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色んな言い訳のこと。 - 2012年06月17日(日)

従弟の結婚式・披露宴があり帰省してきた。

式自体は非常に良かった。おめでたいことだし、
幸せになってもらいたいと思った。

他方、色々と思うことがあった。


***


どうしても、やはり自分のことと重ねてしまう。

今、自分がお付き合いしている人と、こうして
式を開いてお披露目を、どうやってやるか、とか。
けれど他方で、踏ん切りがつかない自分も居て。
それを「経済的に不安定だから」とかそんな理由を
持っているつもりだけれど、それが理由にならない
ことには、とっくに気付いている。
相手が嫌いなわけじゃないし、むしろ結婚するなら
この人がとても良いと知っている。
献身的だし家庭的だし、しっかりしている。
経済観念も、マトモだし私よりも豊かだ。

だけど、結婚後の生活が見えてこない。
それは自分の仕事がずっとこうして続くと思えないし
何より、こうしてずっと続けたくない、という甘え。
結局そういうのは、言い訳に過ぎないんだろう。


***


それと、親戚の人たち、とか、実家の家族のこと。

母方は男従兄弟ばかりで、気の良い人たちばかり。
私一人だけが、根暗で、非社交的だ。いつからか。
これも言い訳になるのだろうけれど、実家の人間関係。
父が数年前に他界して以来、母は実家に寄り付かず
祖父母たちとは住居を別にしている。
そこそこ頻繁に顔を出すにしても、距離はある。
今や実家を出た自分にとっては、もう実家は、気軽に
帰れる場所ではなくなった。
また、親戚一同集まる機会では、「父親の居ない子」
としての印象が強いらしく、また、周りの人はそう
思ってなくても、自分では必要以上に感じてしまう。

どうしても、地元へ帰省する際には、そういうことを
考えてしまう。
もう自分には実家は無いし、親戚は哀れみの目で見る。
結局は、そういうのも言い訳なんだろうが。


***


あまり、こうして言葉に書くべきじゃないかもしれないが。
会社を辞めて、まったく今とは違う業界に転職するか、
独立して自分で経済基盤を築いていきたいという思いがある。
しかし、今の自分では何も出来なくて。やる気も無い。
何が出来るかも、分からない。何がやりたいかも。

結局、これも、今の会社や仕事が嫌だから逃げたくて、
そのための言い訳に過ぎないような気もしてくる。

二十代中盤のこんな自分を、かつての幼い自分は想像していたか。

してないだろうな。


***


2012.06.18 02:26


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