こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2010年09月13日(月) 欲張りな一日


 旅行から帰って来た日の夜も市内で一緒に過ごそうと、

 彼はシティホテルのお部屋を予約しておいてくれました。

 私達は慌しくそれぞれの用事を済ませた後、

 5時半にもう一度いつもの場所で落ち合いました。



 シティホテルにチェックインしたのが既に6時頃だったので、

 私達はそのまま食事に出かけました。

 旅行帰りの私達はさすがに疲れていたのか、二人ともテンションは低め。

 それでもいつもと変わらないのは彼のお酒のペースと私の食欲。

 お店を出る頃には、二人ともいつもと変わらないほろ酔い気分で

 タクシーに乗り込みました。



 お部屋に戻ると、彼が先にシャワーを浴びました。

 私が次にシャワーを浴びようとブラとショーツだけの姿でいたら、




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 旅行中は一緒にお風呂に入ったり、

 私が彼の前で服を脱ぐことも多かったから、

 私の身体なんて彼はもう見飽きちゃったかなと思っていたけれど…。



 いつものように愛し合った後、

 いつものように抱き寄せられて、

 いつものように二人一緒に眠りに落ちました。

 目が覚めた時、私はいつものように彼の腕の中でした。

 
 「帰らなくていいような気がしてた…。

  朝まで眠ってしまいそうだった。

  もう起きなきゃ。」


 私が呟くと、彼も目を覚ましました。

 彼は何も言わずに強く私を抱きしめてくれました。


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理沙子

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