電子辞書片手に持って

2010年11月24日(水) ぼくは拷問の本に興味がある

たまに覗いてみる雑貨屋さんがある
そこで扱っている本が良くて

普通の本屋とは一風変わった品揃えで
こんな本もあったのかとビックリしたり
嬉しくなったりする

最近気になっているのは
廃墟関連と工場関連の写真集
選びきれずに迷っていると

10才の息子が
廃墟の写真集にとても惹かれている様子

破れ果てた建物の中に鳥の死骸があるのが
とても気になるらしい

私が買おうとする本に
子どもが興味を持つのは珍しいことで
そうなると私にもためらいが出る


私が逡巡していると
子どもは隣の書棚にあった
拷問関連の本の表紙を眺めている



おかあさん
ぼくは拷問の本に興味がある

ふーん

おかあさんは拷問の本読んだことある?

あるよ

ぼくも見てみたいな

うーん
まだ早いかなぁ...
いま見たら眠れなくなっちゃうかも

ぼくもそう思う
でも興味がある

おかあさんはそんな本をいつ見たの?

中学生のとき

ふーん




息子はときどき「拷問の本」のことを思い出して
いろいろな質問をしてくる

いい加減な受け答えをしてはいけないと思う


それにしても
なぜ10才の子が拷問に興味を持ってしまうのか
アニメやゲームの影響なのだろうか
世紀末に生まれた子だからだろうか


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眠龍 [MAIL]

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