獅々丸の雑記帳
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2009年05月27日(水) FB(f)090526:脱皮失敗

じーんせい、楽ありゃ、くーもあるさー。
泣くのが、いーやなら、さあ、あるけー。
なーくのが、いーややなぁら、さあ、あるけー。
泣くのが嫌なら、さぁ、歩けー。

と今日のテーマ曲はあゝ人生に涙ありな、どーもボクです。

ボクの唄う水戸黄門は、なんか救いようがないですが、俺には他の歌詞は覚え
られないの。
だからこれでいーのです。
衝撃的だったんだよなぁ。
泣くのが嫌なら、さぁ、歩けー。ってさ。
希望もなにもない歌詞に感じたんだ……。



前回の脱皮から約5ヶ月後の昨日、メスのフロリダブルーが脱皮。
ただ、題名にあるように今回の脱皮は完璧にはいかなかった。

状態は前回の脱皮と同じ箇所、左大鋏の引っ掛かり。
(参考:2008年12月24日(水) FB(f)081218:脱皮)

ただ。
前回と大きく異なったのは、脱皮に俺が気付くのが遅れたこと。

いや。
そもそも脱皮の兆候から脱皮の実にその実行まで、タイミングよく立ち会えた
前回がラッキーだったと言うべきか。


ザリの脱皮は、それまでの硬い殻を脱ぎ捨てて行います。
その中からフニャフニャの新しい体を引き出します。フニャフニャの体は古い
殻から解放されて瞬く間に鋏なら鋏の形になります。ただ、この段階では形こ
そザリだけど、全身フニャフニャのザリです。

だから複数飼育をしてると脱皮後すぐに他のザリに食べられちゃうことが多い
んですね。


俺が脱皮を確認した時、左の大鋏以外の古い殻は既に脱ぎ捨ててありました。
左大鋏は……抜けずにもがいていたんでしょう、脱ぎ捨てなくちゃならない部
分で、新しい鋏の付け根部分かな、表面の肉が裂けちゃっていて、振り捨てよ
うともがく度に白い肉が飛散する状態で…。

こうなると、左大鋏はもうダメです。
というか、新しい体に傷がついてるので、ザリ自身が危ないです。
必死に腰で仰いで脱ぎ捨てにかかるザリですが、半分まで出た部分は本来の形
に戻ってますから、古い殻はその部分で相当に食い込んでる様子。

なので。
今回も脱皮の手伝いをしました。

ただ、今回の目的は大鋏を助けるためでなく、左手を根元からもぎ取ってしま
うために、です。
もしどこかで失うなら、鋏の場合は体とのジョイント部分が一番傷口が小さい
です。
傷口が小さければ、体液が出ちゃう畏れも小さいってことです。

つまり、生き残れる可能性も高いということ。

失敗すれば『死』ですがね。


菜箸で左鋏を掴み、何度か脱皮行動をさせました。
バインバインと跳ねるメスは、左鋏を俺が固定してるから、その場で必死にも
がきます。
左鋏の付け根は脱皮も成功してる『生きた』部分だから、そう簡単には取れま
せん。
彼女にとってもフニャフニャの体でトライするには大仕事な訳で、長い時間を
じっくりと付き合いました。

何度目のトライだったろう、菜箸を通じて嫌な感触が俺の右手に伝わり、彼女
は水槽内をふわんと泳いで隅に着地した。

菜箸の先には根元から取れた左鋏が。。。

着地した彼女は横に倒れて起き上がれない。

それを菜箸で助け起こし、しばらく様子を見る。


大丈夫、体液は流れ出ていない様子。
大丈夫、きっと大丈夫。


追記。

昨日の大仕事が嘘のように何事もなく元気な様子。
もちろん、左手はありませんが。

これなら命の危険もないだろう。

なーに、失った大鋏は、次の脱皮で小鋏から作り直せばいいさ。

フロリダブルー、お前はホント格好いいぜ。


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