獅々丸の雑記帳
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2009年01月15日(木) くだらない。

1月15日7時38分配信 時事通信【ロンドン14日時事】
英国でさまざまな犬の体形や顔立ちが変わろうとしている。
「ブリーダーが近親交配によって犬の姿を変形させ、不健康な犬を繁殖させて
いる」との批判に応え、同国の代表的な愛犬団体ケネル・クラブが209犬種の
繁殖基準を改正したためで、人気のブルドッグも今後、大きくしわの寄ったあ
ごが見られなくなるなど本来の姿を取り戻すことになる。
14日付のタイムズなど一部英紙が報じた。
BBCは昨年夏、犬の繁殖方法の問題点を扱ったドキュメンタリー番組を放映。
この中で、「ブリーダーたちはコンテストで優勝できるように、数十年にわた
り無理な近親交配を重ね、がんやてんかんなどを発症する犬が少なくない」な
どと批判。大きな反響を巻き起こした。
この基準改正を受け、ブルドッグは小さく引き締まった顔、長めの脚、細い胴
体と、現在からは想像できない姿に生まれ変わる。
しかし、ブリーダーの協議会は「ブルドッグが全く別の犬になってしまう」と
反発、同クラブを相手取り法的措置も辞さない構えだ。


実にくだらん問題だ。

問題じゃないとは言ってない。が、くだらん。

ケネルクラブとブリーダー、どちらも犬を扱って金儲けをしてる連中が争うよ
うなことじゃない。
近親交配を防げなかったのはブリーダーはもちろん買い手、ケネルクラブにも
問題があるだろう。
何故にブルドッグが槍玉に上がったかは知らんが『犬の姿を変形させ、不健康
な犬を繁殖させている』ことぐらい犬種の(不完全でも)固定されたものには
多かれ少なかれ存在する問題であることはプロはもちろん、ちょっと真剣にそ
の種を飼ってる飼い主なら多くの人が知ってることだろうに。

ブルドッグが可哀想と言うならば、可愛そうじゃない線引きはどの犬種でする
つもりなんだ?

あまつさえ、ブルドッグの繁殖を止めて根絶やしにするのならともかく『ブル
ドッグは小さく引き締まった顔、長めの脚、細い胴体と、現在からは想像でき
ない姿に生まれ変わる』とするならば、その姿に近づけようとまた無理な繁殖
が行われるだけさ。
出来上がったブルドッグが健康である保障はないし保証もしてくれないだろう
し、新しいブルドッグが受け入れて貰えるかどうかも分からないじゃないか。

近親交配を防ぐために『血統書』システムがあるんだろうに。
ならばそこを先ず徹底的に手直しすべきだよ。

ブルドッグに罪はない。
そして、ブルドッグの姿に惹かれて購入した飼い主にも罪はない。

そうでなければ全てが罪になる。

この問題を本気で問題と考えるならば、ブルドッグの繁殖はSTOPするべきだ。
犬種改良に失敗した例ということにするしかないんだと俺は考える。
だからと言ってそんなことをしていったら……一体どれだけの犬種が生き残る
だろうかね。

ぁ。

こういう話を書くと必ずと言っていいほど『雑種が一番』とか言い出すヤツが
いるんだが、それは論点がズレてる。

付け加えると『雑種』は『管理されていない種』であると俺は考えている。
多くの犬が殺傷される原因のひとつが『管理されていない』ことであるこたぁ
ご承知だろう。
雑種を語るなら↑こういう話題で語るが適当かと。

雑種は可愛い。ブルドッグは可愛い。
雑種は賢い。ブルドッグは賢い。
どこまで行っても平行線さ。

人気種を求む人間が悪い?あーそーだよ。

安価で手に入る犬を求む人間が悪い?あーそーだよ。


今までの話、全て人間の中にだけ『悪』がいるんだよ。

悪者だけにじゃないよ、良い人の中にも悪がある。


な、くだらないだろ。


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