過去日記倉庫(仮名)
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フリフリおれ的わたし的ベスト2007はこちらより


2008年03月30日(日) 日曜日 / YouTubeしおりなど



3月でした。今月のYouTubeしおり。先日来日したハンベニンク(ds) vs灰野敬二(perc)セッションがすぐにupされてました。これはいい音がする鉦(かね)だなあと思ったけど、楽器じゃないですよね。車のホイールっぽいような。鍋の蓋ではないな、もっと重いやつ…その後で持ち替えた、さらに魅惑的な音のするチャイムはヒーリンググッズで似たようなのを見たことある。

でもこの音は叩き方だよね、楽器に当てるばちの選び方とか、その後楽器を振って余韻までコントロールしている所とかうまいと思った。PT2のタンバリンの演奏もだけど、単に衝動的にアバレているのではなく(笑)、全身を使って楽器がまるで生きているかのような動きをつけて、ダイナミックで有機的な発音が可能になっているんだと思う。会場の床が石というのもいいですね。grooveみたいだぞ(笑)。昔シンバルをじかに置いて演奏とかしてたけど、またやってみようかな。さすがに自分で転げ回ったりとかはないけど、もっと床を使うというのはやってもいいかもしれない。

またZack Fullerという踊りの方とのセッションも発見。99年の公演。教会だけあって、音の響き方がすごいですね。この方は明らかに舞踏で、中谷達也さんが一緒にやってるんですね。野外ロケされたビデオには灰野敬二さんのクレジットも見える。踊りはどうかなあって感じだけど音楽はとてもいいと思う。Soldierという作品は中谷さんの音はよく聞こえないけど(弓奏してる?か演奏してないかも)、踊りがなんかおもしろい。見ていると、日本の舞踏と、昔の無声映画の俳優の大げさな動きを混ぜているのかなと思った。しかし外国人で舞踏やってる方っているんだなあ。見てると四股踏み(というか重心の低い動き)とか日本人臭さっていうのはやっぱりないんだけど。



こっちはうってかわって、騒音(笑)。うってかわってるのかとつっこまれそうですが。どこかで紹介されてたのを見てびびりました。うるさくて全部見て(聴いて)ません。関連映像でバラでどんな音がするかとかのデモも見れます。この作者の方のサイトではいろんな子供用楽器を改造したものを紹介しています。日本語でどう呼ばれているのかは知らないのですが、英語でcircuit bendingと(参照←ここのブログ*UNTITLED Logs... 0.5では解説映像?ものっていておもしろかったです)いう趣味のひとつになっているそうです。まああるかもなあって感じだけど、ピカチュウはすごいよね。なんかもう地獄絵というか。

でもさすがに自分でやってみようとかは思わないなあ。機械音痴っていうのはあるけど、この音が好きじゃない。たぶん音(楽)に関して自分は保守的なんだと思う。またこのcircuit bendingには従来の音楽に対する破壊という行為も内包されていて、そこに刺激されてるんだと思う。私はフリーとかノイズを愛好すると言いながらも(笑)、このノイズには相容れない部分があるんだよね。それとも音色次第なのかな?ちょっと考えてみたい。


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