舌の色はピンク
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2022年10月16日(日) 愚痴、妻友人おまねき、VS個人主義

6時起床。
泣き止まない娘を居間に連れ出し、
数十分抱っこしてあやした。
前と違って、立ちっぱなしてなくてもいいのは楽だ。
一番効果があるのは背中をたたき続けることで、
ただあんまり振動を与えるのもどうかと思われるから加減は難しい。
7時過ぎになって大人しくなってくれたから、
僕も横になって1時間ほどまどろんだ。

保湿と着替えを済ませて9時に妻を起こし、授乳してもらう。
だがあんまり飲まなかったようだ。
休日トーストを食べ、コーンスープを出す。
妻は昨晩から喉が痛んでいるという。
だが熱はないし、ただ喉が痛んでいるだけという印象のようだから、
とくに今日の予定はキャンセルしなくても
まあ大丈夫だろうという判断を下した。

洗濯物を干し、ハニージンジャーを用意して妻にやって、
僕は雑事、妻はゲーム。
やはりゲームやりすぎの感は強い。
ただ今日は、予定時間を超過したものの
それから割と掃除にいそしんではくれた。
もうちょっとガンバレヨと言いたくはなるものの
言ったところで好ましい結果に結びつきはしないから
別の取り組みが必要となる。

男性の育児に際して、
「授乳以外はなんでもできる」
という文言があり、
これはおおよそ正しく、
実際僕はだいたいそうしている。
ほとんどの家事を一手に引き受けている。
負担は多い。
いわゆる名もなき家事というのは目につきにくい分だけ
パートナーには認識すらされていなかったりもする。
いつもではないものの、たまに、
妻は自分にとって負担を分かち合う相手というより
面倒見なければならない相手と思えることがあり、
いっそワンオペ育児の方が楽だとすら見なせてしまう。
何日かはそんな日があったわけだが、
娘一人だけの面倒を見てあとは家事をこなせばいいというのは、
まったくもってラクだ。
ここに妻のご機嫌取りや体調管理、
間食の手配、ちょっとした気遣いの数々などが加わると
ただのワンオペ育児よりもずっと大変となる。
とはいえいつもではない。
当然ながら妻に助けられもするし、
こちらに見えてないだけの妻の助力もあるだろうし、
精神的な支え、安定に結びつくところもあるから、
トータルではやはりパートナーとして
悪くない関係を保っているとは思える。


ああ書くとちょっとすっきりする。
昨日の夜からけっこう黒い気持ちに支配されていたから、
こうして解消するなら悪くない。


昼飯はカツオの刺身と味噌汁、
それに先日お義母さんからいただいた味噌漬けを食べた。
こちらは高野山に旅行しに行った際にもらったものだそうで、
口に合うならと渡してもらったものだが、
発酵の風味がかなり強く、妻にも僕にもあまり合わなかった。
あまりというかかなりか。
もらいものだが、残念ながら食べきることは正直なさそうだ。


食後は掃除を仕上げて客を待った。
妻はヘアアイロンをかけている最中に指にやけどを負ってしまった。
はじめはなんてことないと高をくくっていたようだが、
火傷の程度はすぐには知れないものだ。
冷水で冷やすよう強く勧め、渋々従ってくれていたが、
10分20分と経つにつれ、やはり痛んできたようだった。
それでも軽い方ではある。
水ぶくれにはなっても痕には残らないだろう。

妻の友人二名のうち一名は体調不良で欠席となったが、
残る一人は14時20分ごろに来た。
妊娠中にも来てくれた美人さんで、手足の長さを見ると、
あぁ娘もこんなスタイルになってくれたらとつい思ってしまうのだが、
口に出さなければセクハラでもないだろうし、思うまではOKだろうか。
彼女は狂ったようなハイテンションで娘をあやしてくれた。
あらんかぎりの誉め言葉を放ちまくってくれるから気持ちがいい。
しかし応対していると疲れる。
あくまで妻の客であるし、ところどころは僕は引っ込んでいた。
ひとしきり娘を可愛がってもらってからケーキを出した。
フォレノワール。
仕上げ時にはクリームがぼそついてしまった感があったが
口に含んでみるとそうは感じない。
というかチョコレートが大分強く、
クリームもスポンジもチェリーも負けてしまった。
美味いは美味かったけども。
しかし、ケーキの移動については革命がおこった。
専用の器具…ケーキスライサーよりも、
鉄板焼き用の二枚のヘラを使った方が抜群に安定する。
これには感動した。
今後はこれで決まりだ。

彼女は妻への贈り物に付け爪を持ってきてくれていた。
なんて素敵なプレゼントだろう!
女子同士のお付き合いがなんだかえらいうらやましく思えた。
妻は妻で以前いただいたものの内祝いに香水を贈っていた。
物品を見て、人にあげたことはあったが
自分に使ったことはないとはしゃいでいた。
話を聞くでもなく聞いていると、どうやらこのまま独身のまま、
養子でも引き取って大学卒業まで
金銭面の面倒を見てやるくらいの格好で
社会的責務を果たそうという考えがあるらしい。
この人は美人であるし、やかましくはあるが頭の回転が早く、
会話の幅は豊富で、賢く、愛想も愛嬌もあり、稼ぎもあり、
独身を続けているのはもったいない…と反射的には思えてしまう。
だがそれは現代の個人主義にはそぐわない見方だ。

18時近くなっておいとま。
今日は娘を散歩に連れ出してなかったから、
一緒にバス停まで付き添って別れ、
それから親子三人で周辺を歩いた。
暗いなかをベビーカーで散歩するのはほとんど初めてで新鮮だった。

帰宅後、まず妻が娘を入浴させ、僕は夕飯づくり。
エビチリ。
大量の海老を使って大満足だった。
テレビは録画しておいたブリティッシュベイクオフ。
二期目の最終回。
序盤から中盤にかけての展開からは予想できなかったが、
センスと技術にあふれるホリィさんや
アイデアと経験に満ちたメアリーアンを出し抜いて、
ずっといまいちパッとしてなかったジョーが優勝を果たした。
ジョーさんの実力は視聴者にはいっこうに伝わらないのだが、
味はいいらしい。
全然応援できなかったけど
こうやって優勝して喜んでいる姿を見ると感動はできる。
ホリィさんやメアリーアンはこういう機会なくても輝けるだろうし。
比べるとジョーさんはずっとただただ専業主婦を地道に続けてきた人らしく、
なみいる実力者を凌いでの優勝はドラマチックではある。


食後の授乳で娘は20時を前に寝てしまった。
おかげで僕はのんびりと入浴し、
出てから母に電話をかけ、それからも幾分のんびり過ごせた。
妻は21時までゲームしていたが、
その後は自発的に洗面所周りを掃除していた。
大儀なことだ。エライ。


僕は読書させてもらい、
23時前に授乳、それからミルク。
今回は泣いたりちょっと吐いたりで長引いた。
飲んだ後も寝てくれなくて、妻が僕に代わって
寝かしつけをしてくれた。助かる。
民話を2,3読み聞かせて寝た。


れどれ |MAIL