ページをめくる指

 

 

チェーンソー - 2011年09月01日(木)

リラックマやプーさんの影響のせいか熊って何となくのんびり屋でおおらかなイメージがありますが、図鑑などでその習性を調べるとむしろ神経質で依存癖の強い病的な動物な気がしてます。『一度チョコレートやウィスキーの味を覚えるとずっと執着をみせる」とかは人間だったら部屋が汚いダメ女のイメージです。菊池成孔さんの「普通の恋」に出てくるヤンデレカップルみたいなイタさがあるというか。人間でも動物でも病的に何かに執着するってのはやっぱり不健全です。

でも、かの世界の宇多田ヒカルさんは大の熊好きらしく以前twitterで

「パンダって知能高いのかな?私はクマに特別な知性を感じるし、好奇心旺盛なところなんかも人間に通じるものがある気がして親近感も覚えると同時に何か「神」っぽいものも感じる、けど、パンダにはそれを感じないのだ。つまり何が言いたいかと言うとくまくまくまくまくまくまー」

とハイテンションで熊への愛を爆発させていたことがあったっけ。

しかし僕にとって熊は恐怖の対象でしかありません。特にこの三毛別羆事件って調べれば調べるほどすげえ怖い!最近これを舞台にした夢が出てきました。



最近は「個性」よりも「種としての習性」ということばかりを考えています。僕たちも熊みたいに何かを取り返そうとしたり何かに執着したりそのために何かを傷つけたりする「習性」があるのではないかと。そして人間が進化するためにはそのサガを克服しなければならないのではないかと。


-




My追加

 

 

 

 

目次
 


twitter