こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2009年06月15日(月) 影響


 私がこの日記でしばらく彼にメールをしないと宣言すると、

 必ずといっていいほど翌日あたりにメールしてしまうのです。



 昨夜、彼にメールを送りました。

 彼に薦められていた映画を観て、

 とても感動したことを伝えたかったからです。

 もしかしたら寝る前に彼から返信があるかもしれないと

 淡い期待を持って待っていました。

 ある程度予想はしていたことだけれど、

 彼からの返信はありませんでした。

 最近、デートが終わった後のおやすみメールと

 デートの前日のメール以外に

 彼からメールを貰った記憶はほとんどありません。

 だから私も返信が無かった時に不安な気持ちになりたくなくて、

 なるべく彼にメールを送らないようにしていました。




 今朝、彼がどうして返信してくれないのか無性に気になって、

 電話が欲しいとメールを送りました。

 今まで電話が欲しいというメールに対してリアクションが無かったことは

 一度もないからです。




 私が半分諦めた頃になって、携帯電話に彼から着信がありました。

 かかってきた時間と彼の声のトーンで、

 ゴルフのプレイ中であることが分かりました。


 「もうゴルフ場なんですね。」


 「そうだよ。もう始まってる。」


 今週は東京から来客があって一緒にゴルフをするという話は

 彼から聞いていました。

 私は今日は彼が空港までお客さん達を迎えに行って、

 午後からゴルフなのだと思っていました。

 だから午前中は彼と連絡がつくだろうと思っていたのです。

 ところが、実際はお客さん達は昨日にはもうこちらに到着していて、

 昨夜から彼は接待をしていたようです。


 「ごめんなさい。私、勘違いしていたみたいです。」


 本当は特別な用事などなかったから、

 私は彼の声を聞くことができただけで満足でした。


 「お昼頃には終わるから、また電話するよ。^^」


 彼はそう言って電話を切りました。




 お昼休みに彼から電話がありました。

 用事も無いのに彼に出先から二度も電話をかけさせてしまったことで、

 私はひどく恐縮していました。


 「週末はゴルフは無いんですか?」


 「ああ、無いよ。前に言っただろう?」


 そんなことを聞くためにわざわざ電話したのかと

 彼に呆れられることを心配していたけれど、

 彼の声は優しく私の気持ちを理解しているようでした。


 「この間はまだはっきりしないって言ってから…。」


 「その日は多分ゴルフは無いよ。

  どこか行きたい所があるのか?^^」


 「はい。^^」


 「どこだよ。言ってごらん。映画か?」


 「今思いつかないけど、どこか行きたいです。^^」


 「じゃあ、考えておいて。^^」


 「昨夜、メールしたんですよ。」


 「ああ、昨夜は外で飲んでた。」


 「帰り遅かったんですか?」


 「もう忘れた。(笑)

  1時頃かな。

  どんなメールだったの?」


 「後で読んでみて下さい。^^」


 「そうするよ。^^」




 電話を切って1分経つか経たないうちに、また彼から着信がありました。




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 「映画、凄く良かったです。」


 それから、私は彼が薦めてくれた二本の映画の感想を伝えました。


 「気に入ってくれて良かったよ。^^」


 「今度、ビデオ持って行きますね。」


 「あれ、返さなくていいよ。」


 「頂いていいんですか?」


 「俺のとこ、もうビデオデッキ無いし観れないから。」


 「ありがとうございます。^^」




 彼から連絡があるまで不安な気持ちで待っているよりも、

 自分から連絡して良かったと思いました。

 彼に会えなくて寂しい時には、

 言葉の足りない短いメールを何度も往復させるよりも

 電話で彼の声を聞く方がずっと穏やかな気持ちになれるのでした。




 彼の好きな映画を一つ観る度に彼との話題がまた一つ増えます。

 彼は本当に様々な映画を観ていて、

 それは彼の多様な側面を表しているように思えるのです。

 まだ彼と付き合い始めてから8ヶ月と少しだけなのに、

 これほど彼の影響を受けているのは、

 私がいつも彼の好きな映画を通して彼という人を知ろうとしているから。

 彼の好きな映画を観ることは、私にとって彼と話をすること、

 彼と抱き合うことと同等の意味を持つような気がします。


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理沙子

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