VITA HOMOSEXUALIS
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私はまたネットで別の青年と知り合った。駅で待ち合わせようと携帯で相談し、私は駅に急いだ。そのとき彼からメールが入った。
「きょう、いくらくれますか?」
と書いてあった。
私はカッとなった。しろうとだと思っていたのに、商売にだったとは。私は「そんなら、いいです」という返事を出して彼との連絡を切った。
ただ、その年は不思議な年だった。震災が起こり、原発事故が起こり、人々は明日に大きな不安をいだいていた。
年末も迫った日、私は彼に連絡をとった。「いくらだ?」と聞いた。「フェラで5000円てとこですか}と返事が来た。それで私は会ってみることにした。
駅に現れたのはノートを抱えた大学生だった。スポーツをやっているらしく、がっしりしていた。これから別のバイトにも行かなければならないからあまり時間がない、とも言った。
それでも私はまずビールに焼肉で彼をおごった。出身地はわりと近く。野球部で、甲子園に出たこともあった。今は経済学を勉強している。私の職場と目と鼻の先の大学である。こんな純朴な青年が本当にひとり商売のウリ専なのだろうか?
私は疑問にも思ったが、彼を部屋に連れ込んだ。彼はすぐに私の服を脱がそうとした。私はその手を止め、トイレに行ってくる仕草をした。彼はうなづいた。私はトイレから帰ってきた。今後は彼がトイレに入った。その間に私は部屋の照明をできるだけ暗くした。お互いに歯磨きをした。
彼は私に近づいてきた。服を脱がそうとした。ハグしようとした。どれもガマンのならないほど下手くそだった。だから私は自分で脱ぎ、自分で抱きしめた。彼の体が固くなるのがわかった。
彼を押し倒した。かすかに震えていた。彼の黒っぽいペニスは大きな剣のようで、私が触れるとガマン汁を垂らし始めた。「うう」、「うう」という声を出して、彼は勢い良く射精した。 それから彼は無言で私のペニスをくわえた。 プロにしているだけあって、それはかなり巧かった。口の中で亀頭を舐めながら、息を吸い込んで陰圧を作った。彼が顎を上下させるたびに「ズズ」、「ピチ」という音が響いた。 私は気持ちが良くなり。彼の口の中に思いっきり射精した。
彼は次のバイトに行った。もう一度連絡してみようと思ったら、登録の電話番号は切れていた。
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