過去日記倉庫(仮名)
もくじ|もどる|すすむ
フリフリのおれ的わたし的ベスト2007はこちらより
| 2007年07月05日(木) |
山内桂ソロ、山内+NID-NEIセッション at groove(メモ) |
grooveのライブに行きました。仕事があって、その日のうちにすませる用事もあったので居る時間がすごい短くて残念でした。最初のニドネのライブは見れず、山内桂さんのソロも2曲?しか聴いておりません。しかも見てるとずっと一つの音を伸ばして息をして伸ばしてというものと、salmosaxのテーマということですごいミニマルな感じでした。
それでも見ると初めて知ることもあり、例えば山内さんは吹く時にかなり大きく体を動かしていて、それは音源を聴いている分にはわからないことなのでとてもおもしろかったです。先日見たミッシェル・ドネダも楽器の向きを変えたり(大きく回すような感じ)歩いて移動しながら吹いたりしていたのですが、それは多分に音響を意識しながらやっていることなんだけど、山内さんの場合はもっと内在的というか、身体の求めに応じて動いてるんだというような話をお聞きしました。
salmosaxのテーマなんか、ひとつのフレーズで決まったような動き(腰を折り曲げて膝も曲げて軽くしゃがみ、ゆっくり元に戻る)をされているので、振り付けというか(笑)それも含めてのテーマなのかしらと思ったのですが、そうでもなくその場の感覚に合わせて動いているとのことでした。見てると歪みなくゆったりした動きです。アルトを持つときもまん前にまっすぐ構えるタイプで、斜めにひねったりすることはない。(サックスだとそういう斜に構える方がかっこよく見えたりしますよね)そういう体の動かし方にも気を使ったり好みとかあるのかなあ。その辺も気になる所です。今度またうかがってみたいと思います。
ソロの終演後、あいさつをしていろいろお話をうかがっているうちにセッションの時間がやってきました(笑)。NID-NEIは香取光一郎(足踏みオルガン)さん、亀島良泉(グンデルガムラン)さん、がちゃぴん(double-bass)さんのトリオ。ものすごい弱音で居眠り上等だそうです(笑)。香取さんの足踏みオルガンは拾い物の国産年代物なのですが、とても音がいいと思います。グンデルガムランはもともと二人一組で演奏されるみたいですが、ここでは亀島さんお一人で、ビブラフォンみたいな感じにも聴こえます。低い音がいいよなあ。
セッションは距離感遠目でゆったり進む演奏。派手派手しい展開はなく、むしろ遠目にぽつぽついる存在の輪郭が滲み出し、見分けがつかなくなっていくような、癒されながらもちょっとコワい感覚もふっと湧き上がってきます。弱い音だとそれぞれの音色も似てくるんですよね、それで溶け合うような感じ。香取さんと山内さんがリードして、打楽器の亀島さんは本当に控えめに現れ、ふと消えてゆく。がちゃぴんさんの弦はそれとも違う次元にいるような音使いですね。レイヤーで重ねてるような感じで。山内さんがふと低音でリズム刻み出す所がおもしろかった。それでそこに突入することもなく散漫に漂ってしまうんだけど。
私は終始ガムランに注目。音が好き…あと打楽器だとリズム刻む時にどこで始まってどこで終わるかがとても大事なので勉強になりました。って言ってもセンスなんだけどね。違和感なくふと終わるのって難しいと思うけどなあ。あれはどうやってるんだろう。あとリズムの他に音程があるのでそれを合わせないといけないのが難しいと思う。弓弾きする場面があったんだけど、あのキーじゃないといけないんだよね。その選び方がよかった。
|