| 2016年11月25日(金) |
ゴッホとゴーギャン展 |
今日も寒い。
昨日は雪が降りました。
２３日は『ゴッホとゴーギャン展』に行きました。
なんだかなあ…絵を見ていて、切なかったです。
ゴッホもゴーキャンも有名で、
私でも、その人生を知っているから、
よけいそう思ったのかもしれません。
展覧会は、入場規制がかかっていましたが、
うまく、館内の人数をコントロールできていて、
ほどほどの混み具合で、絵を見ることができました。
ゴーギャンが、いろいろな表現方法を試しているのは知らなかったよ〜。
壁に書かれている、書簡の文章が、時として、
私にとって、とてもショックで、胸が痛かった。
そこから生み出された絵と向き合う。
ただ、文章はよかったけど、
壁の色が、気になってしまいました。
時代ごとに壁の色が違います。
黄色い家の時代の絵が展示されているところは、壁が黄色でした。
後半のゴーギャンの壁は、赤。
タヒチのゴーギャンの赤です。
どちらも、とてもいい色で、慎重に選ばれた色だと思います。
でも、絵そのものを見るには、
壁は、白かベージュとか穏やかな色がいいと思いました。
展示会の最後に、お互いの絵に描かれていた、
ゴッホとゴーギャンの椅子が、パネルの前に飾ってありました。
よくまあ同じものがありましたね。
美術館がオーダーしたのかもしれません。
購入できるようですし。
大きなパネルの前に置かれている二つの椅子が象徴的でした。
やっぱり切ない展覧会だったな。
昔ながらの中華料理屋さんで、お昼ご飯を食べて帰りました。
中華料理店は増えたけど、
昔ながらの中華屋さんは、少なくなったと思います。
夫は、こういうお店を『日式中華』といいます。
子どもの頃、食べた中華って、こんな味でした。
美味しかった。
懐かしかったです。
旅行中に、ウルファはお引っ越しをしました。
旅行は、かなり前から決まっていたので、
日程をウルファに伝えていました。
なぜ、旅行とかぶるのか、わかりません。
ずらしてと言っても、聞きません。
なんでも一人でしたいのでしょうか…。
その気持ちはわかるのですが、
洗濯機のドタバタが頭をよぎります。
でも、お引っ越しは無事終了しました。
買ったベッドも無事配送。
あ〜よかったと思ったら、
「室内物干しが届かない」とウルファから連絡がきました。
「室内物干し」は、かなり前に、発送メールを貰っています。
だから安心しきっていました。
夫からパソコンを借りて、調べたら、
前日には、こちらのセンターに届いていて、配達中になっていました。
でも指定時間は過ぎています。
忙しくて遅れているのではと思って、
ウルファに、少し待ってもらいましたが、
届かないので、配送会社に問い合わせました。
どうも、配達する人が、時間指定を忘れていたようです。
なかなかうまくいかないものです。
夫は、いらいら。
あと、いくつかの家具や、テレビ、
台所用品などを買えば、終了です。
福井と金沢に、夫と旅行に行ってきました。
福井は、初めて行きました。
あちこち恐竜だらけです！
駅前に、大きな恐竜のモニュメントがあり、
それが鳴いて、動くのです！すごい！
なんて素敵なところでしょう。
恐竜博物館にも行きました。
展示がたくさんあって、見ごたえがありました。
ただひとつ、残念なのは、
野外恐竜博物館が、１１月３日で今年度の営業を終了していたことです。
私は、ものすごく、発掘体験を楽しみにしていました。
小さいころ、お友達に木の葉の化石を見せてもらいました。
石を、こんこんって割ると、
中に化石があるんだよって、教えてもらってから、
私は、あちこちの石を、こんこん割っていました。
なかなか割れるような石がないので、
かなり遠くまで、１人で出かけていました。
もちろん、化石は出ませんよ。
化石のある地層の石ではなく、その辺の、山の崖の石をこんこんしていたので。
そういう子どもだったので、
見学して、解説してもらって、
こんこん体験もできる博物館があるなんて！と、
やる気まんまんでしたの。
しょんぼり。
夫は「野外恐竜博物館を優先したら、蟹が食べられない」と言いました。
今回は蟹がメインだそうです。
恐竜と蟹が戦うと、蟹が勝つのね。
蟹は、大変美味しかったです。
夫の決めたプランにそって、あちこち行きました。
恐博に、東尋坊一帯に、永平寺、
２１世紀美術館と兼六園。
盛りだくさんで、後半は、疲れてしまって、
あまり歩くことができなくなりました。
夫は、毎朝、ウォーキングして、
あちこち出かけていたようです。
私は、疲れたけど、空気がよいところに数日いて、
喉の調子が、とてもよくなりました。←東京に戻ったら、のどのいがいがが戻ってしまったけど。
夫も、よく、咳をするのですが、
福井と金沢にいる間は、咳ひとつしませんでした。
食事で、喉に刺激があると咳が出てしまうと、
夫は、よく言いますが、
こうも見事に咳が止まると、食事は、きっかけで、
空気が悪いのが原因のような気がします。
一昨年、金沢に行った時、
２１世紀美術館でアニッシュ・カプーアの『L'Origine du monde』を見ました。
私は目が悪いので、たぶん、他の人と見え方が違うと思います。
その時は、黒い楕円のふちが、まるで生き物のように、動き、
楕円の中も、動いていて、それが永遠のように深くて、衝撃を受けました。
今回は、目がますます悪くなっていて、
飛蚊症になっているし、
疲れると出てくる、きらきら光る三日月形が見える状態で行きました。
そうしたら、すごかった！
周りの白が、細い光の線になって、楕円に注ぎ込んでいるように見えました。
生きている黒の楕円と、光の滝です。
『工芸とデザイン展』はあまり好きではありませんでした。
何が工芸なのか、何がデザインなのか。
区別されていたけど、その区別をするという行為が、
傲慢なのではないだろうか…と感じる私がいました。
たぶん、この展示自体が、企画された方の、現代美術作品なのでしょう。
美味しいご飯を食べさせてもらったので、ぷくぷくになりました。
今日、無事に、電化製品が、ウルファのお家に配送されて、設置されました。
おお〜！
めでたい。
問題の洗濯機は、夫が仕事帰りにお店に行って、キャンセルしてくれました。
そして、ハイアールの３．３キロの洗濯機を、
こちらは、同じお店のネットショップで購入。
搬入も、他の電化製品と一緒にしてもらうことができました。
私が、ネットで調べてから買う方が好きなのは、
こういうことがあるからです。
買い回りについてくれたお店の店員さんは、
「この洗濯機が一番小さいです。」と６キロの洗濯機を勧めました。
確かにお店では一番小さいものでした。
でも、後から調べてみると、
他の店舗には、ハイアール３．３キロが在庫でありましたし、
ネットショップでの取り扱いもあったのです。
店頭でも、取り寄せができたと思います。
たぶん、店員さんは、お店にあるものを売りたいのでしょう。
ハイアールは、少し問題があるブランドみたいだけど、
しっかり働いて、ウルファのお洋服をぴかぴかにしてくれますように。
たぶん、ウルファのマンションでは、おそろいの人が多いと思います。(笑)
本当によかった。
ウルファも、みるみる元気になりました。
今回のように、気持ちがジェットコースターみたいに、上下すると、
とても疲れると思います。
そういうことがないように、気を配っていたつもりだったのですが、
なかなか、うまくいきません。
昨日は、ウルファの新居に、夫と一緒におじゃましました。
グループホームは３年が期限です。
何度か、団地に申し込みましたが、
人気で、倍率が１００倍越えです。
結局、支援センターから不動産屋さんを紹介していただいて、
住まいが見つかりました。
支援センターのそばなので、ウルファも心強いでしょう。
契約は、もう済ませていますが、
お引っ越しは、これからです。
何もかも初めてのことばかりで、
ウルファは不安定になっています。
メールに電話。
励まして、宥めて、いさめて、アドバイスして、
本人に動いてもらっています。
私は動かない。じっと我慢です。
わからないから不安になるんですね。
自分でやって、どういうことかわかれば、
次からは、平気になると思うので。
グループホームでは、お借りしていたものが多いので、
新生活に向けて、いろいろ買いそろえなくてはいけません。
ということで、みんなで、秋葉原に家電を買いに行きました。
私は、どちらかというと、メーカーのサイトで調べて、
価格コムとか、ショップやブログのレビューを検討して、
通販で買うのが好きなのですが、
夫は、お店で、最新式のを見て、買う方が好きです。
まとめ買いは、店員さんがついてくれます。
新居は、洗濯機置き場が、なんと奥行き４６cm！
マンションが作られた頃、二層式がメインだったんですね。
ゴムの足をつけて、前にせり出したら
小型の国産の全自動洗濯機なら設置できるとのことでした。
それでもかなり大きいのです。
私は、洗濯機置き場に扉もついているから、
見送りましょうと何度も言いましたが、
とにかく買うというので了承しました。
買ったのは、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、浄水器、ケトルです。
で…今日、泣きながら、
やっぱり扉がしまらないと困る、
洗濯機をキャンセルしてと電話がありました。
電話一本でキャンセルできないよ。
秋葉原まで行かねば。
いろいろ大変。
本人も大変だけど、親も大変。
生きているといろいろあって、
私は、人生って耐えることだと思ってる。
夢や希望いっぱいの若い人には、
絶対言わないけど、私の場合、ほんと耐えることが人生だ。
じーっとじーっと。
そのまま、いずれ岩か鉱物にでもなるかな。
二槽式も提案したけど、
そもそも彼女は全自動洗濯機しか知らないので、無理っぽい。
小さい国産の全自動洗濯機はありませんから、
ハイアールの洗濯機を買うことになりそう。
早く、なにもかも揃って、
気持ちの良い毎日が過ごせるようになるといいなあ。
文化の日に、出光美術館の『大仙�囘検戮帽圓�ました。
江戸時代の禅僧仙�僂僚餡荳酩覆任后�
出光美術館のコレクションと、
福岡市美術館のコレクションと、
九州大学文学部コレクションの３つが集まった展覧会です。
そのせいか、見ごたえある、たくさんの作品が展示されていました。
仙�僂気�(なんだか仙�僂気鵑噺討咾燭�なるのです)の絵は、
思わず、笑みがこぼれてしまいます。
ゆったりとして、いいなあと思いました。
基本、複製画は買わないのですが、
家に帰ってから、一枚買ってくればよかったと思いました。
ふと、目をあげたところに、
あの仙�僂気鵑粒┐�あったら、
きっと、張り詰めた気持ちもゆるんで、
気持ちがやさしくなることでしょう。
画中に書いてある、詩や、言葉を画賛というのだそうです。
ひとつひとつの作品に、解説が展示してあり、
何が書かれているのかわかるようになっていました。
とても心のこもった展覧会だと思いました。
また、夫が言うには、仙�僂気鵑蓮�
中国語もできたのではとのことです。
中国語で、韻を踏んでいるらしいので。
比較的、空いていて、ゆったり見ることができました。
でも、帰るころには、かなり混んでいました。
時間によって、混み具合が違うのかもしれません。
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