ヒルカニヤの虎



 きみに今度会う日のために僕は

土日、何もしたくなくて全ての約束を反古。
テレビもDVDも本もろくに見ない無為かつ無意な休日をすごす。
2日何もしないと心の鎧がぐだぐだになるよね。
素の人間はひどく脆く弱い。でもそんなの出社すれば否応もない。
あ、そういえばちりとてちん最終回でした。
四男に隠し子!イエス!最後の最後で場外ホームラン。

日曜夜のベースよしもと卒業式を見る。
藤崎マーケットのヤンキー漫画あるある「主人公の起死回生のパンチ」、笑いはしないけどこの一連のネタ好き。しかしコレ客層の大半を占める平成生まれ10代女子に伝わるか?伝わってるか?
クローズ映画化したし、お笑いは元ヤン多いし武智軍団には勢いあると思う。でもいつからか街でヤンキーを見かけなくなった(というかB-BOY系との見分けが...)。ヤンキー漫画も最近出てこない。さびしい限りです。
誰かやってないんだろうか、表象としての「不良」論みたいなの。
不良はアジール(≒異界≒自由領域≒避難場所≒治外法権)の存在であって、ゆえに彼岸の彼らは歌舞く。此岸のわたしはただ見ていたい。

で、ヤンキー漫画不動の第1位は「今日から俺は!」なわけですよ。
限りなく健全なこの漫画、暴走行為も過剰な暴力表現(殺し合い)も酒もタバコもセックス(性欲)もない。ギャグに隠れたテーマは真っ向から信頼と友情と仲間。
なまぬるいし、傑作とか名作っていう括りでもないしね。けど大好きなんだ。
短ランと長ランってバランス的に最強じゃね?
そしてこの漫画の一番好きなところは、強さの無限地獄に陥らないこと。
鍛える→強くなる→勝つ→もっと強い敵登場→鍛える...という少年漫画の息苦しさがない。強くなるし強い敵も出てくる、けど鍛えない。導く師もいない。全然ストイックじゃない。現実はそんなわけないけど、反則だけど、でもその反則技がいいんだよ。
年に一度は貫徹で通読してしまう2X歳おーえるですが、三橋の幼児性と暴力性は年とってからのほうが痛快。
そしてなにより青春群像の終わらせ方が良かった。

金曜は連絡して会って飲む。ムリヤリ終わらせて選ばなかった青春の影と。
もう二度と会うことはないと思ってたと言われた。
うん私もそう思ってた。でもそう思ってたあの頃の私はもういないのだからしかたない。
大嫌いって言うから吸わなかった煙草も今は吸うよ。
我を忘れることも嫌ってたけど、ごめん泥酔もします。これはゆるしてはくれないか。



2008年03月31日(月)
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