舌の色はピンク
DiaryINDEX|past|will
| 2022年04月21日(木) |
ワイドショーの文字隠し、もったいない天ぷら屋、トキノ振り返り |
まあまあ晴れ。 朝のワイドショーでオヤーと思ったこと。 ニッポンのワイドショーでありがちな、 でかでかとしたフリップにあらましの図示と 人物の発言などがまとめられてあって 部分部分に貼られているシールを 司会者が剥がしていく、というアレ、 今はそれをフリップじゃなくて 大きめのモニターで映し出しているのに、 擬似的にシールのようなマスキングで文字列を隠しておいて 司会者の進行に従ってパッとそれが消えて文字列が見えるようにする、という…。 多分しばらく前からやってるんだろうけど。 なんかびっくりしてしまった。 アホくさっ1
弁当は昨日の残りをあっためて サラダと鶏むね肉詰めておしまい。
僕は昼を、会社近所の天ぷら屋で食べた。 客はひしめきあっているが会話はない。 男ばかりが集まっている。 店内はカウンター席のみ8席ほど。 カウンター内でせわしく動き回るのは三人。 店主と思しき壮年男性と中年女性二名。 店主が天ぷらをあげ、ご飯をよそい、もりつけ、 配膳までしている。 女性がたは皿洗いと皿出し、会計、注文聞き取りなどをしていた。 僕は700円の天丼を注文。 ここでは天ぷら丼のことで、エビ天丼は1000円の別ものとなる。 果たして天丼は…ちょっと天ぷらが物足りなかった。 小ぶりの海老、小ぶりのキス、小ぶりのイカ、 あとはカボチャと海苔一枚の天ぷら。 この立地で700円なのだから、時勢柄まったく、 これでけちくさいとは言えない。味もいい。 でも海苔一枚の部分にスゴくがっかりしてしまった。 これが750円で、海苔一枚が薄めでもさつまいもやししとう、 いやなんらかの野菜であったなら…と なんだか失望というよりはもったいないような感じがした。 経営上のコストは原材料だけじゃない。 海苔一枚が野菜になれば、 仕入れに付随する諸事情から別のコストがもろもろ上乗せされるし、 なにより下処理にかかる労力的なコストが加わる。 そこに職人の精神が表れると信じたいからこそ、もったいないと思った。
西荻から帰り、八百屋と肉屋に寄ったが タケノコの水煮を買い損ねた。 帰り道の途中にある慣れない八百屋に入ってみると ありのままのタケノコが売っている。 今は旬だ。 だがタケノコをそのものから調理したことはない。 その旨を伝えて店主に調理法を尋ねてみた。 両端を切り落として、皮を剥いて茹でればいいという。 なるほどそれはカンタンだ。 なにもびびることはなかったのだ。 旬だと美味しいですものねえとかるい会話を交わして店を出た。
夕飯は筑前煮。 どんこ椎茸をレンチンして戻し、 鶏肉を炒めて…としているのと並行して、 店主に言われたとおりタケノコを調理しようとしたところで、 剥けども剥けども皮が続く。 はてな、これでは可食部がほとんどないではないか…。 改めてネット上から検索かけてみると、 なるほどなかなかタケノコの下処理は面倒だ。 皮は剥かずに、赤唐辛子を入れたお湯で 1時間以上は煮込んで、それからさらに水に浸して 8時間は置かないと、なかなかえぐみが取れないという。 店主、全然教えてくれてないじゃん! でも今更なのでハンパに皮むかれた状態で煮込んだ。 今夜の筑前煮にはタケノコ無し。 いやヒトカケだけ最後に入れてみた。 なるほどまだ味こそ染みてないが食感は抜群にいい。 筑前煮自体も美味しくできていた。 どんこ椎茸が汁気を吸ってくれて美味しいこと。
食後、妻からトキノの感想を頂戴した。 まず、面白かったの一言を得て安心した。 テンポもよく、なかだるみせず、 またこれまでと比べて読者のことを考えてくれていると、 読みやすさに感心してくれたようだ。 一方で、やはりところどころわかりにくいと。 安和野家の実像がイマイチつかめない。イメージがわかない。 また新興住宅地のイメージが、自分の経験と乖離している。 伊東は安和野とどんな関係にあるのか。 時系列。 スカートの山の意味が浮いている。 あとは、安和野が男たちみんなを標的にしているのに対して、 主人公は「誰がトキノを救うのか」としている。 そこんとこのつながりが弱いんじゃないか、とも。
おおよそ、悩んで悩んで削っていった部分がほとんどだけれど、 その最低限で伝わらなかったならばこちらの力量不足なのだろう。 今更へたに書き足したくもないしな…。 でもちゃんと読み込んでくれてて嬉しかった。
書き足すとしたら大幅に、この本編の15年前にあたる過去編と、 13年後にあたる後日談を形にしてみたくはある。 前者はアジールの楽しかった頃とそれに伴う問題、 あと安和野父の事件の真相。 後者は、トキノがどれだけ男たちから愛され、また大変な目に会いながら育ったか。 この町をどう見ているのか…の話になる。 けど、書かないかな。もうそんな時間がない。
ネット上に投稿して終わりはもったいないから どっかの賞に応募してみたら、と妻はそそのかす。 僕がそれをためらうのは、この作品は小説としての強度が低いと自覚しているからだ。 小説としての体裁を整えるとなると、 もっと人物の変化はあるべきだし、 場面が変わって話をしているだけではストーリーがないし、 描写だって少ない。 いろいろ不都合がある。 賞は「小説」という枠組みから加点減点するから、そぐわない。 そんなようなことを言ってみたが、口にしてみると瑣末だなとも思う。 ちょっと悩ましい。 とりあえず公開は控えることにした。
入浴前、冷やされたタケノコを単品で口にしてみた。 うん、食感は抜群だ…が… これが、えぐみか! 辛いとも苦いともちがう、 口の中にへばりつく不快感… 頬張ってそのまま風呂に入ったから入浴中ずっと味が残っていた。 なるほどこれは侮っちゃならんな。えぐみ恐るべし。
時間あったら求肥のリベンジしようと思ってたけどできなかった。 週末やるか…? 民話読み聞かせて寝た。
|