そこにある時間
「出逢うのが遅すぎた」
絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。
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やっぱり疲れた顔して到着出口から出てきたとっちゃん。
「重いからはよ荷物持ってくれ」
と私に荷物を手渡した。
かなり重かった。
車に乗り込み、楽しそうにDVDを見始めたとっちゃん。
そして私に向かって
ぶす
と連呼するとっちゃん。
何回も言われるとさすがに凹む。
凹んでると、とっちゃんが
「お前が凹む姿見るのが俺好きやねん。ほら、俺ドSやしな。お前が手首にカミソリの刃をあてるくらいまで凹む姿みたい。それで本気で死んだらバカやけどな」
だって。
私ってなに?
愛されてる訳でもなくて。
ただのとっちゃんの玩具なわけ?
なんて思って少し寂しくなった今日のお迎えだった。
Toっちゃん
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