さんごのnewdays

2018年06月28日(木) 『プーシキン美術館展 旅するフランス風景画』

先週末、『プーシキン美術館展 旅するフランス風景画』に行ってきました。
行く前にランチを食べました。
夫は、今、ロシア料理に興味があるそうで、
『ゴドノフ東京』に予約を入れてくれました。
こちらのお店は日本初上陸だそうです。
ロシアの代表的なお料理が一通り食べられるコースを食べました。
ボルシチって、もっとごった煮っぽいスープと思っていましたが、
(私が作るボルシチは…)
お店で出てきたボルシチは、洗練されていて美味しかったです。
自分では作れない、知らない、美味しい料理を食べるのは、楽しいです。

『ゴドノフ東京』は、店内がカジュアルで、
気軽に行けるお店だと思いました。
予約をすると、奥の方に通されると思います。
入口の方の席は、少し落ち着かないかもしれません。

『プーシキン美術館展 旅するフランス風景画』は、
美術の歴史の変化もわかって、
好みの印象派もあって、期待以上でした。
美術館展は、比較的空いていることが多い…はずでしたが、
混んでいたのでびっくりしました。
でも、ほんとは空いていたのです。
進んでいくと、ゆっくり見ることができました。

私は、ストッパーの人と呼んでいるのですが、
絵の解説の前、絵の斜め右の位置に立って動かない人が時々いるのです。
絵を近くから見たい人は、後ろに並んで待ちますが、
なぜか、いつまでたっても動かないので、混み合います。
そのうち、先にいた人が進んで、絵の正面から左にかけて、
人がいなくなるので、
私や、気がついた人は、まわりこんで、正面から絵を見ます。
そういうストッパーの人は、なぜか、絵を正面からは見ません。
絵を見ないで、そのまままっすぐ次の絵の解説のところに行きます。
そして動かない。(解説読む時間よりはるかに長く動きません。。)
今回は、会場に、ストッパーの人が何人がいました。
そのうち疲れるのか、動かない人はいなくなり、
人はばらけて、見やすくなります。
動かない人ではないけど、解説を読んで、
絵を見ないで行ってしまう人も多く見かけました。
数年前から、見かける光景で、
昔は、こうではなかったなあ…と思います。
どういうふうに絵を見るか、楽しむか、人それぞれですが、
不思議で、どうしたのかな?と心配に思います。
昔からいた、絵の前から動かず、
彼氏さんが解説かまして、彼女さんがうっとりしているカップルは、
絵を楽しんでいるので、私としてはおっけ〜です。
青くて、なんだか、もう、ほほえましい。
その絵が見たかったら、少し時間をおけば、
空くので、見ることができるし。。。
その絵が、すごく好きな人を見かけるのも好ましい。
思わず、つれにぽろっともらした感想が聞こえて、
それが、ものすごく言いえて妙だったりすることも楽しい。
もちろん絵を見るのがメインですけど。

『風景画』は、いいなあ。
緑は気持ちがいいです。



6月は、お出かけすることが多く、
疲れて、平日はぼうっとしていました。
出かけるたび、たくさん食べるので、体重が増えてしまいました。
GWに、増えてしまった2キロ増まで、戻りました。
太るのって簡単。。。
短期間に、体重が増えたり減ったりするのは、
体にあまりよくないと思います。
腰がよくなって、
少し歩けるようになってきたので、
がんばって歩こうと思います。
がんばるぞ〜!



2018年06月20日(水) 一角獣

日曜日、新宿花園神社で、
新宿梁山泊の『ユニコン物語〜台東区編』を観てきました。
新宿梁山泊は初めて見ます。
新宿梁山泊は紫のテント。
夫は、アングラ演劇が好きです。
夫は学生運動にあこがれていましたが、
大学に入学したら、学生運動はすでに終わっていました。
乗り遅れた世代です。
アングラ演劇には、その名残があるのではないかしらん?と私は思います。
(その時代のことは、私は子どもだったので、いまいちわからず、
雰囲気だけで、そう感じています。)

ありがたいことに、夫が選んだのは階段席でした。
桟敷席はもう体がつらくて無理です。(笑)
階段下では、たくさん蚊取り線香が焚かれて、
目がちかちかする中での観劇でした。(笑)
休憩2回を入れて、上演時間は3時間。

始めは、芝居前に身訓や発声をしていないのかな?と思う役者さんがいたり、
(だんだん声が出てきた)
台詞を明らかに忘れている場面があったりして、
あえて雑に演出したところではなく、リアルに雑に感じたところがあり、
このまま3時間すごすのは、つらすぎると思ったのですが、
おもしろいことに、唐十郎さんの脚本は、
そういうことも、すっぽりくるんで、
演劇として成立させてしまいます。
観ていくうちに、これはこれでありかも…と思いました。
混沌で猥雑で、できれば切ないまで到達できたらいいけど、
残念ながら、そこまでたどり着けていないと感じました。
昔、書かれた脚本というだけでなく、
ノスタルジーを感じる芝居でした。


テント公演の醍醐味の、舞台崩しは残念でした。
ユニコーンに乗って去っていく主人公。
通りかかった一般の人が、「あれ?何やっているのかなあ」と、
覗いて、「なにかやばいかも」と焦って通りすぎたのでした。
2組。
私は、あちゃ〜と思いましたが、
「あれはあれでいいんだ。あれもすべて含めて演劇だ」と夫が言いました。
おお。。。そうか。

舞台崩しの、テントの幕を開いた世界は、異界か、現実の世界か。
現実が混ざりこんでくるのは、舞台崩しをするから、
しかたがないかもしれないけど、
その偶然を演出ととらえるか、アクシデントとみるかで、
感想がずいぶん変わると思います。
偶然は、演出といえないんじゃないのかなあ?と
私は思いました。


私は、夫と一緒に、若いころ、
状況劇場のお芝居を観たことがあります。
状況劇場のテントは紅色です。
そのすさまじさ。
わけがわからず、もみくちゃにされるような感覚。
そして舞台が崩れて、不滅のジャスミン・李麗仙が去っていきました。
あれはすごかった。
その記憶があるので、つい、きつい感想になってしまうのだと思います。
状況劇場を観たのは、その1回だけでした。
ちょっと世代が違うと思ったのと、
その時観たお芝居が、あまりパーフェクトだったからです。




でもおもしろかった。
大きく揺らぐ私がいて。


新宿で晩御飯を食べて、終電1本前で帰りました。
不良ばばあです。



2018年06月13日(水) 温泉

夫が熱海につれて行ってくれました。
ありがたいことです。
いつも温泉に行くと、チェックインが遅いのか、
食事の時間が気になって、
温泉に落ちついてはいれません。
さっと1回入っておしまいがほとんどです。
食事で、お酒を飲むと、そのあと温泉に入るのは躊躇してしまうし。

でも、今回は、1時からチェックインできるプランなので、
私は、展望貸し切り露天風呂やら、
お部屋にある露天風呂に、何度も入りました。
ひゃっほ〜!
ぶくぶくじゃぼん!
のんびり。ぽかぽか。
おかげで、ぎっくり腰以来の腰の違和感が、少し楽になりました。
ちなみに夫は、大浴場と、展望貸切露天風呂3種類に入ったそうです。
すごいな。

運よく、台風は上陸せず、わきを通りすぎたので、
次の日は、アカオハーブ&ローズガーデンに行きました。
薔薇の最盛期は過ぎているかもしれませんが、
まだ咲いている薔薇も多く、
つぼみをつけている薔薇もたくさんありました。
いい香り。

あじさいがたくさん咲いていて、美しくて、うっとりしました。
ハーブガーデンでは、いい香りの風が吹いて気持ちがよかったです。
緑が多いと、私は幸せだなあ。


COEDA HOUSEという美しいカフェができていて、
ローズサイダーとローズアイスを食べました。



2018年06月07日(木) 出かける

昨日は、髪の毛を切りに行きました。
すっきり。


今日は、お茶屋さんに茶葉を買いに行きました。
ずっと紅茶を飲んでいたのですが、
最近、少しだけ中国茶に回帰しているのです。
通販で何度かお買い物をした、
お手頃価格の中国茶のお店が、
(もちろん手が出ない、お高いのもあります。)
思っていたより、近くにあることに気がついたのでお出かけ。
人形町にある『小梅茶荘』さんです。

ハウスブレンドの岩茶と、
まかない茶の冷茶用ティーバッグを買いました。
こちらのハウスブレンドの岩茶、
ブレンドが上手で、とても美味しいのです。

お店で、冷たいジャスミンティーをごちそうになりました。
暑い日だったので、体がすっとしました。
昔、中国茶で冷茶を作る時、夫は必ず洗茶していました。
その方が早く抽出できるからだそうです。
でも、こちらのお店の冷茶は、
水に茶葉を入れて、
(ティーバッグや、自作のティーバッグで。。。)
12時間くらいかけて、
ゆっくり抽出するのをすすめています。
そのやり方で入れてみると、
雑味がなくて、すっきりした、
お茶の美味しいところだけを抽出した美味しい冷茶になります。
福袋に入っていた、冷茶用のティーバッグで作ったら、
美味しいので、びっくりしました。
(1リットルあたり、茶葉は4〜5gです。)

気持ちのいい、よいお店だと思いました。
茶葉も信頼できます。




美味しいお茶を入れて、おやつを食べる。
ダイエット中でも、足し算引き算しながら、
ちゃんとおやつは食べています。(笑)
ストイックにダイエットをするのは、短期間ならできるけど、
長く続けると、心が荒れるので、
のんびりダイエットが私には合っていると思います。(笑)
GWに増えた体重は、1か月かかって、ようやっと1キロ減りました。
先が長い〜。



2018年06月06日(水) 避難

ここしばらく、夫は落ち着いていて、
とても平和だったのですが、
昨日は、帰宅してすぐに、
「何だ!その言い方はっ!」と罵られが始まってしまいました。
私は、普通に会話していたつもりだったので、びっくりしてしまいました。
誤解を解こうにも、何を言っても、
言う言葉すべて、
揚げ足とって、怒鳴りつけられます。
私は極悪なのだそうです。
あ〜あ。
そんな極悪になる気力ないですよ。
これは何を言ってもだめですね。
私は理解し合おうとしても、夫はそんなこと望んでいないのです。
言えば言うほど、夫の思うまま、
当り散らすきっかけを与えてしまいます。
たぶん…なのですけどね…
たぶん仕事か、外の人間関係で、おもしろくないことがあったのでしょう。
またはダイエット?のストレス。
私に当り散らすことで解消しようとしているのだと思います。

だから避難しました。
私の知人は、夫婦喧嘩をしたとき、うちを飛び出して、
スタバに避難したそうです。(笑)
でも、私は、絶賛更年期中で、体力と気力がないので、
心を避難させました。(この日記も避難所です。)
物理的に離れられなくても、心を切り離せばいいのです。
(深く、ゆっくりと呼吸します。呼吸に集中。)
食事の用意をして、静かに二人で食べました。


気をつけて大人しく生活していても、
不意打ちを食らう。
心を避難させても、こういうことが重なるとダメージが大きいです。
夫を変える気はありません。
人を変えることはできないからです。
自分が変わった方が、何倍も楽です。
私の心を強くするには、どうしたらいいのでしょう。
何か、習い事をしてみましょうか。
お仕事探してみましょうか。
散歩でもいい、本当に自分の行きたいところへお出かけしましょうか。
テレビで英会話勉強してみる?
夫のネットワークとは、重ならない人達と、
かする程度でいいからつながる。
結果がついてこなくても、
私の、この小さい世界を少し広げてみるといいのではと思います。

うん。やることがぼんやりだけどある。私は幸せですね。


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