こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2009年06月20日(土) 4分の1


 元カノを好きだった気持ちと今私を好きな気持ちは比べられないと

 彼が言いました。

 私は心の中で、本当は比べられるけれど言えないのだと思いました。

 私に言えない理由は彼は元カノをより愛していたから…。

 もっと言うならば彼は元カノのことは愛していたけれど、

 私に対しては愛している未満の気持ちだから…。

 でも、彼は私がそういうことを言うと私が話を作っていると言うので、

 彼の本当の気持ちは分からないのです。

 もしかしたら彼が以前言っていたように、

 彼は過去を否定したくないからなのかもしれません。

 彼は過去に付き合った人を悪く言うことは自分のプライドを傷つける

 ことでもあると言いました。

 元カノと私は似ているところがあると彼は言いました。

 それは映画や音楽や本に興味を持ち、

 そのような話題を共有出来るところだと。

 私は元カノの容姿や職業については尋ねたことがありません。

 多分それらを聞いてしまったら私は色々想像してしまって、

 無意味なジェラシーに苦しめられることになると思うからです。




 「ねぇ、じゃあこういう質問は?

  元カノとのセックスと私とのセックス、どっちが気持ちいいですか?」


 きっと答えてくれないだろうと思いながら、私は聞きました。

 薄暗い部屋の中で彼の表情は見えなかったけれど、




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 意外にもそちらは即答だったので、

 私はかえって切ない気持ちになりました。

 身体のことは答えられるのに心のことは答えられないということ、

 そのこと自体が真実を伝えているようにも思えました。

 


 一夜明けてから一人で冷静に考えてみました。

 私達の関係は時と共に確実に深くなっているように思えます。

 先日、彼にそのことを言いました。


 「私達の関係って初めの頃よりずっとお互いが分かり合えて、

  良くなっているような気がする。」


 「それが普通当たり前だろう?」


 「でも、時が経てば風化してしまうような関係もあるでしょう?」


 「20代の頃じゃないんだから、

  そんな一夜限りの…みたいな恋はもうしないよ。」


 私が彼と付き合った期間は

 元カノと過ごした期間の4分の1にも満たないのです。

 愛情も信頼もこれから少しずつ積み重ねていくものなのかもしれません。


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理沙子

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