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20101009

 てゆうわけで1期4話。合宿回。


 しかしこのOPの唯のかわいさってのはどう表現したらいいもんかな。世間様が女子高生をカギカッコに入れて特別扱いするのがよくわかる気がするよ……。

 律が学園祭の演奏についてあんまり考えてないふうなのは、自分に対する無根拠な信頼があるからと見た。律はなんにも考えてない子ではないけど、全体的に未来については「なるようになる」としか思ってない風味。

 「バンドの強化合宿って言ってるだろ!」 澪の声のヒステリックさ。

 唯のお姉ちゃん大好きっぷりはまだ控えめ。これ、最初とあとのほうで違う最たる部分は、憂のお姉ちゃん大好きっぷりかもしれないなあ。あんがい、憂が唯の予定を知らなかったりするし。

 日常的に海見てると、海に対する感動は薄くなるね。

 ムギの「みんななかよく」は本物だなあ。

 いちばん楽しそうに遊んでたのは、そりゃ唯でしょ。

 ああ、ここだな。合宿回の。花火をバックにした。ここで唯の「ステージ映え」が確定してる。これ仕組んだのが律だとしたら、まあ大したもの。

 律だけは「もえもえきゅん」来ないはずなんですが。

 「合宿しようっていってくれた澪ちゃんのおかげだよ☆」 唯……無制限だな全方向だな……。

 ここまでの段階では、各話ごとに役割ってのがあって、それに沿ってやってる感じだ。んで、その個々の話において、どうもキャラクターの扱いに若干の差があるらしく、それがばらつきを与える大きな要素になってしまっている。スタッフまでは踏み込んで考えるつもりはなかったんだけど、花田なんとかっていう人の脚本は、特にノリ重視でキャラの扱いが雑な印象。各キャラにそれぞれ狂言回しの役が与えられて、それで展開「させられている」というか。こうなると律の扱いがいちばんぞんざいになる。澪の扱いもたいがい。ムギの扱いはさほどラフではなかったものの、これって「少しだけ」表面から潜り込んで考えれば、ムギの行動の原理がいちばんわかりやすいせいだろう。
 澪はなー。見てる俺がキャラを把握しづらいって思うくらいだから、作り手にとってはあんまり扱いやすいキャラじゃないだろうなー。


 5話。

 どうでもいいんだが、下手にいいヘッドホンと、そこそこのサウンドボード使ってると、元の音源の悪さが聞こえてしまうことがある。音には一定以上の金をかけないようにしてたんだが(キリないから)。

 物陰から覗くムギちょっといい。

 ああ、やっぱ唯は人の顔よく見てるんだ……。気づいたのはまちがいなく唯だよね。

 あれ。そういえばムギのさわ子先生大好き伏線って、どこにも生かされてないな。

 歌詞先って、曲作ってんのってムギじゃねーの?

 やっぱり。俺も完全に忘れてたけど、ムギの百合好き設定完全に捨て去られてるなあ。

 そしてさわ子先生の意外なまでの面倒見のよさ。ここまでけいおん部に関わらなきゃいけない理由、さわ子先生の側には実はないんだよね。

 5話終了。……微妙だなあ。ムギの百合好き設定って、活用するなら最後まで活用すべきだったし、これがライターさんの個人的な趣味だとしたらちょっといただけない感じはするわよねー。それだったらそれで、最初、律と澪の漫才を見て軽音部に入部したってのは筋が通ってるわけなんだけど。ただ「彼女たちの物語」を駆動するために特に役に立たない要素だから切り捨てられたのか。個人的には、下世話な意味での客引き要素しては、捨ててしまったのはもったいない気がする。
 教師の演出はまあこれでよし、みたいな感じ。2期終わりあたりのさわ子先生と比較して、確かに距離がある感じがちゃんとする。最後まで進んでから戻ってきて違和感がないってのは、まあ大したもの。
 ところでいま気づいたんだけど、俺、唯のこと、まるでアイドルを見るように消費してるんじゃないかなあ……。


 6話。

 BGMが非常に控えめでいいのは、この作品の特徴のひとつですね。

 あ、この回の律はいい。「ごめんごめん」のタイミングがいい。あと「はい! 次の方!」も。キャラクターを演出するっていうのは、こういう些細なことだよなー。その些細なことが難しいんだよなー。

 澪の「遅いぞ」は悶えるべきところでしょうが、なんも感じねえ。

 唯のもっさりした体型。しにそう。でも唯がそういう体型だっていうことは、憂もまた……?

 しかしムギがあれだけ力持ちということは、女の子特有の二の腕あたりのふにふに感がなく、大胸筋が締まっているということを意味するので、あんがいムギむちむちじゃない可能性があります。

 ああ、このしわがれた声の演技が入ってから、唯の声の演技が特徴的になったのかなあ。

 そういうおまえは律殴りすぎ。

 ところで本来は合唱部に入りたかったムギなので、ある程度は歌えるものと考えられるわけです。となると、このバンドは非常に有利ではないか、と。ボーカルとれる人間が3人いるわけですから。

 「わあ、人がいっぱいいるよぉ!」 唯すげえなあ。あと、律の強心臓っぷりもな。

 いまの澪の手の動きかっこいいなあ。

 いまの澪のイキ顔すげえ。

 初ライブにしては、って唯に限らず基本的にはみんなそうなのでは? そうじゃないの?

 終了。学園祭のための過不足ない話って感じ。逆にいうと演奏シーン以外ほとんど見せ場がない。澪メインの話で、サブとしての律が引き立ってるって感じか。逆に唯は完全な添え物。
 しかしふつうの4コマのはずが、アニメでこれだけのクオリティのものぶつけられたら、そりゃ原作者も燃え尽きるよなーと思った。そう考えると、らきすた原作のブレなさはちょっと異常なくらいだった。原作者がシナリオ書いた終盤の回にしても、その精度ってのは完璧に近かったし。
 まあ、なんか微妙な感じの残る回。


 7話。

 こどもゆいたん! こどもういたん! もし二人並んで目の前にいたら勃起しない自信がない! 二人がととととって駆け寄ってきて、同時に右足と左足にぎゅーって抱きついてきたらその場で性的な意味で血圧上がって死ぬ可能性を否定できない。おくちに指つっこみたい。
 ところでいままで曖昧にしてきた俺が本当にロリコンであるかどうかの問題についてですが、正味なところ、こどもゆいういのエロ同人あったらたぶん買う。てゆうかこの単行本(http://adatore.blog112.fc2.com/blog-entry-1059.html)持ってる時点で推して知るべし。

 憂のお姉ちゃん大好き現象はこの回あたりからか。つまり、あったかマフラーということである。この二人はもう結婚すればいい。世間の目がなんであるというのだ。

 「律の家は汚くて足の踏み場もない」という澪のセリフは現実に反します。

 プレゼント交換で浮かれるムギの心境いかに。相当なもんでしょうね……。

 吐く息が白いのとかよくやるよなあ……。

 まずい。だんだん憂に感情が偏ってきた。

 「お姉ちゃんはしょうがないなあ」的な表情一発目。もうういゆい見てると表情筋がジストロフィ。

 憂はおねえちゃんだいすき! だいすき! だいすき! 楽しそうですね俺。

 さわちゃん……これはひどい……酒も入ってないってのに……。でもここの描写も微妙に矛盾してる気がする。しかもきれいでやさしいさわ子先生、確信犯で壊しに来たのか、これ。

 「いっしょに寝てもいぃ?」 焼死。もういい。君たちは結婚すべきである。

 「かわいいよ」に意外に弱い澪。

 「みんなと楽しく過ごせますように」 ムギなー。

 というわけで7話。ういゆい大ブレーク回。これはどうも、ここから急に導入された要素っぽいなあ。それまでの流れでは「しっかり者の妹さん」っていう設定しか憂には与えられてなかったみたいだし。そしてこの段階ではまだ、ムギの百合好き設定は生きてるなあ。とにかくういゆいやばい。
 で、次回あずにゃん登場回か。あのへんのぎくしゃくっぷりはすごかったなー。それが最後まで見たいま、どう見方が変わるか楽しみ。



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