RMの日記
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2009年05月24日(日) 一人になる

 このところ出張が相次でいる。出張には、緊張の時間が必ずあり、疲れてしまうけど、いい点がある。一人になれる時間がとれること。普段大学では、実験室の学生と横並びの机に座り仕事する。メールは頻繁にあるし、電話もあるし、学生から実験の相談があるし、教授から依頼仕事がくる。1時間とて何にも邪魔されず何かに集中できることはない。家に帰れば、3歳Rと1歳Mがまとわりつく。
 普段できる工夫は朝7時出勤。9時くらいまでの2時間は人がいないので集中できる。たまに論文にとりかかるけれど、日々のこまごましたやらなくてはいけないことを片付けるのに大概が費やされる。この2時間はすぐに経ってしまう。他の大学の先生方は夜中に一人の時間を作っている人が多いと思う。夜はイマイチ集中力が出ない。
 論文を書くなど一人になって仕事したいときは、出張がとても都合がいい。先週の出張では、1日目はホテルチェックインまでかなり時間があったので、ファーストフード店へ。2時間がんばって飽きたので別の喫茶店へ。ここでも2時間。周りに人が結構いるけれど、一人になれるのである。店で仕事するときは、その店の雰囲気がとても重要。残念ながら今回の出張で入った店はイマイチ。はじめの店では元気な高校生集団が途切れなかったし、次の店ではJ-popがにぎやかに流れ、また座った奥まった席は喫煙席。
 1周りの客が静かであること、2BGMが落ち着けるものであること、3店員さんがあまり来ないこと、4机が広いこと、5インターネット環境があること。これらが満たされれば最高。今回の出張で入った店は特に1〜2が満たされなかったが、普通のお店でこの点が満たされるところは少ない。家の近所に1〜4までが満たされる店がある。土曜日の午後にキャラメルカフェラテと共に数時間こもることがある。誰にも会わない感じの奥まった席があることと、店員さんが上品なことがポイントが高い。
 現在別の出張中。行きの10時間のフライトはとても良かった。いつもは映画を楽しみにするのだが、格安チケットのせいか、個人用モニターがなく、小さな共通モニターで流れる映画は陳腐。隣の北欧系のカップルはずっとイチャイチャしており、このことも集中させる要因に。隣が日本人だったらしゃべったり気を遣ったりあるし。このパソコンはバッテリーが充電なしで5時間もつことも大きく、論文が書けた。一通り書き終えた。でもまだ足りないところがあり。


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