獅々丸の雑記帳
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いつの頃からだろうか…あの娘と会えなくなったのは…。 娘と言っても、暁さんのファンである幼稚園児なんだけど。(笑)
もうずっと会えない日々が続いているんだが、当初は幼稚園バスの経路でも変 わって時間変更にでもなったのかと思ってた。
『ぁぁ、小学生になったんだな。』ある日突然そう気付いた。
だからもう半年は会ってないはず。
今朝、渋滞を除けようと入った小道で、門から出てくる親子と出くわした。 住宅地だからしてそもそもスピードは出してないんだが、俺は人影を見れば速 度を落すようにしてる。 なので、その親子の前をゆっくりと過ぎることになったのだが…。
ママさんの前で止められるような形で抱きかかえられた娘さん、その顔に見覚 えがあった。 ママさんが俺の視線を受け、首を傾げて挨拶をする。
『…!あの娘だっ』
遠足かはたまた運動会なのか?その娘は体操服に紅白帽&リュックという出で 立ちで、幼稚園の制服姿と比べると随分と身長も伸びた感じに“お姉さん”に なっていた。 あの頃であれば遠くからリトラUPをする暁さんを歓迎してくれたのであるが、 なにせ突然のこと、俺が気づいた時には暁さんはもうキャビンまでその娘の前 を通り過ぎてしまっていた。
『しまったぁぁぁ』
俺、痛恨のミスである。だって暁さんはあの娘が知ってる丸目からより大人び た(?)角目に成長済み。その姿を彼女がどう受け止めるのか、その反応を見 る絶好のチャンスだったからだ。
バックミラーを見ると、あの頃と同じようにあの娘は暁さんに手を振っている。 ただ、心なしかあの頃の無邪気さの変わりに恥ずかしさが伴なってるような手 の振りに、そんな感じがした。
俺は暁さんの分も込めて、盛大に左手を振って応えた。
いつかまた会えますように。
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