンによる無人公演(「神話機械」)の上演が、
11時、14時、16時でした。
HPにも載っていました。
ちゃんと調べればよかったです。
でも再入場できるとのこと。
私は、写真を見ることができたので満足したし、
上演は見送ろうかと言いましたが、
夫は、せっかく来たのだから見たいと言います。
外に出て、あと1時間半時間をつぶすことにしました。


どこかでお茶を飲もうとしましたが、
空いているところがありません。
海辺なので、ニューグランドがあるのではと思って、
ホテルでお茶を飲みましょうと言ったら、
「とても遠いよ」と断られてしまいました。

じゃあお昼ご飯を食べましょうと、夫に言いましたが、
それも嫌なのだそうです。
中華街で食べたいのだそうです。
私は朝ごはんを食べそこねていたので、
空腹で、ふらふらになってしまいました。
お昼ご飯を中華街で食べる予定でしたから、
朝食べなくても大丈夫と思っていたのです。
私のおおばか〜!

結局、ドラックストアにイートインを見つけたので、
そこでお茶と小さいポテチを買って食べました。
そこは長居できないので、
神奈川県民ホールに戻って時間をつぶすことにしました。
 
県民ホールに戻ると、オペラの公演があるらしく、
たくさんの人がいました。
そして気がつきましたが、
上の階にティールームがありました。
しまったなあ。
ここにいけばよかった。
知らない土地だと、なんとかなると思っても、
思うとおりにいかないことも多いので、
ちゃんと調べなくてはいけないと反省しました。

神話機械の上演も、不思議で、静かで、見てよかったと思いました。
未来のようであり、過去のようであり、
最先端かと思ったら、限りなく人の手を感じました。

見終えてから、中華街に向かいました。
私は、てっきり電車に乗っていくのかと思っていたら、
徒歩で、すぐそばでした。
これなら、軽くご飯を食べたり、
中華街で流行りのテイクアウトができたのに。
中華街に行く途中で、行こうと言ったニューグランドもありました。
びっくりして思わず「ニューグランド、遠くないね」と言ったら、
夫にスルーされました。

聘珍楼に行き、リッチで美味しい中華をいただきました。
お酒を頼んで、中華料理への愛を語りながら食べている夫を見たら、
私は展覧会を見にきたけど、
夫は、聘珍楼での食事がメインだったのだと思いました。
こういう食事は、時間がかかります。
注文もたくさんです。
だからホテルでのお茶は嫌だし、
手軽な中華街のテイクアウトも嫌なのでしょう。
私は方向音痴だから、よもや、行こうとい言ったところが、
すぐそばにあるなんて、気がつかないだろうと思ったのでしょう。
つんけんされたり、
人込みの多いなか、声をかけても、
スピードを上げて行ってしまったりしたのも、
自分が楽しみにしていることを、
私が邪魔していると思ったからかもしれません。


でもな〜私だったら、一緒にいた人が、
お腹空いたと言って、ふらついていたら、
(自分は食べなくてもいいから)
何か軽く食事をとろうって言うけどな。
中華街のテイクアウトの焼き小籠包とか。

夫は基本的に、『自分』がしたいことが大事な人です。
その予定は、絶対に変更しません。
『私のために』とよく言ってくれますが、
私の希望とずれていて、
それは『夫のため』でしょう?と思うことが多いです。
でも、夫は、あくまでも『私のため』と思っていて、
自分の気持ちに気がついていないのです。
感情のねじれが、複雑になると、
本人は苦しくないのかと思う時があります。

夫は、つかなくてもいい嘘をよく私につきます。
嘘に気がついても、ほとんど、私は指摘しません。
夫は私が気がついているなんて思ってもいないと思います。
私を馬鹿にするためについているのかなと思う嘘もあります。
昔はひどく傷つきましたが、今は、
この人は嘘をつく人だと思うだけです。
大事な人にはそういうことしないよね。

お互いに価値観が違うのだから、
私は、私で、ちゃんと調べたり、
私を大事にするために、
予防しないといけないと思いました。
たぶん、その方が夫も楽だと思うし。

帰り、目の前に伊勢丹がありました。
ちょうど『英国展』の最終日でしたので、
「ちょっと見に行きたい」と言いましたから、
「もう売り切れているよ」と断られたので、諦めて帰りました。
夫に、こういうもよおしがあると
『英国展』の話をしたのは私です。
夫は、前日『英国展』に行き、
スコーンを買ってきてくれましたが、
大変な混みようだったとのことです。

やはり、自分が見たいもの、ほしいものは、
ひとりで、自分で出かけるべきなのだと思いました。
見つけたお気に入りの楽しいこと美しいことを、
心の中に丁寧にしまっていきたい。

宝物として、大切にしたい。



2019年11月03日(日) 刺しゅう

刺しゅうのキットを買いました。
シンプルなバックステッチがメインのキットです。
これは簡単!と思って始めたら、
自分が思っていたより、目が悪くなっていて、
手元に明かりを持ってきて、
老眼鏡をかけても、なかなかうまくできません。

あまりにクオリティが低いので、
糸を切って、取りのぞいて、やり直すこと4回。
ようやく、自分が納得するレベルのものは作れないことがわかりました。
悔しいなあ。

それでも楽しい。
丁寧に、きれいには作れないけど、ゆっくり楽しもうと思います。


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