そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2008年03月19日(水) 濃い2時間

今日はみっちり17時まで仕事。

17時になったとたんに仕事場を猛ダッシュで車に乗り込み、とっちゃんが待つ場所へ、いつもの場所へ向かった。

煙草、飲み物、チョコパンは昨日のうちに買っておいたから、後は待ち合わせ場所に向かうだけ・・・・

の筈だったけど、トイレに行きたいから、待ち合わせ場所近所のコンビニに。

そしてトイレを借りたあと、場所に向かった。するととっちゃんの車がすでにとまっていた。


時間は17時40分。

私はとっちゃんの車の窓をノック。

ロックを開けて私を迎え入れてくれた。

明らかに疲れている様子のとっちゃん。

最近の金属や原油価格について話したりしていた。

ふと、とっちゃんの顔を見ると目の下にクマ。

どんなに疲れていても顔にその疲れをださないとっちゃんなのに…と思うと、すかさず私はとっちゃんに足裏のマッサージを申し出た。

とっちゃんは小さく頷き私の膝に両足をのせた。

私は

「とっちゃんの痛み・苦しみ、全部私のところに来い!」

と念じながらマッサージ。

これもいつものこと。

いつもとっちゃんをマッサージするときは、とっちゃんの痛みや苦しみを全部吸い取るつもりで、手の平に念をこめてマッサージ。

とっちゃんを楽にしてあげられる人間の一人でありたいから。


足をだいたい30分程かけてマッサージ、そして今度はうつ伏せになって背中や腰肩をマッサージ。

案の定「ケンビキ」あたりがガッチガチ。

私は中腰の姿勢で狭い車内ながらもがんばってマッサージ。

腰の硬結は減ったけど、肩甲骨や背骨にそって山ほどの硬結ができていた。

一生懸命マッサージしていたらとっちゃんが


「ゆっくりマッサージしてもらいたいからホテル行こか」


って。

私としてもゆっくりじっくりマッサージしたいから「うん!」と言ったものの、時刻を確認するとすでに19時前。

二人とも「あぁ・・・・」と言う声を出して、今日は諦めて狭い車内でマッサージを続行。


だいたい30分くらいマッサージしたのかな?


「煙草吸いたい」


と、とっちゃん。

美味しそうに煙草をふかした後、突然後部座席に移動した。

そしてとっちゃんはジーンズのチャックを静かにおろして顔で私に合図した。


もちろん私も静かに顔をしずめる。

舐めたり、吸ったり、手で・・・。










もちろんボールも舌で舐めたりしていると、とっちゃんはジーンズを完全に下までおろした。

そして私がさっきお願いした事が聞き入れられた。


私は体を斜めにし、左手で体を支えそして愛撫した。

その間、とっちゃんは私の腕をずっと掴んでいた。

ぎゅっと・・・。


そして今度は私の体を起こして、胸を舐めるように小声で私に言った。

まずは左、そして今度は右・・・と。


その間、何度も何度もとっちゃんは私の頭を撫でてくれた。

何度も何度も優しく。


と。


後ろに止まっていた車が動き始めたので、私ととっちゃんは平静を装いながら普通の体勢に戻った。



「ヘタ(笑)」


そう言って笑うとっちゃん。

うん、確かにヘタかも。だって逝かせてあげられないから。

でも気持ちよくさせてあげるのは上手かもね、私。


今日のとっちゃんの「ヘタ」の言い方、やさしかった。

今日も、それなりに濃い時間を過ごせたように思う…。







たとえ一緒に、これからの人生を歩むことができなくても

私はとっちゃんが許してくれるなら、私はそばに入れるだけで幸せ。

優しく頭を撫でくれるだけで幸せ。

だから私は明日も、明後日も、これからもずっと笑顔でいられる。

だから、とっちゃんのためなら何でもできる。


とっちゃん、また頭ナデナデしてね。

また笑顔を見せてね。

私はとっちゃん専属のマッサージ師だよ。



とっちゃん、今世でも私を見つけれくれてありがとう。

とっちゃん、出逢ってくれてありがとう。





とっちゃん、ありがとう。


Toっちゃん
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