獅々丸の雑記帳
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| 2006年06月11日(日) |
ザリ飼育 始めました。 |
そろそろ冷やし中華もはじまる頃でしょうか?
うちの前にある畑へ渡る畦に小さな水溜りが昔からある。 昔、うちの前にあるのは畑ではなく田圃だった。水溜りはその頃の名残。 一時は随分と汚れていたんだが、近年は水面の油も少なくなり、水底の泥まで 確認できる水となった。 いつの頃からか、そこにザリが復活した。
今年もまたたくさんの子ザリの姿を確認でき、子供達が泥だらけになって夢中 でそれを掬っているらしい。 凄い人数でやってきてまだ小さいザリも根こそぎ獲っていってしまう、と心配 そうな母の談。 その日もひとりの子供が網を片手に泥を懸命に掬っていた。バケツにはすでに 2匹のチビザリが入っている。
曇りなき眼で見定めてみた。(笑)
いる、いる。3cmほどの子ザリがたくさん。 こりゃ土壌も豊かで子供らに獲りきれるもんじゃない。
『!?』 ちょっと気になって水際まで降りる。 目を凝らす。
『ニヤ。』
『まっかちんの小さいのがいるけど、ガキらはそんなの獲れてた?』と母に聞 いてみる。 だが、子供らが捕獲出来たのは、大きくても赤くない個体ばかりだったらしい。 それを聞いた俺は一旦家に戻ると洗面器を取り、長靴に履き替えて再び登場。 (笑) 水際ギリギリまで降り、洗面器にそこの水を汲んで傍らに置くと、水面に集中 した。 右手を泥に突っ込む。 何度か素早く水中で腕を動かすと、握った拳を水から上げた。 洗面器で拳を開くと、小さなザリが水中に跳ね出た。 『なにそれ、小さいわよ。』と非難する母。 しかし、傍らの子は自分が網で掬って喜んでいたそれと同じくらいのザリをあ っという間に獲ったオヤジを驚きの目で見ている。
『30年ぶりのウデは落ちてねぇ。』
次はさっき見つけたザリに狙いを定める。 と言ってもそこにザリが見えてる訳じゃない。 だが、『視得て』る。 右手を再度突っ込む。的確にザリの隠れ家を探り当て、追い出す。右手を水に 入れたそのまま、ザリの移動先に目星をつけて静止。泥で濁った水が落ち着く のを待つ。
この時間が最高にワクワクするんだな〜。(笑)
少しずつ澄んでくる水の、まさに見当をつけたその場所にザリの頭を確認する と、今まで待機させていた『黄金の左手』で素早くキャッチした。
体長7cmほどのまっかちんGet。
さらにもう一度狩りを行い、10分足らずで3匹のザリを捕獲。 小さい1匹目と、脱皮直後で甲羅の軟らかい3匹目をリリースして、2匹目だ けを岸へ上げた。 子供ははじめて赤いザリを近くで見たようで、感嘆しきり。 が、獲物をあげるほど俺はできちゃいねぇ。欲しけりゃ自分で獲れ。(酷) しかし、お前らが使う網なんかじゃ獲れんよ。腕を使え、腕と頭を、な。
想像通り、泥は意外と柔らかく堆積し、水面を覆う草がその泥の中で網目のよ うに根を張っていた。 ある程度の大きさの連中はその中で棲んでいる。 もちろん、網で掬おうとしても、それは水底の表面を荒らすのが精一杯で、彼 らには届かないのだ。
『大丈夫、ガキ等には獲りきれんよ。ここは良い棲家だ。』と母に告げ、この 子をうちで飼ってみることとした。
しかし、この小まっかちんで大物とは悲しいことだ。俺がガキん頃なら、この 大きさは『獲らない』大きさだった。1匹で洗面器を占領しちまうような立派 な体躯をした大まっかちんが此処いらには居たはずなのに。 個体が矮小化したのか、環境が悪いのか、……飼育することでそれが解明でき たらいいな。
ザリは今ちょっとした我が家のアイドルだ。 そのうち水槽の中で新居を楽しむ?ザリ君を紹介しよう。
あ、名前はもちろん『エビちゃん』っす。(笑)
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