獅々丸の雑記帳
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今朝は飛び切りの晴天、秋の空。 昨晩苦労して洗車した甲斐あって、抜けるような蒼い空に、真紅のボディが映 えること。
先日。 夜中、息苦しくて目が覚めた。 変な夢を見た訳じゃない。喘息の発作だった。 つまり呼吸が出来なくて目が覚めたらしいのだ。 俺も喘息持ちだと分かったのは20歳の頃、それから年に数度本当に軽い症状 の発作が出るだけで、自分が喘息持ちだとあまり認識することなく過ごしてき た。
多分、目覚めるまでに相当酸素を吸えない状態が続いてたんだろう。 目が覚めた体を起こす力がなかった。 ただただ苦しいだけで、頭はボォっとするし、体を起こす力が湧いてこない。 『結構こんな感じで死ぬのかな……。』なんてマジで思った。
が、しばらくしても今までにあったことや、好きな女の走馬灯が回らない。
『クソッ』と思った。 それが状況打破の掛け声だったのか、死ねないことへの不満だったのか、今で は分からん。
ゆっくりと深く呼吸を繰り返すことに専念し、数分後になんとかうつ伏せにな る。 それから手と膝で体を支える状態になるまでもう数分。 このころには意識もハッキリとし、生に対する執着心も戻っていた。 這いつくばって薬を見つけ出し、汗だくのままもう一度力尽きるように眠るま で、永遠と思える時間が流れた。
翌日、呼吸こそ正常なものの、ほぼ丸一日、意識は靄がかかったような、体も だるいまま過ごすこととなった。 もしかしたら、脳細胞のどっかしらが死んだかもな。 ま、いーさね、どうせネジの抜けた頭だ。今さら気にもならん。
今朝は飛び切りの晴天、秋の空。 昨晩苦労して洗車した甲斐があっ、抜けるような蒼い空に、真紅のボディが映 えること。 例えば、5分後に雨が降ろうが構わない。 この一瞬の歓びを得るために俺は生きてるんだ。
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