One And Only
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今日から新年度が始まりました。
最寄りの駅のバス停で、 これから新入社員研修に向かうであろう真新しいスーツを身にまとい、 大きなスーツケースを持った若い人達の集団を見かけました。 学生気分が抜けていないような、 でも、これからの人生に希望に溢れているような若々しい表情を見ていて、 感慨深くなる私も歳を取ってきているからなのだと思うと、 ちょっとだけ寂しくなりました。
由さんが大阪に赴任してから今日から3年目に突入します。
一年目はちょっとしたことがあると、 「付き合い方を考えたい」と言っていた由さんですが、 その後は特に何かを言うこともなく 「私からは逃げませんから安心して下さい。」 とも言われるようになりました。
3年前は、始まって間もない恋愛関係だったから、 遠く離れていくことにどうしようもない寂しさを感じていましたが、 今となってはメールは隔日、電話は数カ月に一回…というメル友に近い存在に感じています。 好きなのか、感情が無くなったのか、自分でもすぐに答えは出ないほど。 付かず離れずの良い状態…とは言えないけど(むしろ離れすぎているから)良い関係でいられていることには確信が持てています。
そんな由さんとの思い出を振り返っていると、 「のぞみはセックスに興味が無いの?」と言われたことを思い出しました。
数カ月ぶりに再会して泊まったホテルでのこと。 腰痛があり今日はセックスできない、と由さんに言われたことがありました。 辛い腰痛があることを知っていたので無理させちゃいけないと思っていたので大人しく寝ようとしていると、「それでいいの?」と由さんが不思議そうにするのです。 「俺は動けないけど、のぞみが上に乗ってくれることはできるんだよ?」と。 あまりに求めようとしない私の態度が不思議だったようです。
セックスに興味が無いのか…自分でもよくわかりません。 実は最近、隆さんとセックスレスに近い状態でもあります。 性欲はあるので隆さんにちょっかいを出すも応じてくれるまではいきません。
誘って応じてくれないことは正直寂しいものでいじけてみますが、でも、応えられてエッチしても、あまり感じません。 行為そのものが早く終わればいいのにとも思うときがあります。
暫くはセックスから遠ざかった生活を送ろうかな、と思う今日この頃。
のぞみ
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