獅々丸の雑記帳
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2003年04月28日(月) 春の夜の夢

携帯が鳴った。
表示は見覚えのない携帯番号だった。
「もしもし?」
「あ、○○さん?あたし、Nだけどわかる?」
それは以前勤めていた会社の同僚からでした。結婚して苗字が変わったはずだが、
分かりやすいようにだろうか、彼女は旧姓で名乗った。
ストレートの長い茶髪、決して美人さんじゃないけどエキゾチックな顔立ちの元気の
良い娘でした。
「おー、久しぶりだな。どうした?」
「うん、実はGさんが死んだの、知ってる?」それはふたりの“恩師”の死を告げる内
容でした。
「そうか、残念だな・・・・」言葉を失う私。
その後、Gさんについての思い出話に花が咲き・・・・
「ねぇ、久しぶりに会わない?」思いがけない彼女の申し出だった。
しばし逡巡、しかし懐かしさが勝った。
「いいよ。会おうや。セッティングは任せるよ、いつにする?」
「○△□!!?」
「ん?なに?」
「有休使う?かどうかな〜って。」彼女の声は少し弾んでいるようだった。
「そうだな、よし使おう。有休取って会おうや。」
「来週の木曜とかでもいい?」
「おぅ構わないよ、決まったら連絡くれりゃすぐに俺も休み取るから。」
「うん、わかった。それじゃぁまたねー!!」
と明るい声で約束を交わすと電話は切れた。

と、そこで目が覚めた。
あまりにリアルな感覚に枕元の携帯の着信履歴を確認する。
もちろんあの娘からのコールなど無かった。
どうやら私はあの娘が好きだったらしい。
今頃気づいても遅いっつーの。(寂笑)
ちなみに亡くなった“恩師”は当時彼女の部署にいた上司でした。
もちろん現在も健在だと思いますよ。確認した訳じゃないですが。(笑)


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