ひよこ幼稚園。

2010年09月30日(木) お祝いと反省

友人から就職についての朗報。おめでとう!大金星!
胸をほっこりと温める、実に明るい知らせであった。

終日学部ゼミのお手伝い。
この日にも書いたのだが、
どうも、「生徒」を目の前にすると
先回りしてヒントを出し過ぎる。
待たねばならないのに、待たない。

特に、能力の高い集団に対してその傾向が強い。
おそらく、
「彼らならもっと高次の課題に取り組める、提示してみよう」
と欲張ってしまうためだろうと考えられる。
しかし、能力が高ければ高いほど、
こちらがお膳立てせずとも、彼らは自力でそこに到達できるのだ。
つまり、こちらがイニシアチブを握るとそれは、
彼らの達成へのプロセスを奪ってしまうということになる。
また同時に、彼らをコントロールすることにもなる。

10年近く、実にバリエーション豊かな人々を相手に、
「教える」ということを仕事にしてきた。
それなりに成果も上げてきたと思う。
しかし今、教えるとは何か?という問いを、
再び自らに投げかけている。
またこれは、教育とは何か?という問いにも
シンクロするように思う。
実に深い。じっくり取り組もうではないか。


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