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考えるヒット - 2011年09月25日(日)

先週の週刊文春での近田春夫先生の「考えるヒット」が面白かった。

「吉川晃司やビジュアル系の人たちがデヴィット・ボウィから一番感銘を受けたのは『作品・内容』というよりももっと官能的な《なりきり》すなわち虚構性の方ではなかったのか」

という一文。ううむ流石。

そういやモテキの音楽が好きな人ならば好きであろうフリッパーズギターって作品や内容はもちろん良いのだがそれ以上に虚構性の塊みたいなバンドだったと思う。(お化粧はしていないしビジュアル系でもなんでもないけれどもその精神性の意味で)

ソロになってからのオザケンが「フリッパーズのCDなんか燃えないゴミの日に〜」って言ったのは「僕は生身の人間として表現をやりたいので虚構性はいらないです」っていう宣言だったのかとぼんやり思っている。




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