うっわーもう明日オンリーですね! ペーパー無理そうですけど、新刊2冊でお待ちしています。お会いできる方楽しみにしています! 改めて情報掲載しておきますね。
あとぜんっぜん話飛びますが、岡村靖幸の復活ライブ行ってきた! 投げキッスで妊娠するかと思った! らぶー!!!
では、情報。
9/10(土) 「わけなんているのかよ?」 東京卸商センター3階 真実はいつも1つ!-22「Twentyfour-Seven」
新刊 ・Love is on the table 3 なにわ食いだおれ編 (平新30P 3だけでお楽しみいただけます。 ¥400) ・ヘビーローテーション(新一女体化R18 平・白・優・快×新 表現が男性向けです 44P ¥500)
既刊 ・in an instant 白新 ¥1,000 ・愛情生活(R18) 平新 ¥700 残部希少 ・でり快(R18) 盗快で平快で白快で快新 ¥700 ・Love is on the table 2 平新 ¥600 (※読みきり短編集なので2だけでお楽しみいただけます)
ついでに新刊、なに食べ3のほうの立ち読み上げときます。以下どうぞー。 では明日!
アラビヤコーヒーは山小屋風の小さな店で、一軒目の丸福珈琲店とはまた違うレトロさが全体に漂っていた。店内は明るく、コーヒーカップにも灰皿にも、店のシンボルマークらしきターバンをした男性の絵柄が入っているのが微笑ましい。二軒目でようやく目が覚めてきたのか、それとも言いたいことを言ってすっきりしたのか、工藤はコーヒーの味わいについて検討しはじめた。 「ん……こっちはさっきの店のブレンドより香りが華やかだな。味は少し軽めだけど」 「どっちが好き?」 「強いて言えば丸福。でもまあ、どっちも美味い。好みの問題だな。大阪は良いな、こういう喫茶店がたくさんあって」 「どや、ええとこやろ、大阪は!」 「何度か来たけど、今回はディープな店にあちこち行ったな」 「毎朝美味いコーヒーも飲めるで。嫁に来るか?」 「オマエがウチで淹れればいいだろ」 「せやね。まかしとき」 静かに、服部は請け負った。
ぱりっと糊のきいたシャツから伸びた浅黒い手足や、真っ直ぐに工藤だけに視線を投げる黒い瞳が、どうしたことか今朝はやけに眩しい。 照れ隠しも兼ねて、工藤はずっと感じていた違和感について率直に質問してみることにした。 「そういやオマエ何で今日そんな格好してんだ? えらく改まってねえか?」 服部の返事は要領を得ないものだった。 「ああ、それは今日の昼飯がカレーの予定やからや。カレーでええやろか?」 「いいけど……カレーだから何だってんだ?」 めかしこむ理由がカレーというのは納得がいかないが、服部は詳しく説明することなく、まあ後で、とだけ言ってコーヒーを飲み干した。 「ほなまずは観覧車乗りに行こか」
服部がめかし込んできた理由は後ほど、昼食のときに判明することになるのだが。 それはまた、次の話。
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