友人から就職についての朗報。おめでとう!大金星! 胸をほっこりと温める、実に明るい知らせであった。
終日学部ゼミのお手伝い。 この日にも書いたのだが、 どうも、「生徒」を目の前にすると 先回りしてヒントを出し過ぎる。 待たねばならないのに、待たない。
特に、能力の高い集団に対してその傾向が強い。 おそらく、 「彼らならもっと高次の課題に取り組める、提示してみよう」 と欲張ってしまうためだろうと考えられる。 しかし、能力が高ければ高いほど、 こちらがお膳立てせずとも、彼らは自力でそこに到達できるのだ。 つまり、こちらがイニシアチブを握るとそれは、 彼らの達成へのプロセスを奪ってしまうということになる。 また同時に、彼らをコントロールすることにもなる。
10年近く、実にバリエーション豊かな人々を相手に、 「教える」ということを仕事にしてきた。 それなりに成果も上げてきたと思う。 しかし今、教えるとは何か?という問いを、 再び自らに投げかけている。 またこれは、教育とは何か?という問いにも シンクロするように思う。 実に深い。じっくり取り組もうではないか。
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