獅々丸の雑記帳
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2005年11月25日(金) 女も魅了する女

あれは高校の頃だったでしょうか、校内の俳句大会で雨の音を『蕭蕭』と詠んだボク
の句が、生徒票ではダントツであったにも関わらず、選から洩れました。
理由は『素人っぽくないから』だったそうです。
あの時、少なくはない人数が雨の音を『蕭蕭』と著すことを初めて知ったはず。
それで充分満足な、美しい日本語大好き 獅子丸です。
皆さんご機嫌よう。
『春の日に、起きる気もなし、眠り猫』
これが小学生の修学旅行の想い出を詠った句です。金賞を戴き、今もボク自身大好き
な句です。
今なら『日』を『陽』と書くでしょうね。『日』のままも子供っぽくて好きですが。


帰宅時のルートで古びたマンション脇を通るんだが、ここに外人さんがたくさん住ん
でいる様子。人種は様々に見える。とは言っても、俺は外人さんにゃぁ滅法疎いので
ホントに色んな人種なのかどうかは不明。
そんな中、飛び切りの美女2人組がいる。
夕刻にお洒落な恰好をして出掛けるので、夜のお仕事なのかもしれないが、体格を見
るにダンサーとかを想像しちゃうな。
ひとりは北欧系のブロンドサラサラ髪の雪豹さん。
もうひとりは黒髪ロングウェーブヘアーの黒豹さん。
このふたりがタトゥよろしく仲良く歩いていくのを何度か見かけた。

信号待ちで停まった俺の視界の端に影が動いた。
見ると、マンションの薄暗いエントランスから綺麗な女豹さんがふたり出てくるとこ
ろだった。
『ほぉ、やっぱり格好いいな、このふたりは。』なぞと感心してすぐに視線を前方へ
戻す。
ところがそのふたつの影は俺の右横で留まった。
どうやら、暁さんの前を横切ろうと、対向車が走ってくるタイミングを見てるのだろ
うか?と、俺も自分の走り出すタイミングが気にかかり、信号や対向車線に視線を走
らす。
で、おーい、今なら渡れるぞ。と思った時、自然に目線が彼女らへ向いた。

『っ!!(焦)』

ふたりは明らかに暁さんを見て何かを話していた。
何語だか分からんが、何か好意的に感想を言い合ってる風ではある。
その時だ。
訝しげに見る俺に気づいた雪豹さんが『ニッ』と笑って右手を軽く振った。
例えれば『チャオ〜』みたいに指先をヒラヒラと。
同僚に気づいた黒豹さんもそれに続いて左手で『チャオ〜』。

もう衝撃です。綺麗な外人さんはみんな女優に見える俺ですから、キャメロン・ディ
アスとハル・ベリーが俺に手を振ってるようなもんっす。

俺、生まれてはじめて外人さんに手を振りました。

これは日本男児として恥ずべき行為でしょうか?
ハラキリとかカミカゼとかをお見せしなくてよかったのでしょうか?
やっぱり英語くらいは話せるようにならんといかんなーと初めて思った,そんな澄み
切った空気もピンクがかるような夜でした。

暁さんと女豹さん達、フェロモン合戦の勝敗は?だって?
そりゃ決まってるさね。
………。


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