舌の色はピンク
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2015年03月05日(木) ドラマは日常のなかに 日常はドラマのなかに

今朝道すがら財布を拾うイベントが発生。
財布…というより定期入れ?
小銭や鍵が入ってた。

明らかに駅に向かう道だし定期も入ってるし
ドッキリなんじゃねえのってくらいわかりやすく落ちてたから
まだ落としたてに違いなく
今にも改札あたりから落とし主が引き返してくるものと見越して
目立つよう拾得物を掲げながら駅前交番にゆっくり歩ん



で、い、く、あいだ、
スゲェーこうふんした。
わっかりやすく慌てふためいて路上を血眼んなって
コレ探してる人間が現れると考えたらさ!
小走りでかけよるわけ、で、
ぁ、あの!
っつって。善人らしく低姿勢、
もちろん屈んでいるであろう落とし主の目線に合わせてだ。
そうしてこちらを見やる、
探し物を視認して2人の間に電光石火事情が通じる。
向こうの第一声はありがとうございます!だろうか?
はたまたウオアアアアアアッ!ッッーーー!だろうか?
劇的に見合うだけの気の利いたセリフ用意しとかなきゃな。
怪しまれるような印象もたれちゃいけないぞ。
今日服着てきてたっけ?

など考えてる間に交番に到着して
人情味のない公務に応じ無表情で応じ
早歩きで立ち去り群衆と同化して電車に乗った。


れどれ |MAIL