獅々丸の雑記帳
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『ん?』 前のロドからスキール音が聞こえた気がした。 飛ばしてはいた。 が、それは破綻するほどの速度ではなかった。 トンネルを抜けた右カーブ。 「まさか、滑ってる?」 私は前のロドより飛ばしていた。 コーナーを楽しむために直線で少し離れては、自分の楽しいリズムで暁を操っていた。 トンネル内が濡れていた為、水ハネを嫌った私は前車との距離を今まで以上に開けていた。 当然そのコーナーへはより元気に飛び込んだ。 ドンッとブレーキを踏んでクイっとステアリングを切れば、次のコーナーへ向かえるはず! ……だった。(汗)
『!!!っ?』 クリップを取りに行ったつもりがリアが派手に流れた。 後で1台後ろが「大丈夫でした?あのまま土手を駆け上って行くのかと思いましたよ。(笑)」って 言ってきたので、相当流れたんだろう。(笑) ところが、それでもこのクルマはカウンタを当てる……いや、もっと簡単に、ステアリングを進みた い方向へ向けてアクセルを少し抜くだけで、いとも容易く軌道の修正を終える。 若干上り勾配だったのも大いに助かった。
『ヒヒッ。』 ひきつった笑いを頬に貼り付けたまま戻したアクセルを再度踏み込む。 タンっと暁さんは大地を蹴る。イメージは鹿とかインパラとかだな。 軽やかに跳ねたインパラは次の一蹴りで左へ消えた。
先頭はスライド。次は何事もなく。その次が私の前車。私の後ろは普通に。シンガリはスライド。 と言うことで、あのコーナーで滑らなかったヤツは突っ込みが足りんっ!に決定!!
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