そこにある時間
「出逢うのが遅すぎた」
絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。
DiaryINDEX|今まで|これから
今日は帰ろうとしたらウクライナのお客さんから電話が何度もかかってきて、なかなか帰れずにいた
。こっちも訛った英語なら、あちらもウクライナ語なまりの英語だから大変だ。
いや、正直私は英語には自信ある。
私に自慢できるものがあるとしたら、
1 とっちゃんへの献身的な愛
2 とっちゃんへのマッサージ
3 英語
である。
3つとも全部とっちゃんに誉められてるもん。
普段ならば、ちゃんと聞ける相手の言葉も、今日はとっちゃんを待たせている…とのもあったし、相手が何を言っているのか解らない事に、正直大人げなくもイライラしてしまった(笑)
(。-дノ【反省】
で。
結局会社を出たのは17:30。
私は急いで急いでとっちゃんが待ってくれているいつもの待ち合わせ場所へ向かった。
18時、なんとか到着しとっちゃんの車に ピアニッシモ、そしてチョコパンを持って乗り込んだ。
待たせちゃったなぁ…
そんな事を思いながらドアを開けたら、とっちゃんは爆睡中だった。
珍しく漫画を読んでいなかった。
私が乗り込むと大きな伸びをしながら、「おはよぅ〜」とかすれ気味の可愛い声で挨拶してくれた。
ようやく一つ、問題が解決したからほっとしたのかな。
ゆみ、頑張ったもん。
とっちゃんはすかさず私の膝上に足をのせ、マッサージをせがんでくれた。
もちろん私はマッサージを施す。
普通の人は気温やなんかで季節の移り変わりをしるけど、私はとっちゃんの足の蒸れ具合で季節を知る。
少しずつ暖かくなってきているらしい(笑)
そしてとっちゃんはいつものように 「ぶす」と呟く。
だんだん、1日一度はこのとっちゃんの台詞を聞かないと落ち着かない体になってきた。
慣れと言うのは本当にこわい(;`・д・`)ウンウン
真実を知らなかったときは「ぶす」って言われて本気でへこんでいたけど、「本当は違うから冗談で言える」と言うとっちゃんの言葉を聞いて以来、ちゃんと冗談として聞けるから笑っていられる。
しかし今日のとっちゃんの機嫌はとてもいいみたいで、さらに「ぶす」の言葉だけで歌を歌い始めた。
その歌は「ヤン坊マー坊」のリズムに乗って「ぶす」と繰り返すもの。
最初は気づかなかったけど、気づいて答えたらとっちゃんはなんだか嬉しそうだった。
途中共通のベトナム人の友達のことをはなしたりしていた。
ベトナム人の友達、アンドレさんはとっちゃんの事が大好き。 あ、男性ですがね(笑)
とっちゃんは男性にもとても好かれる。
アンドレさんは考えた。 一緒に仕事を始めればずっとそばにいれるのでは・・・?と。
だけど、アンドレさんのルーズさにかなり呆れ気味のとっちゃんにその気はゼロ(笑)
今日のとっちゃんは本当に機嫌がよくて、私もすごくうれしかった。
何度も何度も、クシャってした笑顔見せてくれた。
足をマッサージしながら、「連休中一度は遊んでね。競艇も行きたいね」って言ってみた。
そしたら、「競艇は気が向いたらやけど、遊ぶのはいいね、うん、遊ぼう」って言ってくれたから嬉しかった。
少しずつ暗くなってくる外。
時刻は18時半。
お前、俺のん咥えるの好きか? − とっちゃん
うん、私、とっちゃんのん食べるの、舐めるの、吸うの大好き − 私
じゃ・・・ − とっちゃん
とっちゃんは無言で、でも笑顔でジーンズのチャックを下し、私の頭をもっていった。
私は静かに「とっちゃん」を口にふくむ。
汗をかいていた「とっちゃん」を口に含んだ。
だけど、やっぱり私はヘタなのか、とっちゃんを逝かせる事が出来なかった。
「ごめんねぇ」
そう言いながら私はとっちゃんにギュっと抱きついた。
すると、とっちゃんもギュってしてくれた。
ついでにキスしようとしたら、
「今はあかん、絶対今はいやや!!抱きしめるのはいいけど、キスは今はいやや!!」
と「今」をずいぶん強調しながら笑いながら拒否られた。
「今」いやなだけなら、今度はいいのか・・・と思ったりして。
明日とっちゃんは家族みんなで蕨を取りにいくんだって。
晴れてくれればいいなぁ。
そして日曜日は三男坊くんの剣道大会。
4月から塾に行くようになって剣道の練習が週一回になったから、明日勝てるかどうかわからないって言ってったっけ。
今度逢えるのは月曜日。
とっちゃん、私をポイしないでね。
ポーイって、しないでね。
また月曜日、逢えるのが楽しみです。
とっちゃん、大好き。
Toっちゃん
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