diary

2008年10月04日(土) 読書の秋

・・・というわけでもないんだけど
今、読書にはまってる。
東野圭吾。
今度、容疑者Xの献身、映画はじまるけど
私が彼を知ったのはもう数年前。
看護学校に通ってたときに友達から借りたのが
「宿命」だった。
ずっと読まないでいて借りたままになっていて
最近やっとその「宿命」を読んだ。
(あげるよ、って一応言われてたので)

元彼が逮捕されてたときに「手紙」を読んでから
東野圭吾のファンになった。
「手紙」は泣いた。
先月、「変身」を読んだ。
おもしろかったけど、読み終わったあと、すんごくやな気分だった。

先週、「白夜行」を読んだ。
辞書ぐらいの厚さがある文庫本。
先週の日曜日、はまっちゃって一日中読んでた。
(それでやらなきゃいけない用事を何にもしなかった)

読み終わってから、言いようのないもやもやが残って
ほんっとやな気分になった。
でもおもしろかった。
東野圭吾の本って
読み終わってから爽快な気分になることって、ない。
私の選んだ本がたまたまそうなだけかもしれないけど。
ま、そこもおもしろくていい、ってことにしておこうかな。

本当は「容疑者Xの献身」も読みたいんだけど
モノには順番がありまして
これ、ガリレオのシリーズのやつで
まずはガリレオから読まなきゃ、なのよ。
なんとなく。
探偵ガリレオ→予知夢→容疑者X、だから。

でも3冊買うとなると1500円くらいになるんだよね。
一気に読みたいし。
でも本を買うのに1500円ってね・・・。

図書館だ、と思って県立図書館の蔵書をネットで検索したけど
どうやら貸し出し中。そりゃそうだろうね。
考えることはみんな同じ。
高校の図書館に行って読みたいよ。
うちの高校の図書館なら絶対置いてあるし
半日いれば読み終わると思うし。

そういえば、私が本にはまったのは、高校の図書館のせいなんです。
映画の原作の文庫本が置いてあった。
スティーブン・キングのミザリー。
友達を待つあいだに図書館でぱらぱら読んでたらはまって
それからスティーブン・キングをだいぶ読んだ。
その後、映画の原作を中心に小説を読むようになった。

話を戻して・・・(容疑者Xね)
ブックオフに行ったけど、残念ながら古本にはなくて
ヤフオで探すとあるんだけど、みんな考えることは同じのようで
人気だから入札も多い。
新品を買って、汚さないようにていねいに扱って読み終えて
オークションに出す、というのも考えたけど
読み終えてすぐってのは感動もあるせいか
本を手放したくないのよね。
絶対にもう二度と読まない、と確信するまでは
手元においておきたいというか、また読むかもと思うというか。

ちなみに白夜行、文庫本のくせに1000円でした。
本代にいくら使うんだ?と思うほど散財してしまうので
近頃本屋に行くのが怖くなる。
気になる本がたくさんありすぎる。

で、大好きな東野圭吾は「幻夜」っていう
これまた分厚い文庫本を出していて、998円だったかな
それも読みたくて
でも、その内容を理解するには
「風と共に去りぬ」を読まなくちゃいけないらしくて
その「風と共に去りぬ」は文庫本で4冊になっているらしく
あーもう、どんだけ本を買い、読めばいいのよ、ってなって
結局、「閉鎖病棟」っていう東野圭吾とは全然無関係の本を買った。
なんとか賞をとった小説だそうで
本屋で見つけて読んでみたくなって買った。

本って出会いだと思ってる。
世の中にはたーくさんの本があって
読めるのは時間的にも金銭的にも限られているから
そのとき出会わなければ一生読むことのない本ばかり。
一生知ることのなかった何かがあるかもしれない。
人との出会いもそうだけど
人生はそういう偶然の出会いの重なりあいでできてると思うのよ。
すべてがタイミング、というか。
お父さんのことがなければ、この本を手に取ることもなかっただろうし。
「閉鎖病棟」は明日、読む予定です。

東野圭吾の話にまた戻して
今度ドラマになる「流星の〜」も読みたいんだけど
残念ながらまだ文庫化されてない。
あれ、3月に出たみたいだから
文庫化はあと数ヶ月は待たなくちゃかな。
ハードカバーだと持ち歩くのに不便だし
読み終えたあと収納の場所をとるのもやなんだよね。
一番の理由はやっぱり「値段が高いから」、だけど。
amazonで見る限り「流星の〜」はすっごくおもしろいみたい。
早く読みたいなあ。

話は全然変わるけど
シルクドソレイユ、いいらしいですね。
友達がすごく好きなんだそうで
毎回欠かさず見に行っているって話を聞いた。

私、サーカスってどうもダメだったのよね。
小さい頃に映画で見た「ダンボ」のイメージがあって
サーカスって、かわいそうで悲しいってイメージで。
ダンボの話がどんな話だったか忘れたくせに
そういう印象だけは残ってるんだから不思議。

でも、友達が目をきらきらさせて「すごくいいんだよ」って言うから
「どんな風に?」って詳しく話を聞いてみたら
私も見てみたくなった。
話は「とにかくいい」って言うばっかりで
具体的なことは聞けなかったけど
「見ればわかることだしね」と思った。
とにかく感激したんだな、ってことは
その友達の表情から十分伝わった。

人ってコミュニケーションの7割を
言語(ことば)以外のものでしてるって知ってる?
ほんとそうだなと思う。
「すごくいいんだよ」って、目を輝かせた顔、かわいかった。

話は戻して・・・
サーカスのイメージ、今は違うよ。
私はもう子供じゃないから、職業として見れる。
プロとして、というか
エンターテイメントとして。
それに時代背景も違ってると思うし。
昔はサーカスに限らず
女優とか俳優とか歌舞伎とか、そういう演劇や演芸って
軽蔑される仕事だったみたいだけど今は全然違う。
むしろ憧れのような職業になってる。
モノがあふれた現代では、ああいう芸術というか
そういうものって、すごく大事だなと思う。
心が疲れたり病んだりしてるときに芸術に触れると
リフレッシュできたりするし。

昔はそういう芸術を楽しむことって贅沢で
一般庶民にはできないことだっただろうけど
今はすごく身近で、誰でも楽しめるからいいよね。
それでも、テレビではなく、生のそういう舞台を見る機会って
なかなかなかったりするんだけど
せっかくだから、私もなるべくそういう「なま」のものに触れて
心を豊かにしたいなと思います。
本だとどうしても想像力に頼ることしかできないし
その「想像」をよりリアルにするには
やっぱり自分でいろんなことを感じないと、ね。
テレビでもいいし、実体験でもいいし、いろいろ。
いろんなことを感じて、もっと人生を楽しみたい。


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