|
2011年04月25日(月)
先週、母が買ってくれた鯉のぼりがベランダでそよそよと気持ちよさそうに泳いでいます。 土曜日、少し広めのベランダのフェンスに、雨に濡れながら一生懸命に夫が立てていました。 風がよく通り抜けるベランダで、鯉のぼりがあっちこっちに向きを変えながら、それでもいさましく風を泳ぐ姿を今日は一日中眺めていました。
あの鯉のぼりは、私の子の鯉のぼりなんだな。
隣で寝ているわが子を見つめながら、私の後を一生懸命に追おうとするわが子を見ながら、いまだに「これは夢なのかもしれない」と思います。
もしかしたら、明日になると何もかもがなくなっているのかも。
すべて現実であると信じ込ませるかのように、鯉のぼりを見つめていた今日。 シアワセにうまく浸ることができないのは、私の長年の癖なのでしょう。
思い出のなかの喪失感に押しつぶされそうになったときはわが子をぎゅっと抱きしめます。 そうすると私の心のどこかの欠けている部分が満たされていくのがわかります。
この先、毎年あげられる鯉のぼりは、どんどん色あせていくのだろうけど、わが子との思い出はいつまでも色鮮やかでありますように。 思い出の宝箱を新調しないとね。
おやすみ。
|
|
|