そこにある時間
「出逢うのが遅すぎた」
絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。
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今日はみっちり17時まで仕事。
17時になったとたんに仕事場を猛ダッシュで車に乗り込み、とっちゃんが待つ場所へ、いつもの場所へ向かった。
煙草、飲み物、チョコパンは昨日のうちに買っておいたから、後は待ち合わせ場所に向かうだけ・・・・
の筈だったけど、トイレに行きたいから、待ち合わせ場所近所のコンビニに。
そしてトイレを借りたあと、場所に向かった。するととっちゃんの車がすでにとまっていた。
時間は17時40分。
私はとっちゃんの車の窓をノック。
ロックを開けて私を迎え入れてくれた。
明らかに疲れている様子のとっちゃん。
最近の金属や原油価格について話したりしていた。
ふと、とっちゃんの顔を見ると目の下にクマ。
どんなに疲れていても顔にその疲れをださないとっちゃんなのに…と思うと、すかさず私はとっちゃんに足裏のマッサージを申し出た。
とっちゃんは小さく頷き私の膝に両足をのせた。
私は
「とっちゃんの痛み・苦しみ、全部私のところに来い!」
と念じながらマッサージ。
これもいつものこと。
いつもとっちゃんをマッサージするときは、とっちゃんの痛みや苦しみを全部吸い取るつもりで、手の平に念をこめてマッサージ。
とっちゃんを楽にしてあげられる人間の一人でありたいから。
足をだいたい30分程かけてマッサージ、そして今度はうつ伏せになって背中や腰肩をマッサージ。
案の定「ケンビキ」あたりがガッチガチ。
私は中腰の姿勢で狭い車内ながらもがんばってマッサージ。
腰の硬結は減ったけど、肩甲骨や背骨にそって山ほどの硬結ができていた。
一生懸命マッサージしていたらとっちゃんが
「ゆっくりマッサージしてもらいたいからホテル行こか」
って。
私としてもゆっくりじっくりマッサージしたいから「うん!」と言ったものの、時刻を確認するとすでに19時前。
二人とも「あぁ・・・・」と言う声を出して、今日は諦めて狭い車内でマッサージを続行。
だいたい30分くらいマッサージしたのかな?
「煙草吸いたい」
と、とっちゃん。
美味しそうに煙草をふかした後、突然後部座席に移動した。
そしてとっちゃんはジーンズのチャックを静かにおろして顔で私に合図した。
もちろん私も静かに顔をしずめる。
舐めたり、吸ったり、手で・・・。
Toっちゃん
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